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2019/11/13
 
 

 11月9日(土)に令和元年度第2回京都サイエンスフェスタが開催されました。本フェスタはスーパーサイエンスネットワーク京都校の生徒約700名が京都工芸繊維大学に集結し、これまで取り組んできた研究の成果をポスターセッション形式で発表しました。

 桃山高校は自然科学科2年生の全生徒とグローバルサイエンス部の代表が18班に分かれて課題研究の発表を行いました。ポスターセッションは発表者と聞き手の距離が近く、質疑応答が活発になり大変盛り上がりました。アジアサイエンスワークショップ in 京都に参加しているシンガポールの高校生によるポスター発表もあり、生徒は英語で熱心にコミュニケーションをとりました。

 ポスターセッション終了後は、アジアサイエンスワークショップ in シンガポールに参加したシンガポールと日本の高校生による英語口頭発表もありました。桃山高校から参加した生徒も英語で立派に発表しました。

 令和2年1月25日(土)には桃山高校SSH課題研究発表会が開催されます。本番に向けてたくさんのアドバイスと知見を得ることができ、とても充実したフェスタになりました。

 
 
2019/11/12
 
 

 11月11日(月)、シンガポールNan Chiau High schoolから生徒26名、教員4名が来校され、1年普通科GPコースの生徒との交流を行いました。ナンチアウ校は、科学教育・英語教育に熱心な学校で、今夏には本校生徒2名がアジアサイエンスワークショップで訪問しました。

 生徒たちは、シンガポール生徒3名、桃高生4名の7名でグループをつくり、桃高生からクイズを出題したり、折り紙で手裏剣や富士山の折り方を教えたり、日本土産のおすすめをプレゼンしたりしました。普段耳慣れているアメリカ英語とは違う発音やアクセントに驚いたり、何度も聞き返されてとまどったりと、序盤は緊張も見られましたが、やはり同年代であるパワーか、徐々に心が触れあい、とても楽しそうに交流する様子が見られました。

 また、交流授業のあと、昼食を一緒に食べながら交流を深めている生徒もいました。

 
 
2019/11/12
 
 

 10月21日(月)に台湾から科学実験高校の生徒16名が来校し、第1学年自然科学科の生徒と交流しました。コミュニケーション英語Ⅰの授業では、本校1年9組の生徒と科学実験高校の生徒がグループを組み、日本の文化や桃山高校について英語でクイズ大会を行いました。そして最後にお互いプレゼントをしあい、英語で積極的に交流をしました。

 次にGSベーシックの授業では、1年8組の生徒と4人グループを組み、ペーパータワーを作成し、どのグループが与えられた紙と道具を使って、最も高いタワーを作れるのか挑戦しました。ジェスチャーも活用しながらコミュニケーションを取り合う中で、徐々にグループが1つの目標に向かって行くチームになっていく姿を見ることができました。どちらの授業でも、生徒が英語をたくさん話し、非常に有意義な交流ができました。

 
 
2019/11/12
 
 

118日(金)の午後、今夏アジアサイエンスワークショップ(ASWS) inシンガポールに参加した2名が、シンガポールから来日した生徒らとともに、京都大学のiCeMS(物質-細胞統合システム拠点)を訪問し、様々な研究テーマについて英語で説明を聞いたり簡単な実習に取り組みました。9日(土)には、京都サイエンスフェスタにおいて、他のASWS参加者とともに課題研究のポスター発表に質問者として参加したほか、研修の集大成としてシンガポールの研修報告を英語で行いました。

 7月末にシンガポールを訪問した際に比べ、英語コミュニケーション能力はもちろん、プレゼン能力、質問する力、異文化理解、科学的な思考力が、向上しており、自信を持って活動に参加している様子でした。

写真:①京大iCeMSで分子の自己組織化について学ぶ田中くん(自然科学科1年) ②サイエンスフェスタでステージ発表する東山くん(普通科2年)

 
 
2019/11/04
 
 

3年生普通科・自然科学科 物理選択者の5講座を対象に 10月15日(火)6,7限、16日(水)2,3限、25日(金)1,2限、29日(火)6,7限、11月1日(金)1,2限、京都教育大学名誉教授の沖花先生にIH調理器のしくみを調べるための実験実習を実施していただきました。プレート上にアルミホイルをドーナツ状にくり抜いたものを置き、スイッチを入れると、アルミホイルが浮きます。なぜ浮いたのかを考えることで、IH調理器の仕組みを予想します。IH調理器のプレート上の各部分の磁場を磁化した釘を使って調べたり、ストローに巻いた豆電球を使って明るくなる場所を探索することによって磁場が変化していることを理解し、IH調理器の構造を考えます。生徒達はとても興味持って実験に取り組んでいました。

 
 
2019/10/29
 
 

 10月29日(火)に、1年普通科GPコースの生徒が、大阪市立大学を訪問しました。本校普通科では、大学で実際に行われている講義・授業等を身近に体験することで、大学に対する理解を深め、進学意欲や今後の学習意欲を高めることを目的に、毎年この時期に、大学を訪問しています。

 当日は、あいにくの雨でしたが、大阪市立大学の広いキャンパスを自由に見学させていただきました。来年で創立140年を迎える歴史や、公立大学としては珍しい8学部11研究科の多彩な学問分野や、少人数教育など、大阪市立大学の学校概要を教えていただいたあと、大学生も利用する学食で、キャンパスランチを楽しみました。最後に、経済学研究科の松本淳准教授から、『日本の過疎地域は消滅するしかないのか』と題して、経済学部1回生に向けた講義と同内容の講義をしていただきました。講義のサブタイトルは、『自分の頭で考える』。「変化の多い時代に、「常識」を疑い、短所を長所に変える、人とは違う新しい発想ができるように、高校時代から学び、大学に進んでほしい」との情熱的なメッセージをいただきました。

 普段の高校生活から一歩離れ、それぞれが自分の進路を考えるよい機会となりました。

 
 
2019/10/25
 
 

 10月18日(金)の4限と6限に、自然科学科3年生 生物選択者を対象に、京都教育大学名誉教授 梁川正先生による高大連携授業「簡易組織培養」がおこなわれました。通常、オートクレーブやクリーンベンチといった大がかりな設備が必要な組織の無菌培養を、非常に手軽な方法で実習させていただきました。4限目は、梁川正先生による実験説明と植物組織を植え付ける寒天培地の作成をおこないました。寒天が固まる時間を空けて、6限目にはセイロンベンケイソウとシンビジウムPBL塊の植え付けをおこないました。植え付けた培地は各自持ち帰り、その経過を観察します。1週間後にカビが生えなければ無菌操作は成功ということです。うまく組織培養ができたのか、結果が楽しみです。
 準備から片付けまで、1日がかりになりましたが、梁川正先生にはとても熱心にご指導いただきました。ありがとうございました。

 
 
2019/10/02
 
 

 9月24日(火)理系の1,2組、9月27日(金)に理系の3,4,5組、9月30日(月)に文系の6,7組を対象に、普通科GS課題研究の経過報告会を実施しました。

 普通科GS課題研究の2ndステージは1stステージ終了後の6月から開始しています。生徒は希望する研究テーマごとに大きなグループに分かれた後、さらに担当の先生と相談しながら研究課題を検討します。最終的には研究課題ごとに少人数の班に分かれて研究を行います。今年は延べ29名の教員と共に、生徒約280名が63班に分かれて課題研究に取り組んでいます。研究テーマは理数系分野だけでなく、人文科学,社会科学,芸術学,スポーツ科学など様々な分野が対象になっています。いずれのテーマも調べてまとめるだけでなく、調べた内容から自分たちなりの仮説を立て、客観的に検証するという科学的なアプローチを用いた探究活動を行っています。

 経過報告会は課題研究の進捗状況を発表することで、なるべく多くの人から意見をもらうことで後半の課題研究を加速するために実施しています。報告会はポスターセッション形式で実施し、あちこちで熱心な議論や発表に対する拍手がおこるなど大いに盛り上がりました。

 1月末にはいよいよ全班による成果発表会が行われます。さらに、2月7日(金)には代表班による普通科GS課題研究発表会を予定しています。今年はどんな研究成果が得られるかとても楽しみです。

 
 
2019/09/30
 
 

9月29日(日)、第7回宇宙エレベーターロボット競技会 (関西オープン)が高槻高等学校で開催され、2年生自然科学科5名が参加し、リージョナル部門で第2位の成績を上げることができました。ミッションは制限時間5分間に宇宙ステーションに数多くのピン球を運ぶことで、運ぶエレベーターは5分後には元の位置(地上)に戻っておく必要があります。取り組み期間が短いなか、生徒はよく頑張ったと思います。今後も応援よろしくお願いします。

 
 
2019/09/28
 
 

 9月16日(月)に、滋賀大学教育学部教授石川俊之先生の指導の下、生徒17名が参加したSSH事業「琵琶湖湖上実習」が行われました。
 午前は、実習船にて琵琶湖湖南と湖北の水質データやプランクトン、湖底の泥の採取や透明度の調査等をさせていただき、午後は採集したプランクトンの観察やデータ解析、琵琶湖の環境に関する御講演をしていただきました。
 フィールドに出て実際に調査をする機会はなかなかありませんので、生徒たちにとって非常に良い経験になりました。
 石川先生をはじめ、お手伝いいただいたTAの方々に厚く御礼申し上げます。

 
 
 

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