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2017/08/07
 
 

 8月3日(木)に希望者を対象に、SSH講座「水を探る」を実施しました。

講師は京都工芸繊維大学大学院准教授 竹内信行 先生です。

 本講座は琵琶湖から流れ出る瀬田川・宇治川・淀川の水質を調べる取り組みです。平成15年から継続して実施しており、蓄積された水質データは淀川水系の水質変化を示す大変貴重なデータとなっています。

 参加者は朝8:30に桃山高校からバスで出発し、琵琶湖側の上流から南郷洗堰~立木観音下~天ヶ瀬ダム~宇治橋の4カ所で水を採取しました。採水した水はその場で簡易的な水質測定を行った後、詳細な水質を調べるために桃山高校へ持ち帰りました。午後は桃山高校で分光光度計や滴定法を用いてCOD(化学的酸素要求量)・残留塩素・硬度・リン酸・鉄などを測定しました。内容は少し難しかったかもしれませんが、ティーチングアシスタントとして来て頂いた大学院生の方々から丁寧に説明して頂き、生徒達は一生懸命に水質の測定に取り組んでいました。高校の授業で学んだ内容が環境保全に役立っているということを実感できる取り組みとなりました。

 
 
 

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