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2021/06/15

 6月某日の4時間目、1年2組の教室ではGS自然科学の授業が行われていました。地学に物理・生物等を融合した桃山高校オリジナルの科目なのですが、この珍しい授業に興味があったのか、いきなり授業参観に来られたお客さまが……。



 少し驚きましたが、普段間近で見ることのできない可愛らしい姿に生徒も教員もほっこり。とはいえ野生動物ですし、鳥が苦手な生徒もいるでしょう。教員の機転の利いた作戦により、すぐさま教室から追い出……お帰りいただくことができました。お客さまには申し訳ありませんが、次にお越しになる際はベランダからの観覧でご勘弁ください。

 
 
 
 
2021/06/09

 6月9日(水)、LHRの時間に1年生に向けた系・科目登録説明会を実施しました。桃山高校では、普通科の生徒が2年次より「文系」「理系」の2つのに分かれます。また普通科理系および自然科学科の生徒は2年次より「物理基礎・物理(GS物理)」「生物基礎・生物(GS生物)」のどちらかの科目を選択して学習します。


 系・科目の選択は、大学への進学や将来の職業選択に関わる重要な選択です。桃山高校ではそれぞれの系・科目の特性などについてしっかり説明を行った上で、生徒の主体的な選択を応援しています。

 
 
2021/06/03
 
 

 6月3日(木)に球技大会を開催しました。桃山高校ではクラスの親睦を深め、クラス間の交流を図るとともに、生涯にわたってスポーツを楽しめる能力や態度を養う目的で、毎年球技大会を開催しています。

 本年度はコロナ禍のため、健康チェック、マスクの着用、換気や消毒の徹底、生徒間の距離を確保するなど、十分な感染対策を行った上で実施しました。

 今年度の球技大会は、1・2年生がバレーボールとボッチャの2種目、3年生がソフトボールとバレーボールとボッチャの3種目に分かれて競い合いました。


 ちなみにボッチャは重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。桃山高校ではオリンピック・パラリンピック教育推進事業の一環として、体育の授業などでボッチャを行ってきました(詳しくはコチラ)。

 
 
2021/06/02

 6月2日(水)、LHRの時間に2年生科目登録説明会を実施しました。本校では生徒一人一人が希望する進路に合わせて科目や単位数の組み合わせを選択することができます。


 生徒は自身の進路について考えながら、真剣な眼差しで説明を聞いていました。

 
 
2021/05/28
 
 

緊急事態宣言などのため、4月中旬から山に入っての登山の練習はまったくできませんでした。

それでも、部員たちは校内での練習中、こう口ずさんでいました。

桃山の意地を見せるでやんす。 テントを立てて、天気図書いて。 勝つためにはど根性でやんす。きびしいでやんす。

顧問はそれに答えます。

君たちは古風なんでやんすね~。

部員たちはがんばりました。そして、男子は桃山B1位、桃山A2位、女子は桃山1位という結果になりました。その結果、8月19日から福井県勝山市で実施される全国インターハイに男女でアベック出場することになりました。男子は5年連続出場です。女子は初出場です。

大会が終わり、3年生の多くは引退です。最後に1年生2年生に報告と挨拶をしました。

 
 
2021/05/27
 
 

 早いもので1学期中間考査も4日目を迎え、先ほどようやく全ての考査が終了しました。生徒のみなさん、おつかれさまでした。

 

 1年生にとっては初めてとなる”高校の定期考査”でしたが、手応えはどうですか?普段の勉強の成果は発揮できましたか?”中学校の定期考査”より難易度は上がり科目数も増え、おそらく苦労した人が多いことでしょう。大切なのは「この勉強方法は効率が悪かったな……」「こうやって勉強すれば高校の授業にもついていけそう!」などの気付きを今後の勉強に活かすことです。自ら高校での「学び」を設計し実践できる主体的学習者を目指して、明日からの授業に臨んでくださいね。

 
 
2021/05/19
 
 

 本日、2年生の看護系進学希望者を対象としたガイダンスを開催しました。桃山高校では毎年多くの生徒が看護師等を志し看護系に進学しています。


 看護師・保健師・助産師とはどのような仕事なのか、どのような適性が求められるのか、どのような学校に進学すればいいのか、などの概要について本校教員が説明を行いました。ガイダンスには27名もの生徒が参加し、将来の自分の姿を想像しながら真剣な眼差しで説明を聞いていました。

 
 
2021/04/28
 
 

4月28日(水)LHRの時間に、クラス対抗クイズ大会を実施しました。

クラス全員で考えた問題の中から各クラス3問を厳選し、ホームルーム運営委員が読み上げる映像を流しました。班ごとに解答を行い、全部の班の総得点をクラスの得点として競います。担任団からの出題9問を合わせた全36問。さまざまなジャンルの問題で盛り上がるとともに、桃山高校に関する問題も出題され、仲間との交流を楽しみながら、桃山高校のことを知っていく、充実した時間を過ごすことができました。

遠足が延期となったことから、今回のクイズ大会を企画することとなりました。今回の取り組みで培ったクラスの団結力を次の球技大会へとつなげていくことでしょう。

 
 
2021/04/09
 
 

4月9日(金)本校体育館で令和3年度入学式が実施されました。新入生360名が入場、入学が許可され、厳粛に式が挙行されました。


式辞

 満開の桜もあっという間に盛りを過ぎ、早くも新緑の若葉が来年の準備を始め出す季節となりました。今日のこの佳き日に、京都府立桃山高等学校、令和三年度、入学式を挙行できますことは、誠に光栄に存じます。
今年度も引き続き、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、御来賓の御出席は御遠慮願い、形態や時間・参列者数も制限する形で入学式を実施することとなりました。関係の皆さま方の期待に応えることができず、大変御迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
 さて、ただ今、入学を許可しました360名の新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。皆さんの入学を心より歓迎いたします。そして、今日まで、お子様の成長を見守ってこられました保護者の皆様にも、心からのお祝いを申し上げます。
 本校は、大正七年創立の、京都府立桃山高等女学校、大正十年創立の、京都府立桃山中学校を前身とし、昭和二十三年十月に、学制改革により、京都府立桃山高等学校となった、今年で百三年という長い歴史を有する伝統校です。本校の校訓は、「自主自立」「文武両道」です。自ら考え、判断し、行動できる生徒、そして、学業と、部活動や様々な学校行事への取り組みを、高い次元で、両立できる生徒に育ってほしいと願っています。これから、桃山高校で学ぶ新入生の皆さんにも、良き伝統を大切にしながら、新たな歴史創造の担い手として、自覚と誇りをもって、努力してくれることを期待します。
 さて、一年以上経過してもなお出口の見えないコロナ禍の情勢が今も続いています。昨年の今頃、府内の公立学校が二カ月近くもすべて学校をストップするという未曽有の事態で新年度がスタートしたことは忘れもしない事実です。その後も感染状況は収束と増加の一進一退を繰り返し、正直いつまでこれが続くのかと不安や焦りを感じてしまいます。しかし、私たち学校関係者がこの一年の経験で感じたことは、二度と学校の学びを止めたくないという強い思いです。未来の日本を担う若者たちが、自分自身を確立し、共に互いを高め合う場として教育の機会を提供し続けることが、学校としての責任であり、使命であると痛感しています。桃山高校では、衛生管理と学びの保障を両立させるための努力と工夫を続けてまいります。そして、桃山高校に集う一人一人が、自覚ある行動によって、楽しく充実した高校生活を創り上げていってほしいと切に願っています。新入生のみなさん、共に頑張っていきましょう。

 今日は入学式というお祝いの場ではありますが、みなさんに是非お知らせしておかなければならないことがあります。それは校舎の改修工事についてです。本校の校舎は歴史も古く、老朽化が進んでいたところですが、ようやく念願が叶い、今年度から改修工事に着手していただけることになりました。建物の基礎は変えずに、主に床や壁面などの内装を新しくしてもらうという工事内容で、本校は他校に比べても傷みが激しいため、1号館・2号館・4号館に体育館も加えての総合的改修を行うことになりました。予定通り進んでも7~8年はかかる長期工事となる関係から、はじめに仮設校舎を建設しての大がかりなものとなります。あくまで予定ではありますが、今年度(令和3年度)は仮設校舎建設予定のグランド北東部分を中心としたエリアの埋蔵文化財調査工事を1年かけて行います。途中2号館のトイレ改修も先回って行われる予定です。次年度(令和4年度)は2学期終了までに仮設校舎の建設を終え、うまくいけば冬期休業期間中に1号館から仮設校舎への引越しを行い、早ければ3学期から1号館の全面改修工事に入るというのが第1期工事の概要です。その後の第2期、第3期工事はこれから計画されますが、2号館・4号館・体育館工事へと順々に行われる予定です。きれいな校舎に生まれ変わるためとはいえ、工事が長期間に及びます。工事期間中はできる限り教育活動に大きな支障をきたすことがないよう、様々に配慮しながら進める予定ではありますが、今年度でいえばグランドの使用制限や工事車両の出入り、音の問題など生徒のみなさんにはいろいろな点で不便や迷惑をかけることにもなりますが、どうか御理解・御協力をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 今日から高校生活の第一歩を踏み出される新入生の皆さんに、期待と激励の気持ちを込めて一つだけメッセージを送ります。
「将来の夢に向かってたくさん勉強して教養を身につけたい」とか「中学校から続けてきた部活動に励み、更なる高みを目指したい」とか「たくさんの友達を作り学校行事を盛り上げたい」など、高校生活を目前に控えた今の想いがそれぞれにあると思います。この、今感じている「期待感」を大切にして、どうか忘れずに心に刻み込んでおいてほしいということです。できれば何かに記して掲げておくとよいかもしれません。もちろん、一方ではこれから始まる学校生活への不安の気持ちもあるでしょう。不安感は一日でも早く解消するに越したことはありませんが、学校生活になじみ、友達をつくり、先生にもたくさん相談するうちに、必ず、少しずつ解消していきますので安心してください。しかし、残念なことに消えてほしくない「期待感」も同時に少しずつ薄れてしまいがちです。今日の「期待感」は皆さんの三年間を支える大切な心の支えとなりますので、節目節目で思い出し、自らを鼓舞できるよう心に刻み込んでください。大切に内面にしまい込まれた「期待感」が、何かのきっかけで大きな化学反応を起こし、皆さんの人生を大きく変化させる起爆剤となるかもしれません。夢や希望や期待というのは私たちの日々の生活を前向きに、意欲的にしてくれるエネルギーの源です。高校は大学進学までの通過点などとドライに考えず、今の期待感を楽しさに変化させて、高校三年間をぜひとも充実させてください。新入生の皆さんが、自らの人格を完成するという大きな目標のもとで、社会の変化に主体的に対応できる能力の基礎を培い、自ら学ぶ意欲と主体的な学習の仕方を身に付けてほしいと願っています。
 最後になりましたが、保護者の皆様、本日から皆様方の大切なお子様方をお預かりするわけですが、教職員一同、生徒諸君が自信と誇りを持って学べる学校作りに邁進する所存でございます。新入生の皆さんは、この青年期の多感な時期に、本校で自立の道を歩むわけですが、教育は学校だけでできるものではありません。御家庭がなすべきことは、それぞれの御家庭でしっかりその方針を貫いていただくとともに、本校の教育方針を御理解くださいまして子どもたちの将来を豊かにするために、緊密な連携と御協力をお願い申し上げます。
 改めまして本日御列席の皆様には、本校教育の発展のため、今後とも変わらぬお力添え賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。

 令和三年四月九日
     京都府立桃山高等学校
     校 長 増 田  恒

 
 
 

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