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2018/03/01
 
 

 3月1日に平成29年度の第70回卒業証書授与式が挙行され、356名が巣立っていきました。

校長式辞の一部を紹介します。

 

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

皆さんは、桃山高校の敷地内に「知と感性のバランス」の碑があるのをご存知でしょうか。その碑は、新制高校として、創立50周年に、第13期卒業生の、佐野賢氏の製作により、設置されたものです。

今、国においては、複雑で予測困難なこの時代に、教育の方向性について次のようなことが言われています。

 

「人工知能がいかに進化しようとも、それが行っているのは、与えられた目的の中での処理である。一方で人間は、感性を豊かに働かせながら、どのように社会や人生を、よりよいものにしていくかという目的を、自ら考え出すことができる。そして、多様な他者と協働しながら、目的に応じた「納得解」を、見いだしたりすることができる。」と言っています。

 

子どもたちの、未来に向けたこの指摘は、まさしく、「知と感性のバランス 」の碑に込められた、強い思いと、軌を一にするものだと思います。

皆さんも、この三年間、広い視野と自己の確立を求め、高大連携による講演やセミナー、一致協力して創り上げた文化祭、苦楽をともにした部活動など、様々な活動を経験し、多くのことを作り上げてきました。

そこで発揮した皆さんの力と汗は、たくましい心とエネルギーにあふれた人間力として、これからの人生に必ず生かされるものと確信しています。まさしく、「知と感性のバランス」を備えた、人間として大いなる成長をとげてくれたと思います。

 

覚えているでしょうか。 始業式や終業式、様々な行事で皆さんに話しをしてきたことを。

 

「高い目標に向けて挑戦し続けてほしい」

「豊かな人間関係を作っていくためにも、挨拶ができるようになってほしい」

「誠実、慎重、そしてイノベーション。これが、新しいステージに上がるためのキーワード」

 

 いろいろ話しをしましたが、最後にはやはり、次の言葉を贈りたいと思います。

卒業生の皆さん、皆さんには是非、桃山高校の卒業生として、「矜持」を持って、これからの人生を、歩んでいってください。この桃山高校で送った3年間に、自信と誇りを持って、皆さんの夢の実現に向けて、歩んでいってください。皆さんにはそれができます。誇り高き皆さんだからこそ、それができると信じています。

 

 それでは、卒業生の皆さんが、桃山高校の生徒であったことを誇りとし、それぞれの目標に向かって精進、努力され、やがて花を咲かせ、実を結ぶことをこころより念願しています。

 

 卒業生の皆さんの前途に、幸、多かれ!

 平成三十年三月一日

  京都府立桃山高等学校 校長 畑 利 忠

 
 
 

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