加悦谷学舎

 10月1日(金)、4日(月)、1年生家庭基礎の授業で、NPO法人まるっと丹育の代表矢谷宣弘様と副代表の谷口英子様にお越しいただいて、地域の子育て支援について御講演いただきました。



 ・ 子育ての原動力とは何か
 ・ 赤ちゃんの正しい抱き方
 ・ 子育て支援センターが行っていること
 ・ 与謝野町で子育てを行う場合、どのようなサポートがあるのか
 ・ 高校生でもできる「子育て支援」

 など、熱く御講演いただきました。 
 生徒には赤ちゃん人形を抱っこしてもらいながら授業を受けてもらいました。





 また、講演後、生徒から子育て支援センターを利用される親子の皆さんへ、授業で作成したオリジナル手作り絵本を提供させていただきました。



 約1カ月の間、岩滝地域と加悦地域の子育て支援センターで実施される、「高校生の手作り絵本リレー」というで、絵本を活用していただきます。

 新型コロナウィルス感染症防止のため、実際に地域のお母さんと赤ちゃんに来校いただくことは叶いませんでしたが、間接的にでも地域のお母さん、お父さんと赤ちゃんへ貢献をする機会を作っていただきました。

 生徒の感想には、
 「「育児=育自」という言葉が一番印象に残っています。」
 「赤ちゃん人形が意外と重たく、適切な持ち方でないと赤ちゃんと自分に負担がかかることを初めて知りました。」
 「赤ちゃん人形の抱っこは、5分という短い時間でもとても大変でした。両親には、いつも抱っこしてくれて本当に感謝しないといけないなと感じました。」
 「虐待は、家族の問題ではなく、社会全体の問題であることが分かりました。」
 「自分たちのちょっとした声掛けでも虐待を予防することができるとわかりました。」
 「想像していた以上に子育てを支援しようと動いてくださっている方々がいて、びっくりしました。」
 「周りの人にもっと支援してくれるところがあるということを伝えていこうと思います。」
 との感想があり、子育てについての理解を深める機会となりました。

 矢谷様、谷口様、この度はお越しいただき、ありがとうございました。

 
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