12月19日(月)、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業(京都府教育委員会)」として、京都大学大学院理学研究科 松岡 廣繁 助教をお迎えし、「骨と筋肉を知ると、魚のことがもっとわかる」というテーマで講演していただきました。
サメのあごの骨格などを示しながら、軟骨魚類と硬骨魚類の違いを確認し、硬骨魚類にのみ存在する鰓蓋の意味やあごのしくみなどを説明していただきました。
講演を聞いた2年生の生物選択者生徒たちは、実物の骨格標本に目を輝かせ、レンコダイなどの身近な魚を題材にした説明に聞き入っていました。普段の食卓にものぼる魚をテーマに、形態学、分類学、進化学などを総合した話を聞き、生物を観察する面白さを実感する機会となりました。
これを機会に、身近な生物の形態をじっくり観察してみましょう。
