ジャンボニンニクの調製

 梅雨入りする直前にジャンボニンニクを掘り取って陰干ししていたものを調製しました。

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 土を落とし、ハサミで根を切り、薄皮をはいで商品にしていきます。

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 根ぎわをハサミで丁寧に切ることも、生徒たちにはいい練習になります。

 生徒に3つの形態を持ってもらいました。

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 注目していただきたいのは、真ん中のジャンボニンニク。

 小さいものがぶら下がっています。それらの正式名称は「珠芽(しゅが)」と言いますが、ムカゴや木子(きご)とも呼ばれている、球根の子供のようなものです。

 左の珠芽は大きく、右の大きいジャンボニンニクについていたものです。

 写真の生徒たちは2年生ですが、1年生の2学期に左の珠芽を殻をとって植えました。そして、2年生になり真ん中のジャンボニンニクに育ちました。

 これはタマネギのような単球でチューリップのような鱗片球(りんぺんきゅう)に分かれていません。

 2学期にこの単球を植えて、3年生で収穫。3年生では鱗片球を植えて、4年生で収穫。

 3年生の時に大きい鱗片なら右のような大きいジャンボニンニクに育つでしょう。

 1年生で植えた珠芽を4年生で本当のジャンボにまで育てる。

 生徒には育てるやりがいを感じ取ってほしいです。