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南丹市立美山小学校

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本ホームページの著作権は、南丹市立美山小学校に帰属します
 
図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2019/07/08

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「うまれたよ! クラゲ」
作)ボコヤマクリタ     岩崎書店

 

海水浴場でよく見かける、まるいミズクラゲ。実は変身をくりかえすふしぎな生き物!
卵は、岩にくっつくと変身!ポリプになってうでをのばします。
それから増えてまた変身!

生きもの好きな子多いですよね-。興味をもって 知っていることから知らないことでも(笑) たくさんしゃべってくれました。

クラゲつながりで・・・
「あおい うみの イルカたち」
作)越智 充奈子    ポプラ社

 

広く美しい海の中で、自由に楽しく暮らす大西洋マダライルカたちの生活や子育てを描く写真絵本ですが、最後に たくさんのクラゲといっしょにいる幻想的な場面があるのです。

クラゲでもりあがってしまって ちょっと ざわざわしてしまったけど 途中からシーンとなってからは 最後までちゃんと聞いてくれました。

2年生
「そらまめくんのベット」
作)なかや みわ    福音館書店

 

そらまめくんの宝物はふわふわのベッド。だからだれにも貸してあげません。
ところが、そのベッドが突然なくなってしまったのです……。愉快なそらまめくんの楽しいお話。
みんな「知ってるー!」と言いましたが それでもお話を始めると興味深そうにじっくり聞いてくれました。
絵もかわいいし、展開が意外な感じでおもしろいから 繰り返し楽しめる よい絵本ですね。

実物の空豆をみんなに見てもらいたかったのですが、時季的にちょっと遅くて どうしても手に入りませんでした。残念。
代わりに サヤエンドウのさやを見てもらいました。

同じ「そらまめくん」シリーズですが、もう一冊は 知らない子が多かったです。
「そらまめくんとめだかのこ」
作)なかや みわ    福音館書店



そらまめくんたちが、広場にできた水たまりで遊んでいると、迷子のめだかのこに会いました。
小川までどうやったら帰れるでしょう、そらまめくんたちは、知恵を絞って考えます。
さて、どんなことを考えたのでしょう。
みんなにどんな豆を知っているか 聞いてみたら「枝豆」「グリーンピース」「ピーナッツ」と いろいろ答えてくれました。みんなお話に登場します。

3年生
「どんなにきみがすきだかあててごらん」
作)サム・マクブラットニイ    評論社

 

「きみがどんなにすきか」を競い合う、心温まるおはなしです。
チビウサギが必死になって ぼくのほうがきみのことがすきだ!と伝えようとしている姿が本当にいとおしくてたまらないです。
「すき」と表現する大切さをあらためて実感できます。

うさぎつながりで選んだ二冊目
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
作)ガース・ウイリアムス     福音館書店

 

昔から読み継がれているロングセラーの絵本なので、みんな知っているかと思ったら 3人ほどしか知りませんでした。

仲良しの白いうさぎと黒いうさぎ、一緒にいて楽しいはずなのに、黒いうさぎは時々ふと寂しげな表情を見せます。
その目は本当に寂しげに描かれていて、引き込まれます。
そして、その理由は・・・いつまでも一緒にいたいから。
そして2匹は、月夜に結婚式を挙げるのですが、なぜか「結婚しました」と言う結末に うれしそうな「えーっ」って感じでした。

4年生
「だってだってのおばあさん」
作)さの ようこ   フレーベル館

 

だってわたしはおばあさんだから、それが口ぐせのおばあさんと猫とが、心を通わせ信頼感を育んでいく不朽の名作絵本です。

教科書にも載っていたことがあったのかな、みんなよく知っていました。
でも やっぱり おもしろいお話、ってことなんですね、「だって98歳だもの」とか「だって5歳だもの」には 突っ込みを入れながらも にこにこしながら聞いてくれました。

もう一冊は 園部に伝わる民話の絵本
「かねつき山の大蛇」
作)大坪 陽子

 

むかし園部の街がまだ淋しい一寒村であった頃、仙太郎という気立てのやさしい美しい若者が母親と百姓をしながら平和に暮らしていましたが、ある晩一人の若い娘が一夜の宿を求めて訪ねてきました。

身の上話から二人は結ばれ子供もできましたが、最愛の女房はある日人間に化けた大蛇であることが解かり、山に帰ることになりました。
最後に〝穴がふさがれるので昼と夜を知らせる鐘を毎日撞いてほしい〟と言い残して消えました。
南陽寺の裏山を今も〝かねつきやま〟と呼ばれています。

5年

「ミステリーツアー」

 

龍を助けた女の子が その龍に助けられて旅をするお話です。

 

もうすっかり大人になった自分の娘が美山の小学校高学年の頃に作った絵本です。
みんなどう思ったかなぁ・・・。「ぼくにもできるわ」という声も聞こえてきました。
登場人物の名前が「ナウシカ」なので そのあたりには反応していました。

6年
「ミミズくんのにっき」
作)ドリーン・クローニン   朔北社

 

これは、みんなの知っているミミズくんのにっき。
驚くかもしれないけど、ミミズくんの毎日は、みんなとたいして変わらないんだよ。
違うことといったら、ときどき宿題を食べちゃうこと。
それに、顔とおしりがそっくりだってことくらい。
楽しくて、ユーモアいっぱいで、思わず笑ってしまう、ミミズくんのにっきを少しお見せします。

6年生でもミミズには歯がないこと、土を耕すことは よく知らなかったようです。

「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成    童心社



低学年向けの絵本なのですが みんな 反応よく おもしろそうに見てくれました。


10:17 | 読み聞かせ
2019/07/01

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「MICHI」
作)ジュナイダ    福音館書店

 

表表紙は男の子の、反対からは女の子の歩む道のりが描かれています。
ちょっと不思議な そして美しい世界を それぞれにどんどん進んでいきます。
そして ちょうど真ん中のページで2人は出会うのです。

 

次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。



文章はありません。繊細で美しい迷路のような絵が続きます。
どちらかというと大人向けの絵本のようですが、この素敵な絵には 1年生でも驚きをもって じっくり見てくれました。

2年生
「ばけものつかい」
作)川端誠    クレヨンハウス

大店のご隠居さんが引っ越してきたのは古いお屋敷。
「おばけやしき」とうわさがあるものの、ご隠居はへいき。
ところが、奉公人の久蔵さんは、ばけものはいやだと、やめて出ていってしまいます。
困ったところへ、その夜、現れたのは、一つ目小僧!
なんとご隠居、驚くどころか、助かったとばかりに、食事をつくれ、そうじをしろ、ふとんをしけ、肩をたたけと、とにかく「ばけものつかい」があらくて…。

 

「みんな どんな話してほしい?」 「怖い話しよか?」ときくと「うん!!」
というところで 始めました。
知っている子もいましたが みんなのわくわく感が伝わってきました。

3年生
「あめのひ」
作)サム・アッシャー     徳間書店



朝、目がさめると、雨がふっていた。ぼくは、外に行きたくてたまらない。
だって、雨の中であそびたいんだ。でも、おじいちゃんは、雨がやむのをまとうって言う。
雨、やまないかな…。もう、やんだかな…。ようやく雨がやんで、ドアをあけると…?
雨を楽しむ気持ちをていねいに描く、ファンタジックな楽しい絵本。

水の表現と色使いがとても素敵です。
ページをめくるごとに どんどん増えていく水に どきどきしてしまいます。
「わぁ やばいやん」という声も(笑)

雨ばっかり降って うっとうしい梅雨があけたら いよいよ 夏!

「なつはうみ」
作)内田 麟太郎    偕成社

暑くて暑くてたまらない夏。ツキノワグマは山の動物たちと海へ行きました。
たっぷり涼んでさあ帰ろうと山をふりかえると・ ・ ・

 

いまでも十分暑いので、暑がる動物たちの気持ちがみんなよくよくわかるようで にやにやしていました。
最後に 海がざばーんと盛り上がった場面は だれもが「クジラや」と。
ところが・・・!!  このオチが おもしろい。

4年生
「じごくけんぶつ」
作)水谷 章三     童心社

「じごくのそうべえ」とよく似たお話ですが、死んで地獄に行くのではなく 見学に行くのです。
仕事がきらいだった3人ですが 最後には自分の仕事が役に立って それからはしっかり仕事をするようになった、というお話。

 

「みんなの仕事はなに?」と聞くと きょとんとしていましたが 「勉強!」と答えてくれた子がいました。
いましている勉強がきっと役に立つから きばって勉強してくださいね、としめくくりました。

5年生
「かわうそモグ」
作)小森 香折    BL出版

モグとアオメはかわうその兄弟。
アオメにバカにされたモグは、うなぎをつかまえてアオメを見かえそうと思います。
うなぎをさがすうちに、人里近くまでやってきたモグ。
アオメに「ぜったいぜつめいでないと、化けてはいけない」と言われていたのに、
人間の娘に化けてうなぎ屋へ。
ところが、思いがけないハプニングから、正体がばれてしまい、みそなべに……。
さあ、モグはどうなってしまうのでしょうか。
はらはらドキドキ、こわーくて、たのしい絵本です。

 

電子黒板に映して読みました。
わりと長いお話ですが、絵もしっかり見てもらえて おもしろ可笑しい雰囲気と ドキドキする場面などあり 楽しめると思います。
聞いているときは シーンとしていたのですが、終わって教室を出たとたん「おもしろかったなぁ」という男の子の声が聞こえて うれしかったです。

6年生
「これはすいへいせん」
作)谷川 俊太郎    金の星社



“これはすいへいせん”の一文から始まって、ページをめくるごとに、つぎの文がくっつき最後はとても長くなる、“つみあげうた”の言葉あそび絵本です。

もう一冊は 有名な・・・
「これはのみのぴこ」
作)谷川 俊太郎    サンリード

 

後半は長文になり、息が続かないので一気に読むのはむずかしいのですが、これを すらすらと早口で一気に読めたら盛り上がります。
09:45 | 読み聞かせ
2019/06/24

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「どんぐりむらのぱんやさん」
作)なかや みわ     学研

 

どんぐりむらのぱんやさんは行列のできる人気店。
でも、ぱんやのぱぱ・ままには、ある仕事の悩みが…。
仕事と子育て、両方がんばるぱぱ・まま&けなげな子どもたちの、ちょっぴりホロリなあったか家族の物語。

形も大きさも個性豊かなどんぐりたちがたくさん登場するので、それだけでもとっても楽しくて魅力的なのです。
どんぐりたちが主人公ですが、これは共働きの家庭の様子を実に忠実に描いていたりもするんです。興味深い!
意外と長いお話なのですが最後までじっくり聞いてくれていたのは、家族のお話ってことが 身近な部分もあったからかなぁ。

2年生

「さるとかに」
 

知っている子も多い昔話ですが、興味深そうに じーっと聞いてくれていました。
このお話は 何度も何度も読み込んで 「文章を読む」、というより「語る」というくらいになっているので すーっとお話に入れたのでしょうか。よかったです。

「おむすびころりん」

二話目ということもあり ちょっと集中が切れた子もいたようでした。

「最後が違う」という声が聞こえてきました。
口承の昔話には そういうものもたくさんあります。
そんなことも知ってもらえたら よいですね。

3年生
「わたしのものよ」
作)マルー     WAVE出版

 

わががままら白猫は なんでも「わたしのものよ」で お話が展開します。
ちょっと哲学的かな・・・という部分もありますが、とにかく 絵がきれい。
女の子は もっと見たがっているようでした。

4年生

「おいしいぼうし」
作)シゲタ サヤカ     教育画劇

 

ある朝、おじいさんとおばあさんの家の前に、

見なれないものが引っかかっていました。
ペトペトしててまーるくて、なんだかうっすら透けています。
ちょっとなめてみたら…「おい!」「しい!」
でもそれは、あの子の大事な大事な“ぼうし”だったのです…。

ナンセンスなシゲタさんの絵本。最初は笑っていた子どもたち、しだいに話に引き込まれ だんだんシーンとしていきました。
そうなると こちらも思わず力がはいり(笑)プリンの泣きのシーンでは大熱演してしまいました。
こどもたちの前で読むのが とっても楽しい絵本です!!

5年生は シーワールドの代休でお休みでした。

6年生
「なつみはなんにでもなれる」
作)ヨシタケ シンスケ    PHP研究所

 

なつみは、「すごくいいことおもいついたよ!」と、おかあさんのところにやってきました。
そして、「なんのまねをしているか、あてるゲームだよ!」と、問題をだします。
なつみは、毛布にくるまったり、手をぐるぐる回したり、身近なものをからだをつかってまねしていきますが、おかあさんはなかなか当てられません。

ほのぼのとした親子のやりとりも見どころです。

みんな大好きなヨシタケシンスケさんの絵本です。
担任の先生と同じ名前の主人公なので お話を知っていても、みんなの期待値MAXで
最初から笑う気満々の6年生。
そんなに可笑しい??って思ってしまうほど ちゃんとげらげら笑ってくれました。

小さい本なので 電子黒板に映して 効果音的に音楽もいれてもらい 楽しく読みました。
今年の6年生は ほんとにノリが良い、というか 反応が良く 読み聞かせにいくのが楽しみです。
09:12 | 読み聞かせ
2019/06/17

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ひみつのビクビク」
作)フランチェスカ・サンナ     廣済堂あかつき

 

ちいさなビクビクはわたしだけのひみつのともだち。
ビクビクはいつもそばにいて、わたしをまもってくれる。
だから、わたしはほんとうには、こわいゆめにあわないし、ちょっとずつぼうけんをして、つよくなれる。
でも、このくににひっこしてきたら、ビクビクはきゅうにおおきくなった……。

女の子のお話ですし、やさしい色合いの絵が1年生の女の子の興味をひいたようです。
「ビクビク」は気持ちのことなんだけど わかったかな・・・? と思って聞いてみたら「ぼくビクビクのぬいぐるみ、持ってる!」という子がいました(笑)


「どしゃぶり」
作)おーなり由子    講談社

 

どしゃぶりの雨を存分に楽しむ様子の気持ちよさそうなこと。
生き生きと描かれる雨のしずくの美しいこと。
びちょびちょになるのって、こんなに楽しかったっけ?
 読んだ後、文字通り「雨が待遠しくなる」絵本です。
いきいきとした迫力のある絵に引きつけられます。
いろんな雨の様子のオノマトペもおもしろく こちらは男の子におおうけでした。

2年生
「アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」
作)ジャービス    BL出版

 

アランはこわーいワニの一族。ジャングルではみんながこわがっていましたが、実はアランもみんなをこわがらせる努力をしていたんです。
うろこをみがいたり、つめをとがらせたり、とくにおおきな歯は、いっぽんいっぽん10分かけてみがきます。ところが、アランの歯は、じつは……?!
ポップで鮮やかな色で描かれた楽しい絵本。
こわがらせることが生きがいだったアランですが、あることをきっかけに大きく方向転換。
楽しくて、ユーモラス。歯のたいせつさにも触れられます。
去年の課題図書だったのでみんな知ってるかな、と思ったのですが 意外と知らなかったので とっても喜んで 素直に驚いて(笑)楽しんでくれました。

「できるかな?」
作)エリック・カール   偕成社 

 

ペンギン、きりん、さる、ゴリラ。絵本の中の動物たちの動きに合わせて、一緒に体を動かしてみよう! 楽しいまねっこ遊びの絵本。

読みながらみんなと一緒に まねっこしてみました。

3年生
「どろぼうがないた」
作)杉川 としひこ     冨山房 

 

丘の上に一人で暮らすどろぼう。
ある夜、盗みに入った所で失敗してしまい、小さな箱しか持って帰ってこれませんでした。
中に入っていたのは土の入った植木鉢。
がっかりしたどろぼうですが、翌日その鉢から芽が出て…。一つの植物を育てていくうちに、どろぼうの中の失われていた感情が蘇り始めます。
しかし、どろぼうの心に光が射し始めるのとは反対に彼の暮らす国は暗闇へと向かい始めます。

最後は どろぼうがうまれてはじめて大声で泣いた、で終わり 思っていた以上にシーンとして神妙に聞いてくれたので しめくくりをどう話そうか ちょっとあせってしまいました。
絵本の表紙を広げて こんなふうになっているのかな・・・と 思っています。と話しました。

4年生
「うまれたよ! タコ」
作)櫻井 季巳    岩崎書店

 

タコツボの中をのぞいてみると、お母さんタコが卵を産んでいました。
タコのお母さんは赤ちゃんが生まれるまで、懸命に卵の世話を続けます。
そして小さな命が誕生します。 



迫力のある写真です。
タコのお母さんは 赤ちゃんが誕生すると死んでしまうって 知ってました?
生きもの好きな子どもたちは よく知っています。
大人でも 改めて「へぇー、そうなんだ」と楽しめる写真絵本です。

5年生
「ことばのかたち」
作)おーなり由子   講談社

 

「たいせつなひとに
花のようなことばを
とどけることが できるように」

わたしの話すことばは、どんなかたちや色をしているだろう……。心に沁みる詩と美しい絵の本です。
おーなりさんが詩と絵で見せてくれるのは、ことばのむこうにある気持ち。
たいせつな人と交わす心のかたち。



なかなかピンとくるには その子その子でタイミングがあるのだろうけど こういう言葉に耳を傾けられる子になってほしいと思います。

「ともだち」
作)レイフ・クリスチャン   岩崎書店



いっしょにいると楽しいともだち,孤独から救ってくれるともだち,時には…。
友達ってこういうものじゃない??って優しく語りかけてくれてるような本です。


6年生

「まゆとおに」
作)富安洋子   福音館書店



山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。



「まゆ」シリーズは 本当に楽しい!
おにのたくらみを ことごとく 打ち返してしまう まゆ。
「天真爛漫なまゆ、ド肝を抜かれていくおに」
その表情の コントラストが おかしく 痛快なこと!思わず 吹き出します。
6年生ぐらいになると 「じーっと静かに聞いている」ことが多いのですが、今年はみんなとってもノリが良く 絵本の世界も楽しんでくれます。
読み手としては 嬉しいかぎりです。
10:22 | 読み聞かせ
2019/06/10

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成     童心社
 

ポツン、ポツン、雨が大好きなかたつむりののんちゃんはお散歩に出かけます…。
そろそろ梅雨入りの 今の季節にぴったりな絵本です。
かわいいお話ですが かたつむりの生態もわかりやすく書かれています。
「にゅー」「にゅにゅにゅー」とか楽しいオノマトペもいっぱいあって 喜んでくれたようでした。

同じシリーズでもう一冊
「てんとうむしのてんてんちゃん」
作)高家 博成    童心社
 

天敵カナヘビがやってきた!でもぼくたちてんとうむしにはひみつの武器があるんだ!



てんとうむしの種類もたくさんいることや 天敵に合うと苦い汁をだして逃げることなど 1年生のみんなは知らなかったようです。
でも「さわったら おしっこする」って言った子がいました。
体験と知識が結びついたでしょうか。

2年生
「わたしのものよ」
作)マルー   WAVE出版



わたしは猫の「サカナ」。絵の仕事をしているリリさんと、犬のゴマと暮らしてる。
リリさんのにおいがするまくらも、うすぐらいタンスの中も、気持ちの良いベランダも、近所のタンポポのはらも、あたたかいリリさんのおひざも、全部わたしのもの。



猫と暮らしている人なら「そうそう!」と嬉しくなる絵本です。
2年生にはお話がシンプルすぎたかなぁ・・・と思いましたが 絵がとても美しく、生命力に溢れ 見ているだけでも素敵な絵本なので じっくり絵本を見てくれていたようでした。

3年生
「なわとびゲーコッ」
作)花里 真希     家の光

 

保育所で縄跳びできないのは自分だけなので 一生懸命練習しますがなかなかできません。そんなとき 田んぼのカエルが「ゲーコ、ゲーコ」と鳴いて 練習を手伝ってくれます。

字も小さくて雑誌に載っているお話なので 朗読を聞いてもらいました。
ノリよく 集中して聞いてくれたので 読んでいても楽しかったです。

4年生
「こびととくつや」
作)カトリーン・ブラント    平凡社

 

働き者なのに貧乏になってしまった靴屋さん夫婦が、最後に残った一足分の靴の皮を置いて一晩経ったら、靴が出来上がっていました。
靴屋さんの驚きと、感謝の気持ちがわかりやすく描かれている一方で、小人たちも描かれるときには小人たちにスポットが当てられています。

電子黒板に絵本の画像を映して 音楽付きで読みました。

最近の小学生は 昔話を知らない、という話を聞いたので グリム童話の中から選びました。
このお話のほかに「赤ずきんちゃん」や「ブレーメンの音楽隊」などがグリムの作であることを学校にある絵本と共に紹介しました。

5年生
「みえるとか みえないとか」
作)ヨシタケ シンスケ     アリス館

 

宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つあるひとの星。
普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」とか「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」とか言われて、なんか変な感じ。
ぼくはそこで、目の見えない人に話しかけてみる。目の見えない人が「見る」世界は、ぼくとは大きくちがっていた。



人との違いを 単純におもしろがれる気持ちがいいですね。
深い意味をたくさん含んだ絵本ですが、楽しんで読めます。
みんなが大好きなヨシタケさんの絵ですが 細々と描かれています。
電子黒板に見やすく映したので みんなでじっくり見られて良かったと思います。

6年生
「のみのかわでつくった王さまのながぐつ」
作)高橋 五山    童心社



ものずきの王様が、自分の長ぐつは何の皮で作ってあるかをあてた者に、
王女をやるというおふれを出しました。鬼があててしまい…。

 

6年生ですが、「蚤」を知らない子もいました。
あんな小さな蚤の皮でながぐつを作る、ということ イメージできたでしょうか?
昭和31年発行のとても古い紙芝居です。
「ばかげたことをすると、とんでもないしくじりをしでかす」という教訓を盛り込んでいるそうですが、子どもたちにそんなことが伝わったかどうかは・・・わかりません(笑)



終わってから 手遊び歌で気分転換。6年生だけど にこにこしながら一緒にやってくれたので楽しかったです。


09:13 | 読み聞かせ
2019/06/03

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ハシビロコウのはっちゃん」
作)よしだ あつこ    鈴木出版



ハシビロコウのはっちゃんは、いつもじっとしていて動かない。ほかの動物たちはそんなはっちゃんをばかにしてばかり。ある日、おなかをすかせたライオンがやってきて、動物たちに襲いかかろうとしたところへ…。

 

作者のよしだあつこさんは親戚なので みんなにも知って欲しくて いままでの絵本を紹介しました。
「知ってるー」「見たことあるー」という声が多く聞かれ うれしかったです。
その中で「ハシピロコウのはっちゃん」は 知っている子が1人だけだったので読みました。
わりと長いお話ですが じーっと集中して聞いてくれていましたし 絵も隅々まで見てくれて ちゃんと小さな羽も見つけてくれました。

2年生
「ぜったいあけちゃだめ」
作)アンディー・リー    永岡書店

 

モンスターが1匹登場します。
彼は読者である子どもたちに本のページをめくらせないためのあの手この手をくり出してきます。
言うことをきかずに最後のページをめくってしまうと…。

 

低学年にはもってこい、盛り上がること間違いなしです(笑)
にやにや笑って「開けるー!」と言う子もいれば、「ほんまに あけていいの?」と 言う子もいたり・・・子どもたちの反応もそれぞれでおもしろいですね。
本のカバーをめくると表紙には英語で「DO NOT OPEN THIS BOOK」と書かれているのですが、2年生でも OPENとBOOKの意味はみんな知っていました!

3年生
「おじさんのかさ」
作)佐野 洋子    講談社

 
 
雨の日におじさんが出会った素敵なできごと
りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると……。

そろそろ梅雨に入りそうな季節なのでこの本を選びました。
「なんで 傘 ひらかへんの」とふしぎそうな声も聞こえてきました。
大好きだから使いたくない気持ち、きっと子どもたちにもあると思うんだけど それは傘ではないんでしょうね。

もう一冊も 梅雨のシーズンにあらわれるもの
「かたつむり」
作)得田 之久   フレーベル館

 

虫とか自然とかを描かせたら特に魅力的な絵本を描いてくれる得田さんの「カタツムリ」の絵本です。
少々古いタイプの絵本シリーズで、第1刷発行は昭和51年でした。
古いですが、字も絵もはっきりしていて見やすい科学絵本です。

生きものが好きな男の子が多いようで じっくり 見て 聞いてくれていました。
まいまいかぶりのページでは めくったとたん「マイマイかぶりや!」と。

4年生
「安じいの おもしろトーク」
作)大萱 安雄

 

自費出版した本ができたので 紹介しました。
その中で「声」と「本」という詩を読みました。



5年生

絵本作家を紹介したいな、と思って 今回は 片山健さんの絵本を二冊読みました。
「タンゲくん」
作)片山 健   福音館書店



タンゲくんはのら猫です。ある日、ふらっとやって来て私の家に居ついてしまいました。
ところが、昼間は私の知らないところへ勝手に行ってしまいます。
いったい、どこへ……。

「おなかのすくさんぽ」
作)片山 健    福音館書店

  


ぼくがクマやイノシシや山ネコたちと思いっきり遊んでいたら、クマがいいました。「なんだか、きみは、おいしそうだねえ」土や水や動物たちと戯れる子どものエネルギーに満ちた絵本。


同じ作家でも お話の雰囲気はずいぶん違いますが 片山さんの生命力にあふれる絵が好きです。
大きくなると だんだん絵本を読む機会が少なくなるけど 小さな頃のお気に入りの絵本を 一度声に出して読んでみて、また違った感想を持つと思うよ・・・と 話しました。

6年生
「すきま地蔵」
作)室井 滋    白泉社

 

あれよあれよとビルが建ち並び、隙間から出られなくなってしまったお地蔵さん一家。
彼らから、おつかいを頼まれた「ボク」が、困っている人たちを助けるために、東西南北の町を駆けめぐる――。
そんな、お地蔵さん一家と男の子の優しさがあったかくこころにしお話です。

現代版「幸福の王子」です。
09:21 | 読み聞かせ
2019/05/28

雨の日のロング昼休み

| by 美山小N
毎週火曜日のお昼休みは いつもより少し長い ロング昼休みです。

6年生の男の子が1年生を引き連れて図書室へやって来て 絵本の読み聞かせをしてくれました。

 

今日は雨降り。
図書室率がいつもより高いですね。


14:13 | その他
2019/05/27

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「おににさらわれたあねこ」
作)水谷 章三    童心社



仲の良い姉と弟。2人で山へ栗拾いに出かけたはいいけれど、あねこが鬼にさらわれてしまいます。
弟は何日もかけてあねこをさがしあてたのだけれど、弟は鬼に食べられてしまいそうに…。
けれど…最後はまさかの奇策に思わず笑ってしまう展開です。
鬼が庭に咲いている花をみると、誰かが来たことがわかる、というところはドキドキするし、鬼と弟が豆を食べる競争をするところはあねこの知恵が勝ります。
でも  なんといってもおかしいのは、最後の船で逃げるところでしょう。
1年生にとっては おそらく 聞いたことのない昔話だと思います。
みんな真剣に聞き入って 最後は にやにや笑って 楽しんでくれたようでした。

2年生
「おふろでなんでやねん」
作)鈴木 翼    世界文化社



大人気の「なんでやねん」の第二弾。
お風呂屋さんに行ったら、お父さんが○○○○・・・・・「なんでやねん!」 
 おじいちゃんが○○○・・・・「なんでやねん!」  
ねこが○○・・・・・「なんでやねん!」。
親子でいっしょに笑える爆笑シーンの連続のなかに、家族の温かさがじんわりと伝わってくる「家族絵本」です。

「がいこつさん」
作)五味 太郎   文化出版局



がいこつさんが目をさましました。忘れていることを思い出そうと街中を歩き回って、最後にデパートのトイレで……。
かわいいがいこつさんのお話です。

ガイコツですが、五味さんの描くガイコツなので ちっとも怖くありません。
「何をわすれたんだろう・・・?」と思うと気になります。
とっても ほのぼのとした忘れ物でした。

3年生
毎晩 カエルの大合唱が聞こえてくる季節になりましたね。

「かえるぴょん」
作)ささめや ゆき    講談社



池のなかのかえるが、葉っぱにぴょん、お庭にぴょん、お屋根にぴょん。ぴょんぴょんとんで目指したのは……。
シンプルなお話と、おおらかな絵が魅力的です。

「弾きかえる」
作)久留島 武彦    こども未来社



音楽の大すきな三きょうだいがバイオリンを弾いていると、音楽の大すきなかえるが池から出てきて、たのみました。
「うちに来てバイオリンを弾いてください」さてさて、どうなることでしょう……。

120年前、日本のアンデルセンと言われた 久留島武彦さんの童話です。

3人兄弟がいて 心優しい末っ子が 最後にはめでたしめでたし・・・という西洋の昔話の定番です。
そういえば 日本の昔話は 意地悪じいさんと正直じいさんとか2人のパターンが多いですね。

4.5.6年生
紙芝居「まえがみたろう 後編」
作)松谷 みよ子     童心社



先々週に引き続き 今回は 高学年に後編を楽しんでもらいました。


前編から1ヶ月ほどたっているので 前編のあらすじを少し話して 思い出してもらってから始めました。

低学年も喜んでくれたけど なんと 高学年の方が反応がよかったです。
もしかしたら 他学年と一緒でいつもとちがう読み聞かせの雰囲気に低学年はちょっぴり緊張感もあったのかなぁ。
その点 高学年は 慣れているというか 素直に楽しんでもらえたのかもしれません。

 

09:23 | 読み聞かせ
2019/05/20

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「ねこのピート だいすきなしろいくつ」
作)エリック・リトウィン       ひさかたチャイルド



ねこのピートが、新品の白い靴でお出かけ。
うれしくて「白い靴、最高!」と歌いながら歩いていきました。
ところが、イチゴの山に登ってしまって、靴は真っ赤に!ピートは悲しんだかというと…「赤い靴、最高!」。
それからもピートはいくつものハプニングにみまわれますが、そのたびに歌を歌って歩き出します。
そして最後に言うのです。
「何があっても、歌を歌って前にすすむ。そう、それが大事なのさ」。
前向きな姿勢が魅力のねこのお話です。

朝から 短い繰り返しで ノリのいい歌を歌うのに 学校に来る道中車の中で気分を盛り上げながら練習してきました。
途中からみんな一緒に歌ってくれて 楽しくできました。

2年生
「ゆうだち」
作)あきびんご   偕成社



激しい夕立にふりこめられた家で、ヤギとオオカミがくりひろげる命がけの歌合戦。
トリニダード・トバゴの民話をもとにした絵本です。

まず 絵の迫力に圧倒されます。
ヤギがちょっとへんになってくるところは ほんとにすごい(笑)
聞いている子どもたちも どんどんお話に引き込まれながらも 笑える場所では ちゃんと笑ってくれて 読み手もついつい力がはいる絵本です。

3年生
「サムリ まめをとりかえす」
再話)よしざわ ようこ   福音館書店



おじいさんとおばあさんに、畑の豆の見張りをたのまれたサムリは、友だちとの遊びに夢中になり、カラスに豆を盗られてしまいました。
サムリは豆を取り返そうと、猟師に頼みますが断られ、次はねずみに猟師の弓をかじってくれるよう頼みますが、これも断られ……
でも最後に小さな蜂が応えてくれ、一気にお話は逆に戻りだし豆を取り返すことができました。
タイのぐるぐる話です。


タイという国のこと3年生だったら知ってるかなぁ・・・と思って 最初に地図で説明すると、「南のほうの国なんや」という声が聞こえてきました。
お話の最後に とりかえした豆で豆ご飯を作りましょう、とあるので 日本米とタイ米の違いも少し話したら 「日本米がなくて タイ米をたべなあかんときがあったねぇ」と 担任の先生。こどもたちはきょとん(笑)

4年生
「ぶんぶくちゃがま」
「ライオンとねずみ」


昔話を読みました。
みんな「知ってるー」と 言っていましたが お話が始まると じーっと静かに聞き入ってくれていました。
知っているつもりでも 忘れていたり お話の一部しか知らなかったりすることもあるでしょうね。

5年生
「ミルクこぼしちゃだめよ」
作)スティーブン・デイヴィーズ    ほるぷ出版



やまのうえで、ひつじのせわをしているお父さんに、ミルクをもっていくことにしたペンダ。
さきゅうをとおって、川をわたって、山をのぼって……。
ミルクを1てきもこぼさないで、ちゃんと届けられるかな?ペンダの一生懸命な姿と、ビタミンカラーあふれるイラストで元気になれる絵本です。

西アフリカ、ニジェールのお話です。色彩がとてもきれいなので 気持ちよくって朝の読み聞かせにはいいなぁ、と思いました。
一生懸命しても うまくいかないことってあるけど だいじなのは一生懸命な気持ちと それを受けとめる気持ちなんだということ 伝わったかな。

6年生は修学旅行の代休で お休みでした。
09:11 | 読み聞かせ
2019/05/16

「マジックツリーハウス」を読んで 冒険の旅に出かけよう!

| by 美山小N
今 2年生で「マジックツリーハウス」がブームです!

「かいけつゾロリ」も読みつくし、「ほねほねザウルス」や「おしりたんてい」も面白いけど、ちょっと物足りなくなってくる頃に ぴったりなのが「マジックツリーハウス」です。

男の子も女の子も楽しめて 一気に読める程よい長さの冒険物語。
全ての漢字に読み仮名がついているので  低学年でも十分楽しめます。

美山小学校には 42巻が揃っています。
読み続ける楽しみとして チャレンジシートを作っています。
自己申告なのですが、読んだらスタンプを押していきます。

友達がスタンプを押してもらっているのをみると 自分もやってみたくなるようですが 全部読むには根気が必要ですね。

そして 冒険マップも 作ってみました。
主人公の兄妹は 世界中のいろんな場所のいろんな時代で活躍します。
こうしてお話しの舞台が目に見えてくると ちょっと わくわくしませんか?



 

読んだ子が 自分の気に入った話をみんなに紹介してくれたら その場所に 担任の先生が顔シールを貼ってくれるということで 俄然張り切って 借りてくれています。


20:34 | 本のこと
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