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南丹市立美山小学校

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図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2018/07/09

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ふしぎふしぎ」
作)片山 令子     国土社



空からまぶしい手がのびてきて、ぽとぽとぽとっと、おいしいひかりをびんの中に入れてくれました。
ミチコはそのびんをもって散歩にでかけ、動物たちにもわけてあげました。

 

音楽をいれて、電子黒板に絵本を映して読みました。
なんてことないストーリーですが、「半分このほうがいっぱい」という発想がすてきだなぁ、と思います。
みんなきっちりすわって 興味津々の顔でじーっと聞いてくれて 読んでいても楽しかったです。

2年生
「くだものだーれ?」
作)よねづ ゆうすけ   講談社



前回6年生で読んだ「たべものだーれ?」の姉妹本。
2年生では 答えに自信がなかったのか、ざわざわつぶやいてはいましたが はっきり答える子はいませんでした。ちょっと意外。

「まほうのでんしレンジ」
作)たかおか まりこ    ひかりのくに

 

ある日、家に不思議な電子レンジが届いた。お皿を入れて食べたいものを歌うと、からっぽのはずのお皿にごちそうが登場!

表紙絵の向きにページをめくっていくと…、まるで電子レンジを開けるみたいな動作になります。
できあがりはチンベルで「チン」とならしながら 電子レンジを開けました。

3年生
「なーんだ」
作)saica



散歩をしていると、草むらや水中から何かが見えたり、音が聞こえたりしてきます。
「ふわふわ」「ぐるぐる」「ごつごつ」……自分でその手触りを確かめながら、森や水の中に隠れている生き物たちの正体を探ります。
導入に読みました。簡単なクイズっぽくって たのしんでくれたようでした。

「ひみつのカレーライス」
作)井上 荒野     アリス館

 
 
直木賞作家、井上荒野さんのはじめての絵本!

カレーライスを食べていると、口の中から種が出てきました。種をうめると、やがて芽が出て…。おいしいカレーの香りが、ただよいます。

カレーの実ができる過程の発想のおもしろさ!

葉っぱがカレーで、お花が福神漬けで、ライスの実とカレーの実がなって。
その発想もさることながら、それをちゃんと無理なく絵にしていて とってもわかりやすく楽しめます。
「知ってる」といいながら 読み始めると 「なんで皿?」と驚いたり(笑)
楽しい絵本は 何度でも楽しめますね。
今週の水曜日はカレーです。カレーの種が見つかったら 教えてね。

4年生
「あのときすきになったよ」
作)薫 くみこ    教育画劇

 

おしっこをもらしてばかりいる「きくちさん」は、「しっこさん」と呼ばれている。なんとなくキライな「しっこさん」でしたが、小さな事件をいくつか乗り越えるうちに少しずつ仲良くなります。

小さなイジメやケンカは子どものまわりにたくさんあります。でも仲良しのきっかけもたくさんあると思える一冊です。

「しっこ」とか「うんち」や悪口ことばなどがおもしろくて 笑いながら楽しんで聞いてくれてはいたのですが、肝心な部分、「しっこ」さんの相手を思いやった行動の理由が 最初はわからなかったようでした。
4年生ぐらいになったら この絵本に描かれている 行動の裏にある気持ちなど わかると思っていたのですが・・・。
話をしている内に「あ、そういうことか」と 気がついてくれました。

「トラのじゅうたんになりたかったトラ」
作)ジェラルド・ローズ    岩波書店

 

いいなあ。オレも、なかまにはいりたいなあ。

やせこけたトラは、宮殿のひろまで楽しそうにごはんを食べている王さま一家が、うらやましくてたまりません。
ある日、宮殿の庭にじゅうたんが干されているのを目にしたトラは、とんでもないことを思いつきます! 

絵もかわいくてインパクトがあります。

トラがみずからの夢をかなえるために、トラのじゅうたんに一生懸命なりきる様子は、こっけいなところもあるけれど、愛らしく 応援したくなります。

5.6年
「ぼくのにいちゃん すごいやろ」
作)くすのき しげのり    えほんの杜



ヒデトシのお兄ちゃんは、ちびっこで、なきむしで、えばりんぼう。

けれども、本人はまったく気にも留めない様子。
ヒデトシはそんなお兄ちゃんを大好きだけれど、情けなくもあり……。
そんなある日、みんなで釣りに出かけたところ、大ピンチに見舞われて……。
お兄ちゃんは弟たちを助けられるのでしょうか?



ちょうど自分たちの年齢に近い兄弟の話なので 身近に感じた子も多かったようです。

弟の生意気な言い方に「超ムカツク」と つぶやいてました(笑)

「王子のきつね」
作)柳家 三三    あかね書房



きつねが人を化かすのか、人がきつねを化かすのか。

おなかをすかせた子ぎつねのためにとんだ目にあう母ぎつね。
王子稲荷神社が舞台の楽しい古典落語を、柳家三三の口演を元に絵本化。
テンポもよく 絵もインパクトがありおもしろいのですが、最後のオチが やはりピンときてなかったみたいです。
落語を聞き慣れていないと 今の子どもにはピンとこないのですね。
10:44 | 読み聞かせ
2018/07/03

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「もうぬげない」
作)ヨシタケ シンスケ    ブロンズ新社



着替えを一人でしようとしたけれど、ぬげない。
このままだったらどうしよう。
そこで前向きに妄想を繰り広げる男の子。
最後はまさかの2段オチ。
こんなことになったことある?」と聞くと 何人かが手を挙げ、自分の体験を言いたくて、言いたくて、って感じ(笑)
みんな嬉しそうに聞いてくれていました。
ヨシタケさんの みんなの「あるある」にプラスαの発想がとてもおもしろいです。

「くじらだ!」
作)五味 太郎    岩崎書店

 

くじらなんて,見たこともない村に,突然おこったくじら騒動。
村の湖をいろいろさがしても見つかりません。でも,空から見ると…。

くじらを知らない村人のことは「くじらを知らないの!?」とびっくりしていましたが、「くじらってたべられるの?」と尋ねる子もいました。

2年生
「ちゅーちゅー」
作)宮西 達也  すずき出版

 

おなじみの人気絵本『にゃーご』の続編。
今度のキーワードは「ちゅーちゅー」です。

絵本の表紙を見て「知ってるー!」と言った子が多かったけど、実は「にゃーご」のほうだったのかな?
読んでみると初めて聞くような表情で 真剣に聞いてくれていました。
最後に「ちゅーちゅー」ってどういう意味だった?  私もみんなをちゅーちゅーだよ、っておはなしすると 担任の先生も「わたしも 読み聞かせしてくれたSさんをちゅーちゅー」です、と言ってくれて ほのぼのとした雰囲気でした。

3年生
「王さまと九人のきょうだい」
作)君島 久子     岩波書店

 

子どものいないおじいさんとおばあさんのところに、ある日9人も赤んぼうが生まれました。
ちからもちに、くいしんぼう、はらいっぱい、ぶってくれ、ながすね、さむがりや、あつがりや、切ってくれ、みずくぐり。
このきょうだいが成長したとき、王さまがつぎつぎと難題をふっかけてきました。――中国の少数民族のお話の傑作絵本です。

知っている子もいましたが 何度聞いてもおもしろいのが よくできた昔話いいところですね。少し長いお話ですし 忘れている部分も多いのでしょうね、みんな よく聞いてくれていました。

4年生
はらぺこしりとり おべんとうばこのなかから」
作)中川 ひろたか    世界文化社



はらっぱに ぽつんと おべんとうばこ。
なかから ピョンピョン ヒョコタン ス~イスイなにが でてきたのかな?
リズミカルな文章とユーモア溢れるダイナミックな食べ物たちの絵が魅力。
次は何がでてくるのかな?と、どんどんページをめくりたくなる絵本です

絵本の最後にこのお話の楽譜が載っていたので おもちゃのピアノで弾いてみました。
導入に 音楽があると すっとお話にはいれてよかったです。
こどもたちはやっぱりしりとり上手ですね。
大人だったら お弁当箱のおかずにとらわれて なかなかでてこない答えも ほとんどすらすらでした。

「おばけマンション」
作)鈴木 翼    世界文化社

 

ここは、おばけマンション。住んでいるのは、入れ歯のドラキュラ、ほうたいが足りないミイラ男、ばらばらになったがいこつなど、ちょっと間抜けなおばけたち。
そこに2人の子どもがやって来て魔女の家を訪ねると。。。。。

まぬけなお化けの設定が可笑しくって 最初からゲラゲラ笑っていました。
最後のオチも 「なるほど!」って感じで 盛り上がっていました。
2冊とも 想像以上にこどもたちにうけました。
 
5年生
シーワールドの代休のため 読み聞かせはありませんでした。

6年生
「かぜのもり」
作)江藤 政行

 

美山町大野在住の 江藤さんの絵本です。
優しいタッチの鉛筆画で 幼い頃のあやふやな思い出を 夢物語のように綴っています。
07:30 | 読み聞かせ
2018/06/26

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ふしぎなたいこ」
作)西本 鶏介         ひかりのくに



太鼓をたたくと鼻が自由自在の伸びちぢみする面白さが醍醐味のほらふき昔話。



実際に太鼓をたたいて 身振り手振りで臨場感たっぷりに読んでもらって、子どもたちは、鼻はどこまで伸びるのか知りたくなってしまった主人公の源五郎に自分を重ねてお話の中に引き込まれていっているようでした。



わくわくして お話を聞いている子どもたちの表情がかわいかった!

2年生
どんなかんじかなぁ」
作)中山 千夏    自由国民社



ともだちのまりちゃんは目が見えない。見えないってどんな感じかなぁ。試しに目をつむってみると・・・。
 まりちゃんはいいなぁ、こんなにすてきな音が聞こえるなんて。
そうやって色々な人の立場を想像をめぐらせて経験していきます。
大きなテーマの様でいてとっても身近なお話でした。

おもしろい絵本を期待していた子には ちょっと退屈だったかもしれないけど なんとなく 言いたいことはわかってくれたかなぁ



最後に みんなで 目をつむってみたり、耳をふさいでみたりしてみました。

3年生
「じっちょりんのなつのいちにち」
作)かとう あじゅ    文渓堂



「じっちょりん」シリーズ第3弾。
暑い夏の日,小さいじっちょりんたちは,日かげを探しながら種探しにでかけます。
急に雨が降ってきたら,ほおずきの実の中に入って雨宿り。
楽しいお話とともに,夏の草花の生態や名前も分かる絵本です。



優しくかわいらしい絵です。
「じっちょりん」って何? と ふしぎに思いながらも その生活や習慣に興味津々にひきこまれていきます。
あちこちに描かれている草花も ちゃんと見てくれていました。

4年生
「紙芝居 じごくけんぶつ」
作)水谷 章三    童心社



「じごくのそうべえ」とよく似たお話ですが、死んで地獄に行くのではなく「見学」に行くのです。あとは「じごくのそうべえ」と ほぼ同じ。
絵も迫力があり鬼の様相とか、違う部分でも楽しめます。



細かい字の絵本が読みにくくなっても 紙芝居だと読みやすく、こどもたちにも楽しんでもらえます。

5年生
「レモンちゃん」
作)さとう めぐみ    PHP研究所



すっぱいからと甘い果物たちから仲間はずれにされてしまうレモンちゃんですが、思わぬパワーと魅力を発揮して大活躍! 

 

かわいい絵柄ですが ヒーローや怪物も登場して 男の子でも十分楽しんでくれました。高学年なのでナンセンス的なおかしさも感じてくれているようでした。
ページのあちこちに描かれている 果物や野菜名前をみんな一生懸命あてていました。
音楽付きで電子黒板に映して読みました。

6年生
6年生は 戦争や詩、古典などちょっとシリアスな読み聞かせが続いていたので 楽しく笑ってもらおうと思って選びました。

「たべものだーれ」
作)よねず ゆうすけ   講談社



幼児絵本ですが、意外にこれが楽しいのです。

 

こういうの大人の方が 頭が固くて 意外と思いつきません。

「うどん対ラーメン」
作)田中 六大    講談社



「うどん」と「ラーメン」は、果たしてどちらがおいしいのか。
宿命の対決が、ついに決着か!? 全てをひっくり返す、衝撃のラスト!



どこからか現れた不気味なラーメンモンスターやうどんやのおじさんが無表情で飛んでくる姿おもしろすぎ。
戦いながらも何気なくお互いをほめていて、傷つけ合わないのが良いです。
超ナンセンス絵本で 単純におもしろい!  ・・・と思ったけど 最後には「みんなそれぞれ良い所がある」って感じのまとめ方で 絵本を読む側としての安心感も得られる絵本です。

にやにやしている6年生でした。
09:09 | 読み聞かせ
2018/06/22

「がんばれ日本」 国旗クイズ

| by 美山小N

サッカーのワールドカップが始まっています。
始まる前は いまひとつ盛り上がりに欠けているようでしたが 日本初戦での大金星!! 
これはやっぱり 話題にせねば・・・と ワールドカップ出場国の国旗クイズを急遽作りました。



ブラジルや韓国あたりは 目にすることもあるので 知ってる子も多いと思いますが 国旗を見ても国名がでてこないものが多いです。
作りながら 勉強させてもらいました。

 
勝ち星は金のシールで、引き分けはピンクです。
FIFAのランキングも入れてみました。
日本は61位なんですよねー。

とりあえずは予選突破めざして、がんばれ日本!
10:22 | 掲示物
2018/06/18

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「よみきかせ おはなし絵本」より
「おむすびころりん」「はなさかじいさん」

保育所の先生に こういう昔話を保育所で読んだりしているか聞いたところ、あまり読むことはない、ということだったので 読みました。
もちろん お話を知っている子はいましたが、みんな すごくいい表情をして じーっと聞いてくれていました。
読んでいても うれしそうな顔が目に入って こちらまで幸せな気分になりました。

2年生
「手枕いろりばた昔話」より
「照姫狐と大トチの木」
作) むらかみ ゆきひこ



子狐の頃から村に住む照姫狐は嫁入り行列をして嫁にいきます。
あるとき 岩に足をはさまれた照姫狐と その子どもたちを村人が助けます。
村を大飢饉が襲い 食べるものが全くなくなってしまった時、 照姫狐のおかげで たくさん実をつけた大きなトチの木が村の真ん中に突然現れ、おかげでみんな生き延びます。

知井の北村に大トチの木と お稲荷さんのお社があります。
そこから 創作した昔話。

「絵はないから お話を聞いてね」と 昔話を読みました。
みんな静かに聞いてくれました。

3年生
「だんごむし 空をとぶ」
作)松岡 達英    小学館



「とぶわけない」という声もありましたが、表紙を見て「とぶよ」という子も。
絵もかわいくてきれいです。虫や植物が細かく描かれていて じっくり絵を見て楽しめます。

4年生
「だくちるだくちる はじめてのうた」
作)阪田 寛夫     福音館書店



童謡「さっちゃん」の作詞でも有名な阪田寛夫さんの文章、長新太さんが絵を担当しています。
太古の恐竜時代のストーリー。
孤独なイグアノドンが、プテロダクチルスに出会った時の感動が綴られます。
原始的なシチュエーションが、長新太さんの絵で引き立ちます。
プテロダクチルスの鳴き声「だくちる だくちるる」という響きがとても印象的です。
そして、それを「はじめてのうた」ととらえる感性が素敵です。

読み終わると 思わず(?)拍手をしかけた子が何人かいて なんとなく 伝わったのかな、と思いました。

続いて
「どんどん どんどん」
作)片山 健    文研出版



少年が、ある日、どんどんどんどん歩き始めました。
アリも野原も森もそして、町も踏みつぶして歩き続けていきます。
そして一休み。また、歩いたのさ。

ただ どんどん歩くだけの なんともふしぎなストーリー。
そして片山さんの絵がすごい。すごすぎて笑っちゃいます。


最後に
「トリゴラス」
作)長谷川 集平    文研出版



びゅわん、びゅわんという風の音にのって怪獣トリゴラスがあらわれた。
だいすきなかおるちゃんのマンションめがけて、とつげき開始だ! 
緊張感あふれる新鮮な絵本。

主人公の男の子の、想像というより、妄想がどんどん大きく激しくなっていくのも笑えますが、ひと通り聞いてから、最後に一言はっきりと「ごちゃごちゃゆわんと、はよねぇ!」って、言っちゃうお父さん、めっちゃいい味です。
大阪弁ならではの 味わいです。

5年生
「ウエズレーの国」
作)ポール・フライシュマン      あすなろ書房



町の子供たちと「同じ」でないため友達のいないウエズレー。
子供たちはウエズレーをいじめたりするけれど 彼は淡々と自己分析をし、逃げるのは得意だから大丈夫!と自分らしさを失ったりしない強さを持っています。
あるひらめきから、彼の素晴らしい日々が始まりますが、彼のずば抜けた探究心、発想力、行動力には ページをめくる毎に感心させられます。
まるで魔法のように何でも工夫して素敵なモノを作りだすウエズレーと 美しい絵に 読んでいてもわくわくさせられます。

6年生
「まっ黒なおべんとう」
作)児玉 辰春     新日本出版社



ごちそうともいえない弁当を喜んだしげるの上に、原爆が・・・。
弁当を原爆資料館に提供した折免シゲコさんが、80歳をこえ、初めてあかした話。

戦争に夫も長男も取られて、残った次男はあの広島原爆で死んでしまいます。
あの日広島に出かけなければ、もう少し早く戦争が終わっていてくれたら何事もなく一緒に暮らしていた息子です。
母親は息子を探しに行った広島で、多くの死体の中から、自分の息子の骨を発見しました。
そうして、まだ息子が食べないでいたお弁当が 弁当箱の中でまっ黒になっているのを見るのです。
母親にとってこれほどに深い悲しみはないでしょう。
母親が持ち帰った遺骨を埋め、その上に飢えた紫陽花。
毎年健気に咲くだけに、戦争に対する思いはなくなることはありません。
あじさいの花を見ると この話を思い出します。
09:54 | 読み聞かせ
2018/06/11

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1.2年生
「灰屋灰次郎 灰はございー」
作)飯野 和好    アリス館



灰屋灰次郎は「灰屋」を営んでいる、ちょっと大きな顔の、やさしいおじさん。

灰次郎の商売が繁盛しているところを見た元弟子の銀五郎は、灰次郎の財産を奪う計画を練りはじめて…。
江戸の裏長屋を舞台に、様々な人の姿を落語調に描く、人情絵本。

 

リズミカルにテンポのいい文章で 読んでいても気持ちがいいです。
こどもたちも 読み終わると「灰はございー」と 口々に言っていました。
「へっつい」とか「十能」とか わからない言葉の説明は事前にしました。
ストーリーは単純ですし インパクトのある絵や 威勢のよいやりとりなど 低学年でも楽しんでくれたようです。
みんな きちんと座って 静かによく聞いてくれました。

3年生
「とっておきのカレー」
作)きたじま ごうき    絵本塾出版



カレー好きなおじさんがいる一軒の山小屋。そこに泊まりにくる子供たちもカレーが大好き。
おじさんはそんな子供たちに、今までカレーを食べに来た珍客の話を始めます。
カモシカやふくろう、そしてついには宇宙人まで!!

これはおじさんの作り話?それとも…



やっぱりみんなカレーは好きみたいですね。
「何カレーが好き?」って聞くと「ビーフ!」「チーズ!」など 口々に答えてくれました。

4.5年生
本日担当のウベさん。

 

「綱渡りの男」を読もうと思ったんだけど・・・というところから始まって、ご自身の体験を交えて パントマイムで みんなを楽しませてくれました。
題して「芸は身を助ける」だそうです。
読み聞かせは 次回のお楽しみ。

6年生
「あなたの手のひら 花の詩画集」
作)星野 富弘   偕成社

 

作者の星野さんは 群馬大学教育学部卒業後、中学校で体育教師をはじめますが、二ヶ月後 体操部の指導中に宙返りの模範演技で失敗し 脊椎損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまいます。
9年間の入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画、ペン画を始め、後に詩を添えるようになり、退院後創作活動を続けます。

星野さんの詩を読むと、なんでもないような日常がどれほど素晴らしく 大切なものか・・・ということに気づかされます。
星野さんがどういう人であるかを 話して いくつか心に響くような詩を読み、絵を見てもらいました。 

09:45 | 読み聞かせ
2018/06/07

4年生 保育所訪問の紙芝居練習

| by 美山小N
しばらく前から 4年生が7月の保育所訪問の準備をしています。
いくつかのグループに分かれて それぞれが 遊びや読み聞かせをするそうです。

先日は そのうちの 読み聞かせ担当の2グループが 図書室に来て 絵本や紙芝居を選んでいました。
 

どんなお話が面白そうか、大きい方が 見やすいとか こっちの方が 読みやすい、とか 色々考えていたようです。

そして 紙芝居「ばけくらべ」と大型紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」をすることになりました。

今日は 紙芝居の練習日。
「よむよむ」の方に来て頂いて いろんなアドバイスをしてもらいました。

 

ゆっくり はっきりセリフを言うこと、間の取り方など 細かく教えてもらっていました。
効果音に 鈴やシンバルを使ってみたら? と言われて 早速やってました。
うんうん とってもいい感じ。
読んでいるみんなも だんだん楽しくなってきたようで 声も表情も生き生きしています。

 

こちらのグループも 紙芝居の基本的な扱い方とか 立ち位置なども教えてもらいました。
読み方や動作などのアドバイスにも すぐに試してみて やる気満々、気合いが入ってました。
小道具のペロペロキャンディーは自分たちで考えて作っていたようです。
最後 保育所の子に あげるんですって。
人数分いるから、って放課後も頑張って作ってました。

明後日も もう一回 練習があります。
それから 1年生相手にリハーサルして 本番に臨むそうです。
18:25 | その他
2018/06/05

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「にじいろのさかなとおおくじら」
作)マーカス・フィスター     講談社



「にじいろのさかな」第3弾!
 ある日、歳をとったくじらが、珊瑚礁に来て、にじいろの魚たちの美しい銀色の鱗にうっとりとしながら、何時間も眺めていました。
ところが、そのことが誤解をうみ、くじらとにじいろのさかなたちのケンカが始まってしまいます。
どうしても人は、外見で判断してしまいがち。
誰かが、この誤解を解かなければいけません。
今回は、その役をにじうおがしました。
そう、誰かが勇気を持って行動すれば、誤解も解けるんです。

先日の 読み聞かせスペシャルで紹介したので みんな「知ってるー」「見たことあるー」と 反応たっぷりでした。

「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成     童心社



ポツン、ポツン、雨が大好きなのんちゃんはお散歩に出かけます…。
人気のカタツムリが大活躍!

かわいい絵の幼児向け絵本のようですが、カタツムリの生態が詳しく書かれていて なかなかおもしろい絵本です。

2年生
「だんごむし そらをとぶ」
作)松岡 達英    小学館

 

地面の上をコロコロころがるだんご虫。ある日空を見上げて考えた。
「ぼくも空を飛びたいなぁ」そしてだんご虫は空飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします…。
たくさんの虫たちも登場する創作科学絵本です。



やっぱり 男の子は興味津々。細かく描かれた昆虫たちを探して 楽しんでくれました。

3年生
「あおいジャッカル」
作)マーシャ・ブラウン    瑞雲社



昔、”あらぼえ”と呼ばれるジャッカルがいた。
ある夜、腹をすかせたジャッカルは町へ食べるものを探しに出かけたが、野良犬たちに追い回されて、染物屋に逃げ込み”藍の大がめ”に飛び込んでしまった。
翌朝、真っ青に染まったジャッカルを見て森の動物達は恐れおののき、彼を森の王様にした。
贅沢な暮らしが続いたが、ある時、追い払ったはずの仲間のジャッカルの遠吠えを聞いたばかりに……。

インドの昔話です。展開がおもしろく 版画も印象的なので しっかり見て しっかり聞いてくれました。

「ぷんとくちゃんのぼうし」
作)たしろ ちさと     アリス館



ぷんとくちゃんは、散歩の途中で、お気に入りのりんご帽子をなくしてしまいます。
森の動物たちが探してくれますが、帽子をみたことがありません。
「頭にかぶるもの」ときいて、持ってきたのは、似ても似つかぬものばかり。
ぷんとくちゃんのぼうしは、みつかるでしょうか。

もう一冊は リラックスして聞いてもらえる絵本です。
絵もかわいいし 絵探しのように 絵の中のぷんとくちゃんのぼうしを さっとみつけていました。

4年生
「落語絵本 じゅげむ」
作)川端 誠     クレヨンハウス



ご存じ「じゅげむ」です。
(とはいえ 4年生でどれくらいの子がこの落語を知っていたのでしょうか?)

じゅげむのながーい名前を  一緒に声を合わせて言ってみました。

5年生
「そらいろ男爵」
作)ジル・ボム     主婦の友社



お手製の青い飛行機にのり、バードウォッチングを楽しんでいた「そらいろ男爵」ですが、戦争が起こり、戦いに参加せざるをえなくなります。
最初は、爆弾のかわりに打撃力のある12巻の百科事典を使い、一個大隊を撃破。
でも、戦争はつづきます。旅行記や料理書、哲学書、天文書に歴史小説、男爵は大好きな『本』をどんどん投下します。
本を拾った将軍や兵士たちは、それぞれ本に夢中になり、戦いへの意欲がなくなってしまいます。
そして、男爵が戦争を終わらせるために最後に投下したものは……。

戦争のお話ですが 奇想天外でおもしろく そして心温まるお話です。
最後はじーんとしてしまいます。

6年生
「彼の手は語りつぐ」
作)パトリシア・ ポラッコ    あすなろ書房



米国南北戦争中に出会った2人の15歳の少年の実話。
ジョージア生まれの黒人少年ピンクとオハイオ生まれの白人少年セイは共に北軍兵士。戦闘で傷つき味方からはぐれてしまったところ、偶然に出会った。
負傷したセイを連れて、ピンクは母親モーモーベイの住む実家に立ち寄る。
セイはそこで保養し元気になるが、敵である南軍がこの家にやって来る……。

涙がわいてきて 心に深く迫ってくるお話です。



月曜日の朝に読むには・・・と 迷ったのですが なかなか自分から手にとって読む絵本ではないので こういう機会に読まなければ ほとんどの子が 一生この話を知らずに大人になってしまうだろう と思い 少し長いのですが 読みました。
だれか一人でも心のどこかに ひっかかってくれたら嬉しいです。

09:26 | 読み聞かせ
2018/05/30

新着図書のご紹介

| by 美山小N
今年度 第一弾として購入した図書を 給食の時間に 子どもたちにもお知らせして 貸し出しを始めました。

まずは・・・


昨年の本屋大賞にも選ばれた 辻村深月さんの「かがみの孤城」
554ページと 小学生にとっては かなりよみごたえのあるものですが 本を読み慣れた5,6年生ぐらいだったら 決して難しい内容ではないと思います。
大人でも 楽しめる・・・というか 児童書だという認識なく読み始めて あっという間にはまってしまい、感動しました。おすすめです。
紹介したとたん「よっし!」という顔をした女の子が数名いて、即 借りに来てくれました。
読み切るには 何日かかかりますが 読み終えたら 感想が聞きたいです。

続いて


映画で話題になりました「この世界の片隅に」のコミックです。
コミックの扱いには 色々と考え方もあり 悩むところなのですが 小学生にこういう内容はなかなか小説で味わえないかな、と思って 今回入れてみました。



「5分後に意外な結末」シリーズ。
短編なので 長い物語に慣れていない子でも 楽しめる、ってことで 人気のシリーズです。
「5秒後」シリーズもあるのですが こちらはふりがながほとんどないので 中高生向きかな。



鈴木るりかさんの「さよなら田中さん」
作者が中学2年生ということで 話題になりました。
小学4年生の時に初めて小説を書いて それが「12歳の文学賞」で大賞をとったというから驚きです。しかも そのあと3年続けて大賞です。
それらの短編小説などをまとめ、連作短編集にしたものです。



「サッカク探偵団」
シリーズ。
小学4年生の男の子が主人公で、目や脳の錯覚が謎となる 科学好きな子がはまりそうな 中学年向けのミステリーです。
ヨシタケさんのイラストもとっても可愛いです。




「名作転生」シリーズ。
古今東西の名作を現代に置き換え しかも 脇役の気持ちとか 主役が実は・・・とか 意外な展開に驚きます。
こちらも 短編なので 高学年なら朝読書の時間にでも読めそうです。



「ざんねんな偉人伝」
「自主勉にできそうやなぁ」と言って 借りていった子がいました(笑)



「黒魔女さん」「おしりたんてい」は 子どもたちからのリクエストです。

この他に かこさとしさんの「だるまちゃんシリーズ」最後の3冊と、今年度の読書感想文の課題図書を購入しました。

4月に「よむよむ」さんから絵本をたくさん寄贈していただいたこともあって 今回は 高学年向けの本が多かったのですが 次回は 低学年にも楽しんでもらえそうな本も購入したいと思います。
17:09 | 本のこと
2018/05/28

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「でこぼこホットケーキ」
作)よしだ あつこ     世界文化社



おばあちゃんのお誕生日に とっても大きなホットケーキを焼いたふたごのハリネズミは、もっていく途中でであった元気をなくした動物たちに 一口ずつわけてあげます。
ホットケーキは でこぼこに小さくなってしまったけど 元気になった動物たちがもってきてくれた ハチミツや果物などを飾って とっても素敵なホットケーキになりました。 

「ハシビロコウのはっちゃん」
作)よしだ あつこ     鈴木出版

ハシビロコウのはっちゃんは、いつもじっとしていて動かない。ほかの動物たちはそんなはっちゃんをばかにしてばかり。
ある日、おなかをすかせたライオンがやってきて、動物たちに襲いかかろうとしたところへ…。



「ペリカンやん」という声も聞こえましたが、ハシピロコウを知っている子が何人かいました。
どちらのお話も みんなちゃんと座って聞いてくれました。
どっちのお話が好きか聞いたら「ハシピロコウ」のほうでした。絵もインパクトあるし 印象的ですもんね。

2年生
「おばあちゃんとおんなじ」
作)なかざわ くみこ     偕成社


 
「おばあちゃんによく似てる」といつもいわれているなっちゃん。
「わたしって、おばあちゃんみたいなかおしてるかなあ…」と、ちょっと疑問におもっています。
ある日おばあちゃんといっしょにお買い物にでかけて、迷子になりかけたなっちゃん、おばあちゃんのないしょの場所を教えてもらうことになって……。
ふたりのやりとりがなんとも微笑ましくなる、しみじみあたたかな一冊です。

3年生
「ぬまのかいぶつ ボドニック」
作)ステファン・ツァフレル    ほるぷ出版



沼の怪物ボドニックは、沼のほとりの水車小屋の娘マンヤが年頃になるまで待っていたのだ、と結婚を迫ります。
その夜、恋人ホンツアにプロポーズされ、教会に向かう所をボドニックに襲われ、連れ去られます。
ボドニックは早速マンヤに魚達の世話をさせたりとこき使います。無理難題を言われて困っている所を、醜い魚に変えられた恋人が救ってくれました。そして、二人で逃げ出すのです。

4年生
「3びきのかわいいオオカミ」
作)ユージーン・トリビサス  冨山房


 
ご存じ3びきのこぶたのパロディ作品、なのですが、このお話しの展開は実に秀逸で楽しめます。
最初のページから子ども達はクスクス笑いだし、おおブタの悪者ぶりとオオカミたちの慌て振りには大笑い、読んでいる大人の方もついつい力がこもってしまいます。
子どもたちの適度な突っ込みもあり 楽しく読めました。

5年生
「落語絵本 おにのめん」
作)川端 誠    クレヨンハウス



お春は、あらもの問屋に奉公する働き者。
母親に似たお面をながめては、恋しさをまぎらわしています。
ところが、暮れもおしせまったある日、お春がいなくなってしまい、たいへんな騒ぎに…。
そのころ、お春は「おにのめん」を背負って、ひとり夜の枯野を実家へと向かっているのですが、いったい、なにがおこったの?

おもしろいお話に途中は 笑って聞いてくれていましたが オチはちょっとわからなかった子が多かったかも・・・。

6年生
「大仏くらべ」
作)大江 隆子   大仏奉賛会



鎌倉の男が奈良を訪れ、奈良の男と互いの地の大仏さまのすごさを自慢し合いますが、そのうちに・・・、さてその結末は-。



6年生は 今月修学旅行で 奈良の大仏を見てきたので タイムリーだと思い 自分も狂言が好きなので選びました。
じっと静かに聞いてはくれているのですが、こどもたちの反応がよくわからず 調子に乗ってついつい大げさに読んでいると くすくす笑ってくれたのですが 内容で笑ったのか、それとも 読み方で笑ったのか・・・??
09:50 | 読み聞かせ
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