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南丹市立美山小学校

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図書室から本こと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2017/10/16new

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「だいくとおにろく」
再話)松居 直    福音館書店



昔、あるところにとても流れの速い大きな川がありました。
どんな橋をかけても流されてしまうので、村の人は困りはて、腕のいい大工に工事をお願いしました。
しかし、引き受けてはみたものの大工も本当に作れるのか、心配になってしまいました。
そんなとき、大きな鬼があらわれて、「おまえの目玉をよこしたら橋をかけてやる」と言います。次の日、川へ行ってみるとどうでしょう。
おどろいたことに、りっぱな橋が半分できていたのです……。



みんなもよく知っている昔話です。
川に橋をかけようとする大工とその川に住む鬼のユーモラスなやりとり、民話の語り口を生かした文章、日本の伝統的な美しい絵、すべてが子どもを満足させます。

もう一冊
「おだんごぱん」
訳)せた ていじ    福音館書店



「おだんごぱんってどんなパン?」って思いますが、丸いパンがころころ転がって動物たちに出会うお話しです。
こちらはロシアの昔話。
動物たちに出会うたび 「ぼくは天下のおだんごぱん。・・・おじいさんからもおばあさんからも逃げ出したのさ。お前なんかに捕まるかい」という歌をうたって逃げる、というくり返しが子供にはおもしろいようです。



読み手にすれば この歌が難しいところですが、よく知っている子は上手に歌ってくれました。

2年生
「桃太郎が語る 桃太郎」
作)クゲ ユウジ    高陵社



桃太郎が自分の気持ちを語っているのですから これはもう 「昔話」というジャンルの桃太郎のお話ではありませんね。
でも ほんとうは こんなふうに思っていた、と 想像してみることは大事なこと。
ですが、まずは おもしろがって 読んでみるといいと思います。





ももたろうの内面って 2年生にはわかるかなぁ・・・と 思いましたが 意外と小心者だった桃太郎の心の声について 口々に言い合ったりしていましたし、音楽の盛り上がりや 電子黒板に映した絵本の展開もあわせて 楽しんでくれたようでした。

3年生
「とうさんはタツノオトシゴ」
作)エリック・カール    偕成社



子育て中の父さん魚たちが大奮闘!珍しい生態をもとにした愉快な魚の絵本。
擬態する魚が隠れている透明シートのページもあります。



まず 「はらぺこあおむし」を描いた人の絵本だよー、というと「へぇ、やっぱり!」と。
とっても興味を持って 最後まで楽しんでくれました。

つづいて 今度は人間のお父さんとお母さんの本、ということで
「おかんとおとん」
作)平田 昌広   大日本図書



「なあ、おかんとおとんはなんで結婚したん?」
なかなか話してくれないふたりですが、何度も聞いていくうちに少しずつ、ふたりが夫婦になるまでの日々が明らかになっていきます。
相手のことを想ってしていたことが、実は可笑しく思われていたり。
当たり前だと思ってしていたことが、相手にはとても変に映っていたり。
別々に大人になったふたりが出会い、親しい存在になったときに起こる、ささやかなすれ違い。



関西弁のやりとりが楽しく ゲラゲラ笑えます。
ちゃんとオチもあって 心も温かくなります。
今度 家でもおとうさんとお母さんに聞いてみてほしいなぁ。

4年生
「巣作りの名人 スズメバチ」
作)須田 貢正    六耀社



気性の荒いスズメバチのやさしい表情を、とらえています。
知らなかった巣作りの秘密。



興味深そうに聞いている男の子、ちよっと気持ち悪そうにしている女の子・・・反応は いろいろでした。
最近ニュースでも スズメバチの被害のことがとりあげられていたので。

5年生
「らくごえほん ねこのさら」
作)野村 たかあき   教育画劇



猫がごはんを食べていたのは、絵高麗の梅鉢という高価な茶碗。
気づいた道具屋は、なんとかそれを手に入れようとして…。


軽快でテンポのいい文章は 読んでいても楽しいです。
とくに後半は、若者と茶店のおじいさんの会話が主になりますが
この二人のかけあいがまた絶妙です。
おじいさんの最後のセリフ、見事なオチなのですが わかったかなぁ?? 
ちょっと気になったので「わかった?」と きいてみたら「おじいさん ずるい」と言っていたので ほっとしました。

6年生
「ひとつのねがい」
作)はまだ ひろすけ   理論社



いつもだまって道を照らしている街灯。
その街灯は、長い間ひとつの願いを持ちつづけていました。
──一度は星のように輝きたい──そんな大それた願いを抱く街灯が、自分のつとめに無心に専念したとき、思いがけない幸福が訪れるのです……。



なんでもいいから やりたいことや 希望をもってほしい。それがあれば 苦しいことがあっても乗り越えられるのだから・・・この本に深く感銘して 聞いてほしいお話だなぁと思って読みました。

6年生ということで ついつい こちらの思いで本を選んでしまい、その結果 どうしても考えさせられる内容だったり、まじめなお話ばかりになってしまうようです。
月曜日の朝、ということもあるので もっと気楽に笑えるお話のときがあってもいいのだと いうことを みんなで話しました。
09:49 | 読み聞かせ
2017/10/10

なりきりパネル その3

| by 美山小N
続いては
「ちこく姫」

    
   

 

みんなとってもかわい♪  でも 「ちこく姫」には ならないでね。
13:52
2017/10/10

なりきりパネル その2

| by 美山小N

第二弾は みんなが大好きなおもしろーい絵本
「あいさつ団長」

   

   


これで みんなは「あいさつ団長」です!!
13:44 | 本のこと
2017/10/03

中秋の名月

| by 美山小N

明日 10月4日は 中秋の名月です。
昔の暦では 1月2月3月が春、4月5月6月が夏、7月8月9月が秋、10月11月12月が冬とされていました。
ですから8月が秋の真ん中で 8月の真ん中の15日が中秋。
昔の暦の8月15日を今の暦に置き換えた日が 今年は10月4日となるわけです。

中秋の名月というと満月のように思われがちですが、月の満ち欠けのタイミングと暦が少しずつずれていく関係で いつも満月とは限りません。
というより 満月でない年のほうが多いのです。

今年の満月は二日後の10月6日となります。

どちらにしても 空気が澄んで美しい月が見られる季節です。
ぜひ 夜 お月様を見上げてみてください。




お月様の本を 並べてみましたので 読んでみてくださいね。
11:44
2017/10/02

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「おじいちゃんのごくらくごくらく」
作)西本 鶏介     鈴木出版



おじいちゃんと孫の絆を描き出したお話です。
この絵本のキーワードは「ごくらく(極楽)」。
おじいちゃんとの楽しい時間、やがて訪れる死。
二つのまったく異なる場面を、このキーワードが結びつけます。
登場人物の心情が切々と伝わってくる文章、表情豊かな絵。心揺さぶる一冊です。

「おじいちゃんが好きな人」と たずねると たくさん手が上がりました。
「この本は おじいちゃんが もっともっと好きになるお話だよ」と 言って読み始めました。

2年生
「がっこうのきらいなきょうりゅう」
作)マイケル・サーモン    文渓堂



ティラノサウルスのマービンは、とてもわがまま。みんなで遊んでいても、気にいらないことがあるとおこったり、あばれたりしてしまいます。そんなマービンが、学校に行くことになりました。いったいどうなるのでしょう。

終わってから きょうりゅうの話をすこししました。
男の子の中には恐竜博士みたいな子がいて 盛り上がりました。

3年生
「ばけバケツ」
作)軽部 武宏 小峰書店



おばけも楽しい月夜の散歩。つぎつぎと現れるのは…!?
 夜の闇が美しい絵本。おばけのコミカルなやり取りがリズムある文章で綴られ、読み聞かせにもぴったり。

独特のリアルさのある絵にそそられます。
「そんなのありえへーん」と つっこみながら 楽しんでくれました。

もう一冊
「めんのめんめん」
作)庄司 三智子  岩崎書店



てんぷらそばにナポリタン。やきそば、ラーメン、カレーなんばん……。
みんな大好き、世界の「麺類」大集合!
まずは「みざる きかざる いわざる」も「食べざる」とは言わざるの「ざるそば」
歌のような、言葉遊びのようなリズミカルな文章が、つるつるっとしたくなる勢いをつけてくれます。



最後に みんな 私はラーメンが好き!! 僕は焼きそば! と 盛り上がりました。

4年生
「ドームがたり」

作)アーサー・ビナード    玉川大学出版



原爆ドームが語る原子爆弾のお話。

戦争の悲惨さや、原子爆弾の威力のお話ではなく、原子爆弾が放つ、放射能の恐怖。

スズキコージさんの挿絵が、素晴らしく、擬人化されたドームの恐怖心や不安感など、淡々とした語り口のなかにある心情などがうまく表現されています。
活気があった当時の空気感や、被災後の不気味な雰囲気などもなんとなく伝わったかなぁ。

「ずいとん先生と化けの玉」
作)那須 正幹   童心社

ずいとん先生と化けの玉 (絵本・だいすきおはなし)

ある秋の夜、医者のずいとん先生の家の戸をトントンたたく音がする。見ると、一人の女が立っていて、病気の子どもを診てほしいという。案内されたずいとん先生を待っていたのは…。医者ときつねの化かしあいの、結果は…?



二冊目で 時間が足らなくて途中で終わってしまいました。
「続きを読んでほしい人」と聞くと たくさん手が上がったので 次回続きを読みますね。

5年生
「こぶとりたろう」
作)たかどの ほうこ   童心社



たろうは、頭を柔らかくして一心に勉強した。すると、頭に4つのこぶができてしまったのだ! 

奥までどんどん詰め込んだ勉強がとびでてしまったらしい。こぶとりじいさんのように、オニにとってもらおう!!



主人公が5年生ということで読みました。とても面白いお話ですが ちょっと長かったかなぁ。最後早口になってしまいました。

6年生
「プレゼント」
作)おとたけ ひろただ  中央法規出版


 
小学校6年生のユウタは、手と足がほとんどないけれど、スポーツもけんかもする元気いっぱの男の子。
体育のバスケットボールで審判を任され、最初は張り切るのだが、次第にみんなといっしょに参加できない悔しさが募りなみだを流してしまう。
ユウタの気持ちを知った仲間たちは、クラス対抗の駅伝大会にユウタと共に出場することを決めるのだが……。



この本では、先生やクラスメートが、体が不自由だからといって仲間はずれにしたり、逆にいつもやさしくしてくれるのではなく、仲間のひとりとして扱っていることがとても大切な点だと思います。
子供たちは体の不自由な仲間に対して、どう接していいのかがわからないというのが正直な気持ちではないでしょうか。
この絵本は、そんな子供たちに気づきを与えてくれるにちがいありません。


09:22 | 読み聞かせ
2017/10/01

なりきりパネル

| by 美山小N
10月27日からの読書週間に向けて 何か面白いことできないかなぁ・・・と考えています。

お話の主人公などをモチーフに 顔出しパネルとか作れたら面白いだろうなぁ、と思ってはいるのですが パネルとなると作るのもちょっと大変・・・ってことで 手持ちスタイルの小さなもの 試しに作ってみました。



みんなもご存知 絵本「すてきな三にんぐみ」の表紙です。


誰だか わかるかなぁ(笑)


私たち すてきな三にんぐみです♪


僕たちも すてきな三にんぐみだぞー

「あ、これ 僕の好きな本や」と 高学年男子の言葉に 嬉しくなっちゃいました。
09:27 | 本のこと
2017/09/25

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「うさぎのつの」 PHP出版より

昔 うさぎには立派な角がありました。
その角をみた鹿はほしくてほしくてたまらず ちょっとだけ貸してほしいと頼み うさぎから角を借ります。
しかし 鹿はその角を返さず逃げていってしまい うさぎは悔しくていつまでも泣いていたので 目が真っ赤になった、というお話。

雑誌に載っていたお話を聞いてもらいました。
「絵はないの?」と 言う子もいましたが、持ってきた鹿の角を見せると「うちにもあるー」(さすが美山!)と 言いながら じっとみて聞いてくれました。

「およめさんにばけたきつね」
作)吉田 タキノ    教育画劇



きつねがお嫁さんに化けて、結婚式にまぎれこんで、
ちゃっかりごちそうをいただいたり、いたずらをするのが毎回恒例だった、この村。
そこで、もうこれ以上化かされてばかりじゃ我慢ならない!と、一計を案じます。
「嫁入りがあるぞ」という噂を流し、のこのこやってきたきつねたちをつかまえてしまうのです。
でも・・・きつねも黙って囚われるだけではありません。
人間ときつねの知恵比べですね。
きつねが化けた・化かされたというのは、田舎の昔話には定番ですが 面白いですよね。
こちらは 紙芝居だったので みんな楽しんでくれたと思います。

2年生
「あつくてあつくて」
作)ほんま わか    解放出版



あつくてあつくて、とけてしまいそうなある日、前を歩くおじさんが振り向くと、見たことのあるどうぶつが!気のせいかと思っていると、また見たことのあるどうぶつが!
 あまりのあつさにぼーっとしていると、街の犬や猫、牧場のひつじたちやどうぶつ園のどうぶつたちもがまさかの……!
インパクトのある絵で 思わず笑っちゃう そんな お話。

「さっちゃんのまほうのて」
作)たばた せいいち    偕成社



先天性四肢欠損という障害を負って生まれたさっちゃんは、傷つきながらも現実をうけいれ、力強く歩き始めます。
指のない手を、「不思議な力をくれるまほうの手」と言ったさっちゃんのお父さん。
その言葉でさっちゃんは辛い現実を乗り越えるきっかけを得ます。

言葉は不思議な力を持っていて、「まほうの手」と捉えてその言葉を常に口にすることで、自分と周囲の認識がポジティブに変わっていくのでしょう。
さっちゃんの元気で力強いキャラクターは、私たちにも元気を与えてくれます。

内容は深いものがありますが わかりやすく描かれているので2年生でも なんとなく伝わったのかなぁ・・・と 思いました。

3年生
「よみきかせ お話絵本」より



「ありときりぎりす」「かちかち山」
「よくばりな犬」「いっきゅうさん」


すこし落ち着かないときがある学年なので 短いお話をいくつか読みました。

4年生
「桃太郎が語る 桃太郎」
作)クゲ ユウジ    高陵社書店



だれでも知っている昔話「桃太郎」を 桃太郎の目線で語るお話です。
桃から生まれる前の 桃の中の桃太郎の つぶやきからはじまります。
前半は盛り上がりに欠けて ちょっと中だるみの感もありますが 電子黒板の映像と音楽に助けられました。
お供と出会う場面では 犬や猿が「しゃべるんや!?」と 子どもたち。
定番の昔話では当たり前なのに ここでは それに驚くんですね(笑)
それだけ 一人称の語りがリアル感をうんだということでしょうか。
立場を変える、見方を変えることは とても大事なことだと思います。
そういうことに なんとなくでも 気づいてくれたら うれしいなぁ。

5年生
「うまれたよ ホタル」
作)中瀬 潤    岩崎書店



成虫だけでなく、卵も幼虫も蛹も光るゲンジボタル。
水辺で生まれ、上陸する様子等、幻想的な写真で見ていきます。


写真も大きく きれいな 科学絵本です。
こういう生き物系の絵本には 男の子は興味津々で見てくれますが 女の子の食いつきが悪いのが残念です。
昆虫とか見るのもイヤ、って子もいますから 仕方ないんですけど・・・。

6年生
「ゾウの森とポテトチップス」
作)横塚 眞己人    そうえん社



わたしたちが何気なく食べているポテトチップス、
毎日つかっているシャンプーや洗ざい・・・
 これらがゾウたちの命をおびやかしているって、ホント?
 ――熱帯雨林の森がへっているボルネオ島の真実と、
   わたしたちのくらしとのつながりを知る写真えほん。

日本の東京から南へおよそ4000キロメートルのところにある
世界で3番めに大きな島・ボルネオ島。
ボルネオ島は、熱帯雨林にさまざまな生きものたちがくらす大自然の宝庫。
そんな熱帯の島と、わたしたちがふだんなにげなく食べているポテトチップスには、
実はとても深いつながりがあるのです。

人間の便利さなどのために 自然が作り替えられ その結果 森に住めなくなったゾウたちが里へ出てきて人間の暮らしを脅かす・・・ふと 美山での 鹿やイノシシのことが頭をよぎりました。
こういう現実を知っても 実際にできることはほとんどないのかもしれないけど 目の前のポテトチップスしか知らずに食べるのと その背景を知って食べるのと いつか どんな形でかはわからないけど なにか違いがあると 思いたいです。
09:18 | 読み聞かせ
2017/09/11

「よむよむ」による 朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「へびくんはらぺこ」
作)ブライアン・ワイルドスミス     らくだ出版



はらぺこのへびがどうにかして動物たちを食べようと悪いことを考えます。
みんなで隠し芸パーティーをしよう・・・みんなが芸をしおわって最後にペリカンのお口の中への詰め込み競争でみんながペリカンの口の中へ入って一等賞。
へびはニヤリとして「ぼくだったらもっと詰め込めるのに」といってみんなを詰め込み あ~食べちゃった。
でも そこへ通りかかったぞうくんが・・・!!



外国の絵本らしく ちょっとめずらしい動物も登場します。
絵もカラフルで 迫力があるし 思いつかないような隠し芸に みんな喜んで静かに聞いてくれました。

2年生
「とべバッタ」
作)田島 征三    偕成社



恐ろしい天敵から身を守るため、小さな茂みに隠れすんでいたバッタが、決心して大空に向かってはばたく力強い絵本。

もうすぐ運動会なので とにかく力一杯 前に進んで! と思って 選んだ本です。
「とべ 2年生」だよ、と話して 読みました。
知っているお話でしょうけど 大型絵本だったので さらに迫力があり ページをめくると「すごーい」と声があがったりしていました。
短いお話だったので 子どもたちの方から もう一冊のリクエスト。
教室においてあった本を「これ読んで」と 持ってきたのが

「いーとんの大冒険」
作)なばな としたか   ロクリン社



何でも望みが叶うという不思議な種カナイダネ。
これさえあれば大好きなお菓子に困ることはありません。
うまい話にのってまんまと望みを叶えた、いーとん。
しかしその直後人生を揺るがす大事件が発生します。



やっぱり おもしろいお話が好きなんですね。
にこにこと楽しんで聞いてくれました。

3年生
「ぬすまれたかいじゅうくん」
作)マックス・ベルジュイス     ほるぷ出版


まちのために火をふいて電気を送っている優しいかいじゅうくんのお話し。
そのかいじゅうくんを盗賊達が狙って誘拐して売り飛ばそうとたくらみます。
家みたいにでっかくて 馬1000頭ぶんもあるかいじゅうくんを盗賊達はどうやって誘拐するのでしょうか・・・。



ほのぼのとした絵も魅力的です。

4年生
「かっぱのてがみ」
作)菊池 ただし  教育画劇  
 


「アカアカぬま」と「アオアオぬま」に住む ばけものカッパが 村の娘さんと旅の坊様に一杯食わされるというお話。

とぼけた感じが面白いです。

5年生
「鳥の島」
作)川端 誠   BL出版



鳥は群れて暮らしていた。それは身を守る知恵だった。
あるとき、一羽の鳥がそこを飛び立った。
群を離れる危険よりも、大空への憧れの方が大きかったから。
でも…。壮大な夢を描く感動の名作。


「落語絵本」などでおなじみの川端誠さんのデビュー作です。
川端さんは この絵本を作るとき「スイミー」のような絵本を作りたいと 思ったそうです。
海の向こうへのあこがれ まだ見ぬ向こうに 何かがあるに違いないと 思う気持ちがすばらしいですし、それを実行にうつす勇気に感動します。
ひとりひとりの力は小さく 大きな物の前に立つと なすすべもないようだけど それが綿々と続くことで 大きな何かを成し遂げることもあるのだということに 励まされた気がします。

6年生
「ふろしきばあちゃん」
作)水上 みのり    福音館書店



お隣のおばあちゃんは、いつもポケットにふろしきを入れて、なんでもかんでもぱっと包んでしまうふろしきばあちゃん。
買い物にはふろしきがあれば袋なんかいらない。
スイカでもしょうゆのびんでもきれいに包んでしまう。
包んで運ぶ、包んで飾る、包んで贈る。
便利な道具としてのふろしき。
ふろしきを使った日常の生活を、優しい絵で丁寧に描いた絵本です。

ボールやスイカ 丸い物だって この通り しっかりと 持ちやすく包めます。


ビン2本なら こうやって 底と底を合わせるように 横に倒して


くるくる巻いて


立てて結べば できあがり!

教室でも包み方クイズをしながら 実際に包んでみせました。
09:11 | 読み聞かせ
2017/09/07

もうすぐ 運動会

| by 美山小N
運動会まで あと10日をきりました。
授業はもちろんお昼休みにも 色別で練習をしています。


「〇人〇脚走」の練習をしている色がおおいのかな。
「いっちに、いっちに。いっちに、いっち。」の声が 図書室にも聞こえてきます。
これは 保護者も参加の競技なので 力が入りますね。
低学年には なかなか難しそうですが、みんな 気持ちを合わせて がんばってね。


ここは 作戦会議でしょうか?


リレーの練習をしている色もありました。

色別の練習計画やスローガンなどが廊下に貼ってありましたので みんなのがんばりを応援する意味も込めて、運動会にぴったりの「四字熟語」を まわりに貼りました。

「輝け! みんなが主役の運動会~Never give up~」
10:12 | 掲示物
2017/09/04

「よむよむ」による 朝の読み聞かせ

| by 美山小N

二学期最初のよみきかせです。

1年生
「くまのこうちょうせんせい」
作)こんの ひとみ    金の星社



くまの校長先生は、毎朝元気に「おはよう!」と子どもたちを迎えてくれます。
いつも声が小さいひつじくんに、くまの校長先生は勇気を出して大きな声を出すようにアドバイスします。
ひつじくんは大きな声であいさつできるように一人で練習しますが、「大きな声」はひつじくんを悲しくさせるものばかりなのです。
夜ベッドで寝ているときに聞こえてくる、お父さんとお母さんのけんかの声・・・。
お母さんがひつじくんを叱るときの声・・・。
ある日、くまの校長先生は、病気で入院することになり、その後大きな声が出なくなってしまいました。
お医者さんや看護師さんが校長先生に「大きな声を出して」とは言わず、小さな声にじっと耳をすましてくれていることから、わかったことがありました。大きな声を出そうとしても、出せないときがあるのだと。
子どもたちからたくさんの手紙をもらい、校長先生は病院から学校へ通うことを決心します。
ひつじくんと二人で山に向かって歩きながら、大きな声を出すように言ったことを謝る校長先生でしたが、そのとき突然、校長先生の具合が悪くなってしまいます・・・。

理由があって弱っている人に、「元気出して」とか「頑張れ」と言うことが、その人にとってかえって重荷になることがあります。くまの校長先生は、病気になってそのことがわかったのです。また、ひつじくんは大好きな校長先生が病気になっても自分を応援してくれている姿を見て、自ら勇気を振り絞ることができたのです。

これは実話をもとにしたおはなしです。
末期ガンと宣告されながら弱り行く自分の姿を子どもたちにありのままに見せ、命の尊さ、生きる意味を教え続けた神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校の大瀬敏昭校長。
この姿は『命の授業』と呼ばれ、その授業の様子や、学校を変えて行く姿はテレビや新聞、雑誌などで紹介されました。しかし残念ながら大瀬先生はその後亡くなりました。
大瀬先生と交流のあったシンガーソングライター・こんのひとみさんが、大瀬先生の思いを物語にして、いもとようこさんのイラストで絵本化しました。

1年生にわかるかなぁ・・・と 思いましたが、「このお話は実際にあったことから作ったんだよ」というと「それを 動物でかいたのか」と かえってきて なにか 伝わるものもあったかな、と思いました。

2年生
「フワフワ」
作)おおなり 修司    絵本館



フワフワと舞うダチョウの羽根が巻き起こすとんでもない珍事件!
ああっ、あんなものまでフワフワと!

文章はオノマトペのみで 迫力のある絵で 楽しめます。

ナンセンスなおかしさは2年生には伝わりにくいかもしれませんが、絵をみてるだけで可笑しいって感じでよろこんでくれました。

もう一冊は
「くんくんくん これはどなたのわすれもの?」
作)はやし ますみ   岩崎書店



あずかりしょ受付のおじさんがくんくんにおいをかいでいると羊や、コウモリや、いろいろな生き物が
「それ!ぼくのですー。さがしてたんですー」
「は~ たすかりました~」
「よかった これがないとねむれないんです」
と、汗をかきかき、とりにやってきます。
あずかりしょの一日の仕事がおわり、看板をしまう夕暮れどきまで……。

これは 誰のかな? と 想像する楽しさ。
かんたんにわかるものからちょっとひねったものまであり、低学年にはぴったりの絵本ですね。
こどもたちも 落とし物があったら くんくん臭いで持ち主をさがします。
さすがに美山小学校に統合してからは人数も多くなったので におってもわからないとき、外れの時 ありますけど 以前は びっくりするぐらいあたっていました(笑)

3年生
「おさんぎつね」
作)折口 てつお  教育画劇



いたずらもののキツネを 和尚さんとちんねんが知恵を絞って懲らしめます。
「ほとけさまはいつも線香を焚いて鐘を鳴らすと
こっくりこっくりゆれなさるんですよね。」
そのことばにひっかかって、首を振ってしまうおさんぎつね。
とうとう捕らえられてしまいます。
でも、今回限りだぞと許してもらって
その後イタズラをしなくなったという結末です。

許してもらったからもうしない。
許す方にも許される方にも温かさが感じられます。

4年生
「ちいさいきみとおおきいぼく」
作)ナディーヌ・ブラン・コム     ポプラ社



おおきいオオカミは、ずっとひとりでした。ひとりが、あたりまえでした。
ある日そこに、ちいさいオオカミがやってきたことから、おおきいオオカミは初めての気持ちをたくさん知り、世界は色づきはじめるのです……。
だれかとともに生きる喜びとぬくもりを伝える、フランス生まれの心あたたまる物語。

静かに聞いてくれました。
内面的なお話なので どのように感じてくれたか気にはなりますが、すぐには自分でもわからない、言葉にできない気持ちもあるし 誰かの心にすこしでもこういうお話をきいた、ということが 残ってくれたらいいなぁと 思っています。

5年生
「まさかおさかな」
作)フェイ・ロビンソン     BL出版



エリザベスはおさかながだいすき。
土曜日には水族館に出かけ、おさかなの絵を描いたり、タコにエサをやったり。
だけど、家でエリザベスが飼っているのは、グッピーがいっぴきだけ。
もっとおさかなが飼いたい! でも、ママやパパはエリザベスの話を真剣に聞いてくれません。そんなある日、エリザベスが手を洗っていると、水道からマスが飛び出してきたのです!次の日にはヒラメ、そしてくじらの赤ちゃんまでも……!

学校で メダカや鯉などを水槽で飼っていて 休み時間には みんながのぞいているので お魚つながりで読みました。

蛇口からお魚が出てくる、という発想がおもしろいおはなしですが、親がこどもの言うことをちゃんと聞いてくれない背景はありがちで 親としては ちょっぴり反省してしまう絵本かも。

6年生
「桃太郎が語る 桃太郎」
作)クゲ ユウジ    高陵社出版



「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。
3人称から1人称へ。客観から主観へ。
もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。
その額にカメラがついていたら――「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。
えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、主人公の「たとえば」の胸の内。
他者である主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。

単純に 意表を突いて面白いだけでなく 視点を変えて ほかの立場の気持ちを想像してみることは 日常においても大切なことだなぁ、と 改めて思いました。
音楽と電子黒板の映像効果も楽しんで聞いてくれました。
09:48 | 読み聞かせ
12345