〒601-0751 京都府南丹市美山町島 島台52番地 TEL:0771-75-0017 FAX:0771-75-0106 MAIL to:[email protected]
通級指導教室(ことばの教室) TEL:0771-75-1097
 
図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2022/06/27new

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「おいしいおやつをくださいな」
作)大塚 たえこ    福音館書店

あひるが、やぎ、ぶた、うしに会って、みんなでおいしいおやつを探しにいきます。
ふんわりしてて、甘くて、丸くて、おいしいおやつ! 
さてどこにあるのでしょう。
町に行って入ったお店は、金物屋さん、粉屋さん、乾物屋さんに、たまご屋さん。
どこにもありません。
でも、最後になんと「おいしいおやつやさん」がありました。
みんなでたっぷりご馳走になって、大満足……。



絵もはっきりしていて かわいいので みんな最初から大注目。
ふんわりして あまくて まるくて おいしいおやつは何だろう? 
「ドーナツ」とか「クレープ」とか いろいろ考えててくれていました。
「かなものや」とか「かんぶつや」やとか 1年生にはなじみのないお店が出てきますが わかったかな?
ほっこりと 楽しいお話でした。

2年生
「かたつむりののんちゃん
作)高家 博成         童心社

ポツン、ポツン、雨が大好きなのんちゃんはお散歩に出かけます…。
人気のカタツムリが大活躍!



小さな子ども向けの絵本のようですが、カタツムリの生態について詳しく書かれています。
みんなもカタツムリについては よく知っているようでしたが 今年は 6月の梅雨の時期だというのに お天気の良い暑い日が続いて カタツムリはまだ見ていないって 言っていました。
楽しく 聞いてもらえたようです。

3年生
「ケロリがケロリ」

作)いとう ひろし      ポプラ社

ケロリは、しっぽがじまんのおたまじゃくし。
ところが、ある日、そのしっぽがなくなってしまいました。
もう、だれにもあいたくありません・・・



大きく はっきりとした絵なので 見やすかったと思います。

「しりとりのくにのおうさま」
作)こすぎ さなえ    PHP出版

あるところに、しりとりのくにがありました。
このくにでは、なにもかもがしりとりの順番になっています。
めだまやき→きゅうり→りんごじゅーす→すいか→かれーぱん。
おうさまの朝ごはんもこのように運ばれてきて、最後はみんな『ん』で終わります。
ある日、しりとりのくにに、隣のくにのおうさまが助けを求めにやってきました。おひめさまが、しりとりやまのドラゴンとしりとり勝負をすることになるのですが、なんと、相手のドラゴンは『ん』のつくしりとりしか出さないのです。
そこで反撃のために……!?

 

みんなしりとり大好きですよね。

お話にそって 一緒にしりとりを考えてくれて とっても 盛り上がりました。
最後の「す」ではじまり「ん」で終わるもの は すごく意外な答えだったので みんな「えーっ」って 笑っていました。
とっても うまいオチです。

4年生
「くじらのだいすけ」
作)天野 祐吉     福音館書店

昔、クジラがまだ山にいたころ、クジラのだいすけは、歩くとみんなの迷惑になるので、何十年もじっとすわっていました。
夏祭りになると、山の仲間の動物はだいすけに見えるようにと、その顔の前にやぐらを組みましたが、ちょうどその時、だいすけはくしゃみをして、みんな吹き飛ばしてしまいました。
恥じ入ってどこかにいってしまいたくなっただいすけは、カラスに連れられて、海にいきますが……。
梶山俊夫が絵を描いた最初の絵本です。



わかりやすい昔話のようなお話ですが お互いを思う気持ちや 自分らしく生きることの大切さなどを描いています。
50年ほど前に作られた絵本ですが 今読んでも しっかりと感じることができるような気がします。

電子黒板に映して読んだので みんなじっと注目して しっかり聞いてくれていたと思います。

5年生
紙芝居「たのきゅう」
作)渋谷 勲     童心社

旅役者のたのきゅうが峠で出あったじいさまは、うわばみの化物でした。
たのきゅうをたぬきとまちがえて、化物は化けてみろと…。


落語の「田能久」のお話を 紙芝居にしたものです。
有名な「まんじゅうこわい」のように このお話も 世の中で一番怖いのは 大判小判、といって うわばみをだます、というオチなのですが 相手はうわばみなので もっと 緊張感があって面白いかな。
ちょうど 5年生は中学校で寄席体験をしていたので 落語の面白さもわかってくれていたかな、と 思います。

6年生
「あたまにつまった石ころが」
作)キャロル・オーティス・ハート     光村教育図書

切手にコイン、ジュースのビンのふた。みなさんも集めたことありませんか? 
わたしの父は石を集めていました。
「石ころじゃあ、金にならんぞ」まわりの人はいいました。ところが・・・。

作者が娘の目から父の生涯を振り返る、実話にもとづくアメリカのお話です。



まわりに何を言われても、どんな境遇であっても、好きなことを手放さない。
かたくなに守り通すのではなくて、いつも自然と、頭もポケットも好きなもので埋まってしまう。
そんなに夢中になれるものに出会えたら、それはもうそれだけで、得がたい幸せなのではないでしょうか。

科学博物館に通うようになった彼の、巻末にさらりと書かれた驚きの後日談までが、ひとつの物語。

娘である作者の最後の一言が、深く胸に響きます。
まわりに理解されずとも夢中なものがある人にとって、この言葉は、大きな心の糧となることでしょう。
子どもにはもちろん、私たち大人にとっても。

静かに聞いてくれていました。

09:41 | 読み聞かせ
2022/06/23

先生の好きだった本は?

| by 美山小
小学生のころ 先生は どんな本を読んでいたのかな?

先生方にアンケートをとって クイズ形式にして 掲示しました。

 

最初は それぞれの先生の好きそうな本を想像して 先生と当てはめるだけの ほとんど直感で解答してもらおうと思ったのですが、先生方には その本が好きな理由も尋ねいたので それをヒントにしてみました。

 

さっそく クイズに挑戦してくれていました。

 

吹き出しには わかりやすく本の内容などにふれいてる セリフもあるのですが、絵が好き、とか 感動した、という 当てはまる本が複数あるようなセリフもあります。

適当に当てはめる人も多いだろうと 思っていたら みんな ヒントのセリフから真剣に考えて「うーん むずかしい」と 悩んでいました。
14:14 | 掲示物
2022/06/20

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「こぐまのともだちはどこ?」
作)ペトル・ホラチェック      あすなろ書店

ひとりぼっちはつまんない。こぐまは友だちをさがしに行くことにしました。
だけど、「友だち」っていったいどこにいるのかな…?
のんびり、かつ真剣にともだちをさがすくろくまくんとちゃくまくんがなんとも微笑ましい!

 

こんな出会いで友達になれることもあったり、いつの間にか 友達になっていたり、というお話は 1年生にぴったりかなぁ、と 思って選びました。

くまさんつながりで 梅雨の季節に、ということで

「あめふりくまのこ」
詩)鶴見 正夫      ひさかたチャイルド

みんなもよく知っている歌だと思います。
半分くらいの子が知っているようでした。
この絵本のくまさんが とってもかわいいので 絵本を見てもらいながら みんなで歌を歌いました。

 

終わってから「歌は知らなかったけど 一緒に歌えた」と 言ってくれた子もいたので よかったです。

2年生
「ほげちゃん」
作)やぎ たみこ     偕成社

ぬいぐるみのほげちゃんは、小さなゆうちゃんといつも一緒なので汚れ放題。
そのせいでおでかけの日にも置いてけぼりになり、もうカンカン!

 

2年生は 絵本を読み始めると 見やすい場所に椅子ごと移動させて ちょっと寄ってきてくれました。
それだけのことですが 読み聞かせを楽しみにしてくれているのだなぁ、と うれしく 張り切って読もう!という気持ちになりました。
 
絵本の裏表紙に ほげちゃんの作り方がのっています。
これをみて ほげちゃんのぬいぐるみを作って 読み聞かせできたらいいなぁ・・・と いつも思いながら 作れていません。

3年生
「いやです、だめです、いきません」
作)清永 奈穂     岩崎書店

「あぶない人」「あぶない場所」って、どんなこと? 
もし、あぶないめにあったらどうしたらいい?
子どもが自分で自分の身を守るために学ぶ安全教育の絵本です。
巻末の親向け解説では、逃げたり、さけんだりする練習方法も紹介しています。

  

表紙を見せて「どんな絵本だと思う?」って聞いてみました。
みんな 顔が??? でした。

安全教育のお話ですが こどもたちにわかりやすく 具体的に今の時代にあった例を挙げて書かれているので みんなも 先生も真剣に聞いてくれているのがわかりました。

4年生
「あめの日のトランペット」
作)安房 直子     金の星社

野原の真ん中の一本の樹の下に「ふしぎや」と看板をだした家がありました。
そこは、くまが楽器を売っているお店でした。
雨のふり続くある日、男の子が訪ねてトランペットを手にすると、ふしぎなことが……。

 

静かなかわいらしいお話なので ちょっとでも注目してもらおうと トランペットをもらう代わりに 梅の実を三つ渡す、というところで ホントの梅の実を「ひとつ、ふたつ、みっつ」と ポケットから出してみました。
大きな事件はおこりませんが 降り続く雨が去っていく場面は とてもすてきな葉祥明さんの絵もあって なんとも晴れやかな気持ちになります。



途中 子どもたちの視線が急に別方向を向いたので みんなおもしろくなかった!? と 焦りましたが 淡い絵で 見えにくいと思ってか 先生が教室の後ろからタブレットで電子黒板に映してくれていました。

5年生
「1つぶのおこめ」
作)デミ     光村教育図書


けちな王様をこらしめよう! 算数のひらめきで村を救った女の子のお話。
1つぶ、2つぶ、4つぶ、8つぶ……。30日目には、何つぶ? 
インドの昔話を細密画風に描いた楽しい絵本。

 

絵も昔風で細かくて 最初は あまり興味がなさそうな子もいましたが どんどん増えていくお米の数に みんなもだんだん興奮してきました。
最後の左右に広がる大パノラマのイラストは、圧巻!
わぁ~! っという声があがり 大興奮。 
この絵本を読むと 大人もこどもも みんな びっくりしてくれるのが楽しみです。
こういう絵本をきっかけに 算数が苦手だなぁと 思っていても 日常にある算数の面白さに目を向けてくれたらうれしいです。


6年生
「みずたまレンズ」
作)今森 光彦     福音館書店

朝露や雨にぬれた花や葉っぱには、キラキラ光る丸いみずたまがついています。
そこにはさまざまなものが映っています。虫になった気持ちでみずたまを見てみよう。

 

少し前 南丹市で開催された今森光彦さんの講演会に行ってきたので 今森さんをみんなにも紹介しました。
雨の季節なので みんなも みずたまレンズを見つけて 観察してみてください。

これは 写真家の今森さんによる 写真絵本ですが、今森さんは 切り紙作家でもあります。

「丘のうえのいっぽんの木に」
作)今森 光彦    童心社

1本のエノキがありました。
春、目を覚ましたオオムラサキの幼虫は、エノキの幹をのぼりはじめました。
エノキは鳥や昆虫、カエルなど、様々な生き物の拠り所。豊かな里山の生き物たちの姿を“切り紙”で描きます。

 

黒単色の切り絵なので 図鑑の写真でオオムラサキの成虫と幼虫を 見てもらいました。

写真でも 切り紙でも 自然の営みを大切に思う今森さんの気持ちが伝わる絵本です。
また じっくり見てください。



09:18 | 読み聞かせ
2022/06/13

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「弾きがえる」
作)久留島 武彦     子どもの未来社

音楽の大すきな三きょうだいがバイオリンを弾いていると、音楽の大すきなかえるが池から出てきて、たのみました。
「うちに来てバイオリンを弾いてください」さてさて、どうなることでしょう……。

 

三人兄弟の兄たちはカエルを馬鹿にし 末っ子はカエルの気持ちがわかって・・・という昔話によくあるパターンですが 子どもたちに身近なカエルが登場するし、今の季節にもぴったりだと思い読みました。

作者の久留島さんは明治・大正・昭和にわたって「信じあうこと」「助け合うこと」「違いを認めること」などの教えを語り聞かせた教育者で 「日本のアンデルセン」と言われた人だそうです。
このお話は120年以上昔に書かれた作品ですが、今読んでも古さを感じさせません。

みんな静かに聞いてくれていたけど 1年生にはちょっと長いお話だったかなぁ・・・。

2年生
「1000000ぼんのぶなの木」
作)塩野 米松     ひかりのくに

1000000本のブナの木やまに、人間の子どもが忘れていった一枚のバンダナが落ちていました。森に冬が来て、そして春が…。

図書コーナーのテーマになっている村上康成さんの絵です。
登場する動物たちも 図書コーナーのあちこちにいますよ。

 

面白い、とか 不思議なお話とかではないのですが お話に合わせた音楽が生演奏で流れていて 電子黒板で絵も見やすかったので ちょっとわくわくしながら聞いてくれていたようでした。
ゆったりとしたキーボードの音楽にのせて 森の季節が移り変わっていきます。
電子黒板に大きく映る絵を みんなじーっとみつめて 絵本の世界にはいってくれていました。 

3年生
紙芝居「おやゆびひめ」
作)アンデルセン    童心社

こどもがほしいと魔法つかいにたのんだ女の人に、親指ほどの大きさのかわいい女の子がさずかりました。
花の中から生まれた親指ほどの大きさのおやゆびひめ。
かえるにさらわれたり、ケガをしたつばめを助けたりして旅を続け、最後は王子様とめでたく結ばれて幸せに暮らします。

 

誰もが知っているお話だと思っていたのですが、知っている人を聞いてみたら 数人でした。

おやゆびひめの誕生から結婚まで どんどん話が進んでいくので 面白く聞いてもらえたのではないかと思います。

4年生
「へいわってすてきだね」
作)安里 有生    ブロンズ新社

 

2013年の6月23日 沖縄「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式で朗読された「平和のメッセージ」です。
日本の一番西にある小学校、沖縄県与那国町立久部良(くぶら)小学校1年の安里有生(あさとゆうき)くん(6歳)が書いた詩に 長谷川 義史さんが絵を添えました。

「ぼくがラーメンたべてるとき」
作)長谷川 義史    教育画劇



ぼくがラーメンたべてるとき、地球の裏側でなにがおこってる?
世界の子はなにしてる?
遊んでる、働いてる、倒れてる…。
長谷川義史が世界の子たちへ平和への願いをこめた絵本です。

平和を願う今だからこそ 読んでほしい絵本なので 5年生、3年生に引き続き読みました。

5年生
「ひろったらっぱ」
作)新見 南吉     新樹社

戦争で手柄を立てようと出掛けた男が、途中で戦争のために田畑を荒らされた村人の姿を見て、戦争に行くのは止めて、復興の手助けをする…。
新美南吉が言論弾圧の強まる暗い時代に抗して 1935年(昭和10年)大学の4年生の時に書かれた書いた絵本です。

 

新見南吉さんの絵本を読みます、といったら わぁっと喜び(?)の声が上がりました。
ごんぎつねを国語でならうので 新見南吉さんのことをみんなよく知っていたからでしょうね。

今もまだ戦争が続いていますが このお話の人のように はやく戦争をやめてほしいものです。

6年生
「きつねのテスト」
作)小沢 正     ビリケン出版

全問正解すると、誰も見たことのない、素敵な女の子に変身できるのです。
あなたも、きつねのテストを受けてみませんか?

 

きつねの出すへんてこなテストと不思議な雰囲気は なかなか面白いのですが 6年生ともなると みんな黙って静かすぎるほどに聞いてくれています。

ほんとは
「すきなひと」
作)桜庭 一樹    岩崎書店



絵も幻想的で美しく 受け取り方が人それぞれの この絵本を読もうと思っていたのですが あまりにも不思議な世界観なので もう少し大人になってからのほうがいいのかなぁ・・・と思いやめました。

図書室においておくので興味のある人は読んでね、と 作者の絵本に込めた思い
「絵本なら、厚さ5ミリの紙の束に、「世界のすべて」を魔法のように閉じこめることができる。
そう信じ、わたしなりの大河ロマンを323個の文字に圧縮しました。
そして嶽まいこさんの絵に託しました。
いま、気分爽快です。」を紹介しました。

コロナ渦ということで みんな机に向かって椅子に座り 距離をとっているので よけいにこどもたちの反応が少なくわかりにくく 残念です。
以前のように 絵本のそばにみんなが寄って 和気あいあいと読める日が戻ってくることを願っています。
09:35 | 読み聞かせ
2022/06/06

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「そらまめくんのベッド」
作)なかや みわ     福音館書店

 

そらまめくんの宝物はふわふわのベッド。だからだれにも貸してあげません。
ところが、そのベッドが突然なくなってしまったのです……。
愉快なそらまめくんの楽しいお話。

今日は 実物のソラマメと 登場するおまめさんたちを持ってきて 見てもらいました。
みんな 豆を見せると 「枝豆や」「ピーナッツ」「スナップエンドウ」と ちゃんと知っていました。

 

よく知っている絵本でしたが みんな静かに聞いてくれていました。

おまけ、ですが ちょうど6月6日の雨の日だったので 「かわいいコックさん」の絵かき歌を歌って書きました。
(棒が一本あったとさ、から始まって 6月6日の雨ザーザー降ってきて・・・と 続きます)
一緒に歌ってもらったけど 1年生は誰も知らなかったようです。

2年生
「ちゅーちゅー」
作)宮西 達也    鈴木出版

 

5月に読んでもらった「にゃーご」の続編です。
「にゃーご」は猫を知らないネズミのお話でしたが 今度はネズミを知らない猫のお話です。
このお話だけでも楽しいのですが、「にゃーご」を知っていると より楽しめます。
面白いところでは ツッコミの声もあり 盛り上がって感動的な場目では シーンと集中して聞いてくれていたようでした。
大型絵本だったので 絵もよくわかってよかったです。

3年生
紙芝居「うみにしずんだおに」
作)松谷 みよ子   童心社

四国の高知県にある 大きい岩と小さな岩が並んでいる小さな島の伝説のお話。

 

大昔、土佐地方に嵐で大波が押し寄せたとき、大岩を海に沈めて村を救った大鬼。
大鬼が沈めたこの岩は実際に双名島(ふたなじま)と呼ばれ、金棒に突き刺したという穴が一つづつ開いているそうです。
そのすぐそばに泣き続けて岩になった子鬼の岩も烏帽子岩と呼ばれて残っており、今も荒波から久礼の浜を守っているそうです。 

面白いところでは笑って、大鬼が果敢に海に入っていく場面では真剣な面持ちで 反応よく聞いてれていたようでした。

4年生
「コウノトリとお兄さんとぼく」
作)尾崎 順子           家の光

コウノトリが飛来する田んぼの広がる村に暮らす小学生のぼくと、毎日道ですれ違うお兄さんの交流を描いた物語です。

 

今の季節の田んぼの様子やコウノトリが とても美しく描かれていたのですが、雑誌の挿絵なので 見てもらいにくいなぁ・・・と 思っていたところ 担任の先生が タブレットで撮って 電子黒板に映してくれました。

5年生
「つみきのいえ」
作)平田 研也    白泉社

ほとんどの建物が水没した土地で暮らす老人。ある日落とし物を探しに海に潜ると…。

2008年に 世界中の映画祭で20冠に輝いた短編アニメーション「つみきのいえ」を、作者である加藤久仁生(監督)、平田研也(脚本)の二人が絵本として描きおろしました。

 

水に沈んでいく家を積み重ねて生きて行くなんて、さみしいお話のようですが、そこには素敵な思い出を積み重ねたおじいさんの人生があったのです。
さみしいなんて一つも描かれてなく、温かで柔らかいたくさんの思い出・・・。
取り立てて珍しい人生ではないけれどとても幸せな人生。
細かく絵を見ていくと 文章には描かれていないおじいさんのストーリーが 想像できます。
つみきの家に住み続けているおじいさんの気持ちが 少しでもつたわったらなぁ、と思いました。

6年生
「どうするティリー?」
作)レオ・レオ二     あすなろ書房

あきらめないで!どんなに高い壁だって乗り越える方法はきっと見つかる。
小さな知恵と勇気で世界を変えた1ぴきのねずみの物語。

 

当たり前のようなことも、思考停止せずに考え続けることが大切。
困難に思えることも、諦めずに希望を持ち続ければきっと解決できる。
この絵本から、そんなメッセージを感じました。
そして この本が発刊されたのは、ベルリンの壁崩壊の頃。
ティリー達の目の前にある壁は、それを模して描かれたのではないかな・・・と思うのです。

「うまれたよ! ホタル」
作)中瀬 潤    岩崎書店

成虫だけでなく、卵も幼虫も蛹も光るゲンジボタル。
水辺で生まれ、上陸する様子等、幻想的な写真で見ていきます。

 

美山でも ホタルが飛び始めました。
身近な生き物のことなので 興味深くみてくれていました。

09:30 | 読み聞かせ
2022/05/31

読書感想文全国コンクール課題図書

| by 美山小

平屋の平川さんから 今年度の読書感想文全国コンクールの課題図書を寄贈していただきました。
いつも ありがとうございます。


低学年用 


中学年用


高学年用


中学生用

手に取りやすいように しばらくは教室に置きます。
普段自分が読まないようなジャンルの本もありますが せっかくの機会なので ぜひ 読んでみてほしいと思います。
12:21 | 本のこと
2022/05/31

新しい本が届きました!

| by 美山小
今年度最初の新着本です。
今回は 人気のシリーズの続編など みんなのリクエストを中心に選書しました。

    
高学年女子に人気の「いみちぇん」は これ(19巻)で完結です。
「リリアーネ」「科学探偵」「都会トム」どれも何冊も続く人気シリーズ。

  
剣道女子を描いた「まっしょうめん」去年1.2巻を入れたら好評だったので。
「本好きの下剋上」はアニメで人気らしく 6年生の強い要望がありました。
コミックではなく 小説なので読みごたえはたっぷりです。

  
「ぼくらシリーズ」で人気の宗田さんの作品
「鹿の王」は去年 予算の都合で1巻しか購入できなかったので これで完結。

 
いつの時代も大人気のドラえもん
低学年には「妖怪捕り物帳」 

 
女の子は「すみっこ」が好きですね。
「名探偵」シリーズは3年生を中心に よく読まれています。

  
意外と多い猫好き派の人へ

 
魚好き男子の大プッシュの「築地市場」大人が見ても楽しめます。
なぞなぞは クラスあそびで使うのか 学年関係なく よく借りられています。


以下の2冊は 寄贈本です。 

毎月「子供の科学」を寄贈してくださっている 鶴ケ岡の田中さんは「空想科学読本」も いれてくださっています。


今 かやぶき美術館で 絵本の原画展を開催中の福井さとこさんは 
低学年でも読める幼年童話の本を 寄贈してくださいました。

田中さん、福井さん ありがとうございます。


 
新しい本がはいるのは やっぱり ワクワクするようで 待ちきれない人は 何度もフライングで 図書室をのぞいていました(笑)

中間休みの貸出し開始には お目当ての本を急いで借りていく子どもたちで いっぱい。
出遅れてしまった人は 予約をして 返却されるのを待っています。



図書委員会でも 購入希望の本のアンケートをしています。
まずは 子どもたちの「読みたい」という気持ちが大切に アンケートを参考にして
みんなが読みたくなるような本をそろえようと思っていますので お楽しみに!!
11:13 | 本のこと
2022/05/30

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「なにをたべてきたの?」
作)岸田 衿子    佼成出版

ころんと太って、体は真っ白のしろぶたくん。
しろぶたくんが見つけたのは、美味しそうなきれいなりんご。
「いただきまーす」
ペロリと食べ終わったしろぶたくんのおなかには…きれいな赤い色!
今度はレモンをペロリ。まだまだお腹の空いているしろぶたくんは、更に大きなメロンもぶどうもペロリ。
するとおなかには、どんどんきれいな色が並んでいきます。
おや、今度見つけたのは…せっけん。しろぶたくん、それ食べちゃうの!?

 

話しかけられているような優しい言葉にのって、お話はリズミカルにすすんでいきます。
ぱっと見ればシンプルな絵。でも、ページをめくっていくと、その鮮やかな色が大きく目に飛び込んできます。
何よりしろぶたくんの表情が可愛くて、くだものがとっても美味しそう!

大型絵本だったので みんなにしっかり見てもらうことができてよかったです。
「あー、色がついた」「皮ごと食べるん?」「メロン食べたい」「きれいー」「わぁ しんごうや」などなど みんなの反応もとっても良くて 楽しく読めました。

2年生
紙芝居「長ぐつをはいたねこ」
作)ペロー     童心社
 

粉屋が死んで、三ばんめのむすこがもらった財産は、ねこ一ぴき。
長ぐつを作ってもらったねこは、とても知恵のあるねこでした。

世界の名作むかしばなしのひとつですけど、「長ぐつをはいた猫」というお話があることは知っていても 内容は大人でも意外と覚えていなかったりしますよね。
2年生に聞いてみると・・・どうやらお話自体を知らない様子でした。

3年生
「おおいなるだいずいちぞく」
作)はしもと えつよ    偕成社

王子とじいやを中心に、大豆たちが成長し、姿を変えておいしい食べものになるまでを、コメディタッチで描きます。
大豆だけがすごい豆なのだ、と信じきっていた王子は、豆界のマドンナ、あずきちゃんに出会い、自分の底の浅さをしり、世界中の豆に出会う旅に出かけるのでした……。

 

楽しく笑いながら読めて、大豆についてもしっかりまなべる絵本です。
本文中には、大豆がどのようにすがたをかえて豆腐やみそ、しょうゆ、厚揚げなどになるかを詳しく説明したページがあるほか、じいやの秘密の本には大豆の秘密がいっぱいつまっています!
絵がとってもかわいいので お勉強っぽくならずに楽しめると思います。

みんなとっても静かに聞いてくれていました。

4年生
「じめんのしたにはなにがある」
作)中川 ひろたか   アリス館

ミニカーを木の下に埋めようと思ったら、根っこがあって大変。地面の下は、根っこだらけなのかな?
土の中にも生き物がいる。そういえば、地下から水や温泉が出るのはなぜ?
どんどん地下深くに想像が広がっていきます。

 

アリやもぐら、冬眠する生きものが登場する前半の地面の下は みんなもよく知っている様子だったけど デパートの地下や地下鉄は 美山の子どもたちには あまりなじみのない場所だったのであんまりピンときていない感じでした。

5年生
「あしなが」
作)あきやま ただし    講談社

すらりとした美しい犬、あしながは、のら犬たちからきらわれていました。
「でっかい家にすんで、すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
かっこいいけど、さいていのやつ──。
のら犬のケンは、みんなのうわさ話を信じて、あしながのことをそう決めつけていました。
ところがある日、あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき、ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。

 

本当の姿を知ろうとせずに 無責任なうわさに乗せられてしまうことって だれにでもあることかもしれませんね。
みんなが言ってるから それが正しいわけではない、ちゃんと 自分で確かめてから判断できる人になりたいと 大人になっても思います。

読み終えると 拍手をしてくれました。
何か みんなの心にも 感じるものがあったかな、そうだったらいいな、と 思いました。

6年生
「まほうのでんしレンジ」
作)たかおか まりこ     ひかりのくに

「6年生ぐらいになると あんまり絵本って 読まないかな?」と 聞いてみると やっぱり「うん」とみんなうなずていました。
小説読んだり マンガみたり・・・って 教えてくれました。
絵本って ちいさいこどものためのものって思いがちだけど 大人が読んでも楽しくなる絵本もあるんだよ、私も この絵本読んですっごいわくわくしたの・・・と 読み始めました。

 

ある日、家に不思議な電子レンジが届きます。
お皿を入れて食べたいものを歌うと、からっぽのはずのお皿にごちそうが登場!

めくるたびに おいしそうなごちそうが現れる とっても楽しい絵本です。
なんのために 魔法の電子レンジを手に入れて たくさんのごちそうを出したのか!?
その答えが とっても素敵で あったかーい気持ちにもなれました。

意外と反応もあって 楽しそうで 終わると拍手もしてくれました。
「やった! 大成功」と うれしくなりました。






10:09 | 読み聞かせ
2022/05/17

本の色で 紹介

| by 美山小

美山小学校には とってもたくさんの絵本があるのですが、本の表紙がわかるように並べるスペースがありません。
背表紙だけで 絵本を選ぶのは 思いのほか大変で
特に低学年などは なかなか 思うような絵本を手に取りにくい、ということになってしまいます。

そこで 限られたスペースではありますが 本の表紙が見えるように本を並べて紹介するコーナーも 作っています。
いままで 季節や行事などにあわせて 関連する本を並べて紹介していました。
ただ そうすると 毎年同じような本ばかりが 並んでしまうことになりがちです。

そこで 今回は 内容ではなく 本の色でまとめて紹介してみました。

「みどりの本」
 

「あかい本」
 

「きいろの本」
 

鮮やかな絵本の色で ちょっと楽しくなってきます。

いままで あまり目にすることのなかった絵本も並べることができました。
気軽に手に取って 読んでみてね。


「青い本はないの~?」と さっそくリクエストがありました。
時期を変えて また 違う色の本を集めてみようと思います。
15:19 | 掲示物
2022/05/16

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「うまれてきてくれてありがとう」
作)にしもと ようこ     童心社

かみさまに『うまれていいよ』って言われて、ぼくはママに会いたくて、抱きしめてもらいたくて、ママを探しつづけます。
クマくんやぶたくん、ほかの動物たちがママにぎゅうっとしてもらっているのを見るとますます・・・。
ママの方だってずっと会える日を待ち望んでいるのです。
そして誕生の瞬間。「うまれてきてくれて、ありがとう。」

 

張り切って4月に入学してから1か月が過ぎました。
もしかしたら ちょっと自信をなくしている子もいたりするかなぁ・・・と思って この絵本を選びました。 
こころがあたたかくなるお話です。
みんな大切な存在なんだってこと わかってくれていると思います。

「いない いない にゃあ」
作)沖 昌之     講談社



街中でネコたちが「いない いない ばあ」をしています。
だから「いない いない にゃあ」になります。
ソトネコたちはとっても真剣。くすっと笑えて とってもかわいい写真がいっぱいです。
みんな にこにこ 喜んでいました。

2年生
「さるのひとりごと」
作)松谷 みよこ    童心社

さるは いつも山ばっかりみて つまらなかったので 海をみようと出かけて行きました。
「海は ええなあ
かぜは ぶうぶう ふくなり
なみは どんどん うつなり」
こんなひとりごとに ちいさいカニが 「うん」と返事をするのですが、なんと さるは そのカニを「うるさい」とつぶしてしまいます。
そのくせ ひとりごとに返事がなくなると さみしくなって・・・。

 

島根県に伝わる民話ですが なんだかとっても 意味ありげで不思議なお話です。
高学年向けかと思いますが あまりに意味がありすぎる感じもして なかなか読みにくかったので 低学年なら どんな反応だろう、と 思って読みました。
うーん・・・どうだったかなぁ・・・。
単純に 団子になってもどうして返事ができるのかが 不思議なようでした。

3年生
「ぼくがラーメンたべてるとき」
作)長谷川 義史     教育画劇



ぼくがラーメンたべてるとき、地球の裏側ではなにがおこってる?
ぼくがおやつを食べてるとき、世界の子はなにしてる?
遊んでる、働いてる、倒れてる・・・長谷川義史が世界の子たちへ平和への願いをこめました。

楽し気な日常の場面から 戦争の場面へとつながっていきます。
今 こうして 自分たちが日常をすごしているこの時でも まさに 戦争で命を落としたり 国を追われている人がいることを 想像してほしいと思います。

「へいわって すてきだね」
作)安里 有生      ブロンズ新社

 

昨日は沖縄返還50周年でした。
沖縄に住む小学1年生の子が へいわを願って書いた詩を 読みました。

4年生
「もりのほうせき ねんきん」
作)新井 文彦    ポプラ社

粘菌は、アメーバと菌類の中間的な生き方をしている単細胞生物。
森のなかで見つけた宝石のような美しい粘菌の姿を見せながら、不思議な生物・粘菌のくらしを紹介します。

 

粘菌って 言葉では知っていましたが こんなにきれいなものだとは!
写真を見てもらうだけでも 十分に楽しめる科学絵本です。
粘菌って どんなものって なかなかイメージしにくいのですが、「スライムみたいな」というと「あぁー」と納得顔でした。
4年生は もうすぐ芦生の森に行くので 粘菌もみつけてきてほしいです。

5年生
「ミミズくんのにっき」
作)ドリーン・クローニン     朔北社

 

これは、みんなの知っているミミズくんのにっき。
驚くかもしれないけど、ミミズくんの毎日は、みんなとたいして変わらないんだよ。
違うことといったら、ときどき宿題を食べちゃうこと。
それに、顔とおしりがそっくりだってことくらい。
楽しくて、ユーモアいっぱいで、思わず笑ってしまう、ミミズくんのにっきを少しお見せします。

かわいい絵にみんな引き付けられるように見てくれました。
ミミズは 歯医者に行かなくてもいいとか どろんこのままでいい、お風呂に入らなくていい、というところが みんなにとっても受けていました。
面白おかしいお話でありながら 結構ミミズについての知識が得られる絵本です。

6年生
「ハリネズミと金貨」
作)ウラジーミル・オルロフ    偕成社

ハリネズミのおじいさんと動物たちの、思いやりあふれるロシアのお話。

 

この本はロシアの話だと言うこと、お金を持っていても物が売っていなければ何の役にも立たない事、困っている時は、手を差し伸べてくれる友人がそばにいてくれると何よりも心強いという事を知って欲しく、紹介しました。

ひととひとが寄り添って生きることの意味 などについて書かれたあとがきも読みました。
お話はウクライナの作家さんで 絵はロシアを代表するのアニメーターのものです。
はやく 戦争 終わってほしいですよね。



今日は 南丹ケーブルテレビと京都新聞の取材が入りました。
読み手も聞き手も 最初はちょっぴり緊張してたかな。
でも お話がはじまると みんな 読み聞かせに集中していたようでした。

 

6月に放送予定です。お楽しみに!

10:58 | 読み聞かせ
12345