〒601-0751 京都府南丹市美山町島 島台52番地 TEL:0771-75-0017 FAX:0771-75-0106 MAIL to:miyama-es@kyoto-be.ne.jp
通級指導教室(ことばの教室) TEL:0771-75-1097
 

since 2016.04.01

COUNTER86358

南丹市立美山小学校

〒601-0751
京都府南丹市美山町島 島台52番地
TEL  0771-75-0017
FAX  0771-75-0106
MAIL miyama-es@kyoto-be.ne.jp

http://www.kyoto-be.ne.jp/miyama-es/cms/

本ホームページの著作権は、南丹市立美山小学校に帰属します
 
図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2018/06/18new

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「よみきかせ おはなし絵本」より
「おむすびころりん」「はなさかじいさん」

保育所の先生に こういう昔話を保育所で読んだりしているか聞いたところ、あまり読むことはない、ということだったので 読みました。
もちろん お話を知っている子はいましたが、みんな すごくいい表情をして じーっと聞いてくれていました。
読んでいても うれしそうな顔が目に入って こちらまで幸せな気分になりました。

2年生
「手枕いろりばた昔話」より
「照姫狐と大トチの木」
作) むらかみ ゆきひこ



子狐の頃から村に住む照姫狐は嫁入り行列をして嫁にいきます。
あるとき 岩に足をはさまれた照姫狐と その子どもたちを村人が助けます。
村を大飢饉が襲い 食べるものが全くなくなってしまった時、 照姫狐のおかげで たくさん実をつけた大きなトチの木が村の真ん中に突然現れ、おかげでみんな生き延びます。

知井の北村に大トチの木と お稲荷さんのお社があります。
そこから 創作した昔話。

「絵はないから お話を聞いてね」と 昔話を読みました。
みんな静かに聞いてくれました。

3年生
「だんごむし 空をとぶ」
作)松岡 達英    小学館



「とぶわけない」という声もありましたが、表紙を見て「とぶよ」という子も。
絵もかわいくてきれいです。虫や植物が細かく描かれていて じっくり絵を見て楽しめます。

4年生
「だくちるだくちる はじめてのうた」
作)阪田 寛夫     福音館書店



童謡「さっちゃん」の作詞でも有名な阪田寛夫さんの文章、長新太さんが絵を担当しています。
太古の恐竜時代のストーリー。
孤独なイグアノドンが、プテロダクチルスに出会った時の感動が綴られます。
原始的なシチュエーションが、長新太さんの絵で引き立ちます。
プテロダクチルスの鳴き声「だくちる だくちるる」という響きがとても印象的です。
そして、それを「はじめてのうた」ととらえる感性が素敵です。

読み終わると 思わず(?)拍手をしかけた子が何人かいて なんとなく 伝わったのかな、と思いました。

続いて
「どんどん どんどん」
作)片山 健    文研出版



少年が、ある日、どんどんどんどん歩き始めました。
アリも野原も森もそして、町も踏みつぶして歩き続けていきます。
そして一休み。また、歩いたのさ。

ただ どんどん歩くだけの なんともふしぎなストーリー。
そして片山さんの絵がすごい。すごすぎて笑っちゃいます。


最後に
「トリゴラス」
作)長谷川 集平    文研出版



びゅわん、びゅわんという風の音にのって怪獣トリゴラスがあらわれた。
だいすきなかおるちゃんのマンションめがけて、とつげき開始だ! 
緊張感あふれる新鮮な絵本。

主人公の男の子の、想像というより、妄想がどんどん大きく激しくなっていくのも笑えますが、ひと通り聞いてから、最後に一言はっきりと「ごちゃごちゃゆわんと、はよねぇ!」って、言っちゃうお父さん、めっちゃいい味です。
大阪弁ならではの 味わいです。

5年生
「ウエズレーの国」
作)ポール・フライシュマン      あすなろ書房



町の子供たちと「同じ」でないため友達のいないウエズレー。
子供たちはウエズレーをいじめたりするけれど 彼は淡々と自己分析をし、逃げるのは得意だから大丈夫!と自分らしさを失ったりしない強さを持っています。
あるひらめきから、彼の素晴らしい日々が始まりますが、彼のずば抜けた探究心、発想力、行動力には ページをめくる毎に感心させられます。
まるで魔法のように何でも工夫して素敵なモノを作りだすウエズレーと 美しい絵に 読んでいてもわくわくさせられます。

6年生
「まっ黒なおべんとう」
作)児玉 辰春     新日本出版社



ごちそうともいえない弁当を喜んだしげるの上に、原爆が・・・。
弁当を原爆資料館に提供した折免シゲコさんが、80歳をこえ、初めてあかした話。

戦争に夫も長男も取られて、残った次男はあの広島原爆で死んでしまいます。
あの日広島に出かけなければ、もう少し早く戦争が終わっていてくれたら何事もなく一緒に暮らしていた息子です。
母親は息子を探しに行った広島で、多くの死体の中から、自分の息子の骨を発見しました。
そうして、まだ息子が食べないでいたお弁当が 弁当箱の中でまっ黒になっているのを見るのです。
母親にとってこれほどに深い悲しみはないでしょう。
母親が持ち帰った遺骨を埋め、その上に飢えた紫陽花。
毎年健気に咲くだけに、戦争に対する思いはなくなることはありません。
あじさいの花を見ると この話を思い出します。
09:54 | 読み聞かせ
2018/06/11

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1.2年生
「灰屋灰次郎 灰はございー」
作)飯野 和好    アリス館



灰屋灰次郎は「灰屋」を営んでいる、ちょっと大きな顔の、やさしいおじさん。

灰次郎の商売が繁盛しているところを見た元弟子の銀五郎は、灰次郎の財産を奪う計画を練りはじめて…。
江戸の裏長屋を舞台に、様々な人の姿を落語調に描く、人情絵本。

 

リズミカルにテンポのいい文章で 読んでいても気持ちがいいです。
こどもたちも 読み終わると「灰はございー」と 口々に言っていました。
「へっつい」とか「十能」とか わからない言葉の説明は事前にしました。
ストーリーは単純ですし インパクトのある絵や 威勢のよいやりとりなど 低学年でも楽しんでくれたようです。
みんな きちんと座って 静かによく聞いてくれました。

3年生
「とっておきのカレー」
作)きたじま ごうき    絵本塾出版



カレー好きなおじさんがいる一軒の山小屋。そこに泊まりにくる子供たちもカレーが大好き。
おじさんはそんな子供たちに、今までカレーを食べに来た珍客の話を始めます。
カモシカやふくろう、そしてついには宇宙人まで!!

これはおじさんの作り話?それとも…



やっぱりみんなカレーは好きみたいですね。
「何カレーが好き?」って聞くと「ビーフ!」「チーズ!」など 口々に答えてくれました。

4.5年生
本日担当のウベさん。

 

「綱渡りの男」を読もうと思ったんだけど・・・というところから始まって、ご自身の体験を交えて パントマイムで みんなを楽しませてくれました。
題して「芸は身を助ける」だそうです。
読み聞かせは 次回のお楽しみ。

6年生
「あなたの手のひら 花の詩画集」
作)星野 富弘   偕成社

 

作者の星野さんは 群馬大学教育学部卒業後、中学校で体育教師をはじめますが、二ヶ月後 体操部の指導中に宙返りの模範演技で失敗し 脊椎損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまいます。
9年間の入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画、ペン画を始め、後に詩を添えるようになり、退院後創作活動を続けます。

星野さんの詩を読むと、なんでもないような日常がどれほど素晴らしく 大切なものか・・・ということに気づかされます。
星野さんがどういう人であるかを 話して いくつか心に響くような詩を読み、絵を見てもらいました。 

09:45 | 読み聞かせ
2018/06/07

4年生 保育所訪問の紙芝居練習

| by 美山小N
しばらく前から 4年生が7月の保育所訪問の準備をしています。
いくつかのグループに分かれて それぞれが 遊びや読み聞かせをするそうです。

先日は そのうちの 読み聞かせ担当の2グループが 図書室に来て 絵本や紙芝居を選んでいました。
 

どんなお話が面白そうか、大きい方が 見やすいとか こっちの方が 読みやすい、とか 色々考えていたようです。

そして 紙芝居「ばけくらべ」と大型紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」をすることになりました。

今日は 紙芝居の練習日。
「よむよむ」の方に来て頂いて いろんなアドバイスをしてもらいました。

 

ゆっくり はっきりセリフを言うこと、間の取り方など 細かく教えてもらっていました。
効果音に 鈴やシンバルを使ってみたら? と言われて 早速やってました。
うんうん とってもいい感じ。
読んでいるみんなも だんだん楽しくなってきたようで 声も表情も生き生きしています。

 

こちらのグループも 紙芝居の基本的な扱い方とか 立ち位置なども教えてもらいました。
読み方や動作などのアドバイスにも すぐに試してみて やる気満々、気合いが入ってました。
小道具のペロペロキャンディーは自分たちで考えて作っていたようです。
最後 保育所の子に あげるんですって。
人数分いるから、って放課後も頑張って作ってました。

明後日も もう一回 練習があります。
それから 1年生相手にリハーサルして 本番に臨むそうです。
18:25 | その他
2018/06/05

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「にじいろのさかなとおおくじら」
作)マーカス・フィスター     講談社



「にじいろのさかな」第3弾!
 ある日、歳をとったくじらが、珊瑚礁に来て、にじいろの魚たちの美しい銀色の鱗にうっとりとしながら、何時間も眺めていました。
ところが、そのことが誤解をうみ、くじらとにじいろのさかなたちのケンカが始まってしまいます。
どうしても人は、外見で判断してしまいがち。
誰かが、この誤解を解かなければいけません。
今回は、その役をにじうおがしました。
そう、誰かが勇気を持って行動すれば、誤解も解けるんです。

先日の 読み聞かせスペシャルで紹介したので みんな「知ってるー」「見たことあるー」と 反応たっぷりでした。

「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成     童心社



ポツン、ポツン、雨が大好きなのんちゃんはお散歩に出かけます…。
人気のカタツムリが大活躍!

かわいい絵の幼児向け絵本のようですが、カタツムリの生態が詳しく書かれていて なかなかおもしろい絵本です。

2年生
「だんごむし そらをとぶ」
作)松岡 達英    小学館

 

地面の上をコロコロころがるだんご虫。ある日空を見上げて考えた。
「ぼくも空を飛びたいなぁ」そしてだんご虫は空飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします…。
たくさんの虫たちも登場する創作科学絵本です。



やっぱり 男の子は興味津々。細かく描かれた昆虫たちを探して 楽しんでくれました。

3年生
「あおいジャッカル」
作)マーシャ・ブラウン    瑞雲社



昔、”あらぼえ”と呼ばれるジャッカルがいた。
ある夜、腹をすかせたジャッカルは町へ食べるものを探しに出かけたが、野良犬たちに追い回されて、染物屋に逃げ込み”藍の大がめ”に飛び込んでしまった。
翌朝、真っ青に染まったジャッカルを見て森の動物達は恐れおののき、彼を森の王様にした。
贅沢な暮らしが続いたが、ある時、追い払ったはずの仲間のジャッカルの遠吠えを聞いたばかりに……。

インドの昔話です。展開がおもしろく 版画も印象的なので しっかり見て しっかり聞いてくれました。

「ぷんとくちゃんのぼうし」
作)たしろ ちさと     アリス館



ぷんとくちゃんは、散歩の途中で、お気に入りのりんご帽子をなくしてしまいます。
森の動物たちが探してくれますが、帽子をみたことがありません。
「頭にかぶるもの」ときいて、持ってきたのは、似ても似つかぬものばかり。
ぷんとくちゃんのぼうしは、みつかるでしょうか。

もう一冊は リラックスして聞いてもらえる絵本です。
絵もかわいいし 絵探しのように 絵の中のぷんとくちゃんのぼうしを さっとみつけていました。

4年生
「落語絵本 じゅげむ」
作)川端 誠     クレヨンハウス



ご存じ「じゅげむ」です。
(とはいえ 4年生でどれくらいの子がこの落語を知っていたのでしょうか?)

じゅげむのながーい名前を  一緒に声を合わせて言ってみました。

5年生
「そらいろ男爵」
作)ジル・ボム     主婦の友社



お手製の青い飛行機にのり、バードウォッチングを楽しんでいた「そらいろ男爵」ですが、戦争が起こり、戦いに参加せざるをえなくなります。
最初は、爆弾のかわりに打撃力のある12巻の百科事典を使い、一個大隊を撃破。
でも、戦争はつづきます。旅行記や料理書、哲学書、天文書に歴史小説、男爵は大好きな『本』をどんどん投下します。
本を拾った将軍や兵士たちは、それぞれ本に夢中になり、戦いへの意欲がなくなってしまいます。
そして、男爵が戦争を終わらせるために最後に投下したものは……。

戦争のお話ですが 奇想天外でおもしろく そして心温まるお話です。
最後はじーんとしてしまいます。

6年生
「彼の手は語りつぐ」
作)パトリシア・ ポラッコ    あすなろ書房



米国南北戦争中に出会った2人の15歳の少年の実話。
ジョージア生まれの黒人少年ピンクとオハイオ生まれの白人少年セイは共に北軍兵士。戦闘で傷つき味方からはぐれてしまったところ、偶然に出会った。
負傷したセイを連れて、ピンクは母親モーモーベイの住む実家に立ち寄る。
セイはそこで保養し元気になるが、敵である南軍がこの家にやって来る……。

涙がわいてきて 心に深く迫ってくるお話です。



月曜日の朝に読むには・・・と 迷ったのですが なかなか自分から手にとって読む絵本ではないので こういう機会に読まなければ ほとんどの子が 一生この話を知らずに大人になってしまうだろう と思い 少し長いのですが 読みました。
だれか一人でも心のどこかに ひっかかってくれたら嬉しいです。

09:26 | 読み聞かせ
2018/05/30

新着図書のご紹介

| by 美山小N
今年度 第一弾として購入した図書を 給食の時間に 子どもたちにもお知らせして 貸し出しを始めました。

まずは・・・


昨年の本屋大賞にも選ばれた 辻村深月さんの「かがみの孤城」
554ページと 小学生にとっては かなりよみごたえのあるものですが 本を読み慣れた5,6年生ぐらいだったら 決して難しい内容ではないと思います。
大人でも 楽しめる・・・というか 児童書だという認識なく読み始めて あっという間にはまってしまい、感動しました。おすすめです。
紹介したとたん「よっし!」という顔をした女の子が数名いて、即 借りに来てくれました。
読み切るには 何日かかかりますが 読み終えたら 感想が聞きたいです。

続いて


映画で話題になりました「この世界の片隅に」のコミックです。
コミックの扱いには 色々と考え方もあり 悩むところなのですが 小学生にこういう内容はなかなか小説で味わえないかな、と思って 今回入れてみました。



「5分後に意外な結末」シリーズ。
短編なので 長い物語に慣れていない子でも 楽しめる、ってことで 人気のシリーズです。
「5秒後」シリーズもあるのですが こちらはふりがながほとんどないので 中高生向きかな。



鈴木るりかさんの「さよなら田中さん」
作者が中学2年生ということで 話題になりました。
小学4年生の時に初めて小説を書いて それが「12歳の文学賞」で大賞をとったというから驚きです。しかも そのあと3年続けて大賞です。
それらの短編小説などをまとめ、連作短編集にしたものです。



「サッカク探偵団」
シリーズ。
小学4年生の男の子が主人公で、目や脳の錯覚が謎となる 科学好きな子がはまりそうな 中学年向けのミステリーです。
ヨシタケさんのイラストもとっても可愛いです。




「名作転生」シリーズ。
古今東西の名作を現代に置き換え しかも 脇役の気持ちとか 主役が実は・・・とか 意外な展開に驚きます。
こちらも 短編なので 高学年なら朝読書の時間にでも読めそうです。



「ざんねんな偉人伝」
「自主勉にできそうやなぁ」と言って 借りていった子がいました(笑)



「黒魔女さん」「おしりたんてい」は 子どもたちからのリクエストです。

この他に かこさとしさんの「だるまちゃんシリーズ」最後の3冊と、今年度の読書感想文の課題図書を購入しました。

4月に「よむよむ」さんから絵本をたくさん寄贈していただいたこともあって 今回は 高学年向けの本が多かったのですが 次回は 低学年にも楽しんでもらえそうな本も購入したいと思います。
17:09 | 本のこと
2018/05/28

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「でこぼこホットケーキ」
作)よしだ あつこ     世界文化社



おばあちゃんのお誕生日に とっても大きなホットケーキを焼いたふたごのハリネズミは、もっていく途中でであった元気をなくした動物たちに 一口ずつわけてあげます。
ホットケーキは でこぼこに小さくなってしまったけど 元気になった動物たちがもってきてくれた ハチミツや果物などを飾って とっても素敵なホットケーキになりました。 

「ハシビロコウのはっちゃん」
作)よしだ あつこ     鈴木出版

ハシビロコウのはっちゃんは、いつもじっとしていて動かない。ほかの動物たちはそんなはっちゃんをばかにしてばかり。
ある日、おなかをすかせたライオンがやってきて、動物たちに襲いかかろうとしたところへ…。



「ペリカンやん」という声も聞こえましたが、ハシピロコウを知っている子が何人かいました。
どちらのお話も みんなちゃんと座って聞いてくれました。
どっちのお話が好きか聞いたら「ハシピロコウ」のほうでした。絵もインパクトあるし 印象的ですもんね。

2年生
「おばあちゃんとおんなじ」
作)なかざわ くみこ     偕成社


 
「おばあちゃんによく似てる」といつもいわれているなっちゃん。
「わたしって、おばあちゃんみたいなかおしてるかなあ…」と、ちょっと疑問におもっています。
ある日おばあちゃんといっしょにお買い物にでかけて、迷子になりかけたなっちゃん、おばあちゃんのないしょの場所を教えてもらうことになって……。
ふたりのやりとりがなんとも微笑ましくなる、しみじみあたたかな一冊です。

3年生
「ぬまのかいぶつ ボドニック」
作)ステファン・ツァフレル    ほるぷ出版



沼の怪物ボドニックは、沼のほとりの水車小屋の娘マンヤが年頃になるまで待っていたのだ、と結婚を迫ります。
その夜、恋人ホンツアにプロポーズされ、教会に向かう所をボドニックに襲われ、連れ去られます。
ボドニックは早速マンヤに魚達の世話をさせたりとこき使います。無理難題を言われて困っている所を、醜い魚に変えられた恋人が救ってくれました。そして、二人で逃げ出すのです。

4年生
「3びきのかわいいオオカミ」
作)ユージーン・トリビサス  冨山房


 
ご存じ3びきのこぶたのパロディ作品、なのですが、このお話しの展開は実に秀逸で楽しめます。
最初のページから子ども達はクスクス笑いだし、おおブタの悪者ぶりとオオカミたちの慌て振りには大笑い、読んでいる大人の方もついつい力がこもってしまいます。
子どもたちの適度な突っ込みもあり 楽しく読めました。

5年生
「落語絵本 おにのめん」
作)川端 誠    クレヨンハウス



お春は、あらもの問屋に奉公する働き者。
母親に似たお面をながめては、恋しさをまぎらわしています。
ところが、暮れもおしせまったある日、お春がいなくなってしまい、たいへんな騒ぎに…。
そのころ、お春は「おにのめん」を背負って、ひとり夜の枯野を実家へと向かっているのですが、いったい、なにがおこったの?

おもしろいお話に途中は 笑って聞いてくれていましたが オチはちょっとわからなかった子が多かったかも・・・。

6年生
「大仏くらべ」
作)大江 隆子   大仏奉賛会



鎌倉の男が奈良を訪れ、奈良の男と互いの地の大仏さまのすごさを自慢し合いますが、そのうちに・・・、さてその結末は-。



6年生は 今月修学旅行で 奈良の大仏を見てきたので タイムリーだと思い 自分も狂言が好きなので選びました。
じっと静かに聞いてはくれているのですが、こどもたちの反応がよくわからず 調子に乗ってついつい大げさに読んでいると くすくす笑ってくれたのですが 内容で笑ったのか、それとも 読み方で笑ったのか・・・??
09:50 | 読み聞かせ
2018/05/23

「こどもの本 総選挙」結果発表

| by 美山小N
今年の1月に行われた ポプラ社主催の「小学生が選ぶ こどもの本総選挙」に 美山小学校でも投票を呼びかけ 総選挙に参加していたので 結果発表のポスターが送られてきました。


このことは こどもの日に 新聞やニュースでも取り上げられたので 子どもたちの中でも、早く結果が知りたいという声が聞かれていました。



1位の「ざんねんな生き物事典」は 美山小学校でも男子を中心に人気があり、4位の「続 ざんねんな生き物事典」とともに とてもよく貸し出しされています。
学校には2冊あるのですが 去年は 2冊もと貸出中のことが多く 予約も入っていました。



2位のヨシタケシンスケさんの「あるかしら書店」は 高学年女子に人気です。
これは大人が読んでも 十分に楽しめる本です。
3位も同じく ヨシタケさんのデビュー作「りんごかもしれない」

なんと ヨシタケさんの絵本が ベスト10に4冊も入っていました。
なんだかなぁ・・・とは思いつつも 確かに 面白いです。ヨシタケさん。



そして5位、6位には「おしりたんてい」
これも 2〜4年男子に大人気で いつも貸し出し中。

ベスト100の中には「ハリーポッター」や「ぼくらの7日間戦争」「都会のトム&ソーヤ」など 読み応えのある本も何冊かは入っていましたが、いわゆる 昔から読み継がれている名作といわれる本は・・・入ってなかったですね。

ベスト100のタイトルを見ながら「これ 読んだ」「知ってる!」「私 これに投票した」など 盛り上がっていたようでした。
16:18 | 本のこと
2018/05/23

かこさとしさんコーナー

| by 美山小N
5月2日に 絵本作家のかこさとしさんが お亡くなりになりました。
92歳でした。かこさんは 2200冊以上の本を描かれたそうです。
図書室前に 長年にわたって たくさんの絵本を子どもたちのために送り出してくださった かこさとしさんのコーナーを作りました。



1973年に出版された「カラスのパンやさん」は いつの時代も 子どもたちの大好きな絵本です。
「あ、これ 知ってる!」とか「保育所の時に 読んだわ」と 廊下を通る子どもたちの声が聞こえます。
「ぼくのうちにも かこさんの絵本がたくさんあるよ」と教えてくれたり 「へぇー、92歳やったら おおばあちゃんと おんなじ年や」という子も。

集めてみたら 美山小学校にも たくさんのかこさんの絵本がありました。
学校図書ということで 科学絵本や食育、行事の絵本まで、これもかこさんの本だったのか・・・というものもたくさんありました。
今更ですが 改めて読み返してみると かこさんの科学絵本は 難しいことを できるだけわかりやすく しかも正確に描かれていて  楽しく読み応えのあるものだと思います。
15:42 | 本のこと
2018/05/22

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
最初に 数字の手遊び歌を歌って みんなと手遊びをしてから・・・

「5のすきなおひめさま」
作)こすぎ さなえ   PHP研究



1から10の国に、それぞれの数字が好きな王さまやお姫様が暮らしていました。
ある時、5の好きなお姫様が、「気に入った贈り物をしてくれた王子様と結婚する」というおふれを出しました。
3の国の王子様も 7の国の王子様も、贈り物の数が5ではありません。
そこで、5の好きなお姫様はがっかり……。
さて、5の好きなお姫様は、どの国の王子様と結婚するのでしょう?
   



どの国でも しっかり絵を見て いくつあるか探してくれました。
「漢字の六もある」と みつけてくれた子もいました。

最後のオチは、自分の予想と違って「えぇー・・・」と ちょっと納得できない、って子もいて おもしろかったです。

2年生
「おひゃくしょうさんとろば」
作)宗方 あゆむ


 
おひゃくしょうのヨッホさんは、いつもポーっとして、道を歩くのも木にぶつかったり、穴におちたりするので、ろばに乗って、外にでます。
あるとき、ろばの背中でコックリ眠っていると、それを見ていた二人のどろぼうは、こっそり近づき、ヨッホさんをそっとだいて、もう一人の男の背中に乗せ、ろばを売りとばす為に、連れて行きました。
そうとはしらず、目を覚ましたヨッホさんは、そのどろぼうが言う うそに、だまされてしまいます・・・・・



紙芝居なので みんな集中してくれたようでした。
授業中に いねむりしたことある人いるか きいてみたら 2.3人手が上がっていました(笑)

3年生
「しりとりのだいすきなおうさま」
作)中村 翔子    鈴木出版



なんでもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様、
料理の順番も、もちろんしりとり。そして最後は好物プリンと決まっています。
間違ってラーメンなんかで食事が終わろうものなら、王様はかんかんです。
悪戦苦闘する家来たちは、そんな王様をこらしめてやろうと、ある作戦を考えました。 


普通サイズの絵本を見せてから 大型絵本を・・・。
こどもたち、しりとり好きですよね。
みんなでしりとりしながら読みました。



絵につられて ついつい「いす」のあとに 「きんぎょ」って(笑)  

4年生
「おさるのこうすけ」
作)武田 美穂    童心社



どこにいくにもわたしのあとをついてくる、おさるみたいな弟。きょうはお祭りだけど、おさるがいっしょで楽しくない。
それで人ごみの中、つないだおさるの手をはなしたら……幼い姉と弟の姿を微笑ましく描く感動作。




兄弟の気持ちがわかる年頃だと思います。
人混みに紛れてしまった弟を 絵本の中で一生懸命探してくれました。

しずかに終わろうと思ったので もう一冊は

「こころのおと」
作)ピーター・レイノルズ     主婦の友社




家にあったピアノで、ラジ少年が遊び始め、お父さんはその様子を見てピアノを習わせます。
ところが、上手になればなるほど、ピアノがつまらなくなってくるのです。
月日が経ち、病床のお父さんがリクエストしたことで、
大人のラジが思いだしたのは、楽しむことであったピアノの音色…。
音楽の原点とともに、親子の絆を描きます。

女の子はじーっと聞き入ってくれていたようですが、男の子にはちょっとつまんなかったかな。


5年生
「オオカミから犬へ 人と犬がなかよしなわけ」
作)ハドソン・タルボット   岩崎書店



人のだいじな友だち、犬。多様な種類の犬がいるけれど、その祖先は同じ。それは……オオカミ!
長い年月の間に、どのように犬と人間が仲良くなっていったのかを伝えます。

  


科学絵本ほど 詳しく描かれておらず 「おはなし」として描かれている絵本なので小学生にもわかりやすいかなぁと思って選んだのですが、どうだったかなぁ・・・。
高学年になると 静かに聞いてくれるのですが、ストレートな反応がなかなか返ってこないので ちょっと不安になってしまいます

6年生
「生きる」
作)谷川 俊太郎    福音館書店



谷川俊太郎の詩『生きる』が初めて絵本になりました。
小学生のきょうだいと家族がすごすある夏の一日を描き、私たちが生きるいまをとらえます。
足元のアリをじっと見つめること、気ままに絵を描くこと、夕暮れの町で母と買い物をすること……。
子どもたちがすごす何気ない日常のなかにこそ、生きていることのすべてがある、その事実がたちあがってきます。



月曜日の朝イチに どうかなぁ・・・と思ったのですが とても素晴らしい詩ですし、ぜひ聞いて欲しい、と思って 読みました。
絵があることで 「なんとなくわかる」感じが深まるような気がします。


09:35 | 読み聞かせ
2018/05/15

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「ちか100かいだてのいえ」
作)いわい としお    偕成社



じめんのしたの、ふしぎないえ。地球のなかにはなにがある? こんどは地下へ!
縦に開いて大迫力の『100かいだてのいえ』シリーズ第2弾。
主人公は女の子のクウちゃん。
地下にくらす個性的な動物たちとクウちゃんが、
どんなふうに出会っていくのかも見どころのひとつです!



迫力満点の大型絵本で読みました。
あちこちに文章があり 読むのも大変だけど(下の方は覚えておきました) 子どもたちは やっぱりうれしそうでした。
最後に 子どもたちと絵本と背比べして 楽しみました。

2年生
「ぐーぐーぺこぺこ」
作)中村 陽子     岩崎書店



こねこたちを食べようと近づいた、はらペコおおかみ。
しかしやんちゃなこねこたちは言うことをききません。
子守りに疲れたおおかみはぐったり。さらに他の子の世話まで…。



色合いも明るく楽しく あたたかいお話です。
「知ってるー」という子もいましたが みんなちゃんと集中してお話を聞いてくれて 楽しんでくれたようでした。

3年生
「とのさまと海」
作)三遊亭 白鳥     あかね書房



魚つりが大好きだけどヘタなとのさまと、いつも困らせられる家来の三太夫のまえに、なんとつれすぎるというつりざおがあらわれた!
爆笑高座で人気の三遊亭白鳥の新作落語を、多才なアニメーターの小原秀一が絵本のデビュー作として描きます。



殿さまの顔が「へのへのもへじ」なのが笑えます。
新作落語の1つです。
釣り竿の「竿」の部分が伝説の釣り名人の「骨」で、それがしゃべるという奇想天外な面白さ。
オチは高学年ぐらいでないと ピンとこないかも。

4年生
「かえってきた こぎつねヤップ」
作)マリー・トゥナイユ      ぬぷん児童図書出版



砂漠のキツネ、フェネックの子どもが、群れからはぐれ、

人に拾われ、おとなになり、また砂漠の自分の群れに戻るお話。
あまりなじみのない、アフリカの砂漠(サハラ)の様子などが出て来ます。
私が子どもの頃にずっと読んでいた本で、少し長いので 途中は要約して読みました。



5年生

「したきりすずめ」「よくばりな犬」
いつもの昔話を読みました。
「よくばりな犬」はどの学年でも好きなお話のようで、今日も リクエストがあったので読みました。



もう一冊
「ありがとうのえほん」
作)フランソワーズ・セニョーボ    偕成社



にわとり、めんどり、おひさま、おうち……。
私の世界を支えてくれるたくさんのものたちを感謝の気持ちをこめて、温かく描き出します。



「コケコッコー!おはよう おんどりありがとうきょうも ぱっちり めが さめた」
という書き出しで始まります。
そんな「ありがとう」のシーンが続くのですが、人に対しての「ありがとう」でないところがミソ。
そう、この絵本は、自分が生きていることに感謝し、周りの全てのものに感謝するという崇高な思いで描かれたものなのです。
ですから、「ありがとう」の対象が、すべての身近なものになっています。

6年生

「月きゅうでん」
作)桂 文我    小学館



おばけうなぎに飛ばされて、さだきちがやってきたのは、かみなり達が住む天界。
輝く月宮殿のお祭りに忍び込み…。
摩訶不思議な古典落語のストーリーに、スズキコージ氏が魅惑の絵をつけ、物語はいっそう奇想天外に!



「よむよむ」で購入した ブックスタンドを使って読んでみました。初めてだったので あとで どうだったか聞いてみたのですが 蛍光灯の光が本に反射して少しみにくかったようです。
やっぱり 手に持ちやすい大きさの本は 手に持ってよむ方がいいのかな。
10:18 | 読み聞かせ
12345