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南丹市立美山小学校

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図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2021/07/12

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小

今学期 最後の読み聞かせです。


1年生

紙芝居「みなみのしまのアイスクリーム」
作)尾崎 真吾   教育画劇

シロクマがアイスクリーム屋をはじめます。最初はみんな 珍しくて買ってくれますが あとはさっぱり。
氷の上でうとうとしていたら 南の島まで流されて そこでアイスクリームが大人気。

 

みんな の大好きなアイスクリームのおはなしなので わくわくして聞いてくれました。
何層にも高く重なったキリンのアイスや でっかいゾウのアイスなどがでてくると みんなもとってもうれしそうな顔をしていました。

2年生
「ブナの森は生きている」
作)甲斐 伸枝   福音館書店

 

静かなブナの森も、長い年月をかけて、ゆっくりと変化していきます。
台風や雪など季節の変化をおりこみながら、森の移り変わりをダイナミックに描く大型絵本です。

ブナの森を題材にしているので、全編緑が多く、目に優しい作品です。
何ページか毎に下から木の上の方や空を見上げる構図で描かれているのですが、
この風景が何とも言えず素敵です。

美山に住む子どもたちには ぜひ伝えたい、と思って読んだのですが 2年生にはちょっと 難しかったかなぁ・・・、。


3年生
「いちばん好きなのは ス〇カ!」
作)朽木 祥       家のひかり

 

みんなは スイカ 好きかな?

ぼくのうちの犬は スイカが大好きで うっかり「スイカ」と言おうもんなら もらえると思って 嬉しそうに飛んできて もらえるまでいつまでも待っている。
だから 「スイカ」っていうときには「ス〇カ」って言って ごまかさなきゃいけない。

絵本ではなく 雑誌に載っているお話だし 文字も小さく読みにくいので 朗読して聞いてもらうだけになってしまったのですが、みんな とっても静かに聞いてくれました。

4年生
紙芝居「七どぎつね」
作)桂 文我        童心社

 

旅に出かけたきろくさんとせいはちさん。偶然投げた石が狐に当たったのを知りません。
仇をとろうと、狐が次々に二人を化かして…。

登場人物が4人ほどで会話する場面では 声色を言い分けて 身振り手振りもいれこんで 楽しく演じました。

5年生
「あるアーティストと悪がきだったぼくのこと」
作)シェーン・ピーコック    六燿社

 

悪がきだった「ぼく」はひとりの絵描きをからかい、ものを投げつけてあざわらい、 まわりのひとたちもみなその絵描きをバカにしていました。
赤毛のぼさぼさ頭にあごひげをはやしたふう変わりなその絵描きは、 やがて世界中のひとが知る伝説の画家になるのですが……。
作者が仮想した「自分自身」の少年時代と、ヴィンセント・ファン・ゴッホの晩年の物語。

 

ゴッホを知っているか聞いてみたのですが、知らないという子もたくさんいました。

世の中には たくさんのアーティストがいるし みんなの中からも将来アーティストになる人がでてくるかもしれないよ、という話をしました。
図書コーナーにゴッホの作品を扱った「ゴッホの絵本」があったので 紹介しました。

6年生
「うしはどこでもモ~」
作)エレン・スラスキー・ワインスティーン    鈴木出版

 

なあしってる? イギリスのいぬは、「バウワウバウワウ」ってなくねん。
スペインやフランスは? 日本は?国によって擬音語は様々。鳴き声ひとつとってもそれぞれです。
ユニークな絵の中に、英・西・仏・日4カ国の名所や文化が描かれて国際感覚も満点!
楽しい関西弁は、上方落語家・桂かい枝の翻訳です。

「とうさんまいご」
作)五味 太郎    偕成社



デパートの中でまいごになった父さんを、男の子がさがします。

柱やショーケースの部分を切りおとしたしかけでさがす楽しさ倍増。

どちらも6年生にはちょっと幼い内容の絵本です。
それでも あえてこの絵本を読み聞かせに選んだのには みんなに 本の選び方について 話したかったからです。

「うしはどこでもモ~」は 以前1年生に読んだ本でした。
同じ本でも 読む時期によって その本から受けとるものが違います。
6年生も以前によんでもらったことがある本です。
その時と今と 読んでもらって どんな感想を持ったでしょうか。

「とうさんまいご」は 自分が好きな作家さんの本です。
好きな作家さんの本をどんどん読むというもの 本の選び方のひとつです。
こんな風に いろんな本の選び方があるよね、と 話しました。

みんなに「どんな本を選ぶ?」と 聞いてみると「先生のすすめてくれる本」とか「長い本」「前に読んで面白かった本」という声が聞こえてきました。
11:07 | 読み聞かせ
2021/07/05

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
大型絵本「おこだでませんように」
作)くすのき しげのり     小学館

「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」
いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?

 

もうすぐ七夕。ちょうど1年生は 先週金曜日に七夕飾りをしたらしく、とても いいタイミングで読めました。
お母さんや先生や友だちに言うのではなく、七夕様のお願いの短冊に、一文字一文字けんめいに書いた「おこだでませんように」。
大人は その心情にぐっとくるのですが、1年生ぐらいだと ひらがなを間違えていることに関心がいくようです。
それでも 「おこられませんように」と祈る子どもの気持ちは 共感できるにちがいありません。

2年生
「チビウオのウソみたいなほんとのはなし」
作)ジュリア・ドナルドソン    徳間書店

 

チビウオは、ちっちゃくて目立たないさかな。
でも、みんながびっくりするようなお話を考えるのが大すき。
「おばけイカにつかまっちゃったんだ」
「難破船で宝箱の中にとじこめられて人魚にたすけてもらったんだ」
と、毎朝ちこくの理由を説明します。
ところがある朝、チビウオは漁師の船につかまったあと、
まいごになってしまいます。どうしよう! すると…? 

夏らしい 海の生き物の楽しいお話です。
最後のオチは なるほど! と思ったのですが、2年生のみんなに ピンときたかなぁ・・・。

3年生
落語絵本「まんじゅうこわい」
作)川端 誠      絵本館

 

生で落語聞いたことある人を 尋ねたら なんと みんな手を挙げてくれました。
そういえば 落語家さんが小学校に来たこと ありましたね。
その時に聞いたのでしょうか「まんじゅうこわい」も みんな知ってる、って。
それでも 読みだしたら 笑えるところでは ちゃんと 笑ってくれて ホッとしました。

4年生
「おじさんのかさ」
作)さの ようこ      講談社

りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。
ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。
すると……。

 

梅雨の季節にはぴったりのおはなし。
知ってるかな・・・と 思ったのですが、みんな知らないようでした。
お話は みんな静かに聞いてくれていました。

「おじさんは おちゃと たばこをのんで、ときどき ぬれたかさを みにいきました」という文で終わるのですが、そのとたん「たばこを のむ?」という ささやきが聞こえてきました。
今どき 「たばこを のむ」なんて 言わないから 意味がわからなくてびっくりしたのかと 思って 「吸うことを のむ って言っていう」と 話してたら
誰かが 「夏目漱石の小説にもでてきた」と 言って 「吾輩は猫である」の冒頭をすらすらと 何人かが それぞれ暗唱しだしたから びっくり!! 
音読してたら おぼえちゃったんですって。すごーい。

5年生
「とんでもない」
作)鈴木 のりたけ    アリス館

 

「ぼくはどこにでもいるふつうの子」という男の子のつぶやきから、お話は始まります。
よろいのようなりっぱな皮があって、サイはかっこいいなぁというと「とんでもない」とサイが答えて…ウサギやキリンなど、次々に悩みをうちあけていきます。
みんなそれぞれに悩みがあること、を迫力とユーモアで描きます。

このおはなしの続編「なんでもない」が新しく出版されたので 「とんでもない」を知っているようなら 読もうと思ったのですが、みんな知らないようだったので「とんでもない」を読みました。 



最初はクスクス程度の小さな笑いだったのが だんだんおかしくなってきて みんな大笑いしてました。
なかでも キリンが大うけでした。
次回5年生にあたったら 「なんでもない」を 読んでみたいです。

6年生
「とうだい」
作)斉藤 倫      福音館書店



来る日も来る日も海を眺める灯台は、旅する渡り鳥のことを、うらやましく思っていました。
でも、ある嵐の夜、灯台は気がつきます。
自分のいる場所のこと、なすべきことを。

 

文章も少なく シンプルなストーリーなので 音楽付きで電子黒板に映して味わってもらいました。

やわらかい色合いのページは やさしい音色で、嵐の場面は激しい音楽で演奏してもらい 絵本の世界にたっぷり浸ってもらえたのではないでしょうか。

09:34 | 読み聞かせ
2021/06/28

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「アナグマのもちよりパーティ」
作)ハーウィン・オラム     評論社

 

アナグマが、パーティをひらきます。
みんながそれぞれ何かをもっていく、もちよりパーティです。
でも モグラは何ももっていくものがありません。
するとアナグマは「じゃあ、きみじしんをもってきてよ」といいます。
そしてパーティの日がきて…。



パントマイム(?)あり、手品あり、歌と演奏ありのスペシャルバージョンでした。

最初はどう反応していいのか ちょっと戸惑っていた1年生ですが、だんだんニコニコしてきて、友達同士顔を見合わせて笑ったり 手拍子したりと ノってきてくれましだ。
歌の内容はちょっと1年生にはピンとこない子が多かったかもしれませんが 楽しんでくれいていたようでした。

2年生
「れいぞうこのよこのおく すみっこのかくれんぼ」
作)うえだ しげこ   教育画劇

 

冷蔵庫のお隣どうし、いつも仲良しマヨネーズのマヨと、ケチャップのケチャ。
みんなのために料理をおいしくするのがぼくらの喜び。
ところが、ある日、お料理のお手伝いをしていたひろくんがマヨのかぶっていた赤いふたを、コロコロ コロコロ、転がしてしまって……。
どこをどう探しても、どこにも赤いふたは、見つかりません。
しょんぼりするマヨをケチャが励まします。
「ぼくに任せて!」さあ、ケチャはマヨの頭のふたを見つけることができるでしょうか……。
思わず「それ、あるある!!」と共感してしまう絵本です。

3年生
「たなばた」
作)岩崎 京子     フレーベル館

 

もうすぐ 七夕ですね。七夕のおはなしは、やはり昔話としてきちんと知っておきたいものです。
諸説ありますが、この作品ではそのあたりをきちんと描いてあり、絵も丁寧で、美ししい世界観に引き込まれます。
牛飼いが川のほとりで見つけた美しい着物は、水浴び中の天女、織姫のもの(飛び衣)だったのです。
織姫を見初めた牛飼いに求婚されたため、二人は同居します。
子どものお守り中、隠された飛び衣を見つけた織姫は 子らを連れ、天へ上ります。
その後のエピソードも詳しく描かれているので へぇー こんなお話だったのか、と 改めて思いました。
そんな風に思った子もいたようで 「誰が書いたお話?」と 聞いた子がいました。

最初に 星座の本を紹介して 「星空をみる人いる?」って聞いたら みんな 手を挙げて 「オリオン座!」「サソリ座」と知っている星座を言ってくれました。


4年生
「とうさんはタツノオトシゴ」
作)エリック・カール    偕成社

 

子育て中の父さん魚たちが大奮闘! 珍しい生態をもとにした愉快な魚の絵本です。
擬態する魚が隠れている透明シートのページが 隠し絵みたいで楽しいです。

自分で紙に色を塗って その紙を使って張り絵にする エリック・カールさんの手法を伝えると「すげー」とか「大変やん」と びっくりしていました。

仕掛け絵本もたくさん作っているので
「パパおつきさまとって」
「たんじょうびのふしぎなてがみ」
 
を 紹介しました。

5年生
「ひとりだちするきたきつねのこども」
作)手島 圭三郎     絵本塾出版

 

春に生まれたきたきつねの子どもは、秋には親元を離れ独り立ちしなければなりません。
一人になったその日、上手に獲物を捕まえることができず、疲れて眠ってしまいました。
それでも次第に獲物の捕らえ方を覚え、たくましくなっていきます。
秋が深まる頃には、からすやおじろわしの食べ残しをもらい、一段と成長しました。
こうしてきたきつねは大人の身体へと変わっていくのです。

単純なきつねの成長物語なのですが、思春期にさしかかる5年生ぐらいだと なんとなく 自分に置き換えて感じてくれるものがあるかなぁ・・・あればいいなぁ・・・と 思って読みました。
静かに聞いてくれていましたが 終わると 拍手をしてくれたので とてもうれしかったです。

「いえない いえない」
作)くすはら 順子     文研出版

 

拍手をもらったいいお話の後で インパクトたっぷりのワニとカバの絵本だったので せっかくの気持ちが切れちゃったかな・・・ごめんなさい(苦笑)

ぼくは、ワニ。もちろん、肉を食べるのは大好きだ。
でも実は、おそって食べたくない動物もいる。こんなこと、だれにも、いえない・・・・・・。

気の弱いワニの 本音を言えない気持ちが 素直に表現されています。
優しいワニの気持ちに 気づいてくれたかな。

6年生
「やくそく」
作)二コラ・デイビス     BL出版

 

「わたし」が住むのは、ぎすぎすして、すさんだ街。
ほこりっぽく、なにも育たず、笑顔をみせるひともいない街。
ある晩、くらい通りで、おばあさんがもっているカバンをひったくろうとした「わたし」に、おばあさんは言いました。
「おまえさんにやるよ。これを植えるってやくそくするんならね」
食べ物やお金のことしか頭になかった「わたし」は、ただカバンがほしかっただけ。
カバンにそれが入っていると思って「やくそくするよ」と口だけで答えたましたが、
カバンをあけてみると、入っていたのはドングリ! 
きれいな緑いろの、ぷっくりしたドングリがたくさん!
そのとき「わたし」のなかで何かが変わったのです。
少女もまた、どんぐりの実の入ったカバンを盗まれます。
でも、かつての自分のように、盗んでいった若者に夢を託す少女は、いつか心豊かになっていました。

 

薄暗い灰色の街から、色あざやかな街へ。
みるみるかわる、その劇的な変化は 町の様子だけでなく 少女の心も表していて 読んでいても だんだんテンションが上がってきて 幸せな気持ちになります。

読み終えると自然と拍手もわき みんなも同じ気分になってくれたのかなぁ・・・と 思いました。

「なつのいちにち」
作)はた こうしろう    偕成社



真っ白な陽射し、青い草の匂い、響き渡るセミの声。
そして大きな麦藁帽子をかぶって、山へ向かって一心不乱に走る少年。
広い青空の下に駆け回るこの開放感。
美山の子どもたちなら 身近で体験できる 夏の1日です。


09:46 | 読み聞かせ
2021/06/21

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
イソップ物語「ライオンとねずみ」
 

ライオンの背を、ねずみがうっかり駆け上がりました。ご恩返しはしますから、と命乞いするねずみを、鼻で笑って逃がしたライオンでしたが……

日本の民話「しっぽのつり」


熊は さるに魚の捕り方を聞かれたので、寒い晩に池にしっぽをつけておけばいいと嘘を教えます。
信じたさるがしっぽを池につけ待っていると、池が凍ってしっぽが抜けなくなってしまいました。

みんなとっても集中して しっかり聞いてくれていました。

2年生
「かえしておくれ」
作)岩本 和博    家の光より  

 

卵や牛乳、はちみつ など「食べたくなーい」と言う男の子に 鶏や牛、蜂が それぞれ 「返しておくれ」と 迫るお話です。

絵がはっきりしていて見やすく 面白そうな感じなので、みんな もっと 笑ってくれるかとおもったけど じーっと まじめに聞いてくれました。
笑わせるのって 難しいです。

3年生
紙芝居「ありのぼうけん」
作)堀尾 青史     童心社

はたらきアリは、アブラムシからミツをもらったり、
おかしのかけらを集めたりして、大いそがし。そこへ突然、どろぼうアリが…。

 

アリの生態もちゃんと描かれていて おもしろおかしいお話でした。
みんなアリのことをよく知っていて びっくりしました。

紙芝居の舞台を使って読もうとしたのですが、机が低すぎて見にくいということで 結局 舞台なしで読みました。

4年生
紙芝居「そんごくうだいかつやく」
作)川崎 大治     童心社

 

三蔵法師と旅をつづけるそんごくうたちが、助けたおじいさんは、
なんと、おそろしい銀角大王だったのです。そんごくう大ピンチ!



みんなよく知っている孫悟空のおはなしです。
やっぱり わくわくどきどきするストーリーなので しっかり見て 聞いてくれていました。
4年教室でも 高い台がなかったので 紙芝居の舞台を机に置くと見えにくかった場所の人もいたようでしたが、見えやすい場所に移動して見てくれていました。

5年生
「ねーねーのしっぽ」
作)はやし ますみ    イースト・プレス

ねーねーはおたまじゃくしの女の子。
でも他のおたまじゃくしよりも、とっても大きい。
みんなが蛙になるのに、ねーねーはいつまでたってもしっぽがはえたまま。
心配したお母さんとお父さんはお医者さんに連れて行き、しっぽを切ってもらうことに。
その夜「しっぽをきるのはいや」ねーねーはそっとうちをでて川を上っていきます。と、そこで出会ったのは…



ぱっと見て ねーねーがオタマジャクシではなく オオサンショウウオだと気づいた人多かったみたいです。
で ちょっと ざわつきましたが 音楽付きで 電子黒板に映して読んだので すぐに お話の世界に集中して しっかり 楽しんでくれていました。

 

最後に オオサンショウウオの写真も見せて みんなに聞いてみたら さすが 美山の子どもたち、ほとんどの子が 実物を見たことある、って言っていました。

6年生
「あるヘラジカの物語」
作)鈴木 まもる     あすなろ書房

物語は、群れを守るオスのヘラジカと、そこに近づく別のオスとの戦いで、幕を明けます。
巨大な体と角とを激しくぶつけあい、戦う二頭のヘラジカ。
渾身の力を込めて角と角とを叩きつけたそのとき 角と角とがからまって、はずれなくなり 2匹は、戦いつづけなくてはならなくなってしまったのです。
やがて、疲弊した2匹をオオカミたちが取り囲んで・・・

「ヘラジカは生きるために戦い、ツノをからませて死んだ。
でもそれは、自然のなかでたくさんの命が生きることにつながった」

 

この絵本は 写真家・星野道夫さんが、ある日、アラスカの川でふしぎな頭蓋骨を見つけ 写真に収めたことから始まります。
2頭の大きなヘラジカの角が、からみあったまま骨になっています。角ははずそうとしてもはずれません。

多くの野生動物の姿を写真におさめた星野道夫さんは、1996年、ヒグマに襲われてこの世を去りました。
同じ動物好きとして星野道夫さんと親交のあった鈴木まもるさんは、ある夜、突然このふしぎな写真を夢に見 そしてできあがったのがこの絵本です。
1枚の写真が語る、大自然のドラマと生命のつながりの物語。

親子で読んでほしい絵本大賞の大賞受賞作です。

とても落ち着いた6年生です。
教室に行くと ちゃんと着席して 各自朝読書をしていました。
絵本を読み始めると ぐっと集中して聞いてくれていました。

09:11 | 読み聞かせ
2021/06/14

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「えをかくかくかく」
作)エリック・カール     偕成社

  

まちがった色なんてない。自由な色でかいていい
絵筆をもった男の子がかくのは……とっても青い馬。
赤いわにや黄色い牛などカラフルな動物たちがあらわれる、迫力いっぱいの絵本。

この絵本は作者エリック・カールが、ドイツ表現主義の画家フランツ・マルクの絵に触発されてかいた絵本です。
マルクは、青い馬、黄色い牛など、動物たちを大胆な色づかいでえがいた画家でしたが、第一次世界大戦で亡くなってしまいます。
カールは、ドイツにいた12歳のとき、美術の先生からマルクの絵を見せてもらい、その自由でのびのびした絵に影響を受けました。
迫力満点の色あざやかな本書には、絵をかく子どもたちへのカールの思いがこめられています。
――「まちがった色なんてない」「線からはみだしたっていい」「自由にかいて楽しもう!」

「できるかな あたまからつまさきまで」
作)エリック・カール    偕成社

 

ペンギン、きりん、さる、ゴリラ。絵本の中の動物たちの動きに合わせて、一緒に体を動かしてみよう! 楽しいまねっこ遊びの絵本。

最初は ちょっと遠慮しながら戸惑いがちにまねっこしてくれていた1年生ですが、だんだんのってきて 「できるよー!」って言いながら 楽しくまねっこ遊びしてくれました。

2年生
「いいからいいから」
作)長谷川 義史   絵本館

 

有名な絵本ですし、今年度の図書コーナーの掲示にもなっているので たくさんの子が「しってるー!」とか「しってるけど、わすれたー!」って。

面白いおはなしは 何度聞いても面白いんですよね。みんな楽しそうな顔して聞いてくれました。
そんな子どもたちの嬉しそうな顔を見られて 読んでいて ますます楽しくなりました。

3年生
「はい チーズ」
作)長谷川 義史   絵本館

最初に 「はい チーズ」って言ったら なにを思い浮かべるか聞いてみたら みんなVサインしてくれました(笑)

 

よしふみ少年が、あこがれた、あこがれた食べ物、それはチーズ。
ふじいのよっちゃんがいつも食べているチーズ。
肉屋で売っているチーズ。
おかあちゃんが買ってくれないチーズ。
「きょうこそ、おかあちゃんにたのんでみよう」
よしふみ少年は、そう心に決める。
「おかあちゃん、チーズこうてえな」そして、ついに...!

今はおいしいチーズがたくさんありますが これは みんなのおじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃の あんまりおいしくないチーズのおはなしです。

すっごく 真剣な面持ちで聞いてくれていました。

4年生
「999ひきのきょうだいのおひっこし」
作)木村 研     ひさかたチャイルド

住んでいた池が狭くなったので、広い池を探してかえるの大家族がお引越し。
途中、へびに出会ったり、とんびにさらわれたりでもう大変。 

 

4年生は 2週間前の読み聞かせで「999ひきのきょうだい」を読んでもらっていました。
これは 前回の999ひきのきょうだいのおはなしとは またちがう999ひきのきょうだいのおはなしで 大型絵本で読みました。

999ひきがつながって空に舞い上がるあたりは 低学年だったらかなり盛り上がるんですけど 意外と静かに落ち着いていたので ちょっと拍子抜け感(苦笑)
さすが4年生 と 思うべきですかね。

5年生
「あめのひのトランペット」
作)安房 直子     金の星社

 

野原の真ん中の一本の樹の下に「ふしぎや」と看板をだした家がありました。
そこは、くまが楽器を売っているお店でした。
雨のふり続くある日、男の子が訪ねてトランペットを手にすると、ふしぎなことが……。

あまり大きくもないし 色合いも淡いページが多いので 着席状態だと ちょっと見えにくいかなぁ・・・と 思ったのですが、今の季節にぴったりだし 最後はとても晴れやかな気持ちになれるおはなしなので 迷った末 やっぱり選びました。

 

葉祥明さんは こういう絵を描く人なので・・・と 最初に伝えて みてもらうと「ほんとや」とか 聞こえてきました。
読み終えると「夢のような話やなぁ」という声。
まさに 自分も このおはなしを読んで同じことを感じていたので 伝わったかなぁと とてもうれしかったです。

6年生
「めだま」
作)山田 洋次    新樹社

 

江戸時代に近江屋源兵衛というべっこう問屋の倹約家の主人が苦労して成した財を、頼りない倅や番頭に信用して任せきれず、病気で亡くなる前に医者に頼んで自分の目玉だけを生き残すというブラックユーモア。



電子黒板に映して読みました。
この落語の絵本化は、映画監督山田洋次さんの25年越しの願いだそうです。
それだけに 絵がとてもインパクトがあります。

落語のおはなしは 今の子どもたちには あまりピンとこないオチも多くて むずかしいなぁ、と思っているのですが、目玉が飛び出るというオチ しっくり来たでしょうか?
時間も押していたので 感想も聞かずに終わってしまいましたが 気になるところです。

09:20 | 読み聞かせ
2021/06/07

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「くだものだーれ?」
作)よねづ ゆうすけ     講談社



導入として読みました。
いろんな答えを言ってくれて 元気な1年生です。

それから もう過ぎちゃったけど 6月4日は何の日? ってことで

「アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」
作)シャービス     BL出版

アランはこわーいワニの一族。
ジャングルではみんながこわがっていましたが、実はアランもみんなをこわがらせる努力をしていたんです。
うろこをみがいたり、つめをとがらせたり、とくにおおきな歯は、いっぽんいっぽん10分かけてみがきます。
ところが、アランの歯は、じつは……?!

 

これ(入れ歯)に いちばん反応したのは 先生でした(笑)
ポップで鮮やかな色で描かれた楽しい絵本です。
アランのおおきな歯が、とても目を引きます。
こわがらせることが生きがいだったアランですが、あることをきっかけに大きく方向転換。
楽しくて、ユーモラスで そのうえ 歯のたいせつさにも触れられます。
集中して 静かに聞いてくれていました。

2年生
「ろくべえ まってろよ」
作)灰谷 健次郎     文研出版

犬のろくべえが穴におちた!早く助けてあげなくちゃ! 子どもたちの救出劇です。
子どものやさしさや、友情が伝わる一冊です。
せりふの端々に、関西ことばが感じられるのも楽しいです。

 

電子黒板に映して読んだので みんな映画でも見ているように とっても集中して、どきどき感まで伝わってくるようでした。

最後のオチが 文章がなく 絵だけでめでたしめでたし、というものだったので ちょっと物足りなかったみたいで「もう おわり?」という声がありました。

ずいぶん古い絵本ですが、改めて読んでみて 大人の力を借りずに 子どもたちで協力して 犬を助けるというストーリーが とてもいいなぁ、と思いました。

3年生
紙芝居「ちからたろう」
作)川崎 大治    童心社

 

大めしを食っていた力太郎は、十五年めにたちあがり、力だめしにでかけました。
日本一の力もちという男と力くらべをして…。

力比べや怪物退治など こどもたちには受けそうな昔話です。
みんな静かに聞いてくれていました。

4年生
「すごいね!みんなの通学路」
作)ローズマリー・マカーニー     西村書店

 

16か国の子どもたちの通学風景を紹介した写真絵本です。
バス通学もあれば、船を漕いで通う子もいます。
高い崖を登ったり、綱渡りのように川を渡ったり。
水や机を運んでこなければいけない子もいます。

 

「えーっ  すごーい」という反応や「楽しそう!」という声も。
「毎日やで。大変やん」
こどもたちと いろんなやりとりをしながら 写真を見ていきました。

美山の子どもたちは ほとんどが 家のすぐ近くにバスが来てくれて 大人に見守られての安全な通学です。
いろんな国の現実を知ることのできる絵本でした。

5年生
「くさる」
作)なかの ひろたか    福音館書店

 

生き物が生まれて、強い動物に食べられて、死んで、くさって、土にとけて…という食物連鎖や、くさったにおいが危険信号だということなどを わかりやすく伝えてくれます。

植物がくさる話から続いて・・・
「のにっきー野日記ー」
作)近藤 薫美子     アリス館

 

ある日、野で果てた一匹のいたち。
その「死」を正面からみつめ、めぐる命を記録しつづけた絵本です。

 

とても 細かく詳しく描かれていて 「きもちわるー」と いう子もいましたが
登場する昆虫は かわいくユーモラスなので ゆっくり机の間を歩きながら 読む、というより 見てもらいました。

6年生
「すばこ」
作)キム・ファン     ほるぷ出版

 

巣箱は、ひとが作った鳥の家です。
小動物のすみかである森が減っていくなか、巣箱をかけることは、簡単で身近な自然保護と言われています。
素材も、かたちも、大きさもいろいろ。
その巣箱、もとはドイツの貴族の男性がはじめたことを知っていましたか? 
日本ではまだあまり知られていない巣箱の起源と、その楽しみ方を描いたノンフィクション絵本。

地球は人間だけのものではなく すべての生き物を大切に暮らしていけたらいいねぇ、と 話しました。

そして もう一冊。
「はらぺこあおむし」
作)エリック・カール   偕成社

 

6年生 全員知っている絵本でしたが 先日 エリックさんが亡くなったので 改めて聞いてほしくて読みました。

実は この絵本 最初はアメリカで出版する予定だったそうです。
でも 穴があいている仕掛け絵本 当時は そんな面倒な本は作らない、と断られてしまったとか。そんな時に日本の出版社がこの絵本を出版してくれることになったので エリックさんにとって 日本は特別な国になったそうです。

09:16 | 読み聞かせ
2021/05/31

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
紙芝居「へっこきよめさん」
作)香川 美子    教育画劇

大きな大きなおならでおばあさんをふっ飛ばしてしまったおよめさん。
でもそのおならのおかげで役に立つことも?
  
 

はじめての読み聞かせでした。
楽しんでもらえるように  子どもたちが大好きな「おなら」もので(笑)
もっと 思い切り振りきって読めば もっと 盛り上がっただろうなぁ・・・と 思いましたが 終わったら拍手もしてくれ(○○ちゃんのお母さん、というアドバンテージはあったと思います) しっかり聞いてくれた1年生でした。

2年生
大型絵本「ふしぎなカサやさん」
作)みやにし たつや     金の星社

タヌキのおじさんが売っているカサは開くと、ふしぎなものが空からたくさん降ってきます。
ブタくんがお寿司の絵のカサを開いたとき、はらぺこオオカミが登場。
大変だ! 次々にふしぎなことが起こる楽しさいっぱいの絵本。

 

「プリンやー」とか「そんなん あかん」など おはなしに素直に反応しながら 楽しんでくれていたようでした。

「ぼくもとびたい」
作)たかはし ひろゆき    金の星社

 

ちょうに憧れる芋虫が 蝶になる・・・という はらぺこあおむしのようなお話です。
40年ほど前の古い絵本ですが 色彩が美しく 今の季節にもピッタリなので読みました。

3年生


先日 エリック・カールさんがお亡くなりになったので 子どもたちに エリックさんの写真を見せて「誰だかわかる?」と 聞いてみました。
さすがに 知らないかな、と 思ったのですが、ひとり「はらぺこあおむし描いた人や」と。すごい!!
さすが名作「はらぺこあおむし」。絵本は全員知っていました。

と いうことで エリックさんの絵本
大型絵本「パパおつきさまとって」
作)エリック・カール      偕成社

 

娘に月をせがまれて、パパは長ーいはしごをたかーい山にたてかけ 本当に月をつれてきました。エリックさんならではの 楽しいアイデア絵本です。
大型絵本でしたし、はしごのページが上に開いたり、お月さまがより大きくなったり 迫力があって 楽しめたようでした。

もう一冊 エリックさんの絵本を
「おほしさまかいて!」
作)エリック・カール    偕成社



絵かきはたのまれるままに星や太陽、木や花を描き、ついには星空へと旅立っていきます。

このほかにも 学校の図書室にある エリックさんの本を紹介しました。

4年生
「999ひきのきょうだい」
作)村上 康成    ひさかたチャイルド

999匹のかえるの兄弟たちとそれをねらうへびの大騒動。
春の池で繰りひろげられるユーモアたっぷりの楽しいお話です。

 

初の読み聞かせでした。
4年生にどんな絵本がいいのが いろいろ悩みましたが 今 ちょうど 田んぼでカエルの声がたくさん聞こえてきていますし、絵もかわいくはっきりとしているので見やすいかな、と思って選びました。
4年生でも ちゃんと反応してくれて よかったです。

5年生
「イソップどうわ」
作)いもとようこ    金の星社

みんなもよく知っているイソップ童話から。

まず
「きんのたまごをうむにわとり」
 
これは 知っている子が結構いました。
もし こんな鶏がいたらどうする? と尋ねると「銀行に預ける」って(笑)

次に
「おうさまになれなかったカラス」

これは 知っている子は少なかったです。
「ありのままの自分に自信をもちなさい」とあるのですが、「ありのままの自分」というのが あまり ピンとこなかったようでした。

最後に
「おひゃくしょうと3にんのむすこ」

このおはなしは 誰も知らない、と いうことでした。

イソップのおはなしは 教訓めいたことがオチになるので子どもたちにとっては どうなのかなぁ・・・と 思いましたが、終わると拍手をしてくれました。

6年生
「ありがとう のえほん」
作)フランソワーズ    偕成社

にわとり、めんどり、おひさま、おうち……。
自分の世界を支えてくれるたくさんのものたちに 感謝の気持ちをこめて、「ありがとう」

 

人にだけではなく 自分の身近なものに感謝の気持ちを持つこと、すごく大事なことです。
ストーリーもなく インパクトのある内容ではないのだけど 子どもたちに伝えたいなぁ・・・と思って読みましたが はたして どうだったでしょうか。

これだけでは 物足りなさそうでしたので
いつもの 昔話の本から
「くらげのおつかい」

 

病気になった乙姫のために猿の生肝を取りに行くように竜王に命じられたクラゲ。
途中まではうまくいきますが 一枚上手の猿に騙され生肝を持って帰ってこれなかったクラゲは 罰として鯛や平目から、さんざん打ち叩かれます。
それから今のように骨なしのぐにゃぐにゃになった・・・というおはなし。
09:14 | 読み聞かせ
2021/05/25

SDGsって何だろう

| by 美山小
SDGs「持続可能な開発目標」

ニュースやCMなどでも 耳にしたり、目にしたりする機会も増えてきました。
これからの子どもたちにとっては 自分たちの未来に関わる大切なことです。
地域の方からも「子どもSDGs」の本を寄贈していただいたこともあって、「SDGs」に関する本のコーナーを作りました。



小学生が見て わかりやすい掲示・・・なかなか 難しいものですね(汗)

 

17の目標を 低学年でも 自分ごとに置き換えられるような言葉に変えてみました。
わかってくれるかなぁ。
高学年向けには、意味はできるだけそのままで、わかりやすい言葉に置き換えて。

 

掲示を見てくれた5年生の男の子が、
「あっ SDGsだ! 聞いたことあります。」と、興味を持ってくれたようです。
よかったー。
中には「SDGs」について強く関心をもって、よく理解している子もいて、びっくりしました。

SDGsに関連する本も探してみると、意外とたくさんありました。
読みやすいものから手に取ってもらえるとうれしいです。

 
SDGsをあつかった小学生向けの物語も 続々発売されています。
17:00 | 掲示物
2021/05/24

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「くんくんくん」
作)上野 与志    ひさかたチャイルド

 

「くんくんくん」焼きたてのホットケーキの甘い匂いに誘われて、やってきたお客さんはだれでしょう?

ドアをめくるしかけが楽しい絵本。
動物の鼻先がちよっとだけ みえているのですが みんな すぐにわかって「キツネだ」「ネズミだ」と 反応良く楽しんでくれていました。

リラックスしたところで・・・

紙芝居「おぶさりてい」
作)市川 京子      教育画劇



貧しいけれど働き者の仲良し夫婦。
女房のたった一つの悩みは、亭主がひとりでトイレにも行けない怖がりなこと。
それが、持ち前の素直な思い込みぶりを発揮して、しまいには山のような金を手に入れることができます。
おばけが登場するお話ですが、なかなか すっきりと気持ちの良いお話です。

みんなとっても 真剣に聞いてくれていました。

2年生

「ちいさいきみと おおきいぼく」
作)ナディーヌ・ブラン・コム      ポプラ社

 

おおきいオオカミは、ずっとひとりでした。ひとりが、あたりまえでした。
ある日そこに、ちいさいオオカミがやってきたことから、おおきいオオカミは初めての気持ちをたくさん知り、世界は色づきはじめるのです……。
だれかとともに生きる喜びとぬくもりを伝える、心あたたまる物語です。

ほんとは 自分の大好きな鳥 ハシビロコウの絵本を読みたかったのですが、ストーリー的には なんてことないので 紹介だけしました。

「ハシビロコウのはっちゃん」
作)よしだ あつこ    鈴木出版



動かないことで有名な ハシビロコウ。知らない子がいっぱいいましたが また 絵本を読んでみてください。面白い鳥ですよ。


3年生
「ゆうだち」
作)あき びんご    偕成社



激しい夕立にふりこめられた家で、ヤギとオオカミがくりひろげる命がけの歌合戦。

 

三味線を鳴らしながら歌を歌うのが 重要アイテムなので 実際に三味線(さんしんでした)を 鳴らしてもらって 歌を歌いました!!

練習では ちゃんと節をつけて歌っていたのですが、本番で緊張したのか 節がすっかり飛んでしまって・・・(汗)
なんとか それらしく歌おうとしたのですが・・・。
でも 最後は 迫力たっぷりに盛り上がれたので みんな 楽しんでくれたようでした。

4年生
「シロナガスクジラより大きいものっているの?」

作)ロバート・E・ウェルズ     評論社

地球上のすべての生き物の中で、一番大きいシロナガスクジラ。
それより大きいエベレスト山、それよりも地球、それよりも太陽、それよりも……どんどん探していくと、宇宙の銀河までたどりつくよ! やさしくユーモラスに解き明かす、好評の科学絵本。

 

シロナガスクジラより 大きいものって・・・と はじまったところで みんな「なんだろう」って考えてくれたみたいで「ちきゅう?」「うちゅう?」って。
なんと 発想の豊かなことか。
この絵本を手に取ったときは シロナガスクジラから まさか宇宙にまで広がるとは思っていなかったのです。
比べ方も 地球を100個、網袋に詰めたり、太陽をオレンジに見立てて100個を箱詰めにしたりと、実にユニークなので 楽しく学べますね。

5年生
「あめだま」
作)ペク・ヒナ    ブロンズ新社

文房具屋でドンドンが見つけたのは、6つのあめだま。
部屋で1つ食べると、「リモコンがはさまって痛い!」とソファの声が聞こえてきた!
 もう1つ食べると、今度は犬のグスリが話しはじめて......
あめだまを通して周囲の愛に気づいたとき、ひとりぼっちの少年におとずれた変化とは?

 

ペク・ヒナさんの絵本の特徴は、なんといってもその人形と緻密なセット作り。
具体的なのに魅力ある表現の幅と、実在感。
特にドクドクの表情と、あめだまのビジュアルは一度見たら忘れることができないほど。独特の雰囲気がクセになります。
長谷川義史さんの関西弁の翻訳が、楽しく、どこか懐かしく 心がほんわか温かくなります。

読み終えると 拍手してくれて さらに あたたかい気持ちになりました。

6年生
「フンころがさず」
作)大塚 健太   KADOKAWA

ボクがフンをころがしていることをみんなは変だという。
だから、ボクはフンをころがさないことに決めた。
でも友達のキツツキさんは言った。
「君はフンをころがすからフンころがしなんだ」って──。

 

自分は自分らしく ありのままでいいんだよ、っていうメッセージ
こどもたちに伝わるといいなぁ・・・と 思って読みました。




09:41 | 読み聞かせ
2021/05/17

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小
1年生
「こすずめのぼうけん」
作)ルース・エンズワース    福音館書店



初めて空を飛んだ日、こすずめは遠くまで飛びすぎてしまいました……。
物語の展開につれて高まる緊迫感と結末の見事さが、子どもたちの心をとらえます。

 

BGMのような音楽を演奏してもらって、電子黒板に大きく映して読みました。
1年生は 音楽付きは初めてだったので どうかなぁ・・・と思いましたが、ざわつくことなく みんな静かに聞いてくれました。
読み終わって 日直さんが前に出て号令をかけてくれたのですが、みんなのほうをむいていたとこから ちゃんと読み手と演奏者のほうに向きなおって 挨拶してくれました。
しっかりした1年生だなぁ。

2年生
紙芝居「ふしぎなしゃもじ」
作)佐々木 悦    童心社

 

おばあさんがおにぎりを作っていると、ころころころがって、穴の中へ。

追いかけていくと、鬼につかまってしまい…。
ところが 飯炊きばあさまになってくれと、鬼の国へ連れて行かれるのです。 
そして渡されたしゃもじが ひとかき 一万ばい!!
最後は めでたしめでたし、の ふしぎなおはなしです。

終わってから みんなに1万倍にふえるとしたら 何が増えてほしい? と尋ねたら
「お金!」って(笑)

3年生
「えんぴつとケシゴム」
作)カレン・キルバトリック    KADOKAWA

絵を かくには えんぴつだけ あればいい、だって ケシゴムは けすものだから。
そう 思って いませんか?いいえ、 ふたりが 一緒なら もっと すてきな 絵が えがけるのです。
これは かくのが だいすきな えんぴつと  けすのが だいすきな ケシゴムがえんぴつケシゴムに なるまでの 物語。

 

ケシゴムを使って絵を描く、という発想の逆転が楽しい!
線を足すのではなく、引くことで描き出されるものもある、というのは、とても新鮮な驚きがありました。
短いお話だったので 前のページに戻って ケシゴムで描く(消す)前と後の絵を 見比べてもらいました。
楽しそうに 集中して聞いてくれていました。

4年生
おとなもブルブルようかい話
「ちゅうにうかぶかんおけ」
作)木暮 正夫     岩崎書店

 

13年飼い続けると魔物になるという猫が 長年お世話になったお礼に 和尚さんにあるお経を教えます。
そのお経のおかげで 村の人々の信頼を得て 貧乏だった和尚さんが幸せに暮らすようになった、というおはなし。

 

読んでいると「かんおけって何?」という声が聞こえました。
そうか・・・かんおけ 知らない子もいるのですね。

5年生
「ケーキやさんのゆうれい」
作)ジャクリーン・オグバーン    フレーベル館

 
ケーキ作りの邪魔をするのは、ゆうれいとなったかつての店主。
とびきりのケーキができたら店を譲るというのだけれど…。
お菓子の甘い香りが漂うようなプライスマンの絵に、ホロリとする最後まで一気に読み進められます。

長めのおはなしだったので 後半は少し早口になってしまいました。
みんなも 一生懸命聞いてくれていました。

6年生
「さんねんねたろう」
作)おおかわ えっせい    ポプラ社

 

「うちのむらには、ねたろがござる」とこどもらがうたった。
しかし、そのねたろうが村のためにはたらくというお話。
3年間3カ月 ずーっと寝ている怠け者の男は もとは 働き者だったんですね。
突然起きて 田んぼに水を引く、ということを思いつき もくもくと働く姿に 村人もほっておけず 一緒になって水路をつくるのです。
似たようなおはなしは日本各地にあるようですが、このおはなしは 山口県の農民伝説から作られたそうです。



09:48 | 読み聞かせ
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