〒601-0751 京都府南丹市美山町島 島台52番地 TEL:0771-75-0017 FAX:0771-75-0106 MAIL to:miyama-es@kyoto-be.ne.jp
通級指導教室(ことばの教室) TEL:0771-75-1097
 

since 2016.04.01

COUNTER355027

南丹市立美山小学校

〒601-0751
京都府南丹市美山町島 島台52番地
TEL  0771-75-0017
FAX  0771-75-0106
MAIL miyama-es@kyoto-be.ne.jp

http://www.kyoto-be.ne.jp/miyama-es/cms/

本ホームページの著作権は、南丹市立美山小学校に帰属します
 
図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2020/07/06new

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
読書ボランティア「よむよむ」さんの お久しぶりの読み聞かせです。

1年生
「まわるおすし」
作 長谷川 義史       ブロンズ新社

 

今日はお父さんの給料日。家族みんなでお寿司を食べる。
店の前で輪になって、お父さんのゲキに合わせて「ファイト オー!」 
お父さんがひじに手をやったら、青いお皿のサイン。
まわるお寿司から目を離さないように、次は黒いお皿へ。
クライマックスのお皿の色は、もちろん自由。さあ、何を食べる?



1年生にとっては はじめての「よむよむ」さん。
今までのように 前に集まって座ってもらえないので 絵本が見えにくい分 読み手の方は 身振り手振りの大熱演。
マスクもしているのでいつもよりもさらに大きな声で、お疲れさまでした。
興味津々 集中して聞いてくれていました。

2年生
紙芝居「のっぺらぼう」
作 渋谷 勲     童心社



のっぺらぼうと言えば、みんな知っているけれど、おはなしの細かい部分はちょっと分からなかったりしませんか?
まず、絵に心をひかれました。
正統派の「昔話」であることを予感させる、最初の絵を見た瞬間、心をわしづかみにされました。
(表紙のキツネの可愛いこと!)
見ていた子どもたちも、最初の絵から、ちょっと昔の日本の世界にどんどんと入り込んでいったようです。
そして、言葉遣いも、古すぎず新しすぎず、子どもたちにもわかりやすく、読みやすい紙芝居でした。

 

着席状態でマスクもしているので みんなの反応がよくわからず、ちょっと不安。
神妙な顔で聞いてくれていました。
終わってから「怖かった」とか「面白かった」と 言ってくれたので ホッとしました。

3年生
「ごろはちだいみょうじん」
作 中川 正文      福音館書店



ごろはちは、村人にてんご(いたずら)をしますが 子どものするような、本当に悪気のないいたずらで村人も、そのことを承知していて、
「あないして、おそなえのさいそくしてはるのや」と、あぶらげのお供えを欠かしません。
鉄道など走っていない時代のことです。
村人たちは、走ってくる汽車を見ても、本物だとは思わなかったのです。
ごろはちは、村人たちをかばって・・・

 

さいごは昔話の定番で「めでたし めでたし」で 終わるのですが、
これって なにがめでたいのかなぁ・・・と 思っていたところ 読み終わると「何がめでたしなん?」と 言った子がいました。ほんとに その通り!

4年生
「ふしぎなかさやさん」
作 宮西達也     金の星社



タヌキのおじさんが売っているカサは開くと、ふしぎなものが空からたくさん降ってきます。
ブタくんがお寿司の絵のカサを開いたとき、はらぺこオオカミが登場。
大変だ! 次々にふしぎなことが起こる楽しさいっぱいの絵本。

 

離れていても見えやすいように 大型絵本で読みました。
ちょうど梅雨の時期で 今日も雨が降りそうなお天気です。「みんな 傘 持ってきた?」と問いかけてから 始めました。
このほかに 傘のお話知ってる? と聞くと 「かさじぞう」という声(笑)
ちょっと 惜しい。
さのようこさんの「おじさんのかさ」を紹介しました。

5年生
おはなしのろうそくより 「エバミナンダス」
作 ブライアント   東京子ども図書館



エパミナンダスは、毎日おばさんのところに通うものの、帰る道すがら毎回やらかしてしまいます。
言ってみれば「応用の効かない」少年。素直すぎるのでしょうか。

 

ストーリーテーリング界では有名なお話のようです。
お話を覚えて 語りました。
聞き手を見ながら語るので こどもたちは より集中してくれていたように思います。

6年生
「おおにしせんせい」
作 長谷川 義史     講談社



一時間目のはじめ、おおにしせんせいが「きょうはいちにち図画工作」といいだした。
ふでや、ふであらい、パレットの使い方も、いままでとぜんぜんちがう。
そして、さっさと絵をかいて友だちと遊ぼうと思っていたぼくは、先生からの一言で心が動き出し……。
すばらしい先生との大切な出会いは、一生の宝物。
著者自身の体験を基に、心を込めて描いた絵本。

 

時間があったので もう一冊・・・
「よあけ」
作 ユリ・シュルビッツ     福音館書店

静まり返った夜明け前の湖のほとり。
と 一瞬さざ波が立ち、すべてが動きだす。
時の推移と音の世界を絵で再現した美しい絵本です。



最後のページは 息をのむほど鮮やかな最後のページは 言葉にはならない何かが 心に残ります。
あけない夜明けはない・・・。





10:43 | 読み聞かせ
2020/05/21

新しい本が届きました。

| by 美山小N
今年度の新しい本 第一弾が届きました。
リクエストの多かった本や 話題の本、ぜひよんでほしい本、など 色々取り揃えましたよ。
早速 貸し出しを始めますので お楽しみに!


中学年の女の子にオススメです。「なのだのノダちゃん」シリーズ
高学年の男女問わず人気なのが「科学探偵」シリーズ
「かくされた意味に気がつけるか」は すぐ読めて ちょっと考えて はっと気がつくミステリーです。


「54字の物語 ZOO」も 短いからこそ 意味がわかるとゾクゾクする究極の短編小説として 話題です。これは5巻目。
このシリーズにハマって じぶんで54字の物語を創作している人もいるんですよ。
今年 映画化されます「都会のトム&ソーヤ」の外伝 16.5巻 魔女が微笑む夜
「死神うどんカフェ 1号店 別腹編」「ふしぎ駄菓子屋銭天堂 13」
どれも すでに 子どもたちには人気のシリーズです。

オススメは青春部活小説「よろこびの歌」「終わらない歌」と
図書館が舞台のミステリー「晴れた日は図書館へ行こう」


辻村深月さんの「名前のない放課後」も 最後のどんでん返しに驚きますが、読後感が素晴らしく、あったかい満足感に包まれます。
「小説 ドラえもん シリーズ」は 人気作家 辻村深月さん、川村元気さんによる書き下ろしです。
「トラブル旅行社」は「銭天堂」で大人気の廣嶋玲子さんの最新作。低学年でも読めちゃいます。
小学校には必ず魔女か魔法使いが住んでいるという「きかせたがりやの魔女」は 短編連作。
ジェンダーがテーマの「変化球男子」
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」もジェンダーや人種差別などを爽やかに描いた ノンフィクションです。
日本語や辞書について 面白くてわかりやすい解説書「ことばハンター」


低学年男子に大人気の「ほねほねザウルス」と「福井県立恐竜博物館」がコラボした「ドクターヨッシーのほねほねザウルス恐竜博物館」3巻
「はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑」
ヨシタケシンスケさんの最新作「もしものせかい」
「ヒックとドラゴン 12巻(上・下)」


休校中に家の周りや 田んぼで いろんな生き物に出会ったのではないでしょうか?
「イモリくん ヤモリくん」は 楽しいお話を読みながら イモリとヤモリのちがい、水の生き物のことがわかります。
「ポケモンのしま」 151匹のポケモンが登場します。
乗り物の仕組みや働く現場を取材した 細かいイラストが興味深い「乗り物ひみつルポ」3巻
「こども武士道」「こども孫子の兵法」は考え方や行動のヒントになる 学習マンガです。
 

6点点字を考えた「ルイ・ブライユ」の本 2冊
17歳の環境活動家 グレタさんを描く絵本「わたしたちの家が火事です」

この他に 今年度の読書感想文コンクールの課題図書も 購入しました。
17:19 | 本のこと
2020/05/18

「よい絵本」のコーナー

| by 美山小N
全国学校図書館協議会の絵本委員会が選んだ279冊の「よい絵本」の中から
美山小学校の図書室にある絵本を集めました。



この「よい絵本」は おとなになっていくまでに ぜひ 読んでほしい絵本です。

絵と文がすばらしいこと、みんなの心を豊かにしてくれること、おどろきや発見があり、創造力や考える力をのばしてくれること、などを心がけて 学校や大学の先生、絵本の専門家など 絵本が大好きなおとなたちが選びました。


1年から6年まで どの絵本もおすすめなのですが、目安として この学年で読んでほしい、という印をつけました。

たくさんの絵本がありますので どの絵本から 読もうか迷ったら まずは色分けしたテープを参考に 手にとってみてください。



オレンジのテープは 2年生、ピンクは3年生


黄色は 4,5年生


水色は 6年生です。


「よい絵本」の活動ノートも作りました。
 

読み終わったら 自分の気持ちと同じマークに色をぬってみてください。
たいせつな 読書の記録になります。
15:25 | 本のこと
2020/05/14

今年度の図書コーナー

| by 美山小N
毎年 テーマを決めて 飾りつけしている図書コーナー。

今年度は「スズキコージ」さん です。

まず 階段を上がって どーんと現れるのがこれ



そこから 「ガッタン ゴットン」のお話が 図書コーナーへ導いてくれますよ♪

そして いよいよ 図書コーナー!!



でっかい ガイコツのお出迎え。

この のれんをくぐると・・・そこは スズキコージの世界です。

スズキコージさん お名前知らない人結構いるみたいですが、とってもたくさんの絵本が出版されています。
文章も書かれているものもあるのですが、お話は他の作家さんで スズキコージさんはお話に絵をつけて、っていう絵本が多いです。
   
などなど・・・。

中央の本箱の上に 並べているので ぜひ 手にとって見てくださいね。
迫力のある 不思議で面白い絵に 引き込まれます。

 
 
図書コーナーに来て なんとなく 楽しい気分になってくれたら うれしいなぁ。。


去年のテーマはなんだったか 覚えてますか?

そう 「レオ・レオニ」さんでした。
ちゃんと ここに いてくれてます。

16:22 | 掲示物
2020/02/17

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「おおきなおおきな木みたいに」
作)ブリッタ・テッケントラップ   ひさかたチャイルド

みんなの心の中に育つやさしい気持ちを一本の木に象徴させて描いた作品。
「あっち行け」とか「嫌いだー」とか言ったらどうなる?
二人の間に見えないギザギザができちゃう。
「いっしょに遊ぼう」とか「こっちへおいでよ」とか言ったらどうなる?
二人の間に楽しいことが生まれる!
ページをめくるたび、左の場面では縦長の穴が、右の場面では同じ形の木の幹が浮き上がる、しかけ絵本です。
 

読み終わって 楽しいしかけをよく見たくて 本に集まって来ました。
本を触って もう一度じっくり楽しみました。

2年生
「がいこつさん」
作)五味 太郎   文化出版局

がいこつさんが目をさましました。
忘れていることを思い出そうと街中を歩き回って、最後にデパートのトイレで……。
かわいいがいこつさんのお話です。

 

がいこつさんが忘れてることって 一体なんだろう ? 
一緒に考えてくれながら楽しんで 最後は ほのぼのとしたオチでした。

3年生
「すごいね! みんなの通学路」
作)ローズマリー・マカーニ    西村書店

世界のさまざまな地域に住む子どもたちは、どうやって学校に通っているのでしょう。

てくてく歩いて?
バスや車に乗って?
学校まで、とても遠い道のりを歩かなくてはならなかったり、
自分の机や、飲み水の入った重いたらいを、運んでいかなければならないこともあります。

 

この本には 自然災害や、川の急流、けわしい山道、高いがけにも負けず、

毎日懸命に学校へとむかう世界中の子どもたちの写真が収められています。
「学ぶのは楽しい」「友達にも会える」「だから学校へ通うんだ」……
そんな彼らの気持ちが伝わってきます。

自分たちとはまったく違う環境でだけど 「通学路」という共通項により 子どもたちの関心が一気に深まります。
写真から 世界の子どもたちの状況を想像し、いろんな感想を言い合いながら 楽しく聞いてくれました。

4年
「ぴのちゃんとさむさむねこ」
作)松丘 コウ   PL出版

寒空のなか、道でうずくまっているねこに出会ったぴのちゃん。
ねこは、毛皮が焼けて寒くて動けなくなってしまったといいます。
ぴのちゃんは、ねこをあたためてあげようと…。
あたたかい物語に、やさしい色合いの絵がぴったりです。

 

カワイイ絵だけど 意外な展開に「えっ!」と びっくりです。
男の子がクスクス笑っていました。

5年生
「たべものやさん しりとりたいかいかいさいします」
作)シゲタ サヤカ    白泉社

商店街で「しりとり大会」開催!おすしやさんにパンやさん、ラーメンやさんチーム…優勝はどのお店!? 笑い&涙ありで、心も満腹に!

 

「しりとり絵本」ですが、食べ物をコンセプトにして、しりとりをしていくカタチになっています。
ちょっとひねりも入っているので みんな一緒に考えて しりとり大会に参加してくれました(笑)
擬人化された食べ物たちが実に愉快で、イラストを見ているだけでも楽しい気分になります。
この絵本 全学年楽しめるなぁ。

6年生
「クマと森のピアノ」
作)デイビッド・リッチフィールド    ポプラ社

ある日、こぐまのブラウンは森のなかで、「へんてこなもの」を見つけます。やがて、ブラウンはへんてこなものを弾けるようになります。
偶然通りかかった人間の女の子とお父さんがブラウンの奏でる美しいピアノの音楽を聞きます。ブラウンはふたりと一緒に町へ行き、ピアニストとして大成功をおさめました。
でも、ブラウンは森と、友だちと、森のピアノが恋しくなり・・・。

 

スケールの大きな設定、それでいて心にじんわり響く物語。絵もとっても素敵。
イギリスで話題の絵作家さんによるお話を 俵万智さんが翻訳しました。
シンプルな言葉の中から色々な種類の音が聞こえてくるようで、静かにじっくりと味わいたくなる1冊です。









17:50 | 読み聞かせ
2020/02/10

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「だいこんのおと」
家の光 創作童話
作)平井 美里

ちょうど大根の種をまいて 収穫した1年生なので 自分の体験とかさなって 興味深く聞いてくれていました。



「おむすびころりん」
作)いもと ようこ



2年生

「おならまんざい」
作)長谷川 義史   小学館

「いも くったら おなら でた。」…と思ったら、出てきたおならがしゃべって、しかも「ぼくと まんざい せえへん?」と誘われて、おならとコンビを組んで漫才をすることに!
コンビ名は「ラッキーこいたでてきた」でいこう! ってどんだけあほな話やねん。
流れるような関西弁で繰り広げられる、これでもかこれでもかという、おならダジャレの数々! くだらなすぎて笑っちゃいます。

 

最初 笑ったらだめかも・・・と 思っていたのか まじめな顔できいていたので
「おかしかったら 笑ってもいいよ」と 声かけたとたん 顔の力も抜けたようで みんなにこにこゲラゲラでした。

「はらぺこあおむし」
作)エリック カール



誰もがよくよく知っている絵本ですね。
このお話 歌になっていることは ご存じですか?  こどもたちは歌もよく知っていました。
食べたものの場面を歌うと みんな一緒に歌ってくれました。
大型絵本でしたので やっぱり 迫力があって 楽しいです。

3年生
「おおにしせんせい」
作)長谷川 義史   講談社


一時間目のはじめ、おおにしせんせいが「きょうはいちにち図画工作」といいだした。
ふでや、ふであらい、パレットの使い方も、いままでとぜんぜんちがう。
そして、さっさと絵をかいて友だちと遊ぼうと思っていたぼくは、先生からの一言で心が動き出し……。
すばらしい先生との大切な出会いは、一生の宝物。
著者自身の体験を基に、心を込めて描いた絵本です。

 

担任の先生の話だったので みんなの担任の先生はどんな先生?って聞いてみました。

にこにこしながら「こわい」「でも おもしろーい」「100均でいろんなもん買ってくれる」などなど いっぱい出てきました。みんな 担任の先生が好きなんだなぁ。
この絵本のお話も 気に入ってくれた様子でした。

4年生
「こんこんさまにさしあげそうろう」
作)森 はな   PHP研究所

「のせぎょう」という、えさが最も乏しくなる大寒の夜に、キツネやタヌキなどの山に住む動物に食べるものを施し、動物達が悪さをしないよう考えられた年中行事を題材にした本です。
何日も雪が降り続いて、食べ物が底をついたキツネの母と子。寒くてお腹がすいた子ギツネは、泣きながらお母さんキツネの胸の中で眠ってしまいます。母ギツネは村の鳥小屋を襲おうと決心しますが、犬にほえられて断念。池も凍っていて魚も取れない。諦めて母ギツネが穴に戻って見たのは、子ギツネが枯れ葉をくわえ、泣いて眠ってしまった子ギツネの姿。
でも、そんな時、村はずれのお稲荷様から、「こんこんさまにさしあげそうろう」という子供達の声が聞こえてきます。
丁度、のせぎょうの日だったのです。母ギツネは「ありがたい」とお稲荷様に手を合わせ、お供え物のあずきめし、あぶらあげ、かわじゃこを持って帰り、子ギツネに食べさせます。

 

昔話を読むときに 昔の行事とか風習など 今のこどもたちにはピンとこない場面があります。それをどう理解してもらうかは いつも考えるところです。
今回 はじめに節分の行事の話をしました。柊の葉や鰯のことは 家でも語られる機会があるのでしょう、知っている子もたくさんいました。
今では単に行事となっていることも もともとは 病気や災いから守る、などの意味があって始まったことだという話をしました。

この本を読んで、最近、民家まで下りてきて畑を荒らし、射殺されるクマ、捕獲される鹿や猿などを思い出しました。昔の人達は、動物達の生を尊重することが自分達の生活を守ることだと判っていたので、こういった行事をしていたのでしょうね。

5年生
「みずとはなんじゃ」
作)加古 里子   小峰書店

 

あさ おきて、かおを あらう みず。
うがいを したり、のんだりする みず。
みずとは、いったい どんな ものなのでしょうか?
暮らしの中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきっかけとなるような、科学する心をはぐくむ絵本。
かこさとしさんが手がけた最後の絵本。

最初に みんながよく知っている かこさとしさんの「だるまちゃんとてんぐちゃん」「からすのパン屋さん」などを紹介しました。

かこさんの科学絵本は 子ども向けとはいえ こどもたちに正しい知識を伝えたい、という 思いから 内容はかなり詳しく ちょっとむずかしいものもあります。
それでも 絵があることで 興味をもって深めていけるのが 絵本のすばらしいところですね。

6年生
手枕いろりばた昔話より
「雪もぐら」
作)むらかみ ゆきひこ

 

美山町を訪れた大阪のむらかみさんが 美山の各地域に残された自然や建築物などから創作した民話です。
09:27 | 読み聞かせ
2020/02/06

みんながみつけた「おはなしのたね」

| by 美山小N

12月に 絵本作家のはせがわさとみさんを迎えて ワークショップ「おはなしのたねをみつけよう」が開催されました。
そのときに作った こどもたちの作品を 図工室前に掲示しました。



当日は短い時間でしたが 空想の世界に想いをはせて 楽しんで創造したものは どれも力作揃いです。
はせがわさんも こどもたちの発想のおもしろさに感心して 触発されたようでした。

  

はせがわさんに 掲示用に 何人かの作品を選んでもらおうと 全員の作品を見ていただいたのですが「どの作品も とっても素晴らしく 選ぶことはできません! ぜんぶ 掲示して欲しい」とのことでしたので 全員の作品を掲示しました。
 
  

このことをきっかけに お話作りに興味を持った子もいたようです。
12:20 | その他
2020/02/03

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「おでんのおうさま」
作)山本 祐司      ほるぷ出版

お鍋の一番人気のおでん。
がんもに、だいこん、ごぼうてん……。おでんだねたちが「おれが おうさまだ!」と、さわぎだしました。
基本のおでんだねだけでなく、静岡の黒はんぺん、金沢の車麩、最近人気のトマトなど、お気に入りのたねを見つけるのもとても楽しいです。



家のおでんに何をいれる? とか 何が好き! とか で楽しく盛り上がりました。

2年生
手枕いろりばた昔話より
「照姫きつねと大トチの木」
作)村上 ゆきひこ

子狐の頃から村に住む照姫狐は嫁入り行列をして嫁にいきます。

あるとき 岩に足をはさまれた照姫狐と その子どもたちを村人が助けます。
村を大飢饉が襲い 食べるものが全くなくなってしまった時、 照姫狐のおかげで たくさん実をつけた大きなトチの木が村の真ん中に突然現れ、おかげでみんな生き延びます。

知井の北村に大トチの木と お稲荷さんのお社があります。
そこから 創作した昔話。

 

きつねの嫁入り行列は カラスウリを提灯にするのです。
いまの季節 カラスウリはもうないのですが、今年は温かいせいか たまたま見つけたので こどもたちにも見てもらいました。


3年生
「まんまるダイズみそづくり」
作)ミノオカ・リョウスケ     福音館書店

お味噌汁のお味噌って何から作るの? そんな疑問から、子どもたちがお味噌づくりに挑戦します。
お味噌汁のもととなるのはダイズ。秋に収穫したダイズを柔らかく煮てすり潰し、塩と麹を混ぜ合わせましょう。麹がダイズをお味噌に変身させます。このお味噌のもとを樽に詰め、待つこと半年以上……美味しいお味噌の完成です!

 

今週の金曜日に 3年生と一緒に味噌造りをするので その事前学習もかねて 絵本を紙芝居にしたものを読みました。
みんな 実際に自分たちが体験するとわかっているので しっかりと集中して聞いてくれていました。

4年生
「おしっこちょっぴりもれたろう」
作)ヨシタケ・シンスケ    PHP研究所

ぼくは、パンツにおしっこがちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんに怒られる。

でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。
パンツをはいたらわかんないんだから。



ちょっぴりもれちゃうだけでなく 誰にいうでもない日常のちょっとした困りごとアルアルに 共感できて みんなうれしそうでした。

5年生
「狂言えほん せつぶん」
作)もとした いずみ   講談社

今日はちょうど節分です。

節分の夜。「蓬莱が島」から、鬼が日本にやってきました。
鬼はひと休みしようと、一軒の民家を訪ねます。そこでは女が1人、留守番をしていました。女は怖がって、鬼を追い払おうとしますが、鬼のほうは美しい女に一目ぼれして、言い寄ろうとします
。しかし女に冷たくされ、鬼はついに泣き出してしまいました。
それを見た女は、本当に自分のことが好きならばと、宝物を要求します。
鬼は喜んで宝物を差し出し、すっかり亭主気取りですが、女は急に豆をまきはじめ……。



大きな体と強い力、強面の鬼が、心をうばわれた弱みでやけに人間くさくなってしまい、逆に弱いはずの女が、心に卑しい鬼の姿を表していくようです。
悪いものの代表のように例えられがちな「鬼」ですが、もともとはそれほど悪いわけじゃないお話も案外多いようです。

6年生
「おかしだーれ?」
作)よねず ゆうすけ    講談社



小さい子向けの仕掛け絵本ですが、読みたい絵本につなげる導入として読みました。

「あめだま」
作)ベク・ヒナ    ブロンズ新社

文房具屋でドンドンが見つけたのは、6つのあめだま。
部屋で1つ食べると、「リモコンがはさまって痛い!」とソファの声が聞こえてきた!
 もう1つ食べると、今度は犬のグスリが話しはじめて......
あめだまを通して周囲の愛に気づいたとき、ひとりぼっちの少年におとずれた変化とは? 心あたたまる成長の物語。



長谷川義史さんの関西弁のリズムも心地よく、ストーリーも絵もとても楽しくて それでいて じーんと心にひびくよい絵本です。




09:24 | 読み聞かせ
2020/01/27

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「くだものだーれ」
作)よねず ゆうすけ    講談社

 

くだものにかくれんぼしてるのは、だーれ? 
だれがかくれているのか、みつけられるかな? 
あてっこ遊びが楽しいしかけ絵本。

「ねずみのよめいり」
作)いもと ようこ      金の星社
 
 

せかいで一番えらいのはだれ?かわいい娘のために、世界一のお婿さんをさがし始めたねずみの夫婦。
太陽や月、雲や風などに会いますが、みんな「自分が一番ではない」と言います。結局、娘が結婚したのは…。

昔話の定番のようなお話だったのですが、そういえば 最近はあまり聞かれない気がします。

2年生
「まめざらちゃん」
作)あさの ますみ     白泉社

まめざらちゃんは、ちいさなかわいいお皿。
まわりのお皿のなかまたちのように、ごちそうを盛りつけられてみたいのに、いつもおしょうゆや調味料ばかり注がれて、しょんぼりの毎日。
でもある日、お皿の持ちぬしのダダさんのところにお嫁さんがやってきて……。

 

絵本をめくってすぐに登場するのは、あたたかそうなラーメン。
それにつづいて、ナポリタン、シチュー、親子丼。
みずみずしいツヤ……ほわほわとたちのぼる湯気……
そして、おいしそうにほおばるダダさんの表情……
読んでいるだけで、香りまでただよってきそうなほどリアルなイラストが……うっ、胃袋直撃!

それとは対照的に、ダダさんやお皿たちのキャラクターはかわいらしくデフォルメされていて、そのコントラストも魅力的な絵本です。

くわえておもしろいのは、背景のイラストや食卓にならんだメニューの種類に、ダダさんのリアルな生活が感じられるところ。
なんてったって、パスタだの、フライドポテトだの、ラーメンだのが並んでいたダダさんの食卓に、結婚してはじめて山盛りのサラダが登場するんですから!
それに、実は結婚する前からピピさんの存在を感じる小物があちらこちらに。
語られていないふたりの時間がそうしてイラストに込められているのも、絵本の楽しみのひとつです。

3年生
「おならをならしたい」
作)鈴木 のりたけ     小学館

 

おならの音を出すのって、意外とむずかしい。
なぜ音が出るのか?なぜ「おなら」というのか?等々、子どもたちにとって、たまらなく興味深い話が展開していきます。
しかも、ただおもしろいだけでは終わらないのがこの絵本。読み進めていけば、おならの出る仕組み、音の正体など、いつの間にかいろいろなことがわかってしまいます。


4年生
「1つぶのおこめ」

作)デミ   光村教育図書 

けちな王様をこらしめよう! 算数のひらめきで村を救った女の子のお話。
1つぶ、2つぶ、4つぶ、8つぶ……。30日目には、何つぶ? 
インドの昔話を細密画風に描いた楽しい絵本。

 

倍にしていくと30日で全部で10億以上になるとは!!
計算上ではそうなのですが、大人でも ピンとこない壮大な数。



左右に広がる大パノラマのイラスト(256とうのゾウが米袋を運んでいる)に「えーっ!」と 驚きの声が上がりました。


5年生
「みどりのふね」
作)クェンティン・ブレイク     あかね書房

お屋敷の庭で、植木を刈りこんだ「船」をみつけたぼくたちが、さっそく乗船してみると……。少年の日の夏の輝きを描いた大型絵本。

 

季節外れではありますが 想像の力で冒険の世界に入り楽しめる、そんな わくわく感が素敵だなぁ、と思い 選びました。
空想の世界で遊ぶためには、遊んでいる自分を見つめるもう一人の自分の存在を無視しなければ、夢中になれません。
幼い子どもでも、なかなか恥ずかしがってできない子もいます。
大人でも、どっぷり浸かれるトリティーガさんのような人も入るんですね。
主人公姉弟のジャングル探検が、世界航行へとお話しが飛躍していくプロセスが楽しいです。

6年生
「はるのカスタネット」
作)よしだ あつこ    鈴木出版

 

作者のよしだあつこさんは読み手のいとこにあたる方で 日吉町の出身です。 
今日は 彼女の絵本を持ってきて みんなに紹介しました。
よく知ってもらっている絵本もありました。
どれを読んで欲しいか聞いてみたら 一番多かったのが「はるのカスタネット」でした。

「けむしのおなら」
作)松村 正希    京都新聞出版センター  



あかちゃんの可愛らしいおならに始まって、ゴリラ、サイ、ゾウ、カバと、だんだん大きな動物にスケールアップしてゆき、おならを擬音で描写(これがまた可笑しいこと!)
文字サイズもボリュームアップしていき、いよいよってとこで 最後はちっちゃなけむしのおならは?
09:31 | 読み聞かせ
2020/01/20

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
3学期になって 最初の読み聞かせです。

1年生
「マヤウルのおくりもの」
作)アン・マーガレット・ソウヤー     メディアファクトリー

ある森にマヤウルという妖精がいました。
マヤウルは、この深い森にひとりぼっちで住んでいます。
ある日 ひとりの女の子と友だちになり その子の友だちも一緒に楽しく過ごす日々が続くのでしたが こどもたちが大きくなると 森に遊びにこなくなって またマヤウルはひとりぼっちになってしまいます。
やがて 女の子が大きくなったとき マヤウルのことを思い出し・・・。

 

小さな子どもたちと妖精のお話なのですが 後半 しんみりと意味深い展開になってしまうので 読み終えても みんな「シーン・・・」としてしまいました。

ちょっと不思議な感じの絵本だなぁ・・・と思っていたのですが 実はこの絵本 「君が望む永遠」という人気のPCゲーム(アニメにもなった)のお話の中に登場する絵本が 実際の絵本として出版された物だったようです。

2年生
「ゆびたこ」
作)くせ さなえ    ポプラ社

今度1年生になるのに、指しゃぶりがやめられない私。ぜったいやめたいのに…。
ある日突然、親指のユビタコがしゃべった!?

 

表紙を見たとたん「指 すってるー」とか「すってたー」という声があがりました。
まだ2年生ぐらいだと 恥ずかしくはないようですね。

ゆびたこが顔になっていてしゃべるんです。しかも関西弁(笑) 
びっくりの展開だけど だんだんゆびたこが愛おしくなってくるから不思議です。
しんぱいしなくても、だいじょうぶ。ゆびたこが『おいしくない』と、おもうときが、きっと、きますから。
子どもたちの誰もが共感できるエピソードを、ユーモラスにあたたかく描いたお話です。

3年生
「いないいないばあ」
作)松谷 みよこ    童心社



あかちゃん絵本の代表作。覚えている子もたくさんいたようです。
ちっちゃな頃に戻った気分で いっしょに「ばぁ」って言ってくれました。
最後に登場するのがねずみです。ねずみ年の今年 ねずみの本を読む導入に使いました。

「としょかんねずみ」
作)ダニエル・カーク    瑞雲社

図書館ネズミのサムは本を読むのが大好き。
ある日、自分で本を書くことを思いつきました。
一生懸命書き上げて、こっそり図書館の棚に並べたら、大人気に。
でも、みんながサムに会いたいと言い出したから、さあ大変!

 

「なるほど!」こんな風にすれば楽しくなるよね、と 使ってみたくなる サムのアイディアです。
そして 自分でもお話を書いてみたいと 思わせます。
お話しを嫌いな子どもはいないのに、本を読むこと、作文を書くことが苦手な子どもはたくさんいます。
「お話しが好き!」それだけでいい。その気持ちを、そのまま真っ直ぐ表現すればいい。
ちいさな図書館ねずみのサムが、教えてくれます。
本を読むこと、書くことの楽しさを伝えてくれる絵本です。

4年生
「おかしなおきゃくさま」
作)パク・ヒナ     学研

ある雨の日、お姉ちゃんと留守番をしていたら、変な子どもが泣きながらやってきて… 
お天気のように機嫌が変わりやすい、おかしなお客さまが引き起こす大騒動!
 

登場人物たちのインパクトのある表情が 心をわしづかみにします。


5年
「クマと少年」
作)あべ 弘士    ブロンズ新社


かあさんのおっぱいをいっしょに飲んで、本当の兄弟のように育てられた少年とクマのキムルン。
いっしょに野の花で遊び、虫や魚をおいかけた。
キムルンが大きくなった頃、アイヌの人々にとっての最高神であるクマを天に帰す儀式、イオマンテがやってきて......。
山の神クマとアイヌの少年をめぐる壮大ないのちの物語。

 

アイヌの伝説は小さなヒグマの子と少年の、友情というよりは、兄弟愛のような世界を描いています。
本当であればイオマンテの夜に神に捧げられるはずであった小熊がひょんなことで森に帰ってしまう。やがて成長した少年はヒグマを神に返すべき、山深く入ってこのクマをさがすことになる。
さだめられて運命のもと、大きく成長した少年は愛するヒグマに矢を放つ。
最後は読んでいて 涙ぐんでしまいました。

6年生
「森のおくから」
作)レベッカ・ボンド    ゴブリン書店

これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。
近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、はたらくおとなたち。
動物をさがして、ひとりで森を歩くことも好きでした。
ある夏、おそろしい山火事がおきました。にげる場所は、ただひとつ──みずうみです。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、アントニオの目の前で、思いもよらないことがおこったのです……。
人間と動物の思いがけない出あいを繊細に描いた、胸に迫る絵本です。

 

今 オーストラリアでは 何ヶ月も森林火災が続いているよねぇ、と話してみたのだけど そのことはみんな知らなかったみたいです。
09:46 | 読み聞かせ
12345