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南丹市立美山小学校

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図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
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2019/09/30

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「わかがえりの水」
作)広松 由希子      岩崎書店

山で不思議なわき水を飲んだおじいさんは若返って家に帰ってきました。
おばあさんはうらやましがって、自分も山へでかけました。
わき水を見つけると、がぶがぶ飲んで…。

 

「今日は 昔話を読みます」というと「桃太郎!」と声が上がりました(笑)
とにかくスズキコージさんの絵が インパクトあっておもしろいので それもみてほしかったのです。 ほとんどの子が知らないお話だったみたいで、とっても真剣に聴いてくれていました。

「トビのめんどり」
作)ポリー・アラキジャ      さ・え・ら書房 


トビは めんどりを かっています。
トビのともだちは、うし、やぎ、ねこ、いぬ……いろんなどうぶつをかっています。
ともだちのどうぶつたちは、つぎつぎにあかちゃんをうみます。
トビのめんどりはたまごをうんで、あたためて……。
どうぶつたちのかずをかぞえましょう。
たまごのかずをかぞえましょう。
そして、にわとりがなんわいるかかぞえましょう!
数をかずえる楽しさが、いっぱい詰まった絵本です。

 

最後にいーっぱい増えた鶏を数えるのには 時間がなかったので カラーコピーしておいたものを教室に置いていきました。答えは裏に。
さっそくみんな一生懸命数えていたようです。

2年生
「だんごどっこいしょ」
作)大川悦生      ポプラ社

町のおばさんの家でだんごをごちそうになったぐつは、早く家へ帰って、ばあちゃんにもだんごを作ってもらおうと思ったのですが・・・。 
   
 

名前を忘れないように「だんご、だんご、だんご」と言いながら帰る話なんですね。
確か 吉四六さんにもあったような。
男の子がとってもかわいいんです。

「むらの英雄」
作)渡辺 茂男   瑞雲社

昔、アディ・ニハァスという村の12人の男達が、粉をひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。
帰り道、一人が仲間を数えてみたら、なんと11人しかいない!いなくなった一人とは…。



自分を数えなくて人数が合わない経験って 誰にでもありそうですよね。
2年生ぐらいだと お話の中で いつごろそれに気がついたかなぁ?
じっと聴いてくれていて、リアクションが少なかったので ちょっと心配でした。

3年生
「ちいさいきみとおおきいぼく」
作)ナディーヌ・ブラン・コム     ポプラ社

おおきいオオカミは、ずっとひとりでした。ひとりが、あたりまえでした。
ある日そこに、ちいさいオオカミがやってきたことから、おおきいオオカミは初めての気持ちをたくさん知り、世界は色づきはじめるのです……。
だれかとともに生きる喜びとぬくもりを伝える、フランス生まれの心あたたまる物語。

 

ちょっと不思議な絵で どちらもオオカミとは思えないですけど・・・。
特別な事件やきっかけもないけど なんとなく 自然と お互いになくてはならない存在になっていくのです。

「やさしいライオン」
作)やなせたかし    フレーベル館

みなしごライオンの育ての親はやさしい犬。
人間の都合で離れ離れにされても、消えることがなかった強いきずなを描きます。

 

この絵本は 自分の子どもに読んでやっていた 懐かしい絵本ですが 未だに再版されていてなんと75版!
当時も読んでは涙ぐんでいましたが 今日も やっぱり うるうるきました。
子どもたちも 最初は おもしろがっていたですが、だんだん真剣になってきて、ライオンが撃たれる場面では「撃ったらあかん」という声。

ちょっとしんみりしてしまいましたが ほっこり ゆったりした気分を味わって欲しくて選んだ二冊です。

4年生
「めぐろのさんま」
作)川端 誠   クレヨンハウス

お殿さま一行が馬を駆り、ひなびた里へさしかかったお昼どき、さんまの焼けるにおいが漂ってきます。
殿さまは鼻をピクピク、「さんま?それはなんじゃ」。
はじめて口にし、「さんまとは美味」「目黒は、よいのう。かわりをもて!」とご満悦。
城に帰っても、目黒で食べた、あのさんまの味が忘れられません。
そこで、無理をいい、ようやく、口にしたさんまとは!?

 

こどもたち みんなこのお話を知っているようでしたが
毒味役が食べてから二時間じっと待つ、というところで「へぇー」って驚いていました(笑)

「へびのせんせいとさるのかんごふさん」
作)穂高 順也     ビリケン出版

どうぶつ村のへびのかんごふさんがお医者さんになりました。
かんごふさんは、さるのせんせいです。
はてさて、さるのかんごふさんはちゃんと仕事ができるのでしょうか?



へびの看護婦さん、なかなかの働き者で、その処置の仕方は驚きの連続。
注射はまず、へびの看護婦さんが自分の薬を口に入れて、患者さんにするどい牙で噛みついて行います。
さらにお腹が痛い患者さんには、へびの細くて長い体を活かして、直接患者さんの口から中に入ってどこが悪いのか自分の目で見て調べるんです。
それからの展開もハチャメチャの連続で、みんなもとっても楽しんでくれました。

5年生
「どうしてカはみみのそばでぶんぶんいうの?」
作)ベルーナ・アールデマ    ほるぷ出版  

カのつまらないうそが原因で、フクロウは太陽を起こすのをやめてしまいました。夜の明けないジャングルで、動物たちは……。アフリカ民話をもとにした、奇想天外なお話。
 
 

風か吹いたら桶屋が儲かる的に どんどん大変なことになっていきます。
犯人捜しで また 後から原因追及。ちょっと長いお話なので 集中が途切れていまう子もいたようでしたが、読み方を工夫してなんとか最後まで。
最後のオチは笑えます。

6年生
「10分で読める友だちのお話」から
「かもの友情」
作)椋鳩十    学研教育出版

三吉さんの撃った一発はカモに当たったようです。その時傷ついたカモをいたわるように、もう一羽がよりそって……。カモの友情を描きます。

 
09:56 | 読み聞かせ
2019/09/09

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
「しゃっくりがいこつ」
作) マージェリー・カイザー     らんか社

しゃっくりをとめるには、いきをとめる? めだまをおさえる? 水をのむ?
 がいこつなのに、できるのかな? 

 

何をやっても、しゃっくりが止まらないがいこつさん。

特に、入れ歯が飛び出したり、砂糖を食べたり、逆立ちして水を飲むシーンに みんなもにやにや。
オチも おもしろいですね。楽しく聴いてくれました。

「ふまんがあります」
作)ヨシタケシンスケ   PHP研究所



担任の先生がヨシタケシンスケさんが好きだということで もう 読んでもらったかなぁ・・・と 思ったら これはまだ読んでもらってなかったみたいでした。
こどもにだって、ズルい大人にいろいろふまんがあるんです!という内容に あるある!と共感する子も多かったのでは?(笑)

2年生
「さるかにがっせん」
作)長崎 源之助     教育画劇

 

みんなよく知っている昔話でしたが じっくり聞き入ってくれていました。

3年生
「しんごうきピコリ」
作)ザ・キャビンカンパニー    あかね書房

信号が青に変わったら、車はどうするかな? とパトカーが信号機の色を見ながら話をします。
ところが、ピコリ! 信号機がとつぜんピンク色に変わりました。
なんと車は、さかだちをしなければいけません。
信号機がどんどんめずらしい色に変わるたび、車たちにはいろんなことが起こります。
ピコリは何色光るのでしょう? 信号機のルールのお話かと思いきや、ふしぎな信号機のピコリに、パトカーと車たちがふりまわされる楽しい絵本。

 
 

ありえない信号機の色でどうするべきか! 想像力を膨らませて いろんな答えを考えてくれて楽しかったです。
 
「すーべりだい」
作)鈴木 のりたけ    PHP

研究所公園のすべりだいが、変な形になっちゃった!
 す――――べりだいに、すべりだい―――――に、するするべりべりだい~ん!
 すべりパイや、なが~いすべりだい、さらには、空からすべりだいがふってきて……? こんなすべりだい、あったらいいな!

 
 
声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。

みんなでいっしょに ながーぁく「すーーーーーーーーーーーーーーーべりだい」と(笑)
にこにこ笑顔で 楽しい時間でした。

4年生
「せかいでいちばんつよいくに」
作)デビット・マッキー     光村教育図書

 

「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。強者のゆがんだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
親しみやすい絵の中で、とても大事なことを伝えてくれる本です。
強大国に勝ったのは武力ではなく、人間の心でした。
言葉にするときれい事になってしまいますが、この絵本は見事に表現しています。

兵士を武力で迎えるのではなく、真心で迎える。
兵士たちには闘争ではなく、生きる楽しさを伝える。それもさりげなく、さりげなく。

「このあいだになにがあった」
作)佐藤 雅彦       福音館書店



質問はとてもシンプル。写真を2枚並べて…

「この あいだに なにが あった?」
並んだ2枚の写真から、間に起こった出来事を推理します。
では、「湯船に浮かんだおもちゃ」と「洗い場に転がったおもちゃ」の写真の間には、どんなことがあった?

 
 
「推理する」という、人間ならではの力が発現する時の面白さと喜びを感じられる、知的好奇心を刺激する写真絵本です。

5.6年生
「めだま」
作)山田 洋次    新樹社

江戸時代に近江屋源兵衛というべっこう問屋の倹約家の主人が苦労して成した財を、頼りない倅や番頭に信用して任せきれずに、病気で亡くなる前に医者に頼んで自分の目玉だけを生き残すというブラックユーモア。
 

映画監督の山田洋次さんの落語絵本です。子どもたちに「知ってる?」と尋ねても しーん・・・。でも「映画の男はつらいよの」というと「あーっ」って。
手書き文字だし 絵も独特で 怖いようなおもしろいような・・・(笑)
落語絵本にしては 手の込んだストーリー展開は さすが 映画監督、ってかんじです。
5.6年一緒で大勢でしたが みんなじーっと聞き入ってくれていました。

10:03 | 読み聞かせ
2019/09/02

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

2学期最初の読み聞かせです!

1年生
ぼくのやぎ」
作)安部 才朗      福音館書店

 

としろうが生まれた村では、男の子は、やぎを1匹飼って世話をするようになれば一人前といわれていました。
としろうはある日、おじいさんから、ふた山越えた親戚のおばさんの家まで一人で行って子やぎをもらってこられたら、飼ってもいいといわれます。
作者が、50年たった今も鮮明に記憶している、冒険の一日のお話です。
夏休みの冒険、というようなお話なので 夏休みの思い出がよぎったかなぁ・・・。


「カボチャばたけの はたねずみ」
作)木村 晃彦      福音館書店



ハタネズミの家族は、畑に実ったカボチャの実を家にすることにしました。
お母さんはおいしいカボチャの料理を次々作り、お父さんはベッドを作ったりドアを作ったり、実を齧るごとに部屋はひろくなり、やがて立派な家が完成しました。
カボチャのケーキを焼いてお祝いをしようとしたとき、大きな足音とともに、畑の主のおじいさんが、カボチャの収穫にやってきました……。

カボチャの家でのネズミ一家の暮らしぶりは おままごとみたいで盛り上がりました。

2年生
「まんまるおつきみ お月さま」
作)アン・ハンター    評論社

 

冬も近いある夕べ、大きな明るいお月さまが空にのぼりました。
お月見しなくちゃと思ったオポッサムは森のみんなをパーティに誘います。
でも ノネズミもコオロギも だれもオポッサムの誘いにのってくれません。

美しいものをみんなで共有し、同じ時間をすごすことのかけがえのなさ。
冬眠前の大切なひととき、きっと思い出になりましたよね。

「冬眠前にはふとらないといけないし」というセリフには「ダイエットしろよ」とか(笑)
いろいろつっこみをいれてくれる子もいましたが、しっかりお話を聞いた上でのことなので 楽しく読めました。

3年生
「じごくのそうべえ」
作)田島 征彦      童心社



みんなもよく知っている「じごくのそうべえ」を 迫力満点の大型紙芝居で読みました。
まだまだかわいい3年生、やっぱり 「おなら」だとか そういう下ネタに大喜びでした。

4年生
「かめまんねん」
作)ほんま わか     文研出版

 

つるは千年、かめは万年といいますが、本当にかめは長生きで、そのためか何をするにも、ゆっくり、じっくりやりました。
そこへいつも忙しくしているいぬやねこたちから頼みごとが。
どこまでも呑気なかめは、山ほどの頼まれごとにも「かめへん、かめへん。」
最後に、お詫びの品に埋もれたかめは、「こんな硬い食べものは噛めないのでは?」との問いかけに・・・

大阪弁の「かめへん」「かめまんねん」などの言葉遊びがはいって お話が進んでいきます。
とっても おもしろいなぁ、と思っているお気に入りの絵本なのですが、美山のこどもたちには いまいちぴんとこなかったみたいです。
最後に「あ、大阪弁か」と 誰かが言ってくれて なるほど、って感じでした。
関西弁でも 大阪と京都は違いますもんね。

「てとてとてとて」
作)浜田 桂子    福音館書店

手は楽器であったり、手で話すことができたり、点字を使えば手で読むことができます。
不安や悲しいとき、手を握ってもらうと心が落ち着きます。
手の多様な世界を描きます。

 

内容に合わせて 手で風を送ってみたり、耳にあてたりしていました。
「手話」という言葉にも 反応してくれたのは 学校でも習ったのかなぁ・・・?
絵本の最後は みんなで輪になって手をつなぐのですが、「みんなも手をつないでみよう」と声かけしたら ちゃんとみんなでつないでくれました。
ちょうど 先生も戻ってこられたので 先生も一緒にもう一度みんなで手をつなぎ「運動会にむかってがんばろー」と 盛り上がりました。

5年生
「風をつかまえたウィリアム」
作)ウィリアム・カムクワンバ    さ・え・ら書房

アフリカのもっともまずしい国のひとつマラウィで生まれ育ったウィリアム少年は、図書館で出会った1冊の本を読んで、手づくりの風力発電に挑戦することを決め、実行に移しました……実話です。

 

男の子がとっても興味を持って聴いてくれていました。手作りの風力発電を独学で作ったのが14才の頃とわかって びっくりしていました。
巻末には、その後のウィリアム少年の姿も掲載されています。

6年生
「ちいさいねずみ」
作)さとう わきこ   偕成社

町に住むお腹のすいたねずみが月をおいしいチーズと思いこみ、とろうとしますがとれません。けれども、最後に山に行ってみると・・・

 

そろそろお月見シーズンなので お月様の本を選びました。
今年の中秋の名月は9月13日ですね。多くの子がちゃんと知っていたようです。


09:17 | 読み聞かせ
2019/07/08

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「うまれたよ! クラゲ」
作)ボコヤマクリタ     岩崎書店

 

海水浴場でよく見かける、まるいミズクラゲ。実は変身をくりかえすふしぎな生き物!
卵は、岩にくっつくと変身!ポリプになってうでをのばします。
それから増えてまた変身!

生きもの好きな子多いですよね-。興味をもって 知っていることから知らないことでも(笑) たくさんしゃべってくれました。

クラゲつながりで・・・
「あおい うみの イルカたち」
作)越智 充奈子    ポプラ社

 

広く美しい海の中で、自由に楽しく暮らす大西洋マダライルカたちの生活や子育てを描く写真絵本ですが、最後に たくさんのクラゲといっしょにいる幻想的な場面があるのです。

クラゲでもりあがってしまって ちょっと ざわざわしてしまったけど 途中からシーンとなってからは 最後までちゃんと聞いてくれました。

2年生
「そらまめくんのベット」
作)なかや みわ    福音館書店

 

そらまめくんの宝物はふわふわのベッド。だからだれにも貸してあげません。
ところが、そのベッドが突然なくなってしまったのです……。愉快なそらまめくんの楽しいお話。
みんな「知ってるー!」と言いましたが それでもお話を始めると興味深そうにじっくり聞いてくれました。
絵もかわいいし、展開が意外な感じでおもしろいから 繰り返し楽しめる よい絵本ですね。

実物の空豆をみんなに見てもらいたかったのですが、時季的にちょっと遅くて どうしても手に入りませんでした。残念。
代わりに サヤエンドウのさやを見てもらいました。

同じ「そらまめくん」シリーズですが、もう一冊は 知らない子が多かったです。
「そらまめくんとめだかのこ」
作)なかや みわ    福音館書店



そらまめくんたちが、広場にできた水たまりで遊んでいると、迷子のめだかのこに会いました。
小川までどうやったら帰れるでしょう、そらまめくんたちは、知恵を絞って考えます。
さて、どんなことを考えたのでしょう。
みんなにどんな豆を知っているか 聞いてみたら「枝豆」「グリーンピース」「ピーナッツ」と いろいろ答えてくれました。みんなお話に登場します。

3年生
「どんなにきみがすきだかあててごらん」
作)サム・マクブラットニイ    評論社

 

「きみがどんなにすきか」を競い合う、心温まるおはなしです。
チビウサギが必死になって ぼくのほうがきみのことがすきだ!と伝えようとしている姿が本当にいとおしくてたまらないです。
「すき」と表現する大切さをあらためて実感できます。

うさぎつながりで選んだ二冊目
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
作)ガース・ウイリアムス     福音館書店

 

昔から読み継がれているロングセラーの絵本なので、みんな知っているかと思ったら 3人ほどしか知りませんでした。

仲良しの白いうさぎと黒いうさぎ、一緒にいて楽しいはずなのに、黒いうさぎは時々ふと寂しげな表情を見せます。
その目は本当に寂しげに描かれていて、引き込まれます。
そして、その理由は・・・いつまでも一緒にいたいから。
そして2匹は、月夜に結婚式を挙げるのですが、なぜか「結婚しました」と言う結末に うれしそうな「えーっ」って感じでした。

4年生
「だってだってのおばあさん」
作)さの ようこ   フレーベル館

 

だってわたしはおばあさんだから、それが口ぐせのおばあさんと猫とが、心を通わせ信頼感を育んでいく不朽の名作絵本です。

教科書にも載っていたことがあったのかな、みんなよく知っていました。
でも やっぱり おもしろいお話、ってことなんですね、「だって98歳だもの」とか「だって5歳だもの」には 突っ込みを入れながらも にこにこしながら聞いてくれました。

もう一冊は 園部に伝わる民話の絵本
「かねつき山の大蛇」
作)大坪 陽子

 

むかし園部の街がまだ淋しい一寒村であった頃、仙太郎という気立てのやさしい美しい若者が母親と百姓をしながら平和に暮らしていましたが、ある晩一人の若い娘が一夜の宿を求めて訪ねてきました。

身の上話から二人は結ばれ子供もできましたが、最愛の女房はある日人間に化けた大蛇であることが解かり、山に帰ることになりました。
最後に〝穴がふさがれるので昼と夜を知らせる鐘を毎日撞いてほしい〟と言い残して消えました。
南陽寺の裏山を今も〝かねつきやま〟と呼ばれています。

5年

「ミステリーツアー」

 

龍を助けた女の子が その龍に助けられて旅をするお話です。

 

もうすっかり大人になった自分の娘が美山の小学校高学年の頃に作った絵本です。
みんなどう思ったかなぁ・・・。「ぼくにもできるわ」という声も聞こえてきました。
登場人物の名前が「ナウシカ」なので そのあたりには反応していました。

6年
「ミミズくんのにっき」
作)ドリーン・クローニン   朔北社

 

これは、みんなの知っているミミズくんのにっき。
驚くかもしれないけど、ミミズくんの毎日は、みんなとたいして変わらないんだよ。
違うことといったら、ときどき宿題を食べちゃうこと。
それに、顔とおしりがそっくりだってことくらい。
楽しくて、ユーモアいっぱいで、思わず笑ってしまう、ミミズくんのにっきを少しお見せします。

6年生でもミミズには歯がないこと、土を耕すことは よく知らなかったようです。

「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成    童心社



低学年向けの絵本なのですが みんな 反応よく おもしろそうに見てくれました。


10:17 | 読み聞かせ
2019/07/01

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「MICHI」
作)ジュナイダ    福音館書店

 

表表紙は男の子の、反対からは女の子の歩む道のりが描かれています。
ちょっと不思議な そして美しい世界を それぞれにどんどん進んでいきます。
そして ちょうど真ん中のページで2人は出会うのです。

 

次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。



文章はありません。繊細で美しい迷路のような絵が続きます。
どちらかというと大人向けの絵本のようですが、この素敵な絵には 1年生でも驚きをもって じっくり見てくれました。

2年生
「ばけものつかい」
作)川端誠    クレヨンハウス

大店のご隠居さんが引っ越してきたのは古いお屋敷。
「おばけやしき」とうわさがあるものの、ご隠居はへいき。
ところが、奉公人の久蔵さんは、ばけものはいやだと、やめて出ていってしまいます。
困ったところへ、その夜、現れたのは、一つ目小僧!
なんとご隠居、驚くどころか、助かったとばかりに、食事をつくれ、そうじをしろ、ふとんをしけ、肩をたたけと、とにかく「ばけものつかい」があらくて…。

 

「みんな どんな話してほしい?」 「怖い話しよか?」ときくと「うん!!」
というところで 始めました。
知っている子もいましたが みんなのわくわく感が伝わってきました。

3年生
「あめのひ」
作)サム・アッシャー     徳間書店



朝、目がさめると、雨がふっていた。ぼくは、外に行きたくてたまらない。
だって、雨の中であそびたいんだ。でも、おじいちゃんは、雨がやむのをまとうって言う。
雨、やまないかな…。もう、やんだかな…。ようやく雨がやんで、ドアをあけると…?
雨を楽しむ気持ちをていねいに描く、ファンタジックな楽しい絵本。

水の表現と色使いがとても素敵です。
ページをめくるごとに どんどん増えていく水に どきどきしてしまいます。
「わぁ やばいやん」という声も(笑)

雨ばっかり降って うっとうしい梅雨があけたら いよいよ 夏!

「なつはうみ」
作)内田 麟太郎    偕成社

暑くて暑くてたまらない夏。ツキノワグマは山の動物たちと海へ行きました。
たっぷり涼んでさあ帰ろうと山をふりかえると・ ・ ・

 

いまでも十分暑いので、暑がる動物たちの気持ちがみんなよくよくわかるようで にやにやしていました。
最後に 海がざばーんと盛り上がった場面は だれもが「クジラや」と。
ところが・・・!!  このオチが おもしろい。

4年生
「じごくけんぶつ」
作)水谷 章三     童心社

「じごくのそうべえ」とよく似たお話ですが、死んで地獄に行くのではなく 見学に行くのです。
仕事がきらいだった3人ですが 最後には自分の仕事が役に立って それからはしっかり仕事をするようになった、というお話。

 

「みんなの仕事はなに?」と聞くと きょとんとしていましたが 「勉強!」と答えてくれた子がいました。
いましている勉強がきっと役に立つから きばって勉強してくださいね、としめくくりました。

5年生
「かわうそモグ」
作)小森 香折    BL出版

モグとアオメはかわうその兄弟。
アオメにバカにされたモグは、うなぎをつかまえてアオメを見かえそうと思います。
うなぎをさがすうちに、人里近くまでやってきたモグ。
アオメに「ぜったいぜつめいでないと、化けてはいけない」と言われていたのに、
人間の娘に化けてうなぎ屋へ。
ところが、思いがけないハプニングから、正体がばれてしまい、みそなべに……。
さあ、モグはどうなってしまうのでしょうか。
はらはらドキドキ、こわーくて、たのしい絵本です。

 

電子黒板に映して読みました。
わりと長いお話ですが、絵もしっかり見てもらえて おもしろ可笑しい雰囲気と ドキドキする場面などあり 楽しめると思います。
聞いているときは シーンとしていたのですが、終わって教室を出たとたん「おもしろかったなぁ」という男の子の声が聞こえて うれしかったです。

6年生
「これはすいへいせん」
作)谷川 俊太郎    金の星社



“これはすいへいせん”の一文から始まって、ページをめくるごとに、つぎの文がくっつき最後はとても長くなる、“つみあげうた”の言葉あそび絵本です。

もう一冊は 有名な・・・
「これはのみのぴこ」
作)谷川 俊太郎    サンリード

 

後半は長文になり、息が続かないので一気に読むのはむずかしいのですが、これを すらすらと早口で一気に読めたら盛り上がります。
09:45 | 読み聞かせ
2019/06/24

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「どんぐりむらのぱんやさん」
作)なかや みわ     学研

 

どんぐりむらのぱんやさんは行列のできる人気店。
でも、ぱんやのぱぱ・ままには、ある仕事の悩みが…。
仕事と子育て、両方がんばるぱぱ・まま&けなげな子どもたちの、ちょっぴりホロリなあったか家族の物語。

形も大きさも個性豊かなどんぐりたちがたくさん登場するので、それだけでもとっても楽しくて魅力的なのです。
どんぐりたちが主人公ですが、これは共働きの家庭の様子を実に忠実に描いていたりもするんです。興味深い!
意外と長いお話なのですが最後までじっくり聞いてくれていたのは、家族のお話ってことが 身近な部分もあったからかなぁ。

2年生

「さるとかに」
 

知っている子も多い昔話ですが、興味深そうに じーっと聞いてくれていました。
このお話は 何度も何度も読み込んで 「文章を読む」、というより「語る」というくらいになっているので すーっとお話に入れたのでしょうか。よかったです。

「おむすびころりん」

二話目ということもあり ちょっと集中が切れた子もいたようでした。

「最後が違う」という声が聞こえてきました。
口承の昔話には そういうものもたくさんあります。
そんなことも知ってもらえたら よいですね。

3年生
「わたしのものよ」
作)マルー     WAVE出版

 

わががままら白猫は なんでも「わたしのものよ」で お話が展開します。
ちょっと哲学的かな・・・という部分もありますが、とにかく 絵がきれい。
女の子は もっと見たがっているようでした。

4年生

「おいしいぼうし」
作)シゲタ サヤカ     教育画劇

 

ある朝、おじいさんとおばあさんの家の前に、

見なれないものが引っかかっていました。
ペトペトしててまーるくて、なんだかうっすら透けています。
ちょっとなめてみたら…「おい!」「しい!」
でもそれは、あの子の大事な大事な“ぼうし”だったのです…。

ナンセンスなシゲタさんの絵本。最初は笑っていた子どもたち、しだいに話に引き込まれ だんだんシーンとしていきました。
そうなると こちらも思わず力がはいり(笑)プリンの泣きのシーンでは大熱演してしまいました。
こどもたちの前で読むのが とっても楽しい絵本です!!

5年生は シーワールドの代休でお休みでした。

6年生
「なつみはなんにでもなれる」
作)ヨシタケ シンスケ    PHP研究所

 

なつみは、「すごくいいことおもいついたよ!」と、おかあさんのところにやってきました。
そして、「なんのまねをしているか、あてるゲームだよ!」と、問題をだします。
なつみは、毛布にくるまったり、手をぐるぐる回したり、身近なものをからだをつかってまねしていきますが、おかあさんはなかなか当てられません。

ほのぼのとした親子のやりとりも見どころです。

みんな大好きなヨシタケシンスケさんの絵本です。
担任の先生と同じ名前の主人公なので お話を知っていても、みんなの期待値MAXで
最初から笑う気満々の6年生。
そんなに可笑しい??って思ってしまうほど ちゃんとげらげら笑ってくれました。

小さい本なので 電子黒板に映して 効果音的に音楽もいれてもらい 楽しく読みました。
今年の6年生は ほんとにノリが良い、というか 反応が良く 読み聞かせにいくのが楽しみです。
09:12 | 読み聞かせ
2019/06/17

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ひみつのビクビク」
作)フランチェスカ・サンナ     廣済堂あかつき

 

ちいさなビクビクはわたしだけのひみつのともだち。
ビクビクはいつもそばにいて、わたしをまもってくれる。
だから、わたしはほんとうには、こわいゆめにあわないし、ちょっとずつぼうけんをして、つよくなれる。
でも、このくににひっこしてきたら、ビクビクはきゅうにおおきくなった……。

女の子のお話ですし、やさしい色合いの絵が1年生の女の子の興味をひいたようです。
「ビクビク」は気持ちのことなんだけど わかったかな・・・? と思って聞いてみたら「ぼくビクビクのぬいぐるみ、持ってる!」という子がいました(笑)


「どしゃぶり」
作)おーなり由子    講談社

 

どしゃぶりの雨を存分に楽しむ様子の気持ちよさそうなこと。
生き生きと描かれる雨のしずくの美しいこと。
びちょびちょになるのって、こんなに楽しかったっけ?
 読んだ後、文字通り「雨が待遠しくなる」絵本です。
いきいきとした迫力のある絵に引きつけられます。
いろんな雨の様子のオノマトペもおもしろく こちらは男の子におおうけでした。

2年生
「アランの歯はでっかいぞ こわーいぞ」
作)ジャービス    BL出版

 

アランはこわーいワニの一族。ジャングルではみんながこわがっていましたが、実はアランもみんなをこわがらせる努力をしていたんです。
うろこをみがいたり、つめをとがらせたり、とくにおおきな歯は、いっぽんいっぽん10分かけてみがきます。ところが、アランの歯は、じつは……?!
ポップで鮮やかな色で描かれた楽しい絵本。
こわがらせることが生きがいだったアランですが、あることをきっかけに大きく方向転換。
楽しくて、ユーモラス。歯のたいせつさにも触れられます。
去年の課題図書だったのでみんな知ってるかな、と思ったのですが 意外と知らなかったので とっても喜んで 素直に驚いて(笑)楽しんでくれました。

「できるかな?」
作)エリック・カール   偕成社 

 

ペンギン、きりん、さる、ゴリラ。絵本の中の動物たちの動きに合わせて、一緒に体を動かしてみよう! 楽しいまねっこ遊びの絵本。

読みながらみんなと一緒に まねっこしてみました。

3年生
「どろぼうがないた」
作)杉川 としひこ     冨山房 

 

丘の上に一人で暮らすどろぼう。
ある夜、盗みに入った所で失敗してしまい、小さな箱しか持って帰ってこれませんでした。
中に入っていたのは土の入った植木鉢。
がっかりしたどろぼうですが、翌日その鉢から芽が出て…。一つの植物を育てていくうちに、どろぼうの中の失われていた感情が蘇り始めます。
しかし、どろぼうの心に光が射し始めるのとは反対に彼の暮らす国は暗闇へと向かい始めます。

最後は どろぼうがうまれてはじめて大声で泣いた、で終わり 思っていた以上にシーンとして神妙に聞いてくれたので しめくくりをどう話そうか ちょっとあせってしまいました。
絵本の表紙を広げて こんなふうになっているのかな・・・と 思っています。と話しました。

4年生
「うまれたよ! タコ」
作)櫻井 季巳    岩崎書店

 

タコツボの中をのぞいてみると、お母さんタコが卵を産んでいました。
タコのお母さんは赤ちゃんが生まれるまで、懸命に卵の世話を続けます。
そして小さな命が誕生します。 



迫力のある写真です。
タコのお母さんは 赤ちゃんが誕生すると死んでしまうって 知ってました?
生きもの好きな子どもたちは よく知っています。
大人でも 改めて「へぇー、そうなんだ」と楽しめる写真絵本です。

5年生
「ことばのかたち」
作)おーなり由子   講談社

 

「たいせつなひとに
花のようなことばを
とどけることが できるように」

わたしの話すことばは、どんなかたちや色をしているだろう……。心に沁みる詩と美しい絵の本です。
おーなりさんが詩と絵で見せてくれるのは、ことばのむこうにある気持ち。
たいせつな人と交わす心のかたち。



なかなかピンとくるには その子その子でタイミングがあるのだろうけど こういう言葉に耳を傾けられる子になってほしいと思います。

「ともだち」
作)レイフ・クリスチャン   岩崎書店



いっしょにいると楽しいともだち,孤独から救ってくれるともだち,時には…。
友達ってこういうものじゃない??って優しく語りかけてくれてるような本です。


6年生

「まゆとおに」
作)富安洋子   福音館書店



山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。



「まゆ」シリーズは 本当に楽しい!
おにのたくらみを ことごとく 打ち返してしまう まゆ。
「天真爛漫なまゆ、ド肝を抜かれていくおに」
その表情の コントラストが おかしく 痛快なこと!思わず 吹き出します。
6年生ぐらいになると 「じーっと静かに聞いている」ことが多いのですが、今年はみんなとってもノリが良く 絵本の世界も楽しんでくれます。
読み手としては 嬉しいかぎりです。
10:22 | 読み聞かせ
2019/06/10

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「かたつむりののんちゃん」
作)高家 博成     童心社
 

ポツン、ポツン、雨が大好きなかたつむりののんちゃんはお散歩に出かけます…。
そろそろ梅雨入りの 今の季節にぴったりな絵本です。
かわいいお話ですが かたつむりの生態もわかりやすく書かれています。
「にゅー」「にゅにゅにゅー」とか楽しいオノマトペもいっぱいあって 喜んでくれたようでした。

同じシリーズでもう一冊
「てんとうむしのてんてんちゃん」
作)高家 博成    童心社
 

天敵カナヘビがやってきた!でもぼくたちてんとうむしにはひみつの武器があるんだ!



てんとうむしの種類もたくさんいることや 天敵に合うと苦い汁をだして逃げることなど 1年生のみんなは知らなかったようです。
でも「さわったら おしっこする」って言った子がいました。
体験と知識が結びついたでしょうか。

2年生
「わたしのものよ」
作)マルー   WAVE出版



わたしは猫の「サカナ」。絵の仕事をしているリリさんと、犬のゴマと暮らしてる。
リリさんのにおいがするまくらも、うすぐらいタンスの中も、気持ちの良いベランダも、近所のタンポポのはらも、あたたかいリリさんのおひざも、全部わたしのもの。



猫と暮らしている人なら「そうそう!」と嬉しくなる絵本です。
2年生にはお話がシンプルすぎたかなぁ・・・と思いましたが 絵がとても美しく、生命力に溢れ 見ているだけでも素敵な絵本なので じっくり絵本を見てくれていたようでした。

3年生
「なわとびゲーコッ」
作)花里 真希     家の光

 

保育所で縄跳びできないのは自分だけなので 一生懸命練習しますがなかなかできません。そんなとき 田んぼのカエルが「ゲーコ、ゲーコ」と鳴いて 練習を手伝ってくれます。

字も小さくて雑誌に載っているお話なので 朗読を聞いてもらいました。
ノリよく 集中して聞いてくれたので 読んでいても楽しかったです。

4年生
「こびととくつや」
作)カトリーン・ブラント    平凡社

 

働き者なのに貧乏になってしまった靴屋さん夫婦が、最後に残った一足分の靴の皮を置いて一晩経ったら、靴が出来上がっていました。
靴屋さんの驚きと、感謝の気持ちがわかりやすく描かれている一方で、小人たちも描かれるときには小人たちにスポットが当てられています。

電子黒板に絵本の画像を映して 音楽付きで読みました。

最近の小学生は 昔話を知らない、という話を聞いたので グリム童話の中から選びました。
このお話のほかに「赤ずきんちゃん」や「ブレーメンの音楽隊」などがグリムの作であることを学校にある絵本と共に紹介しました。

5年生
「みえるとか みえないとか」
作)ヨシタケ シンスケ     アリス館

 

宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つあるひとの星。
普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」とか「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」とか言われて、なんか変な感じ。
ぼくはそこで、目の見えない人に話しかけてみる。目の見えない人が「見る」世界は、ぼくとは大きくちがっていた。



人との違いを 単純におもしろがれる気持ちがいいですね。
深い意味をたくさん含んだ絵本ですが、楽しんで読めます。
みんなが大好きなヨシタケさんの絵ですが 細々と描かれています。
電子黒板に見やすく映したので みんなでじっくり見られて良かったと思います。

6年生
「のみのかわでつくった王さまのながぐつ」
作)高橋 五山    童心社



ものずきの王様が、自分の長ぐつは何の皮で作ってあるかをあてた者に、
王女をやるというおふれを出しました。鬼があててしまい…。

 

6年生ですが、「蚤」を知らない子もいました。
あんな小さな蚤の皮でながぐつを作る、ということ イメージできたでしょうか?
昭和31年発行のとても古い紙芝居です。
「ばかげたことをすると、とんでもないしくじりをしでかす」という教訓を盛り込んでいるそうですが、子どもたちにそんなことが伝わったかどうかは・・・わかりません(笑)



終わってから 手遊び歌で気分転換。6年生だけど にこにこしながら一緒にやってくれたので楽しかったです。


09:13 | 読み聞かせ
2019/06/03

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「ハシビロコウのはっちゃん」
作)よしだ あつこ    鈴木出版



ハシビロコウのはっちゃんは、いつもじっとしていて動かない。ほかの動物たちはそんなはっちゃんをばかにしてばかり。ある日、おなかをすかせたライオンがやってきて、動物たちに襲いかかろうとしたところへ…。

 

作者のよしだあつこさんは親戚なので みんなにも知って欲しくて いままでの絵本を紹介しました。
「知ってるー」「見たことあるー」という声が多く聞かれ うれしかったです。
その中で「ハシピロコウのはっちゃん」は 知っている子が1人だけだったので読みました。
わりと長いお話ですが じーっと集中して聞いてくれていましたし 絵も隅々まで見てくれて ちゃんと小さな羽も見つけてくれました。

2年生
「ぜったいあけちゃだめ」
作)アンディー・リー    永岡書店

 

モンスターが1匹登場します。
彼は読者である子どもたちに本のページをめくらせないためのあの手この手をくり出してきます。
言うことをきかずに最後のページをめくってしまうと…。

 

低学年にはもってこい、盛り上がること間違いなしです(笑)
にやにや笑って「開けるー!」と言う子もいれば、「ほんまに あけていいの?」と 言う子もいたり・・・子どもたちの反応もそれぞれでおもしろいですね。
本のカバーをめくると表紙には英語で「DO NOT OPEN THIS BOOK」と書かれているのですが、2年生でも OPENとBOOKの意味はみんな知っていました!

3年生
「おじさんのかさ」
作)佐野 洋子    講談社

 
 
雨の日におじさんが出会った素敵なできごと
りっぱなかさがぬれるのがいやで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいたおじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると……。

そろそろ梅雨に入りそうな季節なのでこの本を選びました。
「なんで 傘 ひらかへんの」とふしぎそうな声も聞こえてきました。
大好きだから使いたくない気持ち、きっと子どもたちにもあると思うんだけど それは傘ではないんでしょうね。

もう一冊も 梅雨のシーズンにあらわれるもの
「かたつむり」
作)得田 之久   フレーベル館

 

虫とか自然とかを描かせたら特に魅力的な絵本を描いてくれる得田さんの「カタツムリ」の絵本です。
少々古いタイプの絵本シリーズで、第1刷発行は昭和51年でした。
古いですが、字も絵もはっきりしていて見やすい科学絵本です。

生きものが好きな男の子が多いようで じっくり 見て 聞いてくれていました。
まいまいかぶりのページでは めくったとたん「マイマイかぶりや!」と。

4年生
「安じいの おもしろトーク」
作)大萱 安雄

 

自費出版した本ができたので 紹介しました。
その中で「声」と「本」という詩を読みました。



5年生

絵本作家を紹介したいな、と思って 今回は 片山健さんの絵本を二冊読みました。
「タンゲくん」
作)片山 健   福音館書店



タンゲくんはのら猫です。ある日、ふらっとやって来て私の家に居ついてしまいました。
ところが、昼間は私の知らないところへ勝手に行ってしまいます。
いったい、どこへ……。

「おなかのすくさんぽ」
作)片山 健    福音館書店

  


ぼくがクマやイノシシや山ネコたちと思いっきり遊んでいたら、クマがいいました。「なんだか、きみは、おいしそうだねえ」土や水や動物たちと戯れる子どものエネルギーに満ちた絵本。


同じ作家でも お話の雰囲気はずいぶん違いますが 片山さんの生命力にあふれる絵が好きです。
大きくなると だんだん絵本を読む機会が少なくなるけど 小さな頃のお気に入りの絵本を 一度声に出して読んでみて、また違った感想を持つと思うよ・・・と 話しました。

6年生
「すきま地蔵」
作)室井 滋    白泉社

 

あれよあれよとビルが建ち並び、隙間から出られなくなってしまったお地蔵さん一家。
彼らから、おつかいを頼まれた「ボク」が、困っている人たちを助けるために、東西南北の町を駆けめぐる――。
そんな、お地蔵さん一家と男の子の優しさがあったかくこころにしお話です。

現代版「幸福の王子」です。
09:21 | 読み聞かせ
2019/05/28

雨の日のロング昼休み

| by 美山小N
毎週火曜日のお昼休みは いつもより少し長い ロング昼休みです。

6年生の男の子が1年生を引き連れて図書室へやって来て 絵本の読み聞かせをしてくれました。

 

今日は雨降り。
図書室率がいつもより高いですね。


14:13 | その他
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