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南丹市立美山小学校

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本ホームページの著作権は、南丹市立美山小学校に帰属します
 
図書室から本のこと、読み聞かせのこと、言葉にかかわる話題などお伝えします!!
 

日誌

図書室からのお知らせ
12345
2019/11/28

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1,2年生
「どんぐりの木」
作)亀岡 亜希子    PHP研究所

今年はじめて実をつけたどんぐりの木は、自慢のどんぐりを食べてもらうことを楽しみにしていました。
ところが、どんぐりはまだ青かったため、一口食べたリスに「まずい」と言われてしまいます。
そうとは知らず、どんぐりの木は自信をなくし、やがてどんぐりをつけなくなってしまったのです。
数年がすぎたころ、1匹のリスがどんぐりの木に家を作ろうとやってきました。
すると、どんぐりの木は「リスなんて嫌いだ」と、リスを穴から追い出してしまいます。
それでも、このどんぐりの木を気に入っていたリスは、掃除をして、ペンキをぬって……せっせと素敵な家を完成させました。
そんなある日、お客のリスたちが「この木はどんぐりをつけないし、つけてもまずいらしい」と言います。
それを聞いたリスとどんぐりの木は……。



長所も短所も、ありのままの姿を受け入れてくれるリスと出会い、どんぐりの木の心が変化していく様子を描いた心温まる絵本です。

子どもたちは どんぐり 好きですよね。どんぐりにもいろんな種類のどんぐりがあるってこと 知ってたかな?
いろんなどんぐりや 雄花、雌花の写真も見てもらいました。

3年生
「とんがとぴんがのプレゼント」
作)西内 ミナミ    福音館書店

ハリネズミのとんがとぴんが、ニコラスおじいさんがはいた靴下に穴があいていると、気づきました。
2匹はどんなクリスマスプレゼントをおじいさんにあげたのでしょう。 



思いやりのあるはりねずみたちです。
サンタクロースのくつしたに穴があいているのを見て、1年がかりでくつしたを作ります。
春、夏、秋とだんだん毛糸がくつしたに近づいていくのですが、最後のところで想定外。
スズキコージさんの絵がインパクトたっぷりで素敵です。

4年生
「5ひきのすてきなねずみ おんがくかいのよる」
作)たしろ ちさと   ほるぷ出版


ある満月のばん、どこからか聞こえてくる音楽にさそわれて、歩きだした5ひきのねずみたち。
月あかりの下でうたう、かえるたちのすばらしい歌声に感動した5ひきは、ねずみの音楽会を計画しますが……。



学習発表会が近いせいもあるのかな? みんな とっても集中して聞いてくれていました。
ほっこりするお話で、読み終わった後に自然と笑顔になるような絵本です。
ねずみの音楽会場のページ。こっそり覗きに来ているかえるたちを見つけてみるのも楽しいと思います。

5年生
紙芝居「馬になったむすこ」
作)水谷 章三   童心社

金持ちの家とびんぼうな家の息子たちはとっても仲良し。
ある日ふたりは、金持ちのおとうに言われ、一緒に旅に出ます。
ところが金持ちのむすこがおそろしいばあさまに馬にされてしまって…。



紙芝居は 舞台もあって 集中しやすいのでしょうね。
みんな静かに聞いてくれていました。

6年生
「牧野富太郎物語 草木とみた夢 」
作)谷本 雄治    出版ワークス 

小学校2年生で自主中退して 独学で日本初の本格的な植物図鑑を送り出し、「日本の植物学の父」とよばれた牧野富太郎。
貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を、簡潔な文と美しい絵で描く、あたらしい伝記絵本です。



意外と知られていない 牧野富太郎さん。

廃校になった小学校の廃棄本に ほこりをかぶった古い植物図鑑がありました。
かなり専門的で小学生が読めるものでもありませんでした。
でも そこに載っている植物がとても素敵だったので 廃棄するには惜しく カラーのページだけぬきとっていたのです。

そして 今年 それを栞にして 図書室に置いています。
「これ きれい」と 手にとって 選んで 使ってくれている子もたくさんいます。

それが 牧野太郎さんの植物図鑑の一部です。


08:33 | 読み聞かせ
2019/11/18

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「10ぽんのぷりぷりソーセージ」
作)ミシェル・ロビンソン      ほるぷ出版



有名な英語の遊び歌がもとになっている絵本です。
ノリのいい歌の雰囲気そのままに、ユーモアたっぷりに仕上がっています。
フライパンで炒められている10本のソーセージがあります。
1本破裂するごとに1本のソーセージが逃げ出します。
それぞれが悲惨なことになるのですが、最後に残ったソーセージは当然…。

「オレ、カエル やめるや」
作)デヴ・ペティ     マイクロマガジン社



いろいろな動物になりたいカエル。
父親にことごとく「無理、お前はカエルだから」と一蹴されてしまいます。
結局ほかの動物になることはできないカエルですが、最後の最後で「カエルでよかった」と言います。
その展開に なるほど、と、納得。

読み終えたあとみんなに「なりたいもの、ある?」と質問してみました。
返ってきた答えは「人間」って・・・。  
現実的なのか、本の意図をよくわかってくれたのか(笑)

2年生
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
作)ガース・ウィリアムス     福音館書店

しろいうさぎとくろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろいもりのなかに、住んでいました。
二ひきは毎日、一日中楽しく遊びました。
あるとき、ニひきで遊んでいる最中、くろいうさぎが座り込み、とても悲しそうな顔をします。
どうしたのか訊ねるしろうさぎに、くろうさぎは言います。
「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。
いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」
二ひきは手を握り合い、たんぽぽの花を摘んで耳にさしました。
他のうさぎたちや、森に住む動物達がやってきて、月の光の中で結婚式のダンスを踊ります。



ずいぶん昔から絵本ですが、読んだことのある子は1人でした。
2匹しか登場しませんし、繰り返しのお話なのでわかりやすいし、ひらがなばかりなので 自分でも読めるから また あとで ゆっくり読んでほしいと思います。

大人的には この本は プロポーズの時に相手に渡したりすることに 使われるような絵本だそうです。

ふたりがいいね、というお話でしたので・・・
続いて

詩集「いのちのバトン」より「けんか」
作)日野原 重明      ダイヤモンド社

読む前に みんなに「ともだちと ケンカ する?」と 聞くと「するー」という返事。
「じゃあ ケンカしたらどうするの?」と 尋ねたら
「ごめん って 言う」って 答えてくれました。
すばらしい!(笑)

この詩は まさに そういう詩です。



実は 高校生の息子に 読み聞かせで「しろいうさぎとくろいうさぎ」を読むことを話したら
ちょうど2年生の頃に読んだこの「けんか」という詩も 紹介したら と 勧めてくれました。
当時読んだこの詩のことが 記憶に残っているらしいのです。

人それぞれ 心に残る本や詩に出会うのは、いろんな タイミングがあると思います。
たくさんの本に出会って 心に残るものを 見つけて欲しいと思います。

3年生
「へっこきあねさがよめにきて」
作)大川 悦生    ポプラ社

ばば様を屁で飛ばし、大根取りをした嫁を家に置いておけないと、里に連れ戻す夫。
里への道中、嫁の屁で米俵やら反物、馬まで手に入れる。
夫を見返し、一層いい嫁さんになったそう。



東北の方言で書かれているので 言い回し方などは 定かではありませんが(苦笑)それでも 意外と読みやすいのは 大川さんの文章のうまさなんでしょう。
こどもたちにも内容はしっヵり伝わっていたようでした。
最後のオチで 「へや」の云われを読むと、「へぇ~」と大きく頷いていた子がいました。

4年生
「おしゃべりりなたまごやき」
作)寺村 輝夫     福音館書店

ある国の、ある王様のおはなし。
王様はにわとり小屋にぎゅうぎゅう詰めになったにわとりをかわいそうに思い、にわとり小屋の戸を開けますが、にわとりが飛び出し大騒ぎに。
王様がにわとりに追いかけられたと誤解した兵隊たちは犯人探しをはじめますが、みつかるはずがありません。
ところが、夕食のめだまやきがじゃべりはじめます...



以前(と いってもずいぶん昔のことかもしれませんが・・・)は 教科書にも載っていたお話なので、よく知られているのかと思ったら ほとんどの子が知らないようでした。

美山では 鶏を飼っている家庭もわりとあったのですが、鳥インフルエンザ以降 家での飼育がいろいろと難しくなり 鶏が身近な鳥ではなくなっているようですね。
4年生の中で ひとりだけ 鶏3羽飼っていると言っていましたが 高齢化で卵を産まなくなったそうです。

卵料理は 何が好き?
という質問には「オムライス」という声が多かったようです。

5年生
家の光より「いちごがり」



いちご狩りに行く約束をしていた日、お父さんも、お母さんも 急な仕事が入ってしまい 行かれなくなりました。
4才の弟は 泣きわめきます。
2年生のお姉ちゃんは スーパーで苺を買ってきて一粒ずつラップでくるみ 庭に置き、いちご狩りを弟にさせます。

「げんきのひけつ」
90才のおばあちゃんが元気なのは、何でもしっヵり食べるから・・・という 小学校3年生の書いた詩を読みました。

6年生
「ハーニャの庭で」
作)どい かや    偕成社

猫のハーニャがすんでいる、山のとちゅうの小さな家の小さな庭。
その庭を舞台に、季節のうつりかわりを愛情をこめて描いた絵本。



とにかく 絵が 素敵なんです。
1月から12月まで、季節に色づくハーニャの庭の絵が描かれ、ハーニャが庭の様子を教えてくれます。
よく見ると、小さな小さな生き物たちが点在し、見つけるたびに、ふわっと嬉しい気持ちになります。

「魔法のことば」
作)金関  寿夫    福音館書店

エスキモーの人々に伝わる”ことば”のもつ不思議な力を歌った詩と、シンプルで迫力のある絵とが一体となって、大昔のおおらかで魔力に満ちた世界を伝える美しい絵本です。



柚木沙弥郎さんの絵がとっても合っていましたし、人間だけではなく この世界のすべてが平等のような 昔の考え方を 単純に けれども 奥深く表している詩だと思います。
最後がいいんです。
『世界はただ、そういうふうになっていたのだ』
達観しているって、感じが ストンと腑に落ちるのですが、子どもたちには
まだ ピンとこないようで 「どういうこと?」と つぶやいている女の子もいました。
09:28 | 読み聞かせ
2019/11/11

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1.2年生
落語絵本「まんじゅうこわい」
作)川端 誠      クレヨンハウス

落語のなかでも この話よく知られているのでは? と思っていたけど 1.2年生の中では 知っている子は数人のようでした。
 

長屋の若い衆が集まって「きらいなもの」の話に。
へび、たぬき、クモ、こうもり、毛虫、アリ…。でも松つぁんだけは、きらいなものがないらしい。
おっと、ひとつだけ…名前を聞くのも言うのも見るのも、こわいのが、なんと「まんじゅう」?!
みんなで、まんじゅうを集めて、松つぁんをおどかすことに…。
     
1.2年合同で 人数も多かったので 1人芝居のように 身振り手振り 右に左に動きながら読みました。
みんな とても注目して聴いてくれて 楽しんでくれたようでした。

3年生
「10ぽんのぷりぷりソーセージ」
作)ミシェル・ロビンソン    ほるぷ出版

 

10ぽんのぷりぷりソーセージ、フライパンで じりじりじり。
ポン!と1ぽんはじけたら……。フライパンのうえにのせられたソーセージたち、その運命やいかに――?!
台所でおきた、ある事件。おもわずかぶりつきたくなる面白さの、ちょっぴり(?!)こわいユーモア絵本。
「ぷりぷり」っていう言葉だけでも にやにや。
ソーセージだから笑えるお話ですが 擬人化してるので よく考えたら ものすごく残酷かもー。
でも 子どもって そんなふうには思わないようですね。単純に笑ってくれました。

「オレ、カエルやめるや」
作)デヴ・ペティ    マイクロマガジン社



「だって、なんだかヌルヌルしてるしさあ。」
カエルはカエルがイヤなのです。
だってぬれてるし、ヌルヌルしてるし、ムシばっかり食べるし……。
それよりも、もっとかわいくて、フサフサの動物になりたいのです。
カエル親子の陽気な会話で繰り広げられるのは 実は自己肯定の物語、なんですね。

誰の翻訳かな、と思ったら お笑いコンビラーメンズの小林賢太郎さん(ラーメン頭でない方)でした。

4年生
「けむしのおなら」
作)まつむら まさき   京都新聞出版センター

 

なかなかインパクトのある題名です。
興味をそそられた所で、まずはいろいろな動物のおならが登場します。
赤ちゃんから始まって、だんだん大きくなる登場動物、そして絶妙な音。
一緒におならの音を声に出してもらいました。
にやにやして嬉しそうに 言ってくれる子もいれば、「そんなん恥ずかしい」と言う子も。
微妙なお年頃なんですね(笑)

スケールが大きくなったところで、けむし。
さあ、最大の謎は、しかし、明かされないまま!?
あとがきの「こぼれ話」を読むと さらにいろんな興味もわいてきます。

「じんくんとちいくん」
作)よしだ あつこ   鈴木出版

ジンベエザメのじんくんは、いつも自分勝手。
気弱なコバンザメのちいくんは、そんなじんくんの横暴さ加減に呆れ果て……!!

 

作者のよしだあつこさんは 2年前に美山小学校にきて、ちょうど この学年で自作の絵本を読んでくれています。(みんなに聞いたら 覚えているって)


5年生
「りこうなおきさき」
原作)ガスター    文)立原えりか    講談社

 

機転のきくお妃の楽しい話を、ちひろの絵で。
王さまに難題をもちかけられる大臣を助けた娘が、お妃になってわがままな王さまのおこないをうまく正してあげるという、ガスター原作のユーモアにあふれた物語。

物語なのでソフトに描かれていますが、大人向けだったら痛快なお話になるのでしょうね(笑)

ほんとは「地球をほったら」という絵本を 読もうと思っていたのですが ほぼ全員が 読んでもらったというではありませんか! あれ? 調べてきたつもりだったのになぁ・・・。
そこで もう一冊 準備してきた本にしました。

 

「地球をほったら」の流れで かこさとしさんの「地球」も紹介したかったので、それは ざっと見てもらいました。
地球の「中」のことが かこさんらしく とても細かく詳しく描かれているので 興味があったら図書室で見てください。

6年生
「チェロの木」
作)いせ ひでこ     偕成社

 

少年のおじいさんは森の木を育てる仕事、そしてお父さんは木からバイオリンやチェロを作る楽器職人でした。
少年は、小さな頃から森の中を歩き、家では工房で黙々と仕事をするお父さんを見て育っていったのです。
そんなある日、少年はお父さんの作った楽器を弾くチェリストのパブロさんに出会います。パブロさんは教会の演奏会に少年を招待してくれました。
そこで触れたパブロさんの演奏に、チェロの音色に、少年は心を奪われていきます。
やがて季節も移り変わっていき、クリスマスも過ぎた頃、お父さんが誕生日のプレゼントとして作ってくれたのは少年のチェロ!
お父さんの手の中で初めて音を出した時、少年は自分がチェロになったような気がして・・・。


いせひでこさんが大好きです。
この本に登場する「パブロさん」とは 実在する有名なチェリスト「パブロ・カザルス」をイメージしているそうです。
教会の演奏のシーンでは彼の演奏するバッハの「無伴奏」をCDでBGMとして流して読みました。
お話の中に チェロの一部分の形を「春の野草のように」とか「白鳥のように」とかあったので 実際のチェロのその部分も説明しました。
09:23 | 読み聞かせ
2019/10/31

ハロウィン

| by 美山小N
10月もあっという間に終わり 今日は31日 ハロウィンです。

図書室もちょっとだけハロウィン気分♪

 

二学期は 行事も多くて みんな楽しそうだけど 忙しそう。
ゆっくり図書室で過ごす時間もあまりなく・・・。
それでも 時間を見つけては 図書室に来てくれるお友達もいます。

   

楽しんでくれました。


16:35 | 掲示物
2019/10/28

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
「どんなにきみがすきだあててごらん」
作)サム・マクブラットニィ       評論社

チビウサギはうでをい~っぱいひろげ デカウサギにいった。
「きみのこと こんくらい すきだよ」
するとデカウサギは・・・・!?

 

「きみがどんなにすきか」を競い合う、心温まるおはなしです。
「すき」と表現する大切さをあらためて実感できます。

2年生
「ききみみずきん」
作)いもと ようこ    金の星社

ききみみずきんをかぶってみると、からすのこえが・・・。

 

何度聞いてもおもしろいのが 昔話ですよね。
みんなじっくり聴いてくれていたようでした。

3年生
「くわずにょうぼう」
再話)稲田 和子     福音館書店

 

よく働いて、飯をくわない女房がほしい――そんな欲ばり男の所へ本当に飯をくわない嫁がきましたが……。
力強い語り口と見事に構成された画面が、読者を昔話の世界にひきこみます。

4年生
「たべものやさん しりとりたいかいかいさいします」
作)シゲタ サヤカ    白泉社

商店街で「しりとり大会」開催!おすしやさんにパンやさん、ラーメンやさんチーム…優勝はどのお店!?  笑い&涙ありで、心も満腹に!

 

絵本を読む前に しりとり大会開催しました!
順番に しりとりしてもらったんですけど ちゃんと「る」とか「わ」とか 難しいので終わる言葉をつないで しかも「マスカラ」なんのも出てきました(笑)

5年生
「くだものだーれ」
作)よねず ゆうすけ     講談社

 


「おほしさまのちいさなおうち」
作)渡辺 鉄太     瑞雲社

「お星さまは、夜空にいるだけじゃないのよ。
とびらも窓もない、小さな赤いお家に住んでいるのよ」
そうお母さんに教えてもらった男の子が、おほしさまのちいさなおうちを探しに冒険にでかけました。
アメリカやオーストラリアなどで、りんごの季節になると子ども達に語られてきた、楽しいお話が絵本になりました

 

普段リンゴは縦に切ることが多いですが、こんな風に切るとくっきりとお星さまが現れますね。



ちょうどりんごがあったので 実際に横に切った りんごの星をみてもらいました。

6年生
「とんでもない」
作)鈴木 のりたけ     アリス館

読んだことのない子がおおかったようで、いきなり「おもしろそう!」「どんな本!?」と 興味津々の六年生です。

「ぼくはどこにでもいるふつうの子」という男の子のつぶやきから、お話は始まります。
よろいのようなりっぱな皮があって、サイはかっこいいなぁというと「とんでもない」とサイが答えて…ウサギやキリンなど、次々に悩みをうちあけていきます。
みんなそれぞれに悩みがあること、を迫力とユーモアで描きます。

 

最後は 男の子が夜に「もう いいかげんにねなさい。
でんきけすわよ」とお母さんにおこられて眠りにつく場面で終わります。
・・・と いうことで 続いて

「ねるじかん」
作)鈴木 のりたけ    アリス館

なかなか寝ようとしない男の子。
すると、ドアが曲がって見えたり、窓の外に何かが飛んでいたり、迷子の恐竜がいたり…と不思議なことが次々に起こります。
子供たちだけに見える夜の世界を、迫力の絵で想像力豊かに描きます。



奇想天外な展開に 「お~っ!!」っとか「すげー」とか 良すぎる反応に こっちが驚くほどでした。でも 読んでいてとっても楽しかった。

この絵本にはちょっとしたしかけがいっぱいあって、絵本の中の絵をじっくりみてほしい絵本です。(鈴木さんの描いた別の絵本がさりげなくでてきる、とか 枕元のおもちゃが夢の中に登場するとか)
09:17 | 読み聞かせ
2019/10/21

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
1年生
よみきかせおはなし絵本1より
「さるとかに」「かちかち山」

 

みんな 一生懸命聴いてくれました。
「はやくめをだせ かきのたね・・・」の部分は 節をつけて唄ってみました。

2年生
よみきかせおはなし絵本2より
「ライオンとねずみ」「しっぽのつり」
 

「しっぽのつり」は お猿が熊に騙されて しっぽを垂らして池で魚を釣ろうとして 凍ってしまい しっぽが短くなったというお話なんですが、
「あー そうやったんか」という声が聞こえてきました(笑)

3年生
「月夜のオーケストラ」
作)イエンス・ラスムス  小学館

 

本を逆さにしながら読むファンタジー絵本。
満月の夜、逆立ちをしていた少女が迷い込んだのは、不思議なさかさまの世界でした。  

途中 本を逆さまにして読むページがあったりと ちょっと読みにくく苦労しましたが、絵も独特なタッチで 不思議な生きものがいろいろ登場して おもしろいおはなしです。

4年生
「ちがうねん」
作)ジョン・クラッセン    クレヨンハウス



いっぴきのちいさな魚が ぴったりのぼうしをかぶってすいすいと海の中を泳いでいます。
それは誰のぼうし? ちいさな魚の頭の中では ぐるぐるといろいろな思いが渦巻いています。
しんと静かな海の中。ちいさな魚の目ざす先は、きっと安全なところ。
そう信じて泳ぎ続けますが……。
ページをめくるたびにどきどきが止まりません。 



中表紙の絵柄、単なる模様のようですが、このおはなしのはじまりと終わりにふさわしい 絵柄なんです。



その話をして 次に「せかいでいちばんつよいくに」の中表紙もおもしろいので 紹介しようと思ったら 9月に読んでもらっていたらしく・・・。
それでも 読んでくれてもいいよーって雰囲気だったのは こどもたちのやさしさですね。
でも 今回は 中表紙のことだけ紹介しました。

 

戦争でドンパチ(古い・・・)してる煙いっぱいの始まりから おはなしを挟んで 最後は 静かな夜明けの情景です。

こういうことにも 目が行くと 絵本のおもしろさもより広がっていきますね。

と いうことで 次に読んだ絵本は
「かえるをのんだととさん」
作)日野 十成     福音館書店

 

ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行くと、和尚さんは「お腹に虫がいるせいだから、蛙をのむといい」と教えてくれます。
お腹にはいった蛙が虫を食ったのでお腹の痛いのはなおりますが、お腹の中で蛙が歩くので気持ちが悪くなり、また和尚さんに相談します。
蛇の次は雉、というように前にのみこんだものを食べる動物を次々とのみこみます。
その後は、雉を撃つ猟師をのみこみ、次に鬼をのみこみ、最後はお腹の中の鬼を退治するため和尚さんが「鬼はそとー」と、ととさんの口の中に豆を投げ込むと、お腹の鬼は「これは節分の豆だ。痛い痛い。たすけてくれえ」といって、尻の穴からとびだし逃げていくという落ちになっています。

おもしろい昔話なのですが 意外と真剣な表情できいてくれていて ちょっとびっくり。

このお話は新潟県の「まわりもちの運命」という昔話だそうです。

5年生
紙芝居「台風がきたぞ」
作)千世 繭子    童心社

台風が近づいてきたので、なおやの家族は早めに避難をすることにしました。
最初は、はしゃいでわくわくしていたなおやですが、外ははげしい雨と風。
妹のぼうしが風に飛ばされ、土砂崩れにあって、危機一髪!

 

先日も台風19号が 日本列島を襲い 大変な被害がありました。
防災紙芝居なので おもしろいとか、感動したとかはないけど こういうおはなしを聴いてもらうには良い機会かと思いました。

美山町も みんなのおじいちゃんやおばあちゃんが小さいときに 大きな台風の被害に遭って 収穫前の田んぼが水浸しになり お米が全滅したことがあったことも 話しました。

6年生
「いろいろへんないろのはじまり」
作)アーノルド・ローベル    冨山房

昔、色のない時代がありました。
魔法使いが、最初は青、次は黄色、その次は赤の世界をつくりだします。
でも、一つの色だけでは、なんだか落ち着きません。
そこで色を混ぜ合わせると、どうなったでしょう?

  

変わり映えがなく退屈な「はいいろの世界」からお話がはじまり、悲しい気分になる「あおの世界」→ まぶしくて頭の痛む「きいろの世界」→ 怒りっぽくなる「あかの世界」へと、色とともに人々の感情が変化する様が楽しめます。

きれいな絵本で 色のない場面から 全面黄色になるページでは「おおっー」と 声があがりました。楽しく聴いてくれていたようでした。
09:44 | 読み聞かせ
2019/10/07

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「せかいいちまじめなレストラン」
作)たしろ ちさと       ほるぷ出版

イタメーニョさんのレストランは、世界にただ1つの特別なレストラン。
真面目なイタメーニョさんは、注文をもらってから腕に寄りをかけてお料理を作ります。
フレッシュリンゴジュースの注文があったら、裏庭のリンゴをとってきて作るのです。
なにしろ真面目ですからね。ところが、泣いている男の子がやってきて……。
   
 

この絵本 コマ割りの小さいページもあって 大勢の読み聞かせにはちょっと見にくいのですが、今回は 電子黒板を使って ひとコマひとコマ映して見てもらったので 見やすくて良かったと思います。
音楽もつけてもらって 電子ピアノの生演奏もあり 絵本の世界にみんなどっぷり浸ってもらえました。

2年生
「水の絵本」
作)荒井 良二    講談社

「地球は水の星。人はみな水の星の子ども」と語っていた長田弘の『水の絵本』への思い。
哲学的でもあり、やわらかなユーモアがちりばめられたことば。
そのことばが表現するかけがえのない水の美しさ、かがやきを荒井良二が瑞々しく描いた新たなる名作。

 

もう一冊がお湯の絵本なので「水とお湯」ということで用意していました。
とても美しい絵で 素敵なのですが、詩の絵本なので 子どもたちの様子で 読むかどうかを決めようと思っていました。
ちゃんと座って待っていてくれて 先生もいてくださったので 読みました。

もう一冊の
「きつねのおふろ」
作)国松 エリカ    偕成社

おなかのすいたきつねさん。
うさぎや小鳥が食べたいと、おふろやさんをはじめます。
おふろに入りにきたところを、ぐらぐらと煮て食べてしまえという魂胆。
でも、そうは問屋がおろしません。
結局のところ、森のみんなに気持ちの良いお風呂を提供しただけになってしまったきつねさん、お気の毒だけど笑えます。

 

みんなは こっちを 読んでほしかったんだよね(笑)
表紙を見せたとたん「気持ちよさそう」と 声が上がりました。
秋らしい絵で お話もシンプルだけど とっても絵本らしいお話です。
にこにこしながら静かに 可笑しいところは笑って 楽しんで聴いてくれました。

3年生
紙芝居「けちくらべ」
作)小野 和子     教育画劇

村一番のけちんぼうのけちべえさんが、となり町のけちのチャンピオンのしわべえさんと勝負をすることになって…。

 

4年生
「つきよの森」
作)福永 真由美    PHP研究所

森のなかにフクロウが住んでいました。
フクロウは森一番のものしりで、何を見てもつまらないし、何を聞いてもくだらないし…。
いばっているフクロウのそばには、誰も寄ってこなくなりました。ところが・・・。

 

やさしい絵の静かな雰囲気のお話です。

5年生
「しんた、ちょうたの すっとび! かごどうちゅう」
作)飯野 和好    学習研究社

江戸一番のかご屋で働くしんたとちょうたは、あやしい客につかまり京都まで行くことに…。
次々に変身する妖怪との珍道中を描きます。

 

文章が手書き文字なので ちょっと読みにくいし、会話だけで展開するので 登場人物で声色を変えたりと 何回も何回も練習しました。
飯野さんの 絵が迫力があっておもしろい! もちろんストーリーの笑えます。

同じく飯野さんの作品
「あるのかな」
作)飯野 和好   鈴木出版

みみずに みみは あるのかな。ラムネに むねは どうだろう……。
圧倒的な構図と色彩、それに軽快なことば遊びが絶妙にマッチした一冊。

 

低学年向けのようですが 読み方の工夫で 高学年向けにもなりそうです。
5年生なので しんみりと読んでみると ことば遊びだけでなく受け止めてくれるものもあるようでした。
大型絵本を使いました。

6年生
いろりばた昔話より
「照姫狐と大トチの木」
作)むらかみ ゆきひこ

美山町を訪れた大阪のむらかみさんが 美山の各地域に残された自然や建築物などから創作した民話集です。

 

このお話は 知井の北村のお稲荷さんと そのそばにある大きなトチの木についてのお話。
子狐の頃から村に住む照姫狐は 嫁入り行列をして嫁にいきます。
あるとき 岩に足をはさまれた照姫狐と その子どもたちを村人が助けます。
村を大飢饉が襲い 食べるものが全くなくなってしまった時、 照姫狐のおかげで たくさん実をつけた大きなトチの木が村の真ん中に突然現れ、おかげでみんな生き延びます。
さすが6年生 興味深そうに聴いてくれていました。
 


09:22 | 読み聞かせ
2019/09/30

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

1年生
「わかがえりの水」
作)広松 由希子      岩崎書店

山で不思議なわき水を飲んだおじいさんは若返って家に帰ってきました。
おばあさんはうらやましがって、自分も山へでかけました。
わき水を見つけると、がぶがぶ飲んで…。

 

「今日は 昔話を読みます」というと「桃太郎!」と声が上がりました(笑)
とにかくスズキコージさんの絵が インパクトあっておもしろいので それもみてほしかったのです。 ほとんどの子が知らないお話だったみたいで、とっても真剣に聴いてくれていました。

「トビのめんどり」
作)ポリー・アラキジャ      さ・え・ら書房 


トビは めんどりを かっています。
トビのともだちは、うし、やぎ、ねこ、いぬ……いろんなどうぶつをかっています。
ともだちのどうぶつたちは、つぎつぎにあかちゃんをうみます。
トビのめんどりはたまごをうんで、あたためて……。
どうぶつたちのかずをかぞえましょう。
たまごのかずをかぞえましょう。
そして、にわとりがなんわいるかかぞえましょう!
数をかずえる楽しさが、いっぱい詰まった絵本です。

 

最後にいーっぱい増えた鶏を数えるのには 時間がなかったので カラーコピーしておいたものを教室に置いていきました。答えは裏に。
さっそくみんな一生懸命数えていたようです。

2年生
「だんごどっこいしょ」
作)大川悦生      ポプラ社

町のおばさんの家でだんごをごちそうになったぐつは、早く家へ帰って、ばあちゃんにもだんごを作ってもらおうと思ったのですが・・・。 
   
 

名前を忘れないように「だんご、だんご、だんご」と言いながら帰る話なんですね。
確か 吉四六さんにもあったような。
男の子がとってもかわいいんです。

「むらの英雄」
作)渡辺 茂男   瑞雲社

昔、アディ・ニハァスという村の12人の男達が、粉をひいてもらうために、マイ・エデガという町へ行った。
帰り道、一人が仲間を数えてみたら、なんと11人しかいない!いなくなった一人とは…。



自分を数えなくて人数が合わない経験って 誰にでもありそうですよね。
2年生ぐらいだと お話の中で いつごろそれに気がついたかなぁ?
じっと聴いてくれていて、リアクションが少なかったので ちょっと心配でした。

3年生
「ちいさいきみとおおきいぼく」
作)ナディーヌ・ブラン・コム     ポプラ社

おおきいオオカミは、ずっとひとりでした。ひとりが、あたりまえでした。
ある日そこに、ちいさいオオカミがやってきたことから、おおきいオオカミは初めての気持ちをたくさん知り、世界は色づきはじめるのです……。
だれかとともに生きる喜びとぬくもりを伝える、フランス生まれの心あたたまる物語。

 

ちょっと不思議な絵で どちらもオオカミとは思えないですけど・・・。
特別な事件やきっかけもないけど なんとなく 自然と お互いになくてはならない存在になっていくのです。

「やさしいライオン」
作)やなせたかし    フレーベル館

みなしごライオンの育ての親はやさしい犬。
人間の都合で離れ離れにされても、消えることがなかった強いきずなを描きます。

 

この絵本は 自分の子どもに読んでやっていた 懐かしい絵本ですが 未だに再版されていてなんと75版!
当時も読んでは涙ぐんでいましたが 今日も やっぱり うるうるきました。
子どもたちも 最初は おもしろがっていたですが、だんだん真剣になってきて、ライオンが撃たれる場面では「撃ったらあかん」という声。

ちょっとしんみりしてしまいましたが ほっこり ゆったりした気分を味わって欲しくて選んだ二冊です。

4年生
「めぐろのさんま」
作)川端 誠   クレヨンハウス

お殿さま一行が馬を駆り、ひなびた里へさしかかったお昼どき、さんまの焼けるにおいが漂ってきます。
殿さまは鼻をピクピク、「さんま?それはなんじゃ」。
はじめて口にし、「さんまとは美味」「目黒は、よいのう。かわりをもて!」とご満悦。
城に帰っても、目黒で食べた、あのさんまの味が忘れられません。
そこで、無理をいい、ようやく、口にしたさんまとは!?

 

こどもたち みんなこのお話を知っているようでしたが
毒味役が食べてから二時間じっと待つ、というところで「へぇー」って驚いていました(笑)

「へびのせんせいとさるのかんごふさん」
作)穂高 順也     ビリケン出版

どうぶつ村のへびのかんごふさんがお医者さんになりました。
かんごふさんは、さるのせんせいです。
はてさて、さるのかんごふさんはちゃんと仕事ができるのでしょうか?



へびの看護婦さん、なかなかの働き者で、その処置の仕方は驚きの連続。
注射はまず、へびの看護婦さんが自分の薬を口に入れて、患者さんにするどい牙で噛みついて行います。
さらにお腹が痛い患者さんには、へびの細くて長い体を活かして、直接患者さんの口から中に入ってどこが悪いのか自分の目で見て調べるんです。
それからの展開もハチャメチャの連続で、みんなもとっても楽しんでくれました。

5年生
「どうしてカはみみのそばでぶんぶんいうの?」
作)ベルーナ・アールデマ    ほるぷ出版  

カのつまらないうそが原因で、フクロウは太陽を起こすのをやめてしまいました。夜の明けないジャングルで、動物たちは……。アフリカ民話をもとにした、奇想天外なお話。
 
 

風か吹いたら桶屋が儲かる的に どんどん大変なことになっていきます。
犯人捜しで また 後から原因追及。ちょっと長いお話なので 集中が途切れていまう子もいたようでしたが、読み方を工夫してなんとか最後まで。
最後のオチは笑えます。

6年生
「10分で読める友だちのお話」から
「かもの友情」
作)椋鳩十    学研教育出版

三吉さんの撃った一発はカモに当たったようです。その時傷ついたカモをいたわるように、もう一羽がよりそって……。カモの友情を描きます。

 
09:56 | 読み聞かせ
2019/09/09

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N
「しゃっくりがいこつ」
作) マージェリー・カイザー     らんか社

しゃっくりをとめるには、いきをとめる? めだまをおさえる? 水をのむ?
 がいこつなのに、できるのかな? 

 

何をやっても、しゃっくりが止まらないがいこつさん。

特に、入れ歯が飛び出したり、砂糖を食べたり、逆立ちして水を飲むシーンに みんなもにやにや。
オチも おもしろいですね。楽しく聴いてくれました。

「ふまんがあります」
作)ヨシタケシンスケ   PHP研究所



担任の先生がヨシタケシンスケさんが好きだということで もう 読んでもらったかなぁ・・・と 思ったら これはまだ読んでもらってなかったみたいでした。
こどもにだって、ズルい大人にいろいろふまんがあるんです!という内容に あるある!と共感する子も多かったのでは?(笑)

2年生
「さるかにがっせん」
作)長崎 源之助     教育画劇

 

みんなよく知っている昔話でしたが じっくり聞き入ってくれていました。

3年生
「しんごうきピコリ」
作)ザ・キャビンカンパニー    あかね書房

信号が青に変わったら、車はどうするかな? とパトカーが信号機の色を見ながら話をします。
ところが、ピコリ! 信号機がとつぜんピンク色に変わりました。
なんと車は、さかだちをしなければいけません。
信号機がどんどんめずらしい色に変わるたび、車たちにはいろんなことが起こります。
ピコリは何色光るのでしょう? 信号機のルールのお話かと思いきや、ふしぎな信号機のピコリに、パトカーと車たちがふりまわされる楽しい絵本。

 
 

ありえない信号機の色でどうするべきか! 想像力を膨らませて いろんな答えを考えてくれて楽しかったです。
 
「すーべりだい」
作)鈴木 のりたけ    PHP

研究所公園のすべりだいが、変な形になっちゃった!
 す――――べりだいに、すべりだい―――――に、するするべりべりだい~ん!
 すべりパイや、なが~いすべりだい、さらには、空からすべりだいがふってきて……? こんなすべりだい、あったらいいな!

 
 
声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がります。

みんなでいっしょに ながーぁく「すーーーーーーーーーーーーーーーべりだい」と(笑)
にこにこ笑顔で 楽しい時間でした。

4年生
「せかいでいちばんつよいくに」
作)デビット・マッキー     光村教育図書

 

「せかいじゅうの 人びとを しあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。強者のゆがんだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
親しみやすい絵の中で、とても大事なことを伝えてくれる本です。
強大国に勝ったのは武力ではなく、人間の心でした。
言葉にするときれい事になってしまいますが、この絵本は見事に表現しています。

兵士を武力で迎えるのではなく、真心で迎える。
兵士たちには闘争ではなく、生きる楽しさを伝える。それもさりげなく、さりげなく。

「このあいだになにがあった」
作)佐藤 雅彦       福音館書店



質問はとてもシンプル。写真を2枚並べて…

「この あいだに なにが あった?」
並んだ2枚の写真から、間に起こった出来事を推理します。
では、「湯船に浮かんだおもちゃ」と「洗い場に転がったおもちゃ」の写真の間には、どんなことがあった?

 
 
「推理する」という、人間ならではの力が発現する時の面白さと喜びを感じられる、知的好奇心を刺激する写真絵本です。

5.6年生
「めだま」
作)山田 洋次    新樹社

江戸時代に近江屋源兵衛というべっこう問屋の倹約家の主人が苦労して成した財を、頼りない倅や番頭に信用して任せきれずに、病気で亡くなる前に医者に頼んで自分の目玉だけを生き残すというブラックユーモア。
 

映画監督の山田洋次さんの落語絵本です。子どもたちに「知ってる?」と尋ねても しーん・・・。でも「映画の男はつらいよの」というと「あーっ」って。
手書き文字だし 絵も独特で 怖いようなおもしろいような・・・(笑)
落語絵本にしては 手の込んだストーリー展開は さすが 映画監督、ってかんじです。
5.6年一緒で大勢でしたが みんなじーっと聞き入ってくれていました。

10:03 | 読み聞かせ
2019/09/02

「よむよむ」による朝の読み聞かせ

| by 美山小N

2学期最初の読み聞かせです!

1年生
ぼくのやぎ」
作)安部 才朗      福音館書店

 

としろうが生まれた村では、男の子は、やぎを1匹飼って世話をするようになれば一人前といわれていました。
としろうはある日、おじいさんから、ふた山越えた親戚のおばさんの家まで一人で行って子やぎをもらってこられたら、飼ってもいいといわれます。
作者が、50年たった今も鮮明に記憶している、冒険の一日のお話です。
夏休みの冒険、というようなお話なので 夏休みの思い出がよぎったかなぁ・・・。


「カボチャばたけの はたねずみ」
作)木村 晃彦      福音館書店



ハタネズミの家族は、畑に実ったカボチャの実を家にすることにしました。
お母さんはおいしいカボチャの料理を次々作り、お父さんはベッドを作ったりドアを作ったり、実を齧るごとに部屋はひろくなり、やがて立派な家が完成しました。
カボチャのケーキを焼いてお祝いをしようとしたとき、大きな足音とともに、畑の主のおじいさんが、カボチャの収穫にやってきました……。

カボチャの家でのネズミ一家の暮らしぶりは おままごとみたいで盛り上がりました。

2年生
「まんまるおつきみ お月さま」
作)アン・ハンター    評論社

 

冬も近いある夕べ、大きな明るいお月さまが空にのぼりました。
お月見しなくちゃと思ったオポッサムは森のみんなをパーティに誘います。
でも ノネズミもコオロギも だれもオポッサムの誘いにのってくれません。

美しいものをみんなで共有し、同じ時間をすごすことのかけがえのなさ。
冬眠前の大切なひととき、きっと思い出になりましたよね。

「冬眠前にはふとらないといけないし」というセリフには「ダイエットしろよ」とか(笑)
いろいろつっこみをいれてくれる子もいましたが、しっかりお話を聞いた上でのことなので 楽しく読めました。

3年生
「じごくのそうべえ」
作)田島 征彦      童心社



みんなもよく知っている「じごくのそうべえ」を 迫力満点の大型紙芝居で読みました。
まだまだかわいい3年生、やっぱり 「おなら」だとか そういう下ネタに大喜びでした。

4年生
「かめまんねん」
作)ほんま わか     文研出版

 

つるは千年、かめは万年といいますが、本当にかめは長生きで、そのためか何をするにも、ゆっくり、じっくりやりました。
そこへいつも忙しくしているいぬやねこたちから頼みごとが。
どこまでも呑気なかめは、山ほどの頼まれごとにも「かめへん、かめへん。」
最後に、お詫びの品に埋もれたかめは、「こんな硬い食べものは噛めないのでは?」との問いかけに・・・

大阪弁の「かめへん」「かめまんねん」などの言葉遊びがはいって お話が進んでいきます。
とっても おもしろいなぁ、と思っているお気に入りの絵本なのですが、美山のこどもたちには いまいちぴんとこなかったみたいです。
最後に「あ、大阪弁か」と 誰かが言ってくれて なるほど、って感じでした。
関西弁でも 大阪と京都は違いますもんね。

「てとてとてとて」
作)浜田 桂子    福音館書店

手は楽器であったり、手で話すことができたり、点字を使えば手で読むことができます。
不安や悲しいとき、手を握ってもらうと心が落ち着きます。
手の多様な世界を描きます。

 

内容に合わせて 手で風を送ってみたり、耳にあてたりしていました。
「手話」という言葉にも 反応してくれたのは 学校でも習ったのかなぁ・・・?
絵本の最後は みんなで輪になって手をつなぐのですが、「みんなも手をつないでみよう」と声かけしたら ちゃんとみんなでつないでくれました。
ちょうど 先生も戻ってこられたので 先生も一緒にもう一度みんなで手をつなぎ「運動会にむかってがんばろー」と 盛り上がりました。

5年生
「風をつかまえたウィリアム」
作)ウィリアム・カムクワンバ    さ・え・ら書房

アフリカのもっともまずしい国のひとつマラウィで生まれ育ったウィリアム少年は、図書館で出会った1冊の本を読んで、手づくりの風力発電に挑戦することを決め、実行に移しました……実話です。

 

男の子がとっても興味を持って聴いてくれていました。手作りの風力発電を独学で作ったのが14才の頃とわかって びっくりしていました。
巻末には、その後のウィリアム少年の姿も掲載されています。

6年生
「ちいさいねずみ」
作)さとう わきこ   偕成社

町に住むお腹のすいたねずみが月をおいしいチーズと思いこみ、とろうとしますがとれません。けれども、最後に山に行ってみると・・・

 

そろそろお月見シーズンなので お月様の本を選びました。
今年の中秋の名月は9月13日ですね。多くの子がちゃんと知っていたようです。


09:17 | 読み聞かせ
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