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校内研究ブログ

校内研修ブログ
2019/12/17

公開研究会の御案内

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
公開研究会の御案内

2020年1月29日(水)に美濃山小学校で公開研究会を開催します。
美濃山小学校では、平成29年度より「演劇的手法を取り入れた主体的・対話的な授業開発」をテーマに、授業づくりに取り組んできました。今年度は研究3年次に当たります。

演劇的手法を活用し、登場人物に「なってみる」活動を通して学ぶ子どもたちの様子、「学習者になってみる」活動を通して学び会う教職員の校内研修の取り組みの様子を、お伝えしたいと思います。
是非、美濃山小学校へお越しください。たくさんの御参加お待ちしております。

お申込は、「参加申込書(研究発表会の案内・裏面)」に必要事項を御記入の上、FAXまたはE-mailでお申込みください。

申込先:〒614-8297 八幡市欽明台70番地 八幡市立美濃山小学校
                             教頭 寺川裕一郎
     TEL  075-971-5117      FAX  075-981-1251
            E-mail   terakawa@kyoto-be.ne.jp 

2020美濃山小公開研案内.pdf


16:01
2018/12/28

公開授業・研究発表会

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
 11月30日(金)に、平成29・30年度京都府教育委員会指定「学力向上システム開発校」
公開授業・研究発表会を開催しました。北海道から九州まで、130名を超える方々に御参加いただきました。
お忙しい中、御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
改めて、たくさんの方々に支えられ実現することができた研究発表会だったと感じております。

 それでは、この日の様子をご紹介します。
なお、写真は全てカメラマン・平井良信さんによるものです。
素敵な写真をありがとうございました!




全体会会場は体育館。真ん中をパーテーションで区切り、前方をシアター型、後方をグループワーク型の座席配置としました。
後方は、ワークショップのスペースとして、真ん中に広いスペースを確保しています。


(1)全体会【Ⅰ】12:30-12:50

初めは校長による挨拶です。


講師の渡辺先生、来賓の先生方に見守られながら、全体会が始まります。


研究主任より、研究の趣旨説明です。
指導案に沿って、それぞれの授業の見どころが語られます。
指導案には、本時の中心的となる演劇的手法の箇所に★印が付けられています。
本研究発表会では、事後の研究協議で「追体験(児童と同じ学習活動を参観者が学習者になってみて体験すること)」をすることを重視しています。
そこで、一つ一つの授業について、どの部分が追体験に該当するかを説明しました。


さあ、いよいよ公開授業がスタートです。
研究主任の「Have fun!!」の言葉がけで、参観者の方はそれぞれが見たいと思う教室へ移動していかれました。


(2)公開授業【Ⅰ】13:00-13:45

わかば学級(特別支援学級)では、国語科『スーホの白い馬』を担任の先生2人と2〜6年生の子どもたち6人で読み味わっています。
この日は、前時で拾ってきた白馬のしろちゃんの世話をする場面。
先生がおばあさん役に扮して「スーホや、朝だよ。起きるんだよ。」と起こすと、まぶしい太陽に目を細める場面も。
一人一人がスーホになって、白馬の世話をしながら、しろちゃんへの思いを言葉にしていきます。
赤い帽子をかぶり、スーホになって世話をすることで、白馬を愛しく思う気持ちが湧き上がってくるようでした。


1年生は国語科『ずうっと、ずっと、大すきだよ』。
年をとって階段をのぼれなくなった飼い犬のエルフ。それでも「ぼくの犬だから」と、一緒に自分の部屋でねたいぼく。
そんなぼくのエルフへの思いを、ぼくになって動くことで想像します。
「ずうっと大すきだよ」とエルフに言葉をかけるぼく。もうあと一言だけ話せるなら、なんて話しかけようかな?


2年生は国語科『お手紙』です。教師2人がティーム・ティーチングでがまくんとかえるくんに扮してやりとりをしながら、子どもたちをリードします。
どんなふうに読むと、場面の様子や人物の気持ちが伝わるか、工夫して表現します。
手紙をもらったことがなくて落ち込むがまくんの隣に座るかえるくん。
実際にかえるくんになって動いてみることで、がまくんを思うかえるくんの気持ちを想像します。


3年生は道徳科『ぼくのボールだ』。
教材文をロールプレイを使って読み、登場人物の気持ちを考えます。
その後、自分たちのクラスのドッジボールについて、それぞれが抱いている思いを「人間ものさし」を使って交流します。
どうしたらドッジボールが楽しくないっって思っている友達も一緒に楽しめるかな?「かいけつタイム」がスタート。たくさん思いが語られていきます。


(3)公開授業【Ⅱ】13:55-14:40
 続いて、公開授業【II】が始まりました。4年、5年、6年の3クラスの同時公開です。

4年生は総合的な学習の時間。『身の回りの防災について考えよう』〜美濃山防災ブックをつくろう〜。
「市役所」「消防」「自分たち」の3つのグループに分かれ、「火事」「台風」「地震」の際の行動について調べたことを劇で伝えます。
本時は「地震」が起きた時の行動を3つのグループが演じました。
八幡市で起こる同じ地震を想定しているので、市役所グループの劇に消防グループが出演したり、自分たちのグループのピンチを消防や市役所の人が助けてくれたりと、相互に関わりあうところがポイントです。
見る側からは、一つの災害を様々な立場でとらえた意見が発表されていました。


5年生は国語科『大造じいさんとガン』。
最初は、児童代表によるおとりのガンをハヤブサから救う残雪の戦いシーンのロールプレイからスタート。他の児童は大造じいさんの視点でその戦いを見ます。
その後、「心の声」や残雪の人形を使いながら、大造じいさんの残雪への心情を想像していきます。
最後は「いろりトーク」で、当時の残雪との思い出を回想し、若手狩人に語りながら、残雪へのイメージや思いの変化を語っていきます。
果たして、72歳の大造じいさんは、若手の狩人たちにどんなことを語ったのでしょうか。


6年生は道徳科『わたしのせいじゃない』。
泣いている子どもの周りで「わたしのせいじゃない」という意味の発言を繰り返すクラスの様子を再現します。泣いている子どもの役には、パペットのラッキーちゃんが登場。
実際にいじめる加害者、傍観者に「なってみて」セリフを言葉にすることで、湧き上がってくる感情や実感、それに耳を澄ませ、泣いている子の立場聞いてみることで感じた実感を、1人ずつ言葉にしていきます。
後半は、『最高のクラスの作り方』という資料を使い、クラスの子どもたちが積極的に関わりあう様子のロールプレイ。二つのクラスの違いを「人間ものさし」というアクティビティを使いながら考えていきました。


(4)研究協議(分科会)14:50-15:20
分科会は、7つの公開教室で行われました。
事前に選択していただいていた分科会に分かれてスタート。
メインは、「追体験」です。児童が授業で体験していた演劇的手法を活かした学習活動を、参観者であった教師が学習者に”なってみて”体験することです。

美濃山小では、学習者になってみて感じた実感を語り合うこと、参観していた時と実際に学習者に”なってみた”時の実感の違いを語っていくことから始まる授業研究を行ってきました。
今回の研究発表会では、美濃山小の授業研究システムを体験していただきたいという思いもあり、重点的な位置付けでありました。


わかば学級では、実際に白馬の世話をする場面のロールプレイ+心の声。
実際に白馬に見立てたクッションをさわってみて、声をかけることで、頭で考えただけでは思いつかなかったような言葉が飛び出す瞬間もあったようです。


1年生の教室でも、エルフを自分の部屋に連れて行き、言葉をかけるシーンの追体験が行われていました。
言葉にすることと、言葉にできないことの間で揺れ動くこと、言葉よりも体をつくっていくことの意味が語られていたことが印象的でした。


 2年生の教室でもがまくんとかえるくんに”なってみて”、音読したり動いたり。
実際にやってみると、”なってみる”って、結構難しい!子どもってすごい!という発見があったようです。


3年生の分科会では、アイスブレイクも「人間ものさし」で。
「体育は好きですか」というお題で見えないものさし上に並び、苦手な人がやってみようかな、と思えるようにアイデアを出し合う「かいけつタイム」の追体験。
意外にかいけつ策を出し合うことが難しく、授業でたくさんアイデアを出していた子どもたちの姿のすごさに気付かされます。


4年生の教室では、3グループに分かれて、実際に短い劇を作ってみます。
「さすが!」と言う声がとびかうほど、短時間で素晴らしい劇が生まれていました。


5年生の教室では、大造じいさんに「なってみる」時間。
残雪の人形ににらまれる場面や心の声を体験し、いろりトークで若手狩人からの質問に答える活動の追体験をします。その後も、活発に意見や質問が出ていました。


6年生教室でも、「人間ものさし」を活用したアイスブレイク。
帰宅時間の早い人から遅い人の順に並びかえてウォームアップをした後、実際に子どもたちがしていたロールプレイと人間ものさしを使っての交流。
最後は、模造紙を使って「授業についての感想」「質問」を付箋で出し合い、振り返りを行いました。
 
分科会も、各学年のカラーや追体験の内容によって、ウォームアップ、自己紹介、振り返りの仕方も様々でした。
美濃山小の授業研究会でも、毎回様々なウォームアップや振り返りを試しています。
ミニカードを使った授業者へのファンレター、付箋を使ったコメント、日記形式の振り返り・・・。多種多様な方法を選択できることも、創造的な授業研究に欠かせない要素であると考えます。

(5)全体会【Ⅱ】
開会行事

 谷口教育長による挨拶、阿部局長による祝辞です。

その後はいよいよ実践発表。
昨年度の中間発表同様に、教職員による劇形式での実践発表です。
2年間の研究の過程で実際に起こったエピソードを元にした再現劇です。
研究が生まれたきっかけのシーン、演劇的手法の紹介シーンが続きます。

 校長先生から、学力向上システム開発校という制度があることを知って、喜ぶシーン。


昨年度、授業研究の過程で生み出された手法の紹介もあります。
既にある手法を当てはめるのではなく、授業や児童の実態に合わせて柔軟にアレンジしながら活用していることを伝えています。

美濃山小学校では、定番の「仮想対談」。歴史上の人物になって、対談します。
今回は、キング牧師と安藤百福に扮した二人の教師による対談。
会場からは笑い声がもれていました。



演劇的手法の効果やよさについて話し合う学年会の様子です。


3年生の学年団は、「アクセル・ブレーキ会議」という手法が生まれた活動試行の場面を再現しました。
活動試行とは、指導案がかたまっていない段階で、教師自身が自ら体を動かして、学習者の立場で言語活動を作ってみることです。


1年生の学年団は「追体験」でのエピソードを再現しました。
公開授業後の事後研で語られた「言葉にできない」という気づきが元になっています。
詳しく知りたい方は、この研修ブログの「なまえつけてよ」の公開授業の様子をご覧ください。


みなさんにあたたかく見守られながら、発表が続きます。


最後は、全員で山村暮鳥「雲」の詩の朗読です。渡辺先生による夏季研修で読んだ作品です。
参観した方からは「感動した」を言っていただけて、大変嬉しかったです。

森先生による指導講評です。
今年度、何度も校内研修に参加し、児童や教職員の学ぶ様子に寄り添ってくださいました。
あたたかい講評、大変嬉しかったです。

いよいよ渡辺貴裕先生による講演・ワークショップです。
体育館後方に移動し、小グループに分かれます。

 「まず、初めに、教職員劇のレベルが上がっている!」という感想から講演が始まり、笑いがおきました。


エア縄跳び。見えない縄が・・・見える!!


縄を回す渡辺先生。講演だけでなく、ワークショップのファシリテーションも見事な渡辺先生。


当日の授業の写真やエピソードをまじえながらの講演。
美濃山小の職員加わって170名を引き込む圧巻のお話でした。


グラフィック・レコーディング。
美濃山小の研修は、毎回、模造紙に絵と言葉で記録をしています。
講演の内容を可視化し、後日教職員の目に見えるところに掲示することで、日常的に意識したり、学んだことを振り返ったりするためです。


表現は、相手の反応によって、引き出される、と渡辺先生。


時間の都合でグループでの交流時間は長くとれませんでしたが、短い時間に熱心な話し合いが行われていました。

参加された先生方の熱意やあたたかい反応にふれ、励ましの言葉をいただき、本当にありがたい1日でした。
研究指定は今年度で終わりますが、2年間の研究で積み上げてきたものを、さらに創造的に発展させていきたいと思います。

【感想用紙より】
・わかばの子どもたちの心にまでとどく取り組みだなと思いました。あそこまでできるようになるため、2年かかったと言われ、積み重ねの大切さを痛感しました。分科会ではスーホをやれてたのしかったです。

・1年生では、ちょっとした小道具を上手に使っておられました。犬をさわる、さんぽさせることで、生まれる気持ちがたくさん見えました。ティーチャー・イン・ロール、すばらしかったです。先生ではなく役になった先生だから、緊張せずに話せるのですよね。

・2年生『お手紙』 まず教室の中ががまくんとかえるくんワールドになっていたのがすてきでした。ポストやお部屋、げんかんの段(イス)、がまくんとかえるくんのお面などなど、なりきる為の世界にわくわくしました。

・3年生の道徳では、ホット・シーティング、心のものさし、かいけつタイム…と、たくさんの手法を学びました。特に、自分の立ち位置を明確にして相手を説得するためのかいけつタイムがおもしろかったです。自然と相手の立場(気持ち)になって考えていて、子どもたちの今後につながる活動だと思いました。

・4年生の総合の授業を参観しました。ただ演劇をするだけではなく、<消防><市役所><自分>の役割とつながりについて確かめることのできる学習内容になっていました。また、黒板だけの授業、全体交流だけの授業とは違い、各機関や日頃の自分たちになりきることで、身の周りの危険に対する対応についても興味や関心を持ち、単元全体を通して取り組めると思いました。

・5年生『大造じいさんとガン』 授業として大変練られており世界にひたることができました。いろり最高ですね。私だったらどうするだろう…と(実際つくってみたりするのかなとか)考えをふくらませました。

・6年生の道徳では、渡辺先生もおっしゃっていたように、子どもたちが自分の気持ちを話していたのが印象的でした。何度も先生方が話し合われてプログラムが作られていることを実感しました。イスだけの形も工夫されていて、自分がやった時も距離感は大事と感じました。「もう少し近寄ってもらいましょうか」と言っていただいたのは、とても良かったです。

・どちらも道徳の授業を参観させていただきました。シリアスな内容のものを題材で扱う中で児童が当事者意識を持って主体的に学んでいる様子は大変参考になりました。特に自分の意見や友達の意見が視覚的に認識できる「人間ものさし」は、互いの立場やその経過(変化)を共有していく上で大変有効な思考ツールであると感じました。自校の実践に積極的に生かしたいと思います。

・分科会で、参加者自身も「やってみる」という内容がとても効果的でした。美濃山小の校内研究の一部を体験することができて、うれしい気持ちです。意見を交流する時間が足りないぐらいで、もっともっと体験したことを交流してみたいという気持ちになれました。

・わかば学級の分科会では、先生方お二人がアイスブレーキングをはじめ、演劇的手法をご自身の「手法」として何の力みもなく内在化させておられることにまず素晴らしいと感じました。「追体験」は確かに参観していただけではわからなかった学習者の感覚を私自身も”追体験”できました。”シロ”をブラッシングすることで、馬の皮膚に触れた感覚になり、本当に”シロ”に触れている感覚から自ずと「元気になれよ」の言葉が出てきました。全く予想しなかった自分でした。「言葉が生まれる」ことの意味を再発見・再認識させて頂いた分科会でした。

・職員の先生方のアットホームな雰囲気がとってもすてきでした。先生方の演劇による実践発表がとってもすてきでメモすることを忘れてしまっていました。とにかくうらやましいな!って感じました。子どもたちだけではなく、先生方もこの2年でたくさん学ばれているんだなと伝わりました。最後の詩の朗読も心がじーんとして感動しました。今まで見てきた実践発表で一番心に残りました。

・先生方の仲がとても良さそうだったことが最も印象に残りました。先生間の関係の質が上がることで、授業の質、学びの質が上がっていくのだなと感じました。

・授業を練り上げることに多くの時間と労力を費やしているからこそ、生徒の実態に合わせた授業が出来ているのですね。先生方が本当に楽しみながら教材を分析していらっしゃる姿が印象的でした。”自分の感覚”を呼び起こす、又、それをメタ認知することで自分自身がゆさぶられるーと、渡辺先生のお話を聞き、自分の今日の理解をまとめました。

・渡辺先生の「学び方の変革」、心に残りました。私自身の考え方や学び方ももう一度問い直していかなければと思います。興味深いお話、大変勉強になりました。
15:41
2018/09/27

公開授業・研究発表会の御案内

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
平成29・30年度京都府教育委員会指定「学力向上システム開発校」
公開授業・研究発表会の御案内


11月30日(金)に美濃山小学校で行う公開授業・研究発表会の御案内です。
「演劇的手法を取り入れた主体的・対話的な授業開発」をテーマに、全校で授業づくりに取り組んできました。

子どもたちの様子、教職員の校内研修の取り組みの様子を、お伝えできればと思います。
是非、美濃山小学校へお越しください。
たくさんの御参加お待ちしております。

お申込は、「参加申込書(研究発表会の案内3ページ)」に必要事項を御記入の上、FAXまたはE-mailでお申込みください。

申込先:〒614-8297 八幡市欽明台70番地 八幡市立美濃山小学校
                             教頭 寺川裕一郎
     TEL  075-971-5117      FAX  075-981-1251
            E-mail   terakawa@kyoto-be.ne.jp 



301130美濃山小 研究発表会 案内(最終).pdf






19:50
2018/08/29

図書館教育 アニマシオン研修

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
テーマ 「アニマシオンを活用して読書推進を!」

本日は校内研修で、図書部主催の図書館教育の研修を行いました。
テーマは「アニマシオンを活用して読書推進を!」です。

アニマシオンとは、本を一人で十分に読めない子どもの手助けをして、自分一人で本を読んで理解し、深く考えて自分のものにすることができる力を引き出すためにつくられた読書教育メソッドです。
なんと!75通りの作戦があるそうで、今日は、その中から2つの作戦を体験しました。
  

●一つ目の作戦は「ここだよ」作戦です。
ねらいは、お話を注意して聞く、ということと、
ストーリーについていく、ということです。
取り上げた作品は「あたごの浦」でした。

出てくる登場人物のうちの誰かを表したペープサートを各々1つ持ち、
読み聞かせの間に自分の登場人物が出てきたら、
「ここだよ!」とペープサートを上にあげながら言います。

まず初めにお話の読み聞かせをじっくり聴く。
教職員も真剣です。
 
「妙、々、々、々、々、々・・・」
というセリフを妙に気に入る職員たち!

そして作戦開始!
ペープサートを各々にもって。。。「ここだよ!」
  
「妙、々、々、々、々、々・・・」

●二つ目の作戦は「これ、きみのだよ」作戦です。
ねらいは、物語と実物を合わせる喜びを味わう、ということと、
表現力を高める、ということです。
取り上げた作品は「エルマーのぼうけん」でした。

各々に本を持ちいつでも読める状態にします。
お話の中に出てくる道具が入っているカバンの中から、
目を瞑って一つだけアイテムを取り出します。
その手に取ったアイテムがお話の中では誰が使った道具なのかを
お話の中から見つけ出し、その登場人物に返してあげるという活動です。

 
まずは各々に「エルマーのぼうけん」の本を手にとって、
お話について大枠を知ります。

  
その手に取った道具が誰のものなのかを
絵本から読み取って誰に渡すかを決めます。

  

  
寸劇を交えながら、登場人物に扮した人に道具を渡します。
もし、渡した相手と道具が違ったら、登場人物はやんわりと断ります。
でも今回は、全員登場人物と道具がマッチング!!!
しっかりと絵本の内容を読み取れた職員達でした。

すっかり物語の中に引きこまれ、心がほっこりした2時間でした。
さっそく次の日にはクラスで作戦が行われ、
なんと学校中に「妙、々、々、々、々、々・・・」が飛び交っていました。
17:00
2018/08/24

校内研修 ミュージカル・ワークショップ「レ・ミゼラブル」

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者

 
 23日(木)は、英語芸術学校MARBLES主宰の小口真澄先生をお迎えしてのミュージカル・ワークショップを行いました。演目は『レ・ミゼラブル』です。研修のテーマは「劇作りを通して演劇的手法の力を感じよう」です。一人の人間として、ドラマの世界をどっぷり味わうことで、ドラマの力や可能性を実感することを目的とした研修でした。

 歩いてグループをつくる活動から『民衆の歌』の振付作り。「言葉と動きを合わせて」「あなたにとっての“明日”って?」「“列に入れよ”ってだれに向かって何のために言ってるの?」・・・真澄先生の問いかけで一つひとつの言葉に立ち止まり、時代背景を考えたり自分自身の人生と結び付けてコネクトしたりしながら、歌詞の意味を身体化していきます。グループごとに振付を考え、お互いの目を見て歌っていくと、自然にメロディーや歌詞が覚えられ、歌が自分たちのものになっているように感じられるから不思議です。
         
  その後、隣の人に触れた感覚を覚えて、目を閉じたまま、チームメンバーがばらばらの場所へ。そして目を閉じたまま、歌を歌いながら同じチームのメンバーを探しました。お互いの歌声や自分の感覚を頼りにメンバーを見つけ、確かめ合います。最後、一斉に目を開けた時は、感激で思わず歓声が上がりました。

 そして、いよいよ『レ・ミゼラブル』のシーン作りに。今回は、真澄先生オリジナルの脚本で、主人公・ジャン・バルジャンがミリエル司教と出会う場面と民衆たちの戦いの場面を作り、演じました。
 このジャン・バルジャンがミリエル司教と出会う場面は『銀の燭台』というタイトルでよく知られています。道徳の教材としても取り上げられることの多い心揺さぶられるシーンです。
グループごとに役を割り振り、シーンを演じます。一つのグループを見本に、シーン作りが行われました。
        
 シーンを演じながら、その時、どんな状況なのか、具体的にイメージし、演じ直していきます。真澄先生の問いかけに立ち止まり、「なぜジャン・バルジャンは盗みをしたのか」「この場面の司教はどんな気持ちなのか」演じながら自然に湧いてきた思いを交流し、探っていきます。
       
「そのシーンで何を伝えたいですか?」と、真澄先生。
伝えたいことがクリアになると、セリフを見なくても、自然に言葉が生まれていくようです。
ジャン・バルジャンの境遇を知り思いを馳せること、具体的にどれくらいの間食事をとっていないかを自分の中で決めること、そして自分の人生の物語とつなげていくこと、そうすることでどんどん場面の演じ方が変わっていきます。見ているメンバーも、ぐーっとシーンに引き込まれていくのがわかります。

 その後、グループごとにシーンを演じます。

   
「司教をやってみて、バルジャンにもっと色んなことをしてあげたくなった」
「バルジャンをやって、司教の優しさや憲兵の怖さを肌で感じた」
「時代背景を知ることで全然シーンの見え方が変わった」
「バルジャンをやって、その場の雰囲気で自然に言葉が出てきたので、台本はいらないと感じた」

 印象的だったのは、「演劇とは演技をしないこと」という真澄先生の言葉です。「演技をするのではなく、相手を見る。よく相手を見ていると、自然にこうしてあげたい、こう言ってあげたい、という思いが湧いてくる。相手を見て、感じること。それが大事。」真澄先生の言葉が、そこにいる人たちに深くしみわたっていくようでした。

 

続いて、革命の場面。昨日各自がつくった新聞紙のライフルも登場!1グループを見本としながら流れを確認します。「このシーンに何が必要だろうか?」「何を拠り所にするといいのだろうか?」「敵はいつ来るかわからない、としたら?」「ガブローシュはどんなふうにバリケードに来るのだろう?」
 真澄先生の問いかけで、立ち止まり、考え、シーンを演じ直します。それぞれの人物像や背景知識を知りながら、シーンを創作していきます。椅子や机でバリケードをつくる動きに『民衆の歌』も加わり、臨場感アップ!

 

 
最後は、台本を置いて、シーンを通しで演じます。劇的な場面を熱演!どんどん声も大きくなり、最後は、明日を見つめながら『民衆の歌』を熱唱!!

「やりきった~っていう感じ!」「なんか感動した・・・」
 まず、自分たちがドラマをどっぷりと体験する。体も心もたくさん動かし、歌を歌い、充実感いっぱいの研修となりました。真澄先生にいただいたパワー、明日へのエネルギーを、夏休み明けの授業づくり、そして11月30日の研究発表会へとつないでいきたいと思います。(文責:藤原由香里)

 
 

♪ 戦う者の歌が聞こえるか? ♪


 

 

 

 

 

 



14:52
2018/08/03

男山東中学校区キャンパス教育推進会議

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
 定期的に行われる男山東中学校区キャンパス教育推進会議。今回は夏季合同研修会として美濃山小学校で行いました。普段は、国語の授業で2クラス合同で子どもたちが使用する広々とした国語ルームも大人が集まると不思議なことに狭く見えます。

 最初の全体会では、中学校卒業後の進路や高校入試における選抜制度について全体で確認しました。時代の変化に伴い、選抜方法等も変わっていくので、小中学校の教職員一同で現状を把握しておくことは非常に大事なことです。

 続いて、授業改善に向けてのワークショップ「演劇的手法を活用した授業づくり」です。
最初にアイスブレーキングとして、ギターリストによる「ゆず」の「夏色」のメロディに合わせてペアを見つけ、自己紹介をしました。夏にぴったりの曲に気持ちも高まります。

 国語教材「のはらうた」の中の「おれはかまきり」という詩を例に、「なりきって読む」練習をしました。一人がかまきり役で周りには野原にいる生き物が集まっているという設定です。夏の暑さにもめげないかまきりの力強さが、実際に演じることでよりよく伝わってきます。周りの歓声が加わることで、かまきり役も、自然に身振り手振りが出たり、読み方が迫力あるものへと変化していきました。「かまきり○○○さん、かっこいー!!」

 その後、NHK制作 道徳番組『ココロ部』より、「おくれてきた客」という教材を使っての授業が行われました。

 【解説】道徳教材「おくれてきた客」:閉館後の美術館にやってきたおばあちゃんと娘・・・(おばあちゃんは入院中でその日だけ外出許可をもらい亡き夫との思い出の絵画を楽しみに娘と共にやってくる。しかし生憎の雨で電車が遅れてしまい閉館時間には間に合わなかった。)
 自分が警備員ならおばあちゃんと娘を美術館に入れるかどうか・・・。

 美濃山小学校で実践している演劇的手法「ロールプレイ」「アクセル・ブレーキ会議」 「葛藤のトンネル」という手法を用いながら、考えを深めていきます。
最後には「葛藤のトンネル」を使って、「入れた方がいいよ」という意見と「入れない方がいいよ」という意見を交互に聞きながら、どうするべきかを考え深めました。
写真は、代表者で「葛藤のトンネル」をつくり、真ん中を通る警備員役に声をかけているシーンです。



 その後の分散会では、「主体的・対話的で深い学び」に向けて、これまでの成果や今後の課題について各グループで話し合い、その協議内容を全体会で共有しました。
 各校の特色に応じた教育実践が実を結ぶように、3校で一体になって取り組んでいきたいところです。
13:20
2018/07/27

活動試行

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者

 7月25日(水)の午後からは、東京学芸大学教職大学院より渡辺貴裕先生をお招きし、研修会を行いました。
前半は「活動試行」。これは、実際に教材を使って体を動かしながら授業で使う言語活動をつくってみるというものです。
今回は11月の研究発表会で実施予定の教材を使い、活動しながら教材分析や言語活動のアイデア出しを行いました。

まずは2年生国語科『お手紙』。
教材文を全員で音読した後、早速、ロールプレイ。
がまくん役、かえるくん役、かたつむり役、ナレーターに分かれ、実際にその物語世界をつくるように動いてみます。

渡辺先生のファシリテーションで、二人の先生が最初の場面を演じます。



演じられたシーンを見て、渡辺先生が観ていた人に問いかけます。
「どんながまくんでしたか?」

教員からは
「すねすね系」「ひねくれている」「自暴自棄」「やさぐれている」という声が。

「かなしそうにしているから、かえるくんの「かなしそうだね」というセリフが引き出されているんですね。」と渡辺先生。
ロールプレイをする時も、「書いてあるものを読むのではなく、何がその言葉や状況を引き起こしているかに着目し、再現することが大切である」というポイントを教えていただきました。

その後、実際にグループに分かれてロールプレイをしました。
やってみて気づいたことを話し合う中で、あるグループから「ああ。」というセリフが2回出てくることに着目した、という意見が出されました。

そこで、最初の「ああ。」と最後の「ああ。」を比較しながら再現してみることに。


実際にやってみた後、次のような意見が出されました。
・最初の「ああ。」は、絶望、閉じている感じ。
・最後の「ああ。」は、希望、言葉にならない、胸がいっぱいになっている感じ。

「やってみる」⇒「問や気づきを出す」⇒「またやってみる」を繰り返す中で、作品理解が深まっていくことが実感できる時間でした。


続いて、6年生。
道徳科の教科書に掲載されている『わたしのせいじゃない』という教材を使っての活動試行。

いじめを題材にした作品を扱う時に気を付けるポイントについても確認しながら、様々なやり方で作品を「読む」ことにトライしました。


空間をつくって、読んでみる。読んでみて感じたことを出し合う。
さらに、違う空間をつくって読んでみる・・・。

やればやるほど、様々な問いや気づきが出てきます。
深く考え込み、簡単に結論は出ることはありません。
学習者として「やってみて」得られた実感をもとに、今後、授業をつくっていきたいと思います。


16:30
2018/07/27

演劇的手法を活かした授業づくり

| by 八幡市立美濃山小学校サイト管理者
 夏の風物詩となってきた美濃山小学校の夏季校内研修会。今回も東京学芸大学の渡辺貴裕先生をお招きして行いました。
 教科書教材をもとに、演劇的手法を活かした授業作りをみんなで考えました。
 「スーホの白い馬」では、とのさま役、家来役、スーホ役、ナレーター役に分かれ、横暴なとのさまに対してスーホが反論する場面をみんなで演じました。実際に演じることで、文字による読み取りでは気づかなかったことに気づくなど新たな発見がありました。


 「くじらぐも」では、子どもたち・先生役とくじら役に分かれ、両者の掛け合いを楽しみました。最初は本文に沿った内容でしたが、オリジナルの掛け合いに発展し、子ども心に戻り、なかなか普段はしないようなポーズにも挑戦し、笑いが絶えませんでした。


 最後に、山村暮鳥の「雲」の「おうい雲よ」の部分を1人1人雲に向かって呼びかけることで、国語ルームが夏風そよぐ広い草原へと化しました。すっきりと気持ちの良い終わりでした。
 研修後の教師の感想からは、「教材文どおりの動作化(見せるための形)にならないよう、架空の世界で働く感覚を大事にしたい。」「百聞は一見にしかず、あれこれ考える前にやってみることが効果的だと分かる研修だった。」「演劇的手法は、見えないものを見えるものにしてくれる『望遠鏡』のような道具だ。」と演劇的手法を絶賛する声やこれから大事にしていきたい留意点等がうかがえました。
 研究発表に向けて「見えないものを見えるものに・・・」教職員一同で「天体観測」をしていきたいものです。
 渡辺先生をはじめ、今回の研修に遠くからお越しくださった先生方、ありがとうございました。


 今回の研修のダイジェスト版です。研修の充実感が伝わると幸いです。
グラフィック・レコーディングは、Y先生(今回初のレコーディング)によるものです。
13:54
2018/07/10

研究発表会のご案内

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平成29・30年度京都府教育委員会指定
「学力向上システム開発校」
研究発表会

日時 平成30年11月30日(金)

場所 八幡市立美濃山小学校

研究主題

表現活動を取り入れた主体的・対話的な授業の創造 
―表現しながら理解を深める学習者を育てる―


詳細は、決定次第お伝えします。


coming soon! 


12:00
2018/07/09

校内研修のご案内

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(1)美濃山小学校 重点研究夏季校内研修 〜演劇的手法ワークショップ〜

日時:平成30年7月25日(水)15時15分〜17時

講師:東京学芸大学教職大学院 准教授 渡辺貴裕 先生

内容:講演・ワークショップ「演劇的手法を活かした授業づくり」

(2)美濃山小学校 重点研究夏季校内研修 〜ミュージカル・ワークショップ〜

日時:平成30年8月23日(木)13時〜15時

講師:英語芸術学校MARBLES  小口真澄 先生

内容:英語ミュージカルワークショップ(演目未定)

 ※美濃山小学校の校内研究に関心のある方で参加を希望される方は、電話もしくはメールにて、本校までご連絡ください。
12:00
2018/06/27

1年国語科「おおきなかぶ」

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6月27日(水)2時間目、1年3組にて、今年度3回目の研究授業を実施しました。

国語科『おおきなかぶ』の第2時です。


1 いろいろ音読からスタート!

 入学してからまだ3ヶ月に満たない1年生ですが、平仮名も随分読めるようになり、音読も上手になってきています。今日は、先生による見本の音読から始まりました。続いて、おじいさんの話しているところ(会話文)を子どもたちが読むという役割読み。最後に、「ダウト読み」を行いました。これは、教科書をふせて、先生が間違って読んだら「ダウト!」と言って、正しい言葉に直すというもの。


例えば・・・

先生「おおきなだいこん」

子ども「ダウト!」

子ども「だいこんじゃなくて、かぶ!」

先生「だいこんとかぶって、どうちがうの?」

子ども「だいこんは、こんなふうに細長くって、かぶは、まるっこい。こんな形。」


こんな会話が続きます。言葉の意味を確認しながら、今日扱う1・2・3場面を読んでいきます。


17:00
2018/06/15

3年道徳科「どんどん橋のできごと」

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6月15日(金)5時間目に、3年3組で、今年度2回目の研究授業を行いました。

授業は、4つの演劇的手法を活用して進められました。

導入では、パペット・ペンギンの「ペンちゃん」を使っての『ティーチャー・イン・ロール(先生も演技)』。
「ペンちゃんのお悩み相談」という設定です。ペンちゃんから、「よく考えて行動しましょう、と言われるけれども、
何を考えていいかわからない。」という訴えが。子どもたちも、どんな場面で「よく考えて」と言われるか、
思い出しながらペンちゃんの話を聞きます。


17:00
2018/04/18

5年国語科「なまえつけてよ」

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4月18日(水)4時間目、5年2組にて、今年度1回目の研究授業を行いました。

授業は、T1で担任の北先生と、T2で国語加配の藤原先生とのティーム・ティーチングで進められます。

4月18日(水)4時間目、5年2組にて、今年度1回目の研究授業を行いました。
教材は、国語科『なまえつけてよ』(蜂飼耳・作)です。
本時は第3時。物語の山場となる場面を扱います。

演劇的手法を授業の様々な場面で使った授業です。

演劇的手法は『』で示しながら、レポートします。


1 昨日の春香の日記の紹介


 数名の児童が、昨日の学習の最後に書いた『なりきり日記』を音読します。

主人公・春香になりきって、子馬に名前をつけることへの期待や勇太への感情を綴った日記が読み上げられていきます。

ちなみに、5年生の子どもたちは、4年生の時にも、「ごんぎつね」の学習で主人公・ごんになりきって日記を書く「ごん日記」の活動にも親しんでいます。


17:00
2017/04/03

美濃山小学校 校内研究について

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研究主題

表現活動を取り入れた主体的・対話的な授業の創造
ー表現しながら理解を深める学習者を育てるー


1 研究主題設定の理由

 本校は開校以来、特別活動の研究を通して、あたたかい人間関係の醸成を目指 した取組を進めてきた。その研究過程において、互いの意見を尊重し違いを認め 合えるあたたかな学習集団の中で、安心して自分の意見を表現できることが学習 意欲を高め、学力向上に繋がるという実感を積み重ねてきた。

 一方、実際の授業での児童の様子を観察し ていくと、学習意欲の低い児童や国語や表現 活動に意欲的でない児童も多く見受けられる。 平成 28 年度全国学力・学習状況調査の質問紙 調査では、「国語の勉強は好きですか」という 項目について、「当てはまる」「どちらかとい えば当てはまる」と回答した児童が 53.2%で あった。これは、京都府や全国と比較しても 低い結果であった。このことからも、新学習 指導要領改定案で示されている資質・能力で ある「学びに向かう力」に課題があると考えられる。高学年になるに従って、授業での発言に積極的になれない児童の姿も見 受けられ、表現することに積極的でないがゆえに、授業での練り合いが深まらず、 思考が変容するような質の高い学びに到達できないという課題を感じるように なった。

 そこで、児童の主体的に学ぶ姿や自ら問いや課題を持って創造的に学ぶ姿を目 指し、『表現活動を取り入れた主体的・対話的な授業の創造~表現しながら理解 を深める学習者を育てる~』という研究主題を設定した。演劇的手法を中心とし た表現活動を取り入れることにより、学習への理解が深まり、自ら問いを持ち、 課題解決に向かおうとする意欲が喚起されることが期待できる。
 新学習指導要領では「何を学ぶか」に加えて「どのように学ぶか」に大きな比 重が置かれることが示されている。そこで「書く」「話す」といった学び方に加 えて「何かになりきる」「表現する」といった学び方を身に付けることで、主体 的・対話的で深い学びに自ら取り組めるような学習者を育てることを目指したい。





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