3年生伝統文化事業
 

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日(木)、10日(金)に高校生伝統文化事業として3年生の3クラスが茶道を体験しました。これは、「京都府にゆかりの深い茶道の体験をとおして、日本・郷土の伝統文化を尊重する態度を育成し、伝統文化への関心を高めるとともに豊かに生きる力を育む」ことを目的に京都府の公立高校で実施されているものです。生徒達は、お茶についてのビデオで茶道の心得を学んだ後、実際にもてなす側とお客側の両方を体験しました。
 茶道の講師の先生方は、茶道の所作だけでなく「人をもてなす気持ち」の大切さを生徒達に熱心に指導をしてくださいました。生徒達は、熱心に茶道の一連の動作を体験し、日本の伝統文化を学びました。

生徒の感想より
・今回初めて茶道を体験してみて、茶道は単にお茶をいただくことではないことを実感しました。茶室に掛けられた掛け軸や生けられた花も飾りではなく、亭主の思いが込められたものであると知りました。また、本日教わった礼儀作法も茶道のときだけでなく、普段に人をもてなすときに必要になると実感しました。

・心がとても落ち着く講座で、日本の伝統文化である茶道を学ぶことが出来て良かったです。幼稚園で毎週茶道をしていたのを思い出し、とても懐かしい感じがしました。将来私も保育などの幼児教育に係る仕事をする予定なので、茶道をする機会があればよいなと思いました。

・普段茶道をする機会がないので、良い機会になりました。また、お茶を点てることは難しいことだということや、礼儀などを改めて自ら振り返る機会にもなりました。普段おざなりになりがちな礼儀について学び、日常生活で生かせるようになりたいと思いました。なかなか正座することや、掛け軸などを拝見することがないので、どう見るべきなのか分からなかったので、いろいろな体験をもっとすべきだと思いました。美味しいお茶とお菓子をいただき、また茶道についていろいろと教えてくださりありがとうございました。また機会があれば茶道をやりたいです。

・朝の早い時間から準備をしていただきありがとうございました。体験中も細かく丁寧な指導ありがとうございました。あんなにしっかりとした体験は初めてだったので、とても良い経験になりました。今後の生活で生かせたら良いとおもいます。
副校長より開会の挨拶 お茶の先生より説明を受ける
   
もてなす側とお客側に分かれて茶道を体験
 
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