3月14日(火)、15日(水)の2日間にわたり、株式会社日進製作所・株式会社積進・株式会社タンゴ技研の3社の協力で企業実習を行いました。本年度は1、2年生合わせて14名が参加し、それぞれ自分の希望する企業で実習を行いました。実習では、会社紹介、工場見学など会社の概要説明を受けた後、シーケンス制御、製品の企画・設計,CAD設計といった製造業における一般的な業務体験を行い、社員の方々の指導の下、生徒同士が相談しながら、普段の授業では体験出来ない課題に取り組みました。
【生徒の感想】
(日進製作所)
・今回の企業実習で、仕事をするにはたくさんの勉強をしなければならないことが分かりました。例えば、シーケンサの記号の意味やその使い方、営業ならば商品について相手にしっかり伝えるだけの知識などが必要であることが分かりました。
・コンピューターを使った回路の製作には前から興味を持っていたが、その内容に関してはほとんど知らなかった。今回の実習で少しでも学べて本当によかったと思う。回路はとても難しくなかなか理解できなかったが、取り組んでいるうちに楽しくなってきてもっと学んでみたいと思った。
・回路の製作は難しかったけれど、できたときの達成感を味わうことができ楽しかった。社員さんとの対談では、実際に働いている人の話を聞くことができ、仕事の難しさや、やりがいを感じることを聞くことができた。自分もこれからしっかりと勉強して、そういった環境で働いていけるようにしたい。
(タンゴ技研)
・企業実習での見学や体験、対談で今までよりもさらに仕事に対するイメージができました。今回、機械関係の職業についている方々のこだわりや熱意を聞くことができよかったと思います。また、実際に企業の方と対談して自分の進みたい道にはどのような楽しみがあり、苦労があるのかを知ることができ、大学に進学した後の自分についても考えることができました。
・企業に入るにも人それぞれ違った理由があることを知り、また、会社に出産・育児の支援制度がある事はすごく重要なことだと分かった。インターンシップに参加したことで、企業の良いところがたくさん理解できた。またこういう機会があったら参加したい。
(積進)
・不具合の改良案をディスカッションするのはとても楽しかった。このような授業を(LHRなどで)取り入れて欲しい。細胞培養はとても時間がかかるが、将来的には必要になる技術なので、自動化装置の必要性を感じた。将来の就職の参考にしたい。
・会社は、清潔に保たれていて仕事がしやすそうだった。細胞培養は5人で分けてもたくさんの作業があり、手間と時間がかかることを知った。企業内の見学では外から見ただけでは分からない会社の雰囲気を感じ取ることができた。体験中繰り返し聞いたのが英語の重要性だった。
・会社では、一人一人仕事に対する責任が大きいということが分かった。自分の考えを他の人にも見える形にするのは難しいと思った。企業実習全体的に楽しかったし、ためになることも多く教えてもらったのでとても良かった。
・企業実習に行く前は物づくりのことについて詳しく知らなかったけれど、企業実習でものを作る人の気持ちが知れてよかった。
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