科学の教室B 「ペルセウス座流星群観測会 」 | ||
2016年8月12日(金) 21:00〜23:00 /本校グラウンド | ||
流星(流れ星)とは、宇宙空間にある直径数ミリ程度の岩石質の塵が、地球の大気に飛び込み大気分子と激しく衝突し発光する現象です。流星群とは地球軌道と交差する彗星が残した大量の塵の中を、毎年同じ頃に地球が通過する時に数多くの流星が見られる現象です。ペルセウス座流星群は三大流星群の一つで、毎年お盆の頃に極大を迎え一時間あたり最大で数十個の流星が観測されます。2016年のペルセウス座流星群は、今後5年間で最も良い観測条件との情報もあり、2013年夏以来3年ぶりの観測会を行いました。 8月12日の22時頃が極大との情報もあり、21時から23時までの2時間を観測時間としました。一年生14名、二年生4名、そして7名の教職員が集まり、それぞれ持参したシートに寝そべって、できるだけ視野を広く天を眺め流星の出現をひたすら待ちました。前半は南西の空に月があり、また低い高度に薄いガスが出ていましたが、ほとんど雲はなく流星観測には良い条件でした。約2時間の観測時間の間に約20個の流星が観測できたのではないかと思います。そのうちの3、4個は大変明るく大きな歓声が上がりました。これまでに一度でも流星を見たことがある生徒は、参加した18名中の5名だけで、約7割の生徒が一度も流星を見たことがありませんでしたが、この夜におそらく全員が10個以上の流れ星を見ることができたと思います。グランドに持ち込んだ望遠鏡を使った観測も行い、環のある土星とクレーターに覆われた月も観測することができました |
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望遠鏡の両側にシートに寝そべって観測している姿が見えます | クレーターが多く明るい高地と少なく暗い低地のある月面 | |
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