学校生活School Life
10月21日水曜日。
京丹後市役所主催の研修会を峰山高校にて実施しました。
研修会の議題は、大きく以下の2つのことについて話し合われました。
① 学校と地域と行政が連携していく今後のあり方
② 生徒が地域に参画するには
特別講師は島根大学教職大学院准教授の中村怜詞先生。
前半は中村先生の講義を聴き、その後グループに分かれてワークショップを行いました。
この日の研修会は峰山高校の教職員のみならず、他校の教職員の方々、そして地域からも多くの方が参加してくださいました。
参加者を峰山高校関係者に限らなかったことで、様々な視点による話が広がり、
各グループで盛り上がりを見せていました。
研修後の感想には
・探究活動が始まってから、色々な試行錯誤を繰り返す中で探究活動の本質がよく分からなくなっていたものが、今日の研修を通してスッキリさせることができた。
・各グループに他校の先生や地域の方がおられて新たな考えや探究活動の方法を教えていただくことができて良かった。生徒の主体性を引きだしたりできる探究活動のからくりが必要だと感じた。
・「総合的な探究の時間」が今一つテンションが上がっていない理由が何となく分かった気がする。学校の体制も含めて考えていく必要があると思った。
・生徒一人一人が課題を見つけ、考え、他者と協働し、解決に導くこと。結論を出すことが目標ではなく、そこまでのプロセスをいかに大切にするかが重要。
・もっと自由度を出し、余裕の中で学ぶこと。
・探究活動が終わった後に生徒にどんな力をつけていたいかを共通認識を持って取り組ませることが大切であると考える。
・心を動かされるような体験を多くさせてあげることが大切だと思った。
・試行錯誤しているのは生徒の皆さんだけでなく、先生たちも一緒です。
新しい視点をたくさん取り入れながら、探究活動がよりよいものになるよう、引き続き学び続けたいと感じた90分でした。
最後にこのような学びの多い機会を提供してくださった京丹後市役所のみなさん、
素敵な講義をしてくださった中村先生、他校からお越しくださった先生方、そして地域のみなさまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。