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第4回看護・医療の教室

 

 2月13日(木)に、第4回看護医療の教室を開催しました。京都府立医科大学附属北部医療センターで看護師長をされている 武若 ゆかり 様をお招きし、「人を大切にすること~人権・虐待・ユマニチュード~」という演題でご講義をいただきました。
 人と人の関わりの中で人間は生きており、相手の立場や視点に立ってケアをすることの大切さについて話していただきました。その中で、最近注目されている"ユマニチュード"という知覚・感情・言語によるケア技法を教えていただきました。初めて聞く生徒も多くいましたが、「見る」「話す」「触れる」の実体験を通して、お互いを尊重することの意義を実感しました。そして、高校生が今からできることや人として大切なことを伝えていただきました。

 以下、生徒の感想です。

〔感想〕
・見る、話す、触れるに関しては病院だけでなく私生活でもおじいちゃん、おばあちゃんや友達に使えるので、とても良いなと思いました。看護師という仕事は、病院の先生とはまた違う大変さだったり苦労することだったりがたくさんあると思いますが、そんな中にも少しでもやりがいを感じて看護師になれれば良いなと思います。将来看護師になるときの参考として、しっかり頭に入れておこうと思いました。(1年生男子)

・今日の話を聞いて、私はユマニチュードという言葉すら知らなかったので、いい勉強になりました。将来看護師になったときにユマニチュードをマスターして患者さんに心を開いてもらえるような、信頼してもらえるような看護師になりたいと思いました。そのためにも、今からでも普段の生活でできることから挑戦してみたいと思いました。例えば、落ち込んでいる友達がいたら優しい声で優しさを込めた言葉で話しかけたり、ボランティアで高齢者さんと関わるときには、水平に正面から目を合わせて話したりしたいなと思いました。また、前で実演しているのを見て、すべての言動に優しさを込めたり、相手を思い合えることが大切なんだと思いました。看護師は大変だと思うけど、誰にでも優しさをもって行動できる看護師になりたいと思いました。(2年生女子)

・今日の講義を聞かせてもらって患者さんや人との接し方が大切だと改めて思いました。武若さんが何回も言っておられた、目線を同じにして喋ることや認知症の人に対しても、何回も話を聞いたり、褒めて患者さんを思いやることの大切さを知りました。題にもあるユマニチュードの意味が分からなかったけど、人間らしさや、あなたのことを思っているなどの意味があると知れて一つ勉強になりました。体験させてもらって患者さんの見える角度とか、自分でもいきなり話しかけられたらびっくりすることが身をもって知れていい体験になりました。まだ働いたこともないし分からないけど沢山の患者さんに出会って、患者さんの接し方とか勉強していきたいと思います。(3年生女子)

 
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