校長あいさつ
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2018/07/20

一学期を終えて

| by ICT+L14
                                                         一学期を終えて

                                                                                                            校長  村田 尚美
 6月末の大阪府北部を震源とする地震に続き、7月に入って西日本をおそった記録的豪雨により、甚大な災害が各地に起こりました。亡くなられた方々、行方不明の方々、そして避難されている方々は数知れず、洪水や土砂崩れ等による被害、その後の酷暑の下での復旧作業等、人々の心身や生活への影響は未だに計り知れないところとなっています。

 京都府内でも、各地から被災情報が次々と寄せられていましたが、本校校区地域では比較的被害が少なく、児童生徒や教職員の無事を確認することができました。7月6日(金)は警報発令による休校措置となりましたが、天候回復後、学校施設設備と通学路などの安全を確認し、週明け9日(月)からは平常授業を行っております。

 しかしながら、地震や暴風・豪雨などによる災害はいつ起こっても不思議ではなく、学校としましても、今回の経験や他校・各地の対応、さらには様々な情報を基に、今後より一層の危機管理、防災対策に務め、子どもたちの安全を守っていかなければならないと考えています。保護者の皆様には、今後も御協力いただくことが多々あるかと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。


 さて、振り返れば、一学期は新しい仲間との出会いと共に始まり、子ども達は日々の生活や学習を積み重ね、友達や先生方との関わりを通して、一人一人少しずつ成長してきました。修学旅行や宿泊学習を初めとしたたくさんの行事や取組、地域の小中学校等との交流学習もあり、仲間との友情や様々な人とのつながりも、たくさん生まれてきました。

 地域との関わりでは、新しい取組もいくつかありました。小学部は、今年から借用している木津川台小学校の交流教室で、早速同校との交流学習を行いました。中学部では、学年での生活単元学習に社会人講師を招き、パン作りや野焼き(陶芸)に取り組みました。高等部でも作業学習の一部にビルメンテナンスを取り入れ、校舎内の清掃だけでなく、近隣の駅や小学校での美化作業に力を発揮しました。

 また、6月30日(土)に本校で開催した「第3回ボッチャ交流大会」では、本校と他の府立特別支援学校からこれまで以上の参加があり、車いす使用の参加生徒も含め、白熱した試合の連続に大勢の応援の方々から大きな歓声が沸いていました。地域の企業の方々からも参加者への水分や揃いのTシャツなどを提供いただき、スポーツを通した地域との交流の輪の広がりを益々感じるところとなりました。

 
 今年も、七月になると、学校の昇降口や廊下には、全校児童生徒の書いた七夕の短冊が、色とりどりに飾られていました。一枚一枚に綴られた一人一人の「願い」や「夢」、「明日への希望」、それらが一つ一つかなえられていくような、豊かな学び・幸せな暮らしが、学校や地域社会の中で実現されていくことを願ってやみません。

 短冊の中には「毎日元気で学校に来られますように」といったものが多くあります。今後も安心・安全の確保に務めながら、「児童生徒が毎日笑顔と元気で楽しく学ぶことのできる学校」であることを大切にしていきたいと思います。

 学校は、明日から長い夏季休業に入ります。保護者の皆様にも、子ども達の健康・安全等への十分なお心配りをいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


11:30
2018/07/02

PTAの皆様に御挨拶

| by ICT+L14
                 御挨拶(PTAだより)
                                                                                                                         校長 村田 尚美 

 始業式、入学式から、約2ヶ月が過ぎ、季節は梅雨へとうつり、1学期も後半を迎えております。4月に入学してきた新入生を始め、児童生徒たちは皆それぞれなりに、新しいクラスや先生方、学校生活にも慣れ、友達との関わり合いも少しずつ生まれてきたようです。
 保護者の皆様には、4月末の土曜参観懇談・PTA総会等に多数御参加いただき、たいへんありがとうございました。新旧のPTA役員の皆様にもたいへんお世話になり感謝しております。
 また、5月には、担任や自立活動担当が家庭訪問にお伺いし、学校や家庭での様子を交流しながら、お子さんの成長に向けての願いや今後の指導・支援についてなど、ゆっくりとお話しさせていただきました。
 これからも、学校の教育活動に御協力いただくと共に、保護者の皆様と学校とのコミュニケーションを図りながら、子ども一人一人の学びと成長を支え、見守っていければと思います。今後とも、どうかよろしくお願いいたします。

 このPTAだよりの、原稿を綴っております今日、6月1日には、「給食試食会」が開催されました。各学部の新入生や転入生の保護者の皆様に、本校の給食を味わっていただき、給食指導や食育の取組について説明させていただきました。ここでも、給食と家庭の味との違いはもちろん、子どもたちの食べっぷりの違いについても、情報交換されていたようです。
 一方、この日は、小学部6年生の修学旅行(神戸方面一泊二日)の2日目でもありました。前日の出発時には、期待の中にもちょっと緊張気味でバスに乗り込む6年生を、全校児童生徒と教職員みんなで「いってらっしゃーい!」と手を振り合って送り出しましたが、帰校時には保護者・家族の方が大勢お迎えに来てくださっていました。楽しかった思い出とお土産をいっぱい携えて帰ってきた子どもたち以上に、保護者の方がほっと安堵され、お疲れになったかもしれません。
 いずれも、子どもたちの学校での頑張りや成長は、やはり保護者・御家族のあたたかい励ましや支えあってこそと、改めて感じるエピソードでもあります。
 この日には、高等部では、例年取り組んでいる「校内実習」の参観や、今年から新たに作業学習に加えた「清掃(ビルメンテナンス)」の授業がありました。親御さんの熱い期待のまなざしを感じながら黙々となれない作業に向き合う生徒たちや、「通りがかりの先生方から『きれいにしてくれてありがとう。ご苦労様。』と言ってもらえるのが嬉しい。」と言って、張り切って校舎玄関や廊下を掃除する生徒たちの姿も見られました。
 それぞれに、自分の役割を果たし、周囲から感謝(評価)されるような経験を通して、達成感や自信、自己有用感を育んでいくことを目指した学習です。実は中学部でも、今年度より作業学習を教育課程に位置づけて、「清掃活動」や「空き缶回収・空き缶つぶし」等に取り組み、あいさつや身だしなみ、仲間との協力などを含め、「中学生らしさ」を目標に取り組んでいるところです。
 ぜひ、御家庭でも、これまで以上に、子どもたちの学校や家庭での頑張りを認め、たくさん褒めていただくようお願いいたします。

 さて、よりよい教育を目指し、学校が様々な取組や課題に向き合うことにより、教職員の業務も多岐にわたり多忙感も増す中、京都府教育委員会では、教職員の働き方改革を進めているところです。
 子ども一人一人の教育的ニーズに応え、質の高い教育を行うには、教職員が前向きな気持ちを持って自ら自己研鑽に励み、同時に業務の工夫や精選等も必要となってきます。そういったことも鑑みながら、今後も、子どもたちの豊かな学びの実現に向けて努力して参りますので、保護者の皆様の御理解・御協力をどうぞよろしくお願いいたします。


15:00
2018/04/09

ご挨拶(校長あいさつ)

| by ICT+L14

                                                                    ご挨拶


                                                                                                                     校長  村田 尚美

 今年の桜は開花が早く、3月末には一気に満開となり、4月に入ると学校の校門の桜も次々と散っていきました。「今年度は、新入生を、葉桜の下で歓迎することになるかな」と思いながら、各市町教育委員会に御挨拶にまわっていますと、山間では茶畑の新芽の緑をバックに桜の花がまだまだ花盛りで、僅かであっても季節の移ろいの差に、校区の広さを改めて感じることとなりました。

 希望膨らむ春爛漫の中、昨日、4月9日に始業式を、そして本日、10日に入学式を挙行し、平成30年度、南山城支援学校は、小学部11名、中学部22名、高等部30名の新入生、さらには、小学部に2名の転入生を迎え、小学部86名、中学部57名、高等部90名、全校児童生徒233名でスタートすることになりました。

 校門を初めてくぐる新入生はもちろんのこと、在校生も学年やクラスが変わり、戸惑うこともあるかもしれませんが、少しでも早く友達と仲良くなり、新しい教室や先生に慣れ、笑顔満開、元気いっぱいの楽しい学校生活が始まってほしいと思います。

 本校の学校教育目標は、『学び合い 育ち合い 自立と社会参加の力を身につける学校』です。この学校に集う子どもたち一人一人が、自らの可能性を最大限に伸ばし、自立するために必要な力を身につけること、そして、個性を輝かせ多様な人々とつながりながら、社会の中で自分の目標や夢に向かって、主体的に生きていく力を養っていくことを目指しています。

 創立38周年を迎える本校ですが、開校以来、校区にある小中学校や高等学校などとの交流及び共同学習を続け、地域の方々とのつながりを大切にしてきました。これからも、子どもたちの成長する姿を、少しでも多くの方々に知っていただき、「誰もが互いに認め合い、支え合い、生き生きと暮らせる」、そんな「共生社会」の中で、子どもたちの未来が花開いていくよう、教育活動や取組を進めていこうと考えております。

 特に、今年度からは、児童生徒数の増加に対応した教育環境整備の一環として、長年小学部との交流及び共同学習でお世話になっている、木津川市立木津川台小学校の教室をお借りして、交流学習の他に中学部や高等部も含めた授業等をさせていただくこととなりました。

 ご存じのように、井手町に建設予定の新設特別支援学校の開校が平成33年度となりましたが、今後も、本校の教育環境の改善に努めながら、なにより児童生徒一人一人を大切にし、それぞれの豊かな成長を支えるべく、教職員一同、より一層指導・支援の充実に努めていきたいと思います。


 保護者の皆様には、これまでと変わらぬ温かい御理解と御協力、御支援を心よりお願い申し上げます。

 
                                  
08:27
2018/03/20

一年を振り返って

| by ICT+L14
                        

         一年を振り返って


                                                                                                             校 長  村田 尚美

 梅の開花に始まり、そこここの花々が次々に咲き始め、日に日に暖かくなって、春の到来を実感できる頃となりました。

 学校では、3月9日(金)に高等部38名が、続いて3月14日(水)には小学部17名と中学部23名が、卒業証書授与式を迎えました。一人一人が、かけがえのない思い出と共に、明日への期待に胸膨らませ、立派に成長した姿で卒業証書を手にしていました。特に、高等部卒業生は、12年間の学校生活を終え、社会へと巣立っていきました。社会人としての新たな暮らしの中での活躍を期待し、幸多かれと祈るばかりです。

 そして、今日、在校生のみんなも今年一年の学習を終え、「修了式」を迎えることとなりました。それぞれの『あゆみ(個別の指導計画)』には、一人一人が頑張ったことや、できるようになったことがいっぱい綴られています。

 学校としても、「学校祭」や「修学旅行」などの大きな行事・取組の成功や、「交流及び共同学習」を中心とした地域の学校・関係機関との交流・連携の広がり、そして、卒業生の希望進路の実現など、たくさんの成果があった一年でした。これらは、子どもたちの日々の学びの積み上げや、互いに協力して得た自信の証であると共に、保護者の皆様、地域の皆様の御支援・御協力のおかげと感謝しております。

 さて、今年の冬は、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックでの日本人選手たちの活躍が、連日大きな話題となりました。特にパラリンピックでは、スポーツへの情熱と不屈の精神、不断の努力により、身体のハンディに負けず、はつらつと勝負や記録に挑む選手たちの姿が、多くの人に感動と共に、勇気と希望を与えてくれました。

 本校では、数年前から、夏季パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」を授業や交流行事に取り入れ、児童生徒が他校や地域の方々ともスポーツを親しむ機会となるよう、その普及に努めてきました。パラリンピックなどの大きな競技大会はもちろんのこと、学校や地域の中での日々の様々な取組が、障害の有無等に関わらず、人々が互いにスポーツや文化、日常生活を楽しめる共生社会の実現へとつながっていければと思います。

 今回のパラリンピックのスノーボードの「バンクドスラローム」という競技で、みごと金メダルに輝いた成田緑夢選手が、後のインタビューなどで、自分がよく口にする好きな言葉として、『目の前の一歩を全力で』という言葉を揚げていました。
 本校の子どもたちにも、目の前のことに一つ一つ全力で取り組み、今この時を精一杯楽しみ、その思いを周りの人と心と心でしっかり分かち合っていってほしいと思います。

 4月には、学校も新入生を迎え、教職員含め新しいメンバーでのスタートです。新たな出会いと共に、子どもたちもまた一段と成長していくものと期待しています。

 新年度も、新しいチャレンジや次なる目標・課題に取り組みながら、子どもたちの笑顔あふれる学校、地域に開かれ、地域と共に歩む学校として、前進していきたいと思います。

 保護者の皆様には、これからも御理解・御支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
13:04
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