〒624-0812 京都府舞鶴市字堀4-1 TEL0773-78-3133  FAX0773-78-3135  http://www.kyoto-be.ne.jp/maizuru-s 
 

職業教育・作業学習の指針

本年度の学校経営計画より

◆高等部における各コース(生活自立コース、職業自立コース)の取組の充実を図り、作業学習を中心に、その特色を一層明確にして、進路希望の実現を図る。
◆小学部からの働く生活を見通した指導、中学部「作業学習」の充実、高等部1年生からの職業実習など、早期から進路実現のための指導を進める。
◆社会人講師など専門性の高い指導を生かし、伝統工芸や地域に密着した農業、「生産、流通、販売」までの一貫した作業学習について、新たな製品開発やインターネットの活用など特色ある作業学習の一層の充実を図る。
 
高等部 "工芸(染色)"に取り組んで
工芸(染色) 製品集はこちら
 工芸分野の作業学習では、藍染め、柿渋染め、またヨモギやこぶな草等、学校の周辺で採取した草木を使って、様々な染めに取り組んでいます。そして、染めた糸や布で織りや縫製加工を施し、色々な製品に仕上げています。中でも藍染は栽培から染色までのすべての工程を、手間を惜しまずに取り組んでいます。 
「本藍染め」に挑む
 古く奈良時代から受け継がれているという藍染。今では化学染料に押されてほとんど栽培されなくなった日本の蓼藍を、私たち舞鶴支援学校では、あえてこの藍の葉の栽培から始めて、高度な技術と多大な手間を要する‘すくも染め’に挑戦ています。そして広く人々に愛されてきた『Japan blue』による様々な製品作りを進めています。すくも作りや染め型の制作、餅粉で作る防染糊の調合等のすべての工程を労を惜しまず、本物に拘る製品作りに取り組んでいます。 
 
高等部 ″木工″に取り組んで
木工 製品集はこちら
 木工では、マグネット・桐箱・文鎮・しおりを中心に製品作りを行っています。電動糸鋸での切断、サンドペーパーを使っての磨き等を行い、一つの製品を作り上げます。
 また、自覚と意欲をもって製品作りに携わることができるよう、生徒たちによる製品開発会議も行っています。デザインを描き、試作し、お客様に気持ちよく使っていただくためにどんな工夫をすればよいか、試行錯誤しながら製品を作っています。
 
高等部 "陶芸"に取り組んで             
陶芸 製品集はこちら
 

太古の昔から焼き物は、私たちの生活に欠かせない物の一つでした。限りある貴重な資源でもある粘土を大切に扱い、ひと手間かけることにより美しい器へと変化させます。
 陶芸班では、生徒一人一人が製品種目を分担し、形作りから仕上げまでの全製作工程を責任を持って取り組んでいます。また、製品を厳しく検品することも重要な仕事!製品の完成度を高め、安心・安全な製品を販売しています。
 平成23年度、第3回全国高校生クリエイティブクラフト展「工芸甲子園2011」において、本校の製品”傘立て”が”京都伝統工芸協会会長賞”を得ました。

 地域に親しまれる製品作り
 土鈴や赤レンガ香炉は地域でも人気の製品です。物作りを通じて地域に、本校のことや生徒たちの活動を知ってもらうことを大事にしています。 

 人に優しいユニバーサル食器
 平成23年度からユニバーサル食器を生産しています。販売会ではお客様の貴重な意見をいただき、励みとさせていただきながら、今後もより良い食器作りを目指し生産していきます。
 
高等部 ”農園芸”に取り組んで
春は種まき、育苗に大忙し!
  4000本の苗を育て地域で販売します。
毎年100名を超えるお客様で大盛況!




 


    夏の猛暑にも負けず畑での作業

に取り組みます太陽の恵み、完熟トマトに甘いメロン、万願寺とうがらしを収穫!




秋は500本以上のしいたけホダ木を並べます。

原木栽培のどんこしいたけ、ジャンボなめこは一味ちがいます。



 


   冬はクヌギの原木に一つ一つ穴をあけ、しいたけの菌を入れていきます。
ハウスの横に溜まった背丈ほどの雪を除けます 

 

 
中学部 ″農園芸″に取り組んで

 ネギの苗植えでは、苗を等間隔に植えられるように、畝の中央にヒモを張り、補助具を使って目印をつけました。目印の部分を移植ごてでさらに深く掘り、苗を植えていきました。苗を穴へ入れた後は、土をかぶせて作業を終えました。今後、ネギの他にも秋・冬野菜の植え付けをしていきます。
 チューリップの球根の定植したり、パンジーやビオラの苗を移植しました。春に向けて、みんなで準備をしています。ベランダにプランターを置いて、水やりをしながら、発芽等の変化を楽しみにしています。

 

 
生活自立コースと職業自立コースとは?
生活自立コースは、身辺自立を目指す総合的、体験的な学習がメインです。
職業自立コースは、学年制を生かした系統的な学習や資格取得など、進路希望に特化した学習が中心です。
高等部の職業自立コースでは、作業学習が、それぞれ週当たり12時間あり、陶芸・木工・農園芸・工芸の学習をしています。
 
京都府教育委員会のホームページに掲載
京都府教育委員会のホームページ内の『月間きょうとふの教育web第10号』(平成18年3月31日発行に奥深い「和の巧み」を学ぶという記事で吉岡先生から教わった授業の様子が掲載されました。
 
大好評!
土鈴「池姫龍」について
学校近くの、五穀豊穣の神として知られる池姫神社に伝わる龍神伝説にちなんで、オリジナル土鈴「池姫龍」を完成させました。
 
インターネット販売について
教育活動の一環として作業学習(陶芸)で製作した製品をインターネット販売しています。くわしくはこちらをクリック!
その目的は次のように考えています。
1 本校の作業学習で作った製作品を、インターネットを通じて紹介・販売し、全国・府・地域の人々に本校の活動を知っていただく。
2 インターネットによる製作品販売を通して、生産から流通に至る過程を学ぶとともに、働くことや社会参加の意義を学ぶ。
3 学校販売や御意見を聞くことを通して、生徒の作業学習への意欲を高め、今後の学習に生かす。

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