1 校長の目指す学校像


 本校は昭和58年に京都府の高等学校農業教育の中核校として、また京都府唯一の農業専門高校として、農業教育の充実と発展を目指して開校されました。
 平成6年度には農産バイオ科と環境緑地科に学科改編し、新しい農業に対応できる施設と設備を完備し、恵まれた環境のなかで日々農業教育の実践に取り組んでいます。
 
 本校の農業教育の目指すところは、次代を担う優れた農業従事者の育成や、農業関連産業の従事者の育成はもとより、農業教育をとおして、生徒に「確かな学力」と「逞しく生きる力」を培い「心豊かな人材」を育てることに主眼を置いています。近年では、本校の教育をとおして、専門学習に対する興味・関心が一層膨らみ、四年制大学への進学希望者が増加しています。
 今、安全・安心な食糧確保と環境問題が重要視されていますが、青年期における「生命を慈しみ、自然への畏敬と感謝の心を大切にする農業教育」は、これからの教育の要であると考えています。

 《私が目指す学校づくり》

 ・一人一人の個性と能力を伸ばし、自信と誇りを持つ生徒が育つ学校

 ・新しい農業教育を常に追求し、新時代に対応できる学校

 ・確かな専門知識と技術を身につけ、生徒自ら進路が切り開ける学校

 ・地域を活性化させる人材の育成を目指す学校

 ・ふるさとや自然を大切にし、地域に信頼される人材を育む学校

 ・農業教育で育む、人間味豊かで文化の香り高い学校

2 校長の求める教職員像


 現在、キャリア教育の重要性が叫ばれていますが、職業に関する専門学科である農業教育においては、50年以上前から取り組みを進めています。これからの時代は環境保全と共生できる科学的な文化社会を目指し、人が生きていく上での便利さよりも、心が豊かで、安心、安全を追求し保障できる時代への変化に対応しなければなりません。
 「農業の教育力」という言葉があります。これは、農業の営みの中に、生命とのふれ合いや自然への畏敬、勤労の喜びと収穫への感謝、さらに、人として生きるための知恵や英知など、人を育てるための力が集積されているからです。

 《私が求める先生像》

 ・生徒一人一人を理解し、進路指導や生徒指導をとおして地域に信頼される学校づくりのでき
 る先生

 ・京都府の農業教育の中核校で農業を支えるスペシャリストを育てる意欲に燃え、生徒と共に
 農業の知識と技術を高められる先生

 ・寮教育に共感を持ち、生徒と学び、働くことの大切さや生きる喜びを伝えられる先生

 ・農業に関する専門学科に理解があり、生徒の多様な進路希望に対応した教科指導力を発揮
 し、学校活性化に積極的に取り組む意欲ある先生

 

 

 


<詳しくは、学校のHPをごらんください。> 学校のHP