山城大会敗退後~野球部の夏は例年と違いました。
①3年生が期間限定(~8/9)で練習に参加
【目的】
・1,2年生(10名…半分が中学から始めた)のための技術指導
・3年生(11名…大半が高校野球を希望)のための技術向上
・夏季大会に向けて3年生をサポートしてくれた1,2年生への感謝の気持ち

☆水撒きや準備、片付けまで、1,2年生の手の届か居ないところも“気づいて”
『自分から』動いています。
☆1,2年生10名に対して11名のコーチが付き、野球の基礎的なことから、
部活動の在り方の基本的なことまで、親切・丁寧に教えています。

☆大会までは、人に教える時間が十分にとれなかったため、2年半の学びを
深化させるための貴重な期間(時間)となりました。
②学習時間の内容と変更
【目的】
・自力学習+協働学習のアクティブラーニングの実践
・野球試合時間(平均1時間30分)を想定した30分×3set

3学年縦割りグループ別学習会(自力学習30分の様子)
他学年での学び合い学習(協働学習30分の様子)
学習会(9:00~10:30)校舎入口の様子
※当たり前の光景になっていることが『いいチーム』の条件であり、
『強いチーム』になる第一歩!!
どんなことでも、去年までと違ったことや、他校の野球部や本校の他の部活と
違うことに取り組むと、必ず周囲から賛成意見も反対意見も頂きます。
もちろん、生徒の中でも賛成(快く取り組む)者と、
反対(後ろ向きに取り組む)者が存在するのは当然です。
その中で、新しいことのメリットとデメリットを考えながら、
そのバランスを保ちながら、その場その時での
「最善の答え」を一緒になって探していくことが…
これからの社会では求められます。
まさに、部活動で身に付けたい力であり、野球というスポーツを通じて、
そして、他学年の所属部員と共に、部活動という時間を通して
学ぶべき“もの”だと思います。
【部活動の意義】(文部科学省より)
・運動部活動は生徒のスポーツ活動と人間形成を支援するもの
であることはもとより、その適切な運営は、生徒の明るい学校生活を
一層保障するとともに、生徒や保護者の学校への信頼感をより高め、
さらには学校の一体感の醸成にもつながるものである。
~どんなときも久御山~
期間限定のため、本日で3年生の練習参加は最終日となりました。
夏季大会敗退後、心の整理も十分ではなかった中でも、
毎日、暑い中、本当に本当に感謝しています。ありがとう。
また、ご協力いただいた保護者の皆様、これまでの野球部の活動への
ご支援、ご協力、本当にありがとうございました。
最終日は、学習会、甲子園視聴しながら昼食、打撃練習、ゲーム形式で終えました。

久御山中野球部夏恒例~ロングTゲーム~

チーム「aoki」VS「しゃんしゃん」

お互い守備での大きなエラーはなく、壮絶な打ち合いになりました!!
長打、連打の得点あり、たたいて取る「たたき」の得点あり、健大高崎を意識した
走塁での得点あり…
守備でも、打撃の意図を読んでのポジショニングや、失点しても前向きな声かけなど
3学年+顧問で笑顔の絶えないゲームとなり、
久御山中学校野球部の夏休み前半を締めくくるには、“最幸”の練習になりました。
本日のラストミーティング
2年生ひとりひとりから、3年生への感謝の気持ちを伝えました。
「気持ちの整理もつかない中でも、1,2年のためにありがとうございました」
「3年生一人一人はみんな別々の個性があって、仲が良くて、そんな3年生になりたいです」
「一人一人にあった技術指導をしてくださって、2週間前よりうまくなったと思います」
1年生からも自発的にコメントがありました☆
3年生が練習に参加するという行動から、その背景にある「1,2年生のために」
という想いが、1,2年生にしっかりと伝わっていました。
夏季大会で結果を残すことも大切ですが、部活動で結果を残したのは、
この3年生(11名)たちだと思います。
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