第6回京都府産業教育審議会農業教育に関する専門部会の議事要旨
1 開催日時
平成24年10月30日(火曜日) 午前10時から正午まで
2 場所
ホテルルビノ京都堀川2階「加茂の間」
3 出席者
【委員】
上田 雅弘 部長、
川邉 哲 副部長、
井上 昌子 委員、
小西 眞理子 委員、
澤田 均 委員、
友松 勝之 委員、
牧 克昌 委員、
松田 俊彦 委員、
松本 雄治 委員
代理出席(括弧内は代理出席者氏名)
今西 仲雄 委員(中村 繁男 京都府農林水産部農政課長)
(2名欠席)
4 議題
(1)開会
(2)審議
ア 前回の内容の確認
イ 報告(案)について
5 審議内容(結果及び主な意見)
- 2ページの「イ 京都府の農業の現状」については、もう少し課題を明確に記載すべきではないか。
- 京都府の農業の課題としては、国と同様に農業の担い手不足、農業就業者の高齢化、耕作放棄地の拡大等がある。
- 京都府の農業の課題としては、北部地域でのブランド作物の育成もあげられるのではないか。
- 3ページの「(2) 国の示す農業教育の方向性」について、課題を踏まえて新しい学習指導要領が実施されると思うので、国がどこを課題として認識しているか記載すべきである。
- 4ページの表3の中で、農芸高校は確かに57年10月に準備室が開設されているが、生徒が入学したのは58年なので、58年が出発であると分かるように記載すべきである。
- 10ページの3行目から箇条書きになっている部分はそこだけが強調された形になってしまっているので、箇条書きではなく別の形で整理すべきである。
- 10ページの下の表の右側の表題が「農業教育で求められる視点」となっているが、少し弱い表現となっているので、「農業教育の取組の例」などとした方がよい。
- 11ページ「(2) 教育内容」の「イ 第6次産業化」についてだが、6次産業化を教育内容として大きく出すのは、それが目的のような印象を与えるので誤解されるのではないか。
- 6次産業化は手段であり、あくまでも農業経営者や農業の担い手を育成する過程で学習する内容の一つではないか。
- 6次産業化ということで、生産だけでなく加工や流通など様々な工程を学ぶことで生徒の将来の可能性が広がるということではないか。
- 11ページの「(2) 教育内容」については、「ウ 教育内容の充実」を「大学・企業との連携」や「地域との連携、地域人材の活用」という項目とし、その並びで6次産業化についての内容も記載すべきではないか。
- 12ページの「(3) 進路実現に向けた取組」では「ウ 就職・就農への対応」となっているが、8ページ5行目は「イ 就職者の状況」となっている。現状として、就農者がいないのであれば、それについても記載すべきである。
- 14ページからの「4 地域の特性を活かした農業高校の在り方について」であるが、もう少し学校ごとに特徴や今後の方向性を書くのも一つの方法ではないか。
- 14ページからの「4 地域の特性を活かした農業高校の在り方について」は、「今後の農業教育の方向性」として地域ごとに書かれているが、どの地域にも当てはまる部分も多いので、地域別に書かず一つにまとめて書くことも考えられる。