分校の在り方について

Q.なぜ分校の在り方を検討しているのですか?
A.分校は、かつて道路交通網の整備が不十分で、自宅から高校に通うことができない地域に住む子どもたちの就学保障、特に定時制では地域で働きながら学ぶ子どもの就学保障のため設置されてきた経過があります。
 しかし、交通の利便性も変化し、分校のある地域に住む子どもたちの多くが他の地域にある高校に通っている状況にあります。
 そうした中、分校が果たす役割についても変化してきました。現在では、多様な子どもたちがじっくりと落ち着いて学べる教育の場として大切な役割を担っています。こうした学びの場を求めて宮津高校伊根分校、峰山高校弥栄分校、網野高校間人分校については、分校のある地域外の遠方から通っている生徒が在籍者の多くを占めるようになっています。
 これまでの各分校での取組を継承し、その機能を集約し施設設備を充実させて子どもたちのニーズにあった、より柔軟で、充実した教育が行える教育環境を整えた新しい学校をつくりたいと考えています。

Q.峰山高校弥栄分校校地にできる京都フレックス学園構想に基づく高校はどのような学校になるのですか?
A.「柔軟な教育システム・若年者の社会的自立を支援する教育」を実践する高校ですが、現在の3分校それぞれの良さを発展・継承していきたいと考えています。
   峰山高校弥栄分校校地では、農業教育や家政教育に必要な施設設備とこれまで培ってきたノウハウがあるため、そうした財産もしっかりと活用していきたいと考えています。

Q.京都フレックス学園構想とはなんですか?
A.これまでの全日制、定時制、通信制といった固定概念にとらわれない新しい高校づくりです。例えば、単位制により卒業までの年数を3年又は4年と選択できるようにするなど、自分のペースで学びたい生徒の多様なニーズに対応する柔軟な教育システムづくりと若者の社会的自立を支援する教育の推進を目指すものです。

Q.新しい学校になると入学者選抜が難しくなってしまいませんか?
A.現在の分校が果たしている、子どもたちがじっくり学べる環境を保障するという役割を今後も担う必要があると考えています。そのことを前提として、募集定員や入学者選抜の方法を検討します。

Q.宮津高校伊根分校や網野高校間人分校は平成32年度には募集がなくなりますが、それまでに入学している生徒はどうなるのですか?
A.現在の分校に入学した生徒は、現在の分校で卒業することになります。ただし、分校の在籍生徒数が極めて少人数になった場合、学びの場や教育環境を保障していくため、在籍生徒や保護者と相談しながら、柔軟に対応していきたいと考えています。

Q.分校に通学できなくなる子どもが出てくるのではないですか?
A.通学については、関係の市町教育委員会のご意見もお聞きしながらさらに検討していきます。

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