教育内容

令和2年1月17日(金)3・4時間目に3年生連携コースの課題研究発表会を実施しました。

木津高校連携コースでは3年生になると、「環境ゼミ」、「社会ゼミ」、「ことば・表現ゼミ」、「観光ゼミ」の4分野に分かれ、自分たちで考えたテーマを元に課題研究を行ってきました。1学期から研究計画をたて、フィールドワークやアンケート調査などを行い、まとめた成果を発表します。

当日は、連携コース2年生に加え、多くの先生方が来られる中、以下のように4つのゼミが計5つの発表を行いました。

<発表題目>

1.環境ゼミ:「プラスチック問題と放置竹林問題の改善」

概要:世界的に話題となっているプラスチックゴミ問題に関心をもち、近くの河川のゴミ調査やマイクロプラスチック調査を実施し、現状を調べた。また、放置竹林問題について学び、タケノコ掘り、竹細工、竹チップの活用などを通してプラスチックの代わりとなるような竹の活用を考えた。

2.ことば・表現ゼミ キャッチコピー班:「こころを惹きつけるキャッチコピーづくり」

概要:CMなどで使われるキャッチコピーに興味をもち、こころを惹きつけるキャッチコピーのつくりかたのコツやテクニックを調べた。また、木津高校の製品である「和紅茶」や木津高校自体をPRするキャッチコピー案を複数つくり、アンケートをとって各キャッチコピー案の印象を調査した。

3.観光ゼミ:「年齢別木津川市の楽しみ方」

概要:木津川市の観光面を調査し、国宝に指定されている浄瑠璃寺や岩船寺を紹介するパンフレットを作成した。また、若者をターゲットとした映えるカフェなどを紹介したリーフレットを作成し、木津川市の魅力をアピールした。

4.社会ゼミ:「新しいお金の稼ぎ方 学校の学校による学校のための金稼ぎ」

概要:情報化社会の発達により、元資金がなくてもお金を稼げる方法として、スマートフォンアプリの開発に着目し、学校の時間割や個人成績、出欠状況などを確認できるアプリを考え、作成した。発表では実際にスマートフォンでアプリを操作し、利点や改善点を紹介した。

5.ことば・表現ゼミ 韓国語班:「韓国語のオノマトペ」

概要:ワンワンなどの擬声語であるオノマトペについて、韓国語での使われ方や日本語のオノマトペとの比較を行った。代表的なオノマトペの紹介の他、映画や漫画を用いられているオノマトペの数や種類を調べ、日韓のことばの違いについて考察した。また、韓国語のオノマトペを用いた絵本を作成した。


11月1日に行った中間発表よりも、どのグループも進歩が見られ、工夫を凝らした発表がみられました。

3年生にとっては最後の発表となりますが、卒業後も様々な場面で調べたり発表したりする機会があり、今回上手くいったことや失敗したことも次回に生きてきます。

今年の連携コースの課題研究は昨年度の発表を参考にしたものもあり、学年を跨いだ縦のつながりを感じました。2年生にとっては来年よりよい研究・発表ができるようにこの3学期から頑張ってほしいと思います。

 
 
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