教育内容

「文学」「福祉」「環境」「観光」の4つのゼミに分かれ、1つのテーマについて研究活動を行う3年普通科連携コースの「課題研究」(学校設定科目)の授業はいよいよ大詰めです。各ゼミが地域や大学と連携して様々な活動を行い、1月の最終発表会に向けて着々と準備が進んでいます。
各ゼミの2学期の活動をお伝えします!


<文学ゼミ>
文学ゼミでは、オノマトペ(擬音語・擬態語)の研究チームと、文字と映像作品(小説とそれが映画化されたものの違いなど)チームに分かれて活動をしています。
2学期は、京都大学大学院の西岡かれん様にお越しいただき、「お金と愛、どちらが大事?」というテーマで様々な表現方法による抽象概念の伝達について学びました。また、木津保育所に出向き、幼児が使うオノマトペを採集したり、文章の種類によるオノマトペの有無を調べるなど、「TPO」に応じたオノマトペの用例を研究しました。


<福祉ゼミ>
福祉ゼミでは、「認知症に打ち勝つ」というテーマで、研究と活動を重ねています。活動は、木津高校からほど近い、風車が目印の介護支援施設「芽吹」さんの御協力をいただいています。
2学期は「ハロウィンパーティー」「ビンゴ大会」「連想ゲーム」「コースター作り」などの企画を行いました。また、12月には木津川市の福祉施設「芳梅園」さんにもお邪魔させていただき「クリスマスツリーづくり」を行いました。


<環境ゼミ>
環境ゼミでは、鹿背山の放置竹林問題とその解決法について研究をしています。2学期からゼミを大きく2つのチームに分け、①「山城産のタケノコからメンマを作る」②「竹を使って楽器を作る」というテーマを掲げ、それぞれ活動しました。メンマ作りについては、NPO法人「加茂女」の曽我様に、楽器作りについてはNPO法人「八幡たけくらぶ」の皆様にそれぞれ御来校頂き、御指導いただきました。12月には福祉施設の「芽吹」にて、利用者様を対象に「フクロウ笛」づくりをさせていただきました。


<観光ゼミ>
観光ゼミでは、木津川市観光商工課と連携して、「木津高生が作る観光パンフレット」の作成を目指して活動しています。
2学期は、木津高校周辺の飲食店を回って、取材をさせていただき、画像編集ソフト「フォトショップ」を使用して、パンフレットを完成させることができました。
今後はパンフレットを多くの人に見ていただいてアンケートを取り、そこで出た意見をもとに、改善を重ねていく方針です。

 
 
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