教育内容

3年普通科連携コースの「連携探求」の授業では、木津川市観光商工課様の御協力の下、「大仏鉄道」について学習しました。
大仏鉄道とは、ちょうど120年前の明治31年、加茂駅と奈良駅をつなぐ鉄道路線が開通しました。しかし、営業期間わずか9年間で資料も乏しいことから「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。
木津高校の近隣には大仏鉄道の遺構の数々が残っています。
5月18日(金)3限には、大仏鉄道研究会の内田様、長田様を講師にお迎えし、学校で大仏鉄道の歴史と、遺構として現在も残る構造物について学習しました。
5月21日(月)5・6限には、2チームに分かれ、実際に大仏鉄道の路線跡に沿って加茂から城山台付近までを歩き、内田様、長田様に遺構をガイドをしていただきました。

120年前にタイムスリップして、鉄道が走っていた姿を想像しながら歩きました。
特に「観音寺橋台」では、大仏鉄道とほぼ同時期に完成した現在の関西本線が現役で使われていることから、120年前の建築技術のすごさを身近で感じることができました。

課題研究で「観光ゼミ」に所属する生徒は、次は大仏鉄道の魅力を発信する側となります。
「地元の魅力をいかに伝えるか」を日々議論しながら、活動を行っていきます。

 
 
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