1月22日(月)。平成29年度3年生連携コース5期生の課題研究発表会を行いました。
2年生連携コースの生徒や、見に来ていただいた先生方の前で、これまで取り組んできた成果を発表しました。
以下が発表内容です。
①「歴史・文化」班(6名)
題目:「食文化」
テーマ:なくなっていく食文化について
内容:若狭湾から京へ鯖などの海産物を運ぶ「鯖街道」に着目し、実際に現地に行って街道の様子や関係業者の方へインタビューを行いました。漁業や料理店などの後継者がいないことや、鯖などの海産物の漁獲量が減ってきていることなど、文化の継承に課題があることを発表しました。
②「文学・心理」班(11名+1体)
題目:「色と心」
テーマ:色彩心理について
内容:色彩心理をテーマに、前半は幼稚園児が塗り絵をするときに、暖色や寒色、中間色などどのような色を好んで使う傾向があるのかを調べました。後半は、夏目漱石の文学作品にどのような色が多く登場するのかを調べ、漱石がノイローゼだった頃の作品に登場する色使いが、白や黒などモノトーンが多かったことなどを発表しました。
③「理科・環境」班(13名)
題目:「木津高校環境調査~生物・環境~」
テーマ:校内の「クマムシ」・「過ごしやすい場所」・「校内を利用する動物」について
内容:理科・環境班はさらに3グループに分かれて、木津高校内の環境調査をしました。「クマムシ」班は校内のどこに・どのうようなコケにクマムシが生息しているのかを調べました。「過ごしやすい場所」班は温度や湿度を測定し、同じ時間帯でも、どの場所が涼しく、どの場所が暑いのかなどを調べ、最後はピックアップした2地点について、どうすればもっと利用者が増えるのか提案を行いました。「動物」班は校内でこれまでに確認された動物情報を集めました。
④「観光・情報」班(7名)
題目:観光地を探る
テーマ:京都の有名な観光地、宇治について
内容:世界遺産などのある観光地、「宇治」について調べました。近いこともあり、なんとなく知っている宇治という場所を改めて調べ直して、発見したことなどを観光プランとしてまとめました。