10月13日(金)5・6限、2年生普通科連携コースの「連携基礎」(学校設定科目)の授業では、奈良大学社会学部教授の中原 洪二郎先生を講師にお迎えし、「私たちの中にある『文化』と『文化財』」というテーマで出前授業をしていただきました。
講義では、「文化」の定義をどのように捉えていくべきかということや、「文化財」は伝統的なもの・歴史のあるものだけでなく、今あるものでも「大事にしたい」、「残したい」と思うものなら文化財になるということを教えていただきました。
また、大学の学びとは「『自明』の『明』を疑うこと」、「当たり前を当たり前のままに放置せず、より深く探究する姿勢によって新しい発見が生まれる」ということなどを教えていただきました。
これは、進学後のみならず、3年生での課題研究の授業においても大切な視点となります。
生徒は、また一つ課題研究に向けての展望を開くことができました。