教育内容

 この城山台ABCマーケットは、システム園芸科の3年生と情報企画科の2年生が混合で2グループになり、どのような工夫をすればお客様に多くの商品を買っていただけるか、をミーティングで考えながら、A班とB班が競い合っています。

今日はA班2回目の販売でした。前回のA班の販売は、『開店時間が守れなかった』『営業時間中である意識を持ち続ける』『袋詰めのやり方が悪かった』という、3つの反省点がありました。それらを解決することが今回のテーマとなりました。

 まず1つ目の『開店時間が守れなかった』ことについては、学校行事として三者面談が入っており、特別時間割になっていたため、比較的時間に余裕を持つことができました。それ以上に、生徒たちの間で自然に「あと5分で開店やで」「この商品はどのように説明すればよいですか」など、積極的に声を掛け合えている様子がありました。学科も違うし学年も違うし、どこかお互いに遠慮があったチームですが、全員が一つになれたと感じた瞬間でした。

 次に2つ目の『営業時間中である意識を持ち続ける』は、前回集中力が持たずに途中で持ち場を離れてしまうことがあり、ミーティングの中でどのようにして意識を改善するかということを話し合いました。その結果、営業時間の後半には城址公園の外まで出て、アクティブに声かけをすることもでき、最後まで意識高くマーケットを開催することができました。

 最後に3つ目の『袋詰めのやり方が悪かった』ことは、先週の金曜日に急遽、袋詰め実習を行うことで、袋の大きさや、商品の種類で袋詰めの仕方をどのように工夫するか、生徒自身に体験させました。

 A班は2回目にして、最高の販売を行うことができ、全員が自己有用感を感じながら取り組めたようで、とてもすがすがしい表情をしていたことが印象的です。春季最後の販売になる再来週に向けて、更に良いマーケットが運営できるよう、ミーティングを重ねたいと思います。また来週もよろしくお願いします!

 
 
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