卒業生・PTAのみなさんへ

PTA新会長の御挨拶

「変化」にどう向き合うか

     

                                     京都府立北嵯峨高等学校

                                     PTA会長 藤尾 香織

                                                             


 本年度、北嵯峨高等学校PTA会長を務めさせていただくこととなりました藤尾と申します。

 保護者の皆さまには日頃からPTA活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。  


 昨年度からの新型コロナウイルス感染症は学校生活にも様々な影響を及ぼしました。緊急事態宣言が続いている中、今後の状況も不確定であり不安もありますが、PTAとしましても学校と情報共有し、感染予防に十分配慮しながら、まずは出来る事を出来る範囲で行って参りたいと思います。至らぬ点も多々あるかと思いますが、校長先生をはじめ、諸先生方、本部役員、各委員の皆さま、並びに保護者の皆さまにご協力をいただきながら、PTA活動を進めて参りたいと思っております。何卒1年間よろしくお願いいたします。


 さて、「新しい生活様式」も2年目を迎えました。部活動の自粛や各種行事の中止・延期、外出自粛やマスク生活、感染についての心配など、今までとは全く違う環境となり子どもたちにとっては大きな不安を抱えた1年間ではなかったかと思います。そのような状況下にありながらも、限られた中でいかに充実させるか、いかに楽しむか・・・。自分たちで考え工夫をする姿を見て、頼もしく感じ、その順応性の高さに驚かされました。

 コロナ禍での生活は「毎日が同じではない」という事も改めて思い知らされる日々でした。

 考えてみると、環境というものは日々変わっていくものだと思います。高校生活が始まるような大きな環境の変化から、隣の席の友達が変わるなどの小さな変化まで、私たちは毎日、日々の変化に対応しているのだと思います。その変化にうまく順応し対応する力こそ、変わりゆく時代の流れや変化に対応するための"生きる力"につながるのではないかと思います。


 大変な状況が続きますが、こんな時こそ「変化にどう対応していくか」を考えるきっかけとしていけたらと思っています。そして、子どもたちが笑顔で前に進めるように、工夫しながら本部役員、各委員の皆さまと力を合わせて頑張っていければと思っています。


 1年でできることは限られていると思いますがしっかりと皆様のご意見に耳を傾け、今後の活動に反映して行きたいと思っております。PTA活動に対し、ご理解の上ご協力賜りますようお願い申し上げます。