クラブ活動

 
 

本校生物部は、2006年より、梅津まちづくり委員会が構口親水公園で年に一度実施している「有栖川の生き物・水質調査」に主催者として毎年参加し、取り組み運営を企画・指導しています。
 今年度は、梅津小学校、立命館大学・産業社会学部・乾ゼミの皆さんのご協力の下、「有栖川カッパの川開きと生き物調査の集い」として、6月1日(土)に実施しました。
 当日は、約20名の児童とその保護者が参加され、総勢50名ほどの集いとなりました。立命館大学乾ゼミの学生さんたちがカッパに扮し、川の魅力とその恐さをこども達に伝えたあと、有栖川のゴミ拾い・清掃と水生生物を採取することによる水質調査を行いました。水質との相関のある指標水生生物による水質判定では、水質段階Ⅱ(ややきれいな水)という調査結果でした。近年、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの定着が確認でき、ホタルが飛び交うことが期待されていましたが、今年初めてゲンジホタルの幼虫1匹と成虫(メス)1匹が確認されるという、うれしい調査結果となりました。
 これらの調査結果は、環境省・京都府環境部へ報告され、今年度も『環境白書』に掲載される予定です。