美山・京北まちごとキャンパス、今回の「まちキャン」はきょうと京北ふるさと公社の御協力による冬野菜収穫体験です。
前日に雨が降り、心配された天気も、この日だけは雨も降らず、風が吹くこともなく、
この季節としては絶好の日和となりました。
まず、きょうと京北ふるさと公社の北小路氏より、本日の日程、この地域の置かれた現状、
生徒諸君への期待などを熱く語っていただきました。また、室氏より収穫の仕方等についてご説明いただきました。
また今回は、きょうと京北ふるさと公社のご好意により、昼食におにぎり、焼きそば、猪汁をいただきました。
(キャリアデザインコースの生徒がお手伝いさせていただきました。)
いよいよ、10月に定植した冬野菜(白菜・大根・キャベツ)の収穫体験です。
自分たちが定植したものがどのように育っているのかを楽しみにしていました。
が、定植した時期がやや遅れたこと、年末年始の雪などの影響で、
白菜・キャベツについては十分生育せず、今回は断念することとなり、
大根だけの収穫となりました。
ぬかるんだ畑に、足を取られながらも、無事収穫を終えることができました。
生徒の振り返りでは「何でも順調にいくのではなく、気候によってとれたりとれなかったりするので、農業って大変だな、と思った。
また、そのようにして作られた野菜は感謝の気持ちを持たないといけないのだと感じた。」
「自分たちが手伝った野菜を収穫することは、何だか達成感がありました。
このような機会をつくってくださったふるさと公社の方々や先生方に感謝します。
大根もおでんにして食べました。すごく美味しかったです。」
「一つの野菜を育てるだけでも、天候などの影響で育たないことがあるんだなと思いました。
何気なく食べているけど、すごく手間のかかったものだと学びました。
これから食事をするときに、食材そのものやそれを育ててくれた人、関わった人全員に感謝をしたいな、と思いました。」
などがありました。
将来、何らかの形でこの地域の農業に貢献してくれる生徒が出てきてくれれば嬉しく思います。