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校長より

令和2年度のスタートにあたって

 

この度、第19代校長に着任いたしました奧村久夫です。私にとって勝山中学校での勤務は17年ぶりのことですが、教職生活の中で最も長く、10年にわって勤務した思い出深い学校でもあります。校舎は、冷房施設が整えられたり、トイレが新しくなったりと変わった部分もありますが、教室の雰囲気は当時のままで大変懐かしく感じております。

子どもたちが育ってゆくこれからの社会は、大きな変革として「超スマート社会」とも言われるSociety5.0が訪れようとしています。そこでは人工知能(AI)やビッグデータ、IoTなどの先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられ、劇的な変化がもたらされると考えられています。多くの仕事がAIやロボットに代替される中で、「人間の強み」とは何かを考えた教育が求められています。それは、一言でいえば人間の持つ豊かな感性や、現実の社会を理解し、適応しようとする柔軟性や探求力をはぐくむことではないかと考えます。

日々の授業が知識の積み上げだけでなく、子どもたちが生涯学ぼうとする意欲や基礎的な学力の定着となるよう、学校生活や行事、部活動が子どもたちの心と身体を豊かにはぐくむことができるよう努めてまいります。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため臨時休業が続く中、例年通りのスタートがなかなか切れませんが、地域や保護者の皆さまのお力添えも得ながら、この状況を乗り越えていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和2年4月 奧村久夫

                           

2学期始業式式辞

皆さん おはようございます。2週間という短い夏休みでしたが、有意義に過ごせたでしょうか。

新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校で、これまで1学期に実施していた学校行事が、すべて中止や延期となり、大変残念な思いをしたと同時に、これまで当たり前だと思っていた、学校に通うこと、みんなに会えること、一緒に学習や部活動ができることの大切さを再認識したことと思います。
 残念ながら、新型コロナウイルス感染症の状況は、第2波かと言われるような状況で、予防対策をしながらの日々がまだまだ続きますが、一方では体育大会を始めとした学校行事にも取り組んでいきたいと考えています。向日市には多くの竹林があり、筍は名産品の一つとなっていますが、「雨後の筍」という言葉もあるように、一雨ごとに目に見えて成長し、やがては少々の風や降雪があっても折れることなくしなやかな強さを身につけていきます。その成長の早さは、授業で日々新しい知識を吸収し、部活動等で技術や体力を身につけている中学生の皆さんと同じです。一方、竹の強さは節にあります。成長ごとに節ができることでしなやかな強さが生まれてきます。行事とは学校生活において、まさにその節を作ることに当たるものです。取組の中で様々ある意見をまとめていく過程や、失敗や成功をくり返しながら、一つのものを作り出していく過程で、友達同士の、学級内での、または体育大会なら色での多くの人との関わり合いの中で節は作られていきます。節ができればできるほど自分自身も、また、友人との人間関係もしっかりと強くなっていきます。人と人との関わり合いで是非意識してほしいことについては、本日の学校だよりに載せていますので後で読んでみてください。
 では、まだまだ酷暑のような日が続きますが、しっかりとした節を刻むことができるような、そんな2学期となるよう期待をし、式辞とします。

令和2年8月19日