国語チャレンジ問題(ことわざ編)の解答です。ことわざをいくつ知っていたかな?
① 爪(つめ)に火を灯す
蝋燭(ろうそく)や油の代わりに爪に火を灯すという意味。非常にけちであることの喩え。または、度を越した倹約振り。
② 臍(へそ)が茶を沸かす
大笑いして腹が捩(よじ)れる様子を、湯が沸き上がるのに似ているとして言われた言葉
③ 開いた口へ牡丹餅
棚の下で寝転んでいたら牡丹餅が落ちてきて、ちょうど開いていた口に入ることから、努力や苦労もなしに、思いがけない幸運が舞い込むことのたとえ。
④ 目から鼻へ抜ける
目と鼻は最も近いところにあることから、目から鼻へ抜けるように早いという意味で、利口で物事を理解するのが素早いこと。判断が素早いこと。
⑤ ゾウにまたがり、バッタを捕る
適切な方法・用具を用いずに何かをすること。
⑥ ヨーグルトは医者に行かない
ブルガリアの慣用句で毎日ヨーグルトを食べていれば、医者に行かなくても済むという
⑦ ルビコン川を渡る
ルビコン川とは、古代ローマ時代、ガリアとイタリアとの境をなした川で、ルビコン川より内側には軍隊をつれてはいってはいけないとされていた。
違反すれば反逆者として処罰されたが、ユリウス・カエサルが大軍を引き連れてこの川を渡り、ローマへ向かったことから、もう後戻りはできないという覚悟のもと、重大な決断や行動を起こすことをいう。
⑧ 船頭多くして船山に登る
一そうの船に何人も船頭がいたら、船は山に登ってしまうようなおかしな方向に進んでしまうことから、指図する人ばかりが増えて物事が見当違いの方向に進んだり、うまく運ばないことをいう。
⑨ 敵は本能寺に在り
天正10年(1582)、明智光秀が備中国の毛利勢を攻める途中、俄かに進路を変え、「わが敵は本能寺にあり」といって、京都本能寺に宿泊中の織田信長を襲った。
⑩ 楽は苦の種、苦は楽の種
今の苦労は後の楽に繋がるのだから、将来のために苦労も耐え忍ぶべきだという教え。
これまでの問題の中で何か興味を持ったものがあれば、自分で関連する本を読んだり、インターネットで調べたり、興味の世界を広げていってくださいね!