概要 

実施規模 

 研究対象としては、園芸ビジネス科(40名×3学年)・植物クリエイト科(40名×3学年)の生徒を対象とする。 取組によっては、積極的に全校(普通科)に拡大する。

目標 

 このTAFSプログラムで生徒が科学的な知識・技能・思考力、判断力及び表現力を習得できることを明らかにし、 農業系専門学科はもちろんのこと、職業系専門学科においても有効であることを全国に発信する。

仮説 

1 自ら学び、自ら高める学習課程
 先端的な技術や高度な技能等を取り入れ、社会的に有用性の高い研究を行うことのできるTAFFプログラムの教員体制を組織化し、持続可能なものとすることにより研究内容を深化させ、 教育課程としての汎用性も高めることができるTAFF プログラムを開発する。
 これまでの日本の教育において、学力を主体とした知識重視の教育活動は大きな成果を残してきた。しかし、知識偏重の教育活動は一方的な詰め込み型の学習に繋がる傾向にあり、 生徒は興味関心が持てず、自ら考えることができないまま受け身の学習になりがちであった。
 研究活動を主体とした教育課程において、生徒は自ら必要となる知識や技術について認識し、 積極的に学習に取り組む姿勢を身に付けることが可能になる。さらに、主体的な学習の中で必要とする知識を、随時提供できるように選択科目を増やすとともに、 教科間の連携により、柔軟に対応できる学校設定科目を設置する。その結果、学力と研究活動の双方が融合した学習形態が可能になる。
 また、この学習形態は専門学科だけでなく普通科にも有効であり、すべての生徒が自ら学び、自ら高める主体的な学習になると考えられる。

(下図参照)



2 研究者としての資質を育む教育活動
 漫然と研究活動を行い、関係者だけで発表会を行っていたのでは、研究活動が自己完結し、研究者として持続的な探究心を習得することは難しい。 そこで、生徒自らが学習意欲を高め、積極的に科学技術者としての資質を育む活動が必要となる。そのために以下の教育活動に積極的に取り組む。

(1)  コンテストや大会での発表を行い、切磋琢磨することにより、科学者としての探究心、分析力、向上心を育む。
(2)  大学や研究機関との連携で、高度な研究や設備に触れることにより、自信と自尊心を育む。
(3)  地域や企業との連携の中で研究活動が社会貢献につながることを実感し、社会性を育む。
(4)  基礎学力と研究活動に必要な知識を身に付けることのできる授業を展開し、学力を向上させる。
(5)  英語の単位数を大幅に増やし、留学生と定期的に交流を行い、授業に茶道や華道を取り入れて自国の文化・伝統を理解することにより、 広い視野と豊かな表現力と国際感覚を身に付けさせる。
(左図参照)



3 世界へ情報発信
 この教育課程を経て、生徒は科学的な知識・技能・思考力、判断力及び表現力を培い、研究活動で得られた成果を学会や大会、コンテストにおいて発表する経験を通じて、 将来、国際的に活躍し得る科学技術人材として育成する。
 また、京都府下のSSH指定校及び連携校と合同研究発表会を実施し、その様子をインターネット上に発信する等、積極的に情報を公開する。
 最終的には、本研究で得られた成果を、モデルケースとして全国に発信することにより、全国の職業系専門学科と連携し、次世代型の専門学科を模索することが可能となる。

(左図参照)

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