本校の1年生の普通科文理コースの生徒は「総合的な探究の時間」として、教科横断的な探究活動に取り組んでいます。
この活動を通して、課題に取り組み、情報の収集や整理、分析を進める能力を養います。
今回はその様子を掲載していきたいと思います。

活動内容の1つとして、「カイワレダイコンの発育」に取り組んでいます。
これは4人1組でグループをつくり、カイワレダイコンを育てるのですが、グループごとに与える栄養水の濃度を変える、というものです。
実際に種まきをしてから1週間経過した後の写真が以下の通りです。

左から右にいくに連れて与えた栄養水の濃度は濃くなっています。右端の方を見ると、あまりに濃すぎても発育が上手くいかないことが分かります。
生徒は自分達のグループのカイワレダイコンの茎の長さや、重さなどを測定します。

この測定値から、自分達のグループの平均値を割り出し、1つのデータとします。

予備実験の結果を踏まえ、本実験では全グループのデータをもとに、最も発育が進むと期待できる栄養水の濃度をグループ内で予想し、改めてカイワレダイコンを育てます。
現在は予備実験を終えたところです。データをもとに生徒たちがどのような濃度を選択するか、その結果はどのようになるかが今から楽しみです。

 
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