第3研究群 草花の栽培技術と活用の研究班(栽培技術研究室)では、多肉植物と草花の新たな活用方法について研究しています。


生徒から出た「捨てる花がもったいない」「ドライフラワーを作って、商品にしたい」という提案から、桂高校で栽培した花をドライフラワー、またドライフラワーを用いたハーバリウムを製作して販売することを今年の研究テーマ
にしています。商品にできるものが完成したら販売を行い、ドライフラワーの需要があるかを検証する予定です。

 

フローラルアートの授業では、フラワーアレンジメントだけでなく、アレンジメントで活用するリボンの製作実技も行います。今回は5分間で5個のリボンを作るテストを行いました。

生徒は前日の授業で作り方を学び、家での自主練習と直前の練習でテストに挑みました。

練習の成果もあり、本番のテストでは課題の5個を作れた生徒が何名かいて、笑顔でリボンを見せてくれました。

 

小学校の花壇

TAFS第3研究群 エコで笑顔研究班(キヌア研究班)が京都市立境谷小学校へ訪問し、花壇作成のお手伝いをしました。
使用したマリーゴールド苗は小学2年生が播種を行い、日頃の管理も小学生がしたそうです。

二回目の交流ということもあり、小学生と高校生が名前で呼び合うなどして、とても楽しい交流となりました。

 

生物活用

園芸ビジネス科3年選択授業「生物活用」で木製デッキの塗装をしている様子です。 

生物活用では、ハーブなど植物の多様な効果や、植物の日常生活への活用を学んでいます。
今年度は、老朽化した木製デッキを補修・再塗装し、ハーブプランターで装飾する計画です。

昼食を取ったり、放課後語り合ったりと、生徒の憩いの場となるような空間を目指しています。

 

コーヒー粕の受け取り

いつもお世話になっている小川珈琲へ珈琲を入れた後の出がらしを貰いに行きました。
現在珈琲の出がらしを使用して、キノコの栽培に取り組んでいます。さらに、キノコを収穫し終わった培地を用いて堆肥にできないかという研究に取り組んでいます。

 

取材してもらいました

5月25日(土)にNHK「#ジューダイ」の番組の取材を受けました。
タレントさんと一緒に振り売りに行ったり、山科ナスの定植などを一緒に行いました。普段取り組んでいる内容が番組で紹介されたり、タレントさんと一緒に作業することで生徒にとって良い経験となりました。
放送はNHK Eテレにて、6月17日(月)19時25分~となります。

 

第3研究群草花の栽培技術と活用の研究班(栽培技術研究室)では、多肉植物と草花の栽培技術と新たな活用方法について研究しています。

多肉植物の研究班では、品種毎に適した繁殖方法など、生徒の興味・関心に合わせたテーマを設定しています。2年生がメインで研究しているため、まずは多肉植物の名前を覚えることもかねて、寄せ植え作りを行いました。根付き始めたら、趣向調査もかねて販売実習を行います。

 

園芸ビジネス科の授業「フローラルアート」では、フラワーアレンジメントを学びます。
今回は初の実技で「ドーム(ラウンド)」と呼ばれる形を製作しました。

花の切り方から挿し方を教わり、途中からは生徒が自分で花を挿して、半円形の形に作っていきます。
授業が終わっても粘り強く取り組む生徒もいて、個性的ですばらしい作品ができ上がっていました。

 

3年生植物クリエイト科「グリーンライフ」選択者9名が農業体験の企画と指導・援助の学習の一環として、京都市立川岡小学校の2年生97名とサツマイモの定植を実施しました。

説明に不慣れな高校生がかわいらしい小学生に一生懸命説明している姿と、好奇心にあふれた小学生の瞳が印象的でした。

 

花壇

5/18日時点での体育館前の花壇です。

花壇は春と秋に植え替えることで一年中楽しむことができます。
花壇を美しく保つポイントは
ズバリ「植物選び」です。

虫が付きにくい
肥料をあまり必要としない
花摘みが不要

こういった植物を選ぶのがおすすめです。

多種多様な草花で花壇をデザインすると、植えた当初は美しいですが
その状態をキープするのは至難の業。かなりの労力が必要となります。

(花壇の花)
・ネモフィラ
・アリッサム
・パンジー

 

スペイン語で発表

昨年6月
ボリビア多民族国の大使が来校され、
TAFS第3群の研究グループを見学されました。

写真はスペイン語で日頃の研究成果を発表している所です。
研究を開始した当初はスペイン語に触れることなど想定もしませんでしたが、進める中で様々な展開が出てくるのが面白いところ。

この研究グループの卒業生には、南米ペルー(スペイン語圏)に留学する生徒もでてきました。

様々な可能性に挑戦できるのが研究の醍醐味、TAFSプログラムです。

 

5月のシクラメン

30度近く気温が上昇する日もちらほら出てくるようになってきました。

さて、昨年末に販売したシクラメン。
GWを開けても、まだ開花継続中です。

本校のシクラメンはお客様からこのようなご意見をたくさん頂戴します。
・開花が長い
・次の年、また花が咲いてきた

シクラメンに大事なことは、肥料でも水やりでもありません。
最も優先するべきことは、涼しい環境に置くということです。

長い間楽しませてくれましたが、そろそろ花摘みをして夏越し準備に入ります。

下の写真は今年販売予定の大鉢(7号オーバー)。
大鉢シクラメンは、上手に栽培すれば一年ちょっとで作ることができますが、京都市内はあまりにも酷暑のため、本校では2年かけてじっくりと栽培しています。

 

園芸ビジネス科の「フィールド科学実習」では、施設栽培を中心に作物の栽培管理を学びます。今回の実習では、土作りを行いました。園芸ビジネス科で使用する土は、複数の土壌改良資材をオリジナルブレンドして作っています。

園芸ビジネス科2年生は男子生徒が7名と少ないので、今回の土づくりのような重い物を運ぶ力作業ではとても頼りになります。男子も女子も汗と土にまみれながら、2時間で1万ポット分の土作りを終えました。
生徒は「明日 ぜったい 筋肉痛~」と笑い合いながら、和気あいあいと取り組んでいました。

 

草花部では、草花の栽培管理を行っています。この日はアジサイに液肥を与えました。
桂高校のアジサイは品種改良で作出したオリジナル品種があり、これらのアジサイは先輩から引き継がれてきた桂高校のオリジナル品種です。
昨年はアジサイの管理がメインでしたが、今年はアジサイの繁殖もしていこうと顧問と部長で話しています。

 

「グリーンフェア2019春」にTAFS「第Ⅱ群」、バイオテクノロジー部、総勢33名の生徒が参加しました。

このイベントは毎年開催され、緑のボランティア団体による活動紹介や、花の即売、自然観察会などの緑に関連した催しが行われています。

桂高校は、花の即売会を行いました。花の説明も必要になるので、普段授業で学んだ知識をアウトプットする貴重な経験となりました。

 

メンマ作り体験

5月6日(月)に石田ファームさんにお世話になりました。初めてメンマ作りをしましたが生徒と一緒に楽しく作ることが出来ました。地域の方も来られていて、生徒にとって良い交流ができました。
出来上がるのは漬けはじめてから一か月ぐらいでできるそうなので楽しみです。

 

本校の花壇は専門学科の生徒が中心となって制作・管理をしています。

今年は1年生が花壇担当の学年になるため、「フィールド科学実習」の授業で、昨年の1年生(現2年生)が制作した花壇の除草(草抜き)管理をしました。

地味な作業ですが、花壇を美しく保つためには大切な作業です。生徒も除草後の花壇を見て、「きれい!」と喜んでいました。

 

草木染体験

5月1日(水)に普段お世話になっている草木染を行っているファクトさんの工房で草木染体験をしました。普段見ている科学的に染められたものとは違い、味のあるハンカチができ上がりました。生徒達も楽しく取り組むことができました。

 

S-TAFS始動!

Start - Training in Agriculture for Future Specialists 第3群初回授業!

専門学科1年生の学校設定科目「S-TAFS」が本格的に始まりました。

これから1学期の間、4つの研究群を回り、各群の課題研究活動を体験します。第3群では、アジサイとヘデラの挿し木について学びました。次回の授業では、発根の状態、挿す部位による生育の差について調査します。

初めての作業に戸惑いを見せていましたが、目を輝かせながら授業を受けているのが印象的でした。

 
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