学校長あいさつ

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未来に羽ばたく

 

 京都府立亀岡高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。校長の中嶋知彦です。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校の歴史は、明治37年(1904)年に開校した南桑田郡立高等女学校に始まります。その後、昭和23年(1948)に京都府立亀岡高等学校となり、これまで2万8000人以上の卒業生を輩出して参りました。この間、同窓生や地域の皆様には、本校の教育活動に御理解、御支援をいただき、誠にありがとうございます。

亀岡高校は、「普通科(アカデメイア、スタンダード)」に加えて、府立高校で唯一の芸術系普通科である「普通科美術・工芸専攻」、そして5期生を迎える専門学科「探究文理科」を設置しています。生徒は、亀山城址のほとりで、120年間に渡って築かれてきた歴史と伝統を肌で感じながら、亀岡高校生としての誇りを胸に、勉学だけでなく探究や芸術、学校行事や部、ボランティアなど様々な活動に積極的に取り組んでいます。

昨年度は、陸上競技部が全国インターハイに出場、美術部が「かごしま総文」に京都府代表で出品したのをはじめ、吹奏楽部が関西吹奏楽コンクール(小編成の部)において府立高校で初の金賞を受賞するなど、文化系体育系問わず大いに活躍しました。これらは生徒たちの日々の努力の成果であるとともに、多くの方々の御支援の賜物です。

 

不安定な社会情勢や急速なライフスタイルの変化など、将来を思い描くことは容易でなく先行き不透明ではありますが、本校では、どのような場面でも役立つ力(ジェネリックスキル)を養い、様々な活動を通して真理を見極めものごとの本質をつかむ力を養うことで、社会に貢献し、活躍できる人材の育成を目指して教育活動を進めています。

 

今後も、高い人権意識を持ち、教職員が生徒を「教え育てること(教育)」と、生徒が自ら「学び育つこと(学育)」の両面を大切にしながら、未来に大きく羽ばたく亀高生を育んで参りますので、御理解、御支援を賜りますようお願いいたします。

令和6年4月1日

校長 中嶋 知彦