12月12日(土)、本校を会場として、一級小型船舶操縦士試験が実施されます。すでに二級小型船舶操縦免許証を受有しており、試験日当日までに17歳9ヶ月以上の年齢に達している本校生徒が対象です。ステップアップ試験なので実技試験は免除され、身体検査と学科試験(四択マークシート14問)のみとなります。
ここで一級と二級の違いを説明します。まず航行区域ですが、二級では陸から沖合5海里(9,260m)までの水域に限定されますが、一級ではその限定が解除されます。次に操縦できる船の大きさですが、二級で18歳未満の場合は総トン数5トンまでに限定(若年者限定)されますが、18歳になれば20トン未満まで可能となり、二級も一級も同じということになります。ちなみに、本校実習船「かいよう」は19トン、「むそう」は2トンなので、二級小型船舶操縦免許証があっても18歳になるまで「かいよう」を単独で操縦することはできません。
11月19日現在の受験申込状況は、以下のとおりです。
3年2組(航海船舶コース)11名、3年3組(栽培環境コース)10名

実習船「むそう」2トン

実習船「かいよう」19トン