6月6日(月)~8日(水)、海洋技術コース3年生がキャリアトライアル(集中実習)に取り組みました。
【1日目】養老沿岸でのウニ駆除が延期となったことを受けての事前準備

予定していた養老沿岸でのウニ駆除が海況が悪いため8日(水)に延期となり、2日目、3日目のウニ駆除及び研究活動の打ち合わせを行いました。
【2日目】八丁浜(網野)沿岸でのウニ、藻場分布調査及び網野北小学校による「里海環境学習」

八丁浜(網野)沿岸でウニ駆除を予定していましたが風が強く波も高いため中止となりました。

地元漁師さんの依頼で、今年度初めてウニ駆除をする予定でした。

ウニ駆除は中止となりましたが「里海環境学習」では、水中の様子を水中ドローンで見ていただくとともに、ウニの生態についても学んでいただきました。「海の中は冷たいですか?」等、ダイバーと有線での通信体験をした小学生からは、歓喜の声が沸き上がりました。

網野北小学校5、6年生の皆さんありがとうございました。

帰校後は、網野のウニの身入りを計測しました。
【3日目】養老沿岸でのウニ駆除

安全第一で作業を行うために、念入りに打ち合わせを行いました。

ウニ駆除を継続して実施している場所は、徐々に海藻が増えつつありますが、まだまだ磯焼けは進行している様子でした。

藻場の分布調査を正確に行いました。

約120kgのウニを駆除しました。

漁業士等の皆様、ありがとうございました。

駆除したウニは、堆肥化するために、牛糞等と混ぜ込みました。

身入りの調査の様子です。磯焼けと身入りとの関係を調べ、研究活動に繋げていきます。
3日間のキャリアトライアル(集中実習)を終え、生徒は安全第一で作業を行うための事前準備の大切さを再確認するとともに、研究活動に活かせるデータを確実に入手することができました。