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学校生活

 

DSCN1658s.jpg 11月16日(木)、3年生国語科「国語表現」において実際に和歌を詠むことを体験する授業の最終回として、今回も冷泉貴実子氏(冷泉家時雨亭文庫常務理事・前 京都府教育委員)を講師としてお迎えしました。

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 今回は最終回ということで、前回に引き続き硯や半紙の扱い方をおさらいするとともに、生徒自身が詠む和歌を作品として仕上げました。

DSCN1624s.jpgDSCN1621s.jpg そして、創作した和歌を声を出して詠む「披講」の実習を行っていただきました。和歌の「披講」は西洋の五線譜に書かれた音楽とは全く違い、「能」の謡(うたい)や、「声明」(しょうみょう)のように、先に詠みはじめた人の声の音程に合わせて唱和していくというもので、まずは「君が代」和歌披講の甲調・乙調を冷泉氏が実演されるのに従ってみんなで練習。

そして生徒作品を披講してみると、西洋音楽とは全く違う、特有の音の動きに深い趣を感じ、創作した和歌のもつ味わいを自分たちが歌い合わせる音声から感じ取るという、なかなか得難い体験をすることができました。