Now Loading...

Now Loading...

学校生活

 
 
 

~ビブリオバトルとは~
ビブリオバトルとは、バトラーが順番に本のプレゼンをし、最後に参加者が投票で一番読みたくなった本(チャンプ本)を決める本を使ったコミュニケーション・ゲーム。2007年に京都で始まり、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチコピーに学校・書店・図書館・カフェなどで全国的に行われている。

城陽高校では毎年6月に前期校内読書週間を設定し、読書や図書館に親しんでもらうために
イベントを行っています。「古雑誌リサイクル」「しおりコンクール」が毎年の定番ですが、今年度はビブリオバトルも行うことになり、13日から始まった前期校内読書週間の最終日6月17日(金)、放課後4時40分から図書館で第3回ビブリオバトルを行いました。
4人のバトラーさんが出場予定でしたが、当日2人が体調不良で欠席のため、2人の対戦となりました...が、2番目のバトラーがプレゼンを終えたとき、観戦されていたT先生が、「参戦していいですか?」とバトラーに変身、授業さながらの熱いプレゼンに観戦者は圧倒されていました。こうして3人の戦いとなった今回のビブリオバトル、バトラーを含め、教職員5名、生徒15名の投票の結果、『ばけもの好む中将』瀬川貴次著 がチャンプ本に選ばれました。
「時は平安、怪異なことが大好きな中将と、彼のお気に入りの貴族の2人が都で起こる不思議な事件の謎を追う」お話です。チャンプ本は図書館に入るので、みなさんも読んでみてください。
観戦者としてビブリオバトルにはじめて参加されたF先生の感想は...
ビブリオバトルは全くの初見で、話で聞いたことしかなかったので、とても興味がありました。開放的で穏やかな図書室の雰囲気とも相まってか、終始楽しい雰囲気で、発表役の生徒はもちろん観戦に来た生徒、教職員も含めてみんなで楽しめたと思います。発表者は5分間という限られた時間の中で自分の選んだ一冊を紹介せねばならず、また単にプレゼンテーションの能力がどうこうという話でもなく、いかに聞き役の人に「自分も読んでみたい」と思ってもらえるかがポイントです。聞いていると本当に心から、誰かにオススメしたい――、という発表者の思いがこちらにも伝わってきて、とても良い催しだと感じました。

次回は11月の後期読書週間に行う予定です。今回のバトラーは2人とも3年生でしたが、次は1年生・2年生のバトラーもぜひ参戦してください。みんなでビブリオバトルを楽しみましょう。

第3回JHSLビブリオバトルで紹介された本(プレゼン順)
1『ばけもの好む中将』  2『窓ぎわのトットちゃん』  3『究極のカレー関西版』