京都工芸繊維大学の吉川順子先生に「ジャポニスム」(19世紀後半から20世紀初頭にかけて欧米諸国で起きた、日本文化に影響を受けた芸術運動)についてお話ししていただきました。ジャポニスムの定義や日欧文化交流の歴史について学びました。日本文化の影響を受けてどのような作品がうまれたのか、わかりやすい例を示していただきました。そして、なぜ服飾の世界でジャポニスムが起きたのかを考察しました。ジャポニスム、ジャポネズリの違いについての話や、流行なども歴史に因果関係があるのだとわかりました。大学での講義さながらに、答えの存在しないことを考察するという体験をしながら講義を受けました。