令和3年4月8日(木)、1学期の始業式を行いました。

新型コロナウイルス感染症対策として、放送による式となりました。

井上校長は式辞において、新しい環境での心がけについて次のように話されました。

「新学年になると、クラス替えがあったり、部活動で後輩が入ってきたりと、自分が身を置く集団で変化が出てきます。その中で、自分の立ち位置を考えて、戸惑うことや不安に思うことも出てくるかもしれません。

そんな時、自分の弱さも含めて、ありのままの自分をさらけ出すことを心がけてください。他人からの評価に気持ちが向いてしまい、自分をとり繕い、ついつい飾った自分を周囲に見せてしまうことがあります。普通を装い、無難に振る舞うこともあります。

普通を装っていたとしても、かえって誤解を招いてしまうことにもつながります。かっこ悪くても、恥ずかしくても、本来の自分をさらけ出していれば、いつも自然体で振る舞うことができるようになり、気持ちも楽になると思います。そして、その覚悟ができれば、勇気も湧いてくると思います。

新学年、新学期になって、自分の心の中にある垣根を少し取っ払って、周囲の人々に働きかけることを考えてみてくれたらと思います。」