5月29日(水)に描写の授業で、日本画「尖展」を鑑賞しました。まずは、出品者の藤岡雅人さんから、日本画について詳しく教えていただきました。特に、絵具の元となる鉱物の粒子の違いで、光の屈折率により、色の濃淡の違いがあることを、見本をみせながら、とてもわかりやすく説明していただきました。日本画の技法が古来より変わっていないことや、絵具の原料となる貴重なアズライト(藍銅鉱)やマカライト(孔雀石)も実際に手にとって見せていただきました。お話は大変興味深く、作品鑑賞をする上で、とても参考になりました。