3月1日(金)、第10回卒業証書授与式を行い、城南菱創高校第10期生242名を送り出しました。  

 橋本太美雄校長は、式辞で、「3年前の入学式で、命の尊さと時間の重みをかみしめ、一日一日を大切に生きてほしいと話しました。皆さんは、その願い通り、本校の理念である、自主創造・真理探究・社会貢献を常に念頭に置き、和気藹々とした雰囲気の中で、高校生活を謳歌してくれました。」と述べられ、卒業生に向けて3つの言葉を贈られました。
 「1つ目は『自信と挑戦』です。」「皆さんは、この3年間、学習、部活動、学校行事等に懸命に取り組み、心身ともに成長してくれました。これからの長い人生において、苦難や悩み、挫折、失敗を経験することがあると思いますが、そのような時、城南菱創高校で身に付けた力を信じて、夢と輝く未来に向かって、果敢に挑戦してください。」と述べられました。
 「2つ目は『出会い』です。」「茶道の世界に『一期一会』という言葉があります。人との出会いはかけがえのないものです。皆さんは、この城南菱創高等学校でも多くの友人や先生方との出会いがありました。これから経験する出会いも、この一期一会の心で大切にしてほしい。」と述べられました。
 「3つ目は『感謝と思いやり』です。」「良好な人間関係を築くためには、思いやりや気配りが必要です。人は、自分中心に物事を考えがちですから、意識して相手の立場や目線に立って行動しなければなりません。皆さんは多くの先生や先輩、そして保護者の方々の愛情に支えられてきました。そんな皆さんだからこそ、思いやりをもって人に接することができると思います。」と述べられました。
 「最後に、皆さんと過ごした日々は私にとって宝あり、皆さんを誇りに思います。『いま輝きの瞬間』卒業生の皆さんの輝く未来に幸多かれと願います。」と締めくくられました。