福祉関連科目の授業を紹介します。
発達と保育(3年選択科目、普通科・教養科学科共修ゾーンに設置)
「発達と保育」では、子供の発達と保育に関する知識と技術の習得を目指し、子供の健全な成長を図る能力と実践的な態度を育成することを目標としています。校内での実習以外にも、年間3回の保育所体験実習を実施しています。写真は、6月23日に実施した実習の様子です。
普通科 授業の様子
社会福祉基礎(2・3年選択科目、普通科・教養科学科共修ゾーンに設置)
「社会福祉の制度・現状」、「高齢者福祉」、「障害者福祉」、「児童家庭福祉」などの講義を基本に、車椅子実習、ガイドヘルプ体験、点字実習などの実習も多く取り入れています。
普通科 授業の様子
スポーツ福祉実践(3年選択科目)
スポーツを通して、障害者をはじめ児童や高齢者の人々を理解します。たとえば、障害者のスポーツ実践では、車いすハンドボールや車いすバスケットボール、盲人卓球などを体験するとともに、障害者スポーツの歴史やその意義、介助法なども学習します。写真は、6月11日に実施した、高齢者との交流活動の様子です。
普通科 授業の様子
発展的な内容の授業もあります。
古典特講(3年選択科目)
古文を中心に、実践的に大学入試レベルの問題演習をします。あらかじめ解答してきた問題の解説をするので、予習して授業に臨まなければなりません。
英語特講(3年選択科目)
高度な内容・レベルの英文を精読し、英語的な発想で英文を読解することで、大学入試にも対応できる力を身につけます。写真は授業の様子ですが、講座によっては10名程度の人数で実施することもあります。
普通科 授業の様子
生物特講(3年選択科目、普通科・教養科学科共修ゾーンに設置)
『生物Ⅰ』の授業を基礎として、標準的な入試問題(センター試験・私大入試・看護医療系入試等)の演習を行います。単に入試問題が解けるようになることが目的ではなく、その問題を通して種々の生物現象の深い意味を読みとり、その間題の意図を把握し、その結果自然に解答に結びつくような力を養います。
普通科 授業の様子
数学特講Ⅰ(3年選択科目)
『数学Ⅰ』、『数学A』の内容を深め、応用力を養います。また、『数学Ⅱ』の内容についても一部扱います。大学入試センター試験、文系の私立大学入試を目指し、思考力や計算力をつけながら、総合的な問題解決能力を養います。
オリジナリティのある授業があります。
家庭研究(3年選択科目)
家庭基礎で学んだ知識や技術を更に充実、発展させ、家庭生活を健康で合理的に営む知識や実践的な態度を育てることを目標としています。以前、調理実習で、辻調理師専門学校の先生を講師に招いて「おせち料理」を作りました。
科学実験(3年選択科目、普通科・教養科学科共修ゾーンに設置)
日常生活において、ありふれていたり、地域特有であったりして、つい見過ごされがちなものなど、普段の教科内容では扱えないような、物質・生命体・自然現象などを実験や実習を通して、理解・発展させる科学的な考察力を身につける科目です。
地球環境(3年選択科目)
環境問題はそれぞれの問題が単独に存在するものではなく、複雑にからみ合っている。その関係を学ぶことで、宇宙船地球号のリーダーである人類が、他の生命と共に生きる方法を考えていく科目です。
描写(3年選択科目、普通科・教養科学科共修ゾーンに設置)
美術系の大学・短大・専門学校などへの進学を希望している人向きの科目です。描写(鉛筆デッサン、人物クロッキー)、着彩画、色彩構成、立体構成など、個々の進路希望に合わせた実技指導を行います。
普通科 授業の様子