教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業をとおしてさまざまな取り組みを行います。年次が進むにつれて専門性を高める学習機会を充実させることを目的に、それらをすべて、グローカル・スタディーズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
教養科学科の「総合的な学習の時間」に行う「課題研究」を「こだわり学」と呼んでいます。「こだわり学」では、学び方や考え方を身に付けながら、主体的・創造的に探究活動に取り組みます。
専門性と幅広い知識・教養を身につけるとともに、日本や地域の伝統・文化等についても学習を深め、「グローカル(グローバル&ローカル)」な視野に立ち、「知」を創造・活用・発信する新しい教育(「グローカル・スタディーズ」)に取り組みます。
自然科学系統では、自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。文部科学省指定のSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)等に取り組んでいます。
文化探究では、実践的コミュニケーション能力を高めるため、京都大学学術情報メディアセンター教育支援システム研究部門 語学研究分野 壇辻研究室との共同作成による教材を用い、CALL教室(コンピュータ支援型語学演習室)を効果的に運用した授業を展開しています。この授業を通して、日本の伝統・文化を外国人に説明できる「発信型英語力の育成」に努めます。
宇治という地域に目を向け、そこから広く文学や世界に視野を広げることが「文学探究」のねらいの一つです。宇治は古典の世界でたびたび名前が登場する土地です。
人文・社会科学系統では、大学の先生による講義を受けるとともに、2年次に学んだ日本史・世界史の知識をより深め、豊富な地域の歴史的教材を活用したり、フィールドワークを取り入れるなどして、発展的な授業を展開しています。
21世紀は高度情報化と国際化の社会だと言われています。城南菱創高等学校に学ぶ生徒の皆さんには、キーワードであるグローカルな視点で物事を考え、地域社会に貢献し、国際社会で活躍することが強く期待されています。「地域から世界へ」を合い言葉に、各々の夢の実現に向けて、力強く羽ばたかれることを祈念しています。
私はバイオインフォマティクス(生命情報学)の研究をしています。具体的には、コンピュータを使ってDNA配列にかかれた生物の設計図を解析する方法を研究開発しています。そのために高校生の時に学んだ各科目の知識がとても役に立っています。是非、がんばって勉学に励むとともに、学生生活を充実したものにしてください。
「景観から歴史を読み解く」:景観から歴史を読み解くことができます。たとえば、平城京や平安京の道路の多くが、現在の道路に踏襲されています。ほかにも古代以来の道路の痕跡を今なお地表に見出すことができます。皆さんもこのように私たちの身近な道路や土地割りから歴史を読み解いてみませんか。