資  料 




 京都府民のスポーツ活動について


(1) 京都府における週1回以上のスポーツ実施率の変化(昭和58年からの推移)  平成20年度調査の「成人の週1回以上のスポーツ実施率」は40.0%で、平成15年の調査とあまり変化はありませんでした。
 なお、平成18年8月に内閣府が実施した全国平均は、44.4%であり、京都府はこれをやや下回る結果となっています。

<出典:「京都府民のスポーツに関する意識や活動状況及び国体に関する意識調査」
昭和58年・63年・平成5年 京都府>
<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成15年・20年 京都府教育委員会>




(2) スポーツ実施頻度(前回との比較)  回答者の運動頻度について、前回調査と比較したところ、「週3回以上」と答えた回答者が15.1%と前回を0.9%上回り、「週1回以上」の運動実施者と合わせると0.4%増加しました。
 一方で、「全くやらない」と答えた回答者についても2.3%前回を上回っており、運動やスポーツをする人としない人の差が広がっているようです。


<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成20年 京都府教育委員会>




(3) 年代別スポーツ実施頻度  年代ごとに運動実施頻度の割合をみたところ、20代、60代、70代は50%程度の割合で週1回以上の運動を行っていますが、30代から50代は35%前後と目立って少ない割合でした。
 さらにその男女別の割合をみたところ、20代と30代では男女で大きく違いが見られました。
 20代の男性は週1回以上の運動を行っているものが6割を超えていますが、20代女性では35%程度でした。
 30代でも、男性は5割程度である一方、女性は30%に満たない状況でした。


<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成20年 京都府教育委員会>


<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成20年 京都府教育委員会>




(4) 自分自身の健康についての意識と運動実施頻度の関係  自分自身の健康に対する意識と運動実施頻度の関係をみるため、特に「週1回以上」の運動習慣を持つ回答者の割合についてみてみました。
 その結果、自分自身の健康について、健康と感じているものほど、「週1回以上」の運動をしている割合が高い傾向にありました。
 また、男女別にみてみると、男性の方が顕著にその傾向が伺えました。


<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成20年 京都府教育委員会>




(5) 地域別実施頻度  運動実施頻度の割合を地域ごとにみたところ、「週1回以上の運動」を行っている方の割合は、乙訓(45.1%)、中丹(43.6%)、山城(43.4%)、京都市(40.8%)、相楽(37.6%)、丹後(31.3%)、中部(30.9%)の順で多くなっていました。
 一方で「全くやらない」と答えたものの割合は、京都市(28.1%)、山城(26.7%)、丹後(26.6%)、中部(26.4%)、相楽(26.1%)、中丹(22.0%)、乙訓(20.4%)した。


<出典:「京都府民のスポーツに関する調査」平成20年 京都府教育委員会>