第2章 子どもスポーツ充実プラン

今後5年間のステップ


U 子どもたちに運動やスポーツの楽しさを伝えます

 学校において、体育授業に関する指導方法の工夫改善を行うとともに、憧れのトップアスリートを招 聘 しょうへいするなど、すべての子どもたちに運動やスポーツの楽しさを伝えます。




<NOTE>

この欄は、以下の『 』で示す計画当初版各施策と今回の改定との関連を示しています。

W 子どもたちの成長に応じた、子どもたちのための指導方法を探ります

 具体的な指導の実践事例や展開例の活用に焦点を当て、推進します。

T 身近な人々と運動やスポーツに親しむことができる環境をつくります

 3 『子どもたちが「わくわく」する外遊びやスポーツ体験の充実』

について、具体的な派遣者に焦点を当て、推進します。

U 学校で運動やスポーツの楽しみ方を学び、生涯スポーツに生かします

 1 『運動やスポーツの楽しさ、喜びを味わう学習活動の充実(小学校期)』

 2 『運動やスポーツに親しむ意欲を培うとともに、体力を高めるための学習活動の充実(中学校期)』

 3 『生涯にわたって運動やスポーツに親しむための学習活動の充実(高等学校期)』

 4 『自分自身や家族の健康・体力について主体的に考えられる学習活動の充実』

 これらの内容については、子どもたちと接するテーマとして継続して推進します。

『体力つくり指導の手引き The First Step』の授業実践事例及び展開例等の活用による体育授業の改善

 京都府教育委員会では、子どもの体力つくりに係る授業改善を目指し、平成17年度から平成19年度の3年間にわたる研究協議の成果をまとめ、『体力つくり指導の手引き The First Step』の授業実践事例及び展開例を作成しました。運動の好きな子、嫌いな子、動きができる子、できない子、あらゆる子どもに対応しながら、運動やスポーツの楽しさを経験させることができるよう、全ての校種で授業改善に取り組み、生涯にわたる豊かなスポーツライフの基盤を育みます。

 今後は、『体力つくり指導の手引き The First Step』授業実践事例等を活用した授業改善に関する研修会等を通じて、子どもの体力向上に対する意識を高め、共通理解を図るとともに、その指導力の向上に努めます。

京都ゆかりのトップアスリートの学校派遣

 トップアスリートとしての実績を有する京都ゆかりの選手やチーム(日本代表や国民体育大会をはじめとする全国大会の京都府代表)を府内の小中学校や地域へ派遣し、子どもたちの目の前で、プレーを披露したり、一緒に身体を動かすことにより運動やスポーツの楽しさ、素晴らしさ、目標をもって努力することの大切さなどを伝えます。

(競技スポーツ充実プランのWと連動)