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京都府スポーツ振興計画の目標

 
 
1.生涯スポーツ社会の実現に向けて
 
 「京都府民のスポーツに関する調査」の結果、本府における成人の週1回以上のスポーツ実施率は39.6%と、概ね5人に2人が週1回以上、何らかのスポーツを行っていることがわかりました。
 「スポーツに親しむ」ということは、スポーツを「する」ということに加えて、観戦したり応援したり、あるいはボランティアとしてスポーツイベントをささえたりしながら、スポーツがもたらしてくれる喜びや感動を共有することでもあります。生涯スポーツ社会の実現に向けては、スポーツを「する」、すなわちスポーツ実施率を高めることはもとより、これら「みる」・「ささえる」ことも含めたスポーツへのかかわり方の広がりに応えるための考え方と施策が必要と考えられます。
 本計画では、あらゆる年代のあらゆる人々が、それぞれの目的に応じて、日常的に様々なスポーツ活動にかかわり、主体的にスポーツに親しむ「豊かなスポーツライフ」を築くことが、生涯スポーツ社会の実現につながると考えています。
 このような理念に基づき、本計画は、わたしたちの生涯にわたる、あらゆるスポーツ活動を「生涯スポーツ」として包括的に捉えています。そして、これを推進することが、スポーツ人口の増加や競技力の向上といったスポーツの量的・質的向上につながり、府民一人ひとりの健康や健全な社会づくりに貢献するものと考えています。
 
 
 
2.計画の目標
 




 

 
いきいきと生きがいを持って暮らせる社会づくりに向け、スポーツ活動の実践及び様々なかかわりをとおして豊かなスポーツライフを築き、生涯スポーツ社会の実現を目指す
 




 
 だれもが生涯の各時期(ライフステージ)にわたって、それぞれの年齢や体力、目的に応じて、いつでも、どこでも、主体的にスポーツに親しむことができる「生涯スポーツ社会」の実現を目指します。
 そのため、男性も女性も、高齢者も子どもも、あるいは、障害があっても、だれもが生涯にわたり、様々な方法で、日常的にスポーツに親しむことができる環境づくりを進めます。
 
 
3.目標達成のための3つのプラン
 
 本計画は、それぞれのライフステージにおける健康や体力、目的に応じて、スポーツに親しむための方策を推進するため、「総合型地域スポーツクラブ」の手法を活用し、各地域における住民主体の「生涯スポーツの推進」を核としています。
 それとともに、心身の健全な発達・成長及び将来の豊かなスポーツライフを築くための基盤づくりに欠くことのできない「子どものスポーツ」、わたしたちに夢や感動を与えてくれる「競技スポーツ」を柱とし、3つのプランで構成しました。
 各プランの目標及び具体的目標は、次のとおりです。
 
 

(1)生涯スポーツ推進プラン

 府民一人ひとりが豊かなスポーツライフを築き、明るく活気に満ちた生活の実現を目指すため、すべての人々が、それぞれのライフステージに合わせ、身近にいつでも、スポーツに親しむことができる環境づくり

<府民みんなで目指す具体的目標>
@成人の週1回以上のスポーツ実施率‥‥50%以上(現状:39.6%)
A総合型地域スポーツクラブ数‥‥‥‥‥50クラブ(現状:9クラブ)
 
 
 

(2)子どもスポーツ充実プラン

 心豊かでたくましい子どもを育むとともに、子どもたちが、生涯にわたってスポーツに親しむ習慣や能力を培うため、小さな頃から身体を動かす楽しさやスポーツの愉(たの)しさを十分に味わうことができる取組の充実

<子どもたちに期待する具体的目標>
@自分の好きな運動やスポーツ活動を1つ以上見つけ、体育の授業以外にも、それに継続的に取り組む(平成16年度以降調査実施)。
A体力の指標となる数値を、保護者世代の子どもの頃(我が国の子どもの体力が最も優れていた時期)より高める(資料「子どもの体力の現状」参照)。
 
 
 

(3)競技スポーツ充実プラン

 府民に夢と感動と勇気を与える優れた競技者の育成に向け、国内レベルの競技会で常時上位入賞できる競技者の育成、更には国際レベルで活躍できる競技者や指導者の育成

<競技スポーツが目指す具体的目標>
@国民体育大会における京都府選手団の男女総合成績‥‥常時入賞(8位以内)
A京都府関係選手のオリンピック日本代表参加競技種目数‥‥倍増
(2000年シドニー大会:8競技種目)
 

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