2 危機管理体制・役割分担

  危機管理体制組織表と教職員の役割分担
  ◎(日常)

担当者

活  動  内  容

管理職
  校長・教頭




 

全体の統括
 ◇安全教育に関する事項(防犯教育、防犯訓練、校外学習の事前指導など)
 ◇安全管理に関する事項(施設設備の点検、児童の安全確保に関する点検など)
 ◇安全に関する組織活動(体制の整備、教職員を対象とした研修(*1)や訓練、学校安全委員会(*2)など)に関する学校安全計画全体の状況把握と、必要な指示、掌握
 ◇PTA、地域社会、関係機関との連携

安全部


 

 ◇施設・設備の点検、児童の安全確保に関する点検
 ◇防犯訓練の計画と実施
 ◇教職員対象の研修の計画と実施
 ◇学校安全委員会の企画・運営

担 任
 

 ◇児童に対する防犯教育の実施(通学路での安全、こども110番のいえ、校内・校外で不審者と遭遇した場合の対応、防犯訓練等)

救 護
  養護教諭


 

 ◇児童の健康状態、要観察者の状況と、かかりつけ医療機関の掌握
 ◇応急手当、心肺蘇生法についての講習会資料作成
 ◇救急病院の掌握
 ◇負傷者搬送時の必需品の確認と準備

 
  (*1) 教職員研修                                   
    PTA・保護者・関係機関の連携のもと、次のとおり開催する。           
     ◎ マニュアルに基づいた教職員研修(年度当初の職員会議で実施)     
     ◎ 不審者侵入を想定した緊急時の訓練を複数回実施
     ◎ 応急手当、心肺蘇生法講習会の実施(防犯訓練と同時に行う。)                
     ◎ 危機対応能力等の向上や児童への安全教育を充実させるための研修会の実施
  
 (*2) 学校安全委員会  
     1 構成員  校長、教頭、安全担当者、学年主任、保健主事、養護教諭
     2 会議開催回数・・・3回開催する。  
     3 開催時期とテーマ
      (1) 4月下旬(本年度の計画)
      (2) 7月下旬(児童の安全確保の現状と課題の改善)
      (3) 2月下旬(本年度の総括と来年度の方向性)
     4 その他
       必要に応じて、警察、消防、PTA、地域の関係者等に危機管理についての意見を求めることができる。
 
 
 ◎ (緊急時)出張等で不在者がある場合、臨機応変に役割を分担する。

担当者

活  動  内  容

対策本部
  校長
  ○○教諭
  事務職員


  3名
 

 ◇全体の状況把握と必要な指示、掌握
 ◇校内緊急放送
 ◇児童の避難の必要性の判断と指示
 ◇110番・119番通報
 ◇教育委員会へ支援要請
 ◇保護者への緊急連絡、保護者説明会の準備と開催、連絡文書の作成
 ◇報道機関への対応
 ◇記録

不審者対応
 教頭
  △○教諭
  管理用務員
  3名

 ◇不審者対応
 ◇不審者隔離
 ◇校内巡視
 ◇事件の情報収集、把握、整理
 ◇学校や地域の状況の把握

避難・誘導
  各クラス担任

    


  13名
 

 ◇児童の人員確認と安全確保
 ◇放送指示を受けた児童の安全な避難・誘導
 ◇下校方法決定後の全保護者との連絡
 ◇児童の安全下校の確認
 

 
 避難・誘導が完了し、子どもの安全確保を確認の上、可能な範囲で不審者対応の応援体制を組む
 
 

負傷者対応
  養護教諭
  学校栄養職員
  ◎△教諭


   3名
 

 ◇負傷者発生に備えて、救急用品の準備
 ◇負傷者搬送時の学校との連絡手段の準備
 ◇避難場所での負傷者の有無等の確認と応急手当
 ◇負傷者発生現場での応急手当、搬送準備
 ◇負傷者氏名の確認とリスト作成
 ◇救急車同乗と搬送先からの連絡
 ◇負傷者と保護者への対応